オーレン小屋テン泊:ミドリ池口〜ニュウ〜天狗〜根石〜硫黄
長野県
otkme
その他1人 - GPS
- 32:00
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 1,992m
- 下り
- 2,004m
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04:00起床〜06:26スタート〜07:23峰の松目〜08:51赤岩の頭〜09:14硫黄岳09:58〜1044ヒュッテ夏沢〜11:36本沢温泉12:00〜13:23中山峠分岐〜13:34しらびそ小屋お昼ごはん14:25〜15:43ミドリ池登山口
| 天候 | 1日目 はれ時々くもり 2日目 はれ時々くもりちょっと小雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2011年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
10台分くらいのスペース、5台目でした 登山ポストあり |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・シャクナゲ尾根中盤の大きく曲がる場所、開けたガレ場の方に進んでしまいがちですが、間違い。右に巻いて行く細い道が正解です。 ・峰の松目最後の急登はかなりキツいので、荷物が多い場合は峰の松目コルにザックをデポしてピストンした方がいいです。 ・硫黄岳直下、ヒュッテ夏沢手前の崖道は崩れやすいので迂回してくださいとの指示が。 ・ミドリ池口に近くなって来ると、林道とショートカットの連続ですが、どちらを通っても同じ所に出ます。 |
| 予約できる山小屋 |
|
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感想
土日のテント泊を予定していたのですが、同じカメラ(ぼくの方が後から買ったのですが)を持つ盟友シホが金土なら休みが取れるという事で、急遽有給所得。阿弥陀からキレット小屋とのコースと迷ったのですが、両日共に雨予報だったので、比較的楽なミドリ池からオーレン小屋へのルートを選択。
しかし駐車場に到着すると、抜けるような青空。新緑を吹き抜ける風も気持ちよく、いそいそと準備してクライムオン。シャクナゲの開花に当たればと思ってのコースでしたが、花はごくまれに咲いているもの以外、ほとんど莟のまま。今年は少し遅いようです。シャクナゲ尾根の中程で1度道間違い、下り返して20〜30分のロス。
にゅうの見晴らしは最高。高い山は雲の中でしたが、佐久から野辺山までの里を一望。遠くに富士山もチラチラと。尾根道を少し外れて稲子の裏から天狗、硫黄の見える崖へ。この直下の草原には、普通のルートでは行けないのでしょうかねえ?
黒百合ヒュッテにてお昼ごはん。スリバチ池を巻いて中山峠からの合流から直下にも、少し開けた場所が。見下ろすと子鹿が3匹楽し気に遊んでいる。あそこにもいつか行ってみたい。天狗、根石、箕冠と稜線を抜けてオーレン小屋へ。受付を済ませると、昨日まで岡谷の中学校が登山に来ていたと。ぼくも岡谷出身なんですと言うと「どこの中学だえ?」と聞かれ、東部中学だと答えると、再来週登って来るとの事。ぼくも中2で硫黄に登ったけど、どこに泊まったとか全然憶えていなかったのですが、オーレン小屋だったらしい。しばし談笑。
さてテントを張ってと思ったら、隣のスノコで悪戦苦闘していた男子が「テントの張り方教えてもらえませんか?」と。こっちはぼくが張るから、あっち手伝ってあげてとシホにお願いして、無事2張り完成。初めてテント持って山に入ったものの、1度も張った事がなかったとの事。そういう無謀さ、嫌いじゃないよ。晩ごはん食べながらしばし山談義。持ってきたワインは飲み干してしまい、小屋でミニボトル1本購入。小屋の前庭では女の子がギターの練習していました。
朝のテント撤収。彼は今夜も一人でテント泊だというので、コツを細々と教えてあげると、お礼を言って硫黄に登って行った。がんばれ若者。ぼくらはゆっくり食事を済ませ、峰の松目へ。なめてかかっていたのですが結構な急登。ザック持ったまま登ったら下りで片方のポールがポッキリ。赤岩の頭から南北アルプス八ヶ岳全方位見渡す。硫黄の山頂でのんびりして、下る。ヒュッテ夏沢から本沢温泉。本沢温泉はクリンソウ祭り、ピンク色の花がそこかしこに。山小屋の人も優しくて、いい感じ。こんどはここにテントを張って、野天風呂に入ろう。
シラビソ小屋に向かう途中で遠い雷鳴、どうやら赤岳の方角っぽい、若者は無事か?一瞬だけ雨がパラパラ。しらびそ小屋でお昼ごはん、いろんな動物オンパレード、土曜という事で人も沢山。小屋の方と色々お話しして、最後の下り。トロッコ道から沢の脇を下りゴール。リエックスの近くでキツネ2匹目撃。ヤッホーの湯の露天風呂で一緒になった方と話していて「どこに登って来たの?」と尋ねられ「あそこからあそこまで、全部です」と答え、少しいい気分。草笛でおそば食べて、渋滞も全くなく帰宅。
ひたすら楽しい2日間でした。次はどこに登ろう?
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こんにちは(^。^)
私たちは土・日でほぼ同じコースを通りました。
レーザビームですが、コマクサではなくギンリュウソウという菌類に寄生する植物です。（葉緑素がないので白いんですね）
なので、条件がそろわないと生えない珍しい植物です。
私たちも石楠花尾根の途中で見ました。きっと一緒のものを見たかもしれませんね(^・^)
おせっかいで恐縮です(^^ゞ
昨日、ヤマレコ見ていたら、まったく同じコース歩いている方がいたので、思わず拍手してしまいました。
そしてギンリュウソウ！
本当に、調べてみたらその通りですね。ありがとうございます。コマクサの過程にしては、異様な風貌だなあと思っていたところです。新緑の森で、あの白さはハッと目を引きますよね。
基本、八ヶ岳を中心にブラブラしているので、お会いできたらいいですね。
今後も、良い山行を！
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