ニセコ連山(ニセコアンヌプリ、目国内岳、チセヌプリ)
北海道
nomoshin
- GPS
- 09:27
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,550m
- 下り
- 1,548m
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【20110605:目国内岳】新見峠駐車場525―622前目国内岳―740目国内岳山頂(1220m)810―三角点(⇔818引き返し点)―921前目国内岳―924前目国内岳東側雪渓上部930―952新見峠駐車場
【20110605:チセヌプリ】パノラマライン登山口駐車場1058―1147チセヌプリ山頂(⇔引き返し点)1219―(雪渓経由)―1239パノラマライン登山口駐車場
| 天候 | 【20110604】霧、雨が降ったり止んだり。 【20110605】晴れ。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2011年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
飛行機
(1) 新江古田508ж539大門543ж547泉岳寺549ж611羽田空港国内ターミナル―羽田空港第2ターミナル700Ю(ANA51便)830新千歳空港=レンタカー事務所925≒1026道の駅・フォレスト276大滝≒1120道の駅・名水の郷きょうごく(⇔ふきだし公園・羊蹄ふきだし湧水)1140≒1220ニセコ五色温泉駐車場 (2) ニセコ五色温泉駐車場1620≒1621五色温泉旅館(入浴￥600)1713≒1750道の駅・ニセコビュープラザ(車中泊) 【20110605】 (3) 道の駅・ニセコビュープラザ430≒500新見峠駐車場 (4) 新見峠駐車場1010≒1025神仙沼レストハウス(⇔1028展望台1030)1035≒1041大谷池入口1042≒1045パノラマライン登山口駐車場 (5) パノラマライン登山口駐車場1254≒1420道の駅・フォレスト276大滝1455≒支笏湖温泉(混雑していたので入浴はパス)≒1608銭湯・春日の湯(入浴￥420、牛乳￥110)1654≒1740レンタカー事務所=新千歳空港1840Ю(ANA74便)2020羽田空港第2ターミナル―羽田空港国内ターミナル2049ж2116大門2117ж2147新江古田 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
今回歩いたコースは基本的に良く整備されたハイキングコース。但し、この時期は夏道が残雪で埋まっていたりするところが多い。特に登山口に近い樹林帯の方が雪が多く残っていて、樹林帯を過ぎて陽が当たるところでは夏道が出ているパターンが多い(山頂付近で雪渓が残っているところは別)。一般的に東側に雪が多く残っていて、西側は融けていると言える。 目国内岳からの帰路、前目国内岳との鞍部付近でちょっとだけ薮こぎをしたが、ほんの少しの距離であったにもかかわらず、大変な労力を費やした。できるだけ夏道を外さない方が良い。 |
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感想
【計画段階】
・昨年のこの梅雨時の一連の北海道遠征に味をしめ、今年も試みる。今回は、ニセコ連山。特に三百名山で登り残しているニセコアンヌプリと「西丸震哉の日本百山」にも取り上げられている目国内岳を主たる行き先とする。ちなみにニセコアンヌプリは昨年7月12日に登山口の五色温泉まではいったものの大雨であきらめた経緯がある。大昔、まだ小学生だったころ、父親に連れられてニセコでスキーをしているので、近くまではいっているのだろうが、山頂まで登ったかは不明(おそらく登っていない)。一方、目国内岳は新・花の百名山にも選定されているようだ。
・今回、冬山登山靴ででかけたが、夏靴でも良かった。アイゼンは持ち腐れ。
【20110604】
・天気予報ではこの週末(土日)は本州が良くて、北海道は悪い様子。あまり期待しないで出かける。
・新千歳空港から支笏湖南岸を経由して、国道276号線を走り、羊蹄山北側山麓のふきだし公園(道の駅・名水の郷きょうごく)へ。名水百選にも選定されているようだが、雨が降っていて増水していることもあるのだろうが、なかなかの迫力。大きなポリタンクに水を詰めている人が沢山いました。
・五色温泉についたのは12時半近く。野営場の駐車場に登るアプローチ道路はまだ完全に雪の下。霧はあるものの雨は落ちていなかったので、ダメもとと思って登りだす。途中から雨が落ちだし、雨具やザックカバーを装着。割とあっけなく山頂着。しっかりした避難小屋があるので、中をのぞいたりおやつを食べたりしていたら、少し霧が薄くなってきて、なんと羊蹄山までうっすらと姿を表してくれた。スキー場上部も見えて、最上部のリフトがすぐそこにある。下山時には、西側(ニトヌプリやチセヌプリ方面)も雲が切れだして、それなりに展望が楽しめたので、登って良かった良かった。結局、山では誰にも会わず。
・下山後は五色温泉旅館で汗を流す。白濁の湯で、内湯と露天がたてにつながっている。内湯が熱く、露天はぬるいのでお好きな方へ、って感じ。
【20110605】
・天気が良くなりそうでご機嫌。新見峠の駐車場に一番乗り。
・樹林帯では夏道が残雪の下になってしまうため、ルートを間違えそうだが、二万五千分の一の地形図がとても正確なようだ。樹林帯を過ぎると夏道がでてきて、それはそれは立派な道。おそらく人が踏むと植生が変るためだと思われます。前目国内岳山頂手前の雪渓から夏道に出るところだけ少し北側にずれてしまったためちょっと回り道したが、これも問題なし。前目国内岳からはめざす目国内岳の存在感が立派。
・目国内岳の山頂部は岩がごろごろ。ちょっとすべりやすくて、いちどすべってころんでしまった(大事に至らず)。
・山頂は風が強くて少し寒さを感じたが、岩陰に入れば暖かい。前には雷電山、後ろにはニセコ連山+羊蹄山。
・遠くには、宿題になっている狩場山まで見えました。そのほか、積丹(余別岳?)も。やや近くでは昆布岳とか・・・
・時間がたっぷりあるので、雷電山まで足を延ばそうかとも思ったのだが、山頂より少し西側にある三角点を確認後、霧が出てきたこともあって(ホワイトアウトしたら迷いそうな)パンケメクンナイ湿原を上から俯瞰したところで、素直に引き返すことに。雷電山はいつかまた岩内岳と一緒に縦走してみたい。
・目国内岳からの下りで残雪を下りすぎてしまい、前目国内岳との鞍部をやや南側に夏道を外してしまった。もどるのも面倒なので、薮こぎを少し(せいぜい20mくらい)してみたのだが、これがひどい薮で、びっしょり汗をかいてしまった。おそるべし北の大地。
・前目国内岳からの下りでは、3パーティ10名ほどの人とすれ違った。駐車場についてみれば、結構な数の車が来ていて、これから登る人が準備もしていた。
・さて時間が余ってしまったので、ドライブ観光でもしようかと、パノラマラインへと向かうべく新見峠を越えて北へ。
・神仙沼レストハウスの駐車場は観光地気分。一般観光客やバイク野郎がたむろしている。展望台はちょっと期待はずれだったが、下山したばかりの目国内岳の残雪をまとった姿が印象的。ここからチセヌプリを往復することも考えたが、ハイカーが沢山いそうなので、パス。ドライブを続け、大谷地を経由して、チセヌプリ東側の登山口駐車場へ。
・ここには5〜6台程度の車があって、スキーヤーやボーダーが残雪を求めてくる人気のスポットらしい。
・どうせと思い、チセヌプリまで往復してくることにする。夏道経由で登るが、2つのパーティとすれ違う。途中からは岩がゴロゴロしていて歩きづらい。振り返るとニトヌプリやその先のニセコアンヌプリが良く見える。
・今回の山行の3つめの山頂もまたまた独り占め。目国内岳はこちらからみるとほとんど平らで雪原のように白い。
・下りは山頂のすぐ下から左手(北側)の雪渓に移り、ややトラバース気味に下りてみるとスキーヤーやボーダーが残したシュプールへ。あとは、グリセードをまぜながらぐんぐんと下るのみ。登り50分だったところを下りは20分で、しかも足への負担も軽く、大正解。
・下山後はどこかで温泉に、と思いながら車を走らせたが、湯本はそれらしき温泉宿がなく、昆布温泉やニセコアンヌプリ温泉は混雑している様子だったので、道道66号線を走って羊蹄山の南側へ。羊蹄山はだんだん雲の中に入ってしまったが、振り返るとニセコ連山が美しい。
・国道276号線に入り、往きにも立寄った道の駅・フォレスト276大滝で休憩し、ここで荷物整理。
・支笏湖温泉にでも入ろうかと思ったら、駐車場だけで￥410もとるというので嫌気がして、そのまま千歳市内へ。銭湯・春日の湯に入ったが、こちらも大賑わい。どうやら近くのグランドだかでスポーツをした選手らが汗を流す場所になっているようだ。
・国道36号線に出て、ラーメン屋によって味噌ラーメン。白味噌でチャーシューを追加。美味。
・空港には予定よりも2時間半以上も前についてしまい、ラウンジで生ビールでも飲んですごそうと思っていたのだが、チェックイン時にすぐ次の便に変えてくれたので、お土産(六花亭の丸正バターサンド)を買い、ラウンジで生ビールいっぱい(だけ)飲むとすぐに搭乗。帰りのフライトは途中、乱気流でかなり揺れまして、周りの女性などはちょっとした悲鳴を上げていました。
・東京についてみると、雨でした。梅雨ですからね。
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