8月下旬の富士山(須走ルート・1泊)

- GPS
- 22:28
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,885m
- 下り
- 1,885m
コースタイム
- 山行
- 1:47
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 1:54
- 山行
- 8:49
- 休憩
- 1:59
- 合計
- 10:48
| 天候 | 晴れ・くもり |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
参考サイト: https://www.fujiyama-navi.jp/fujitozan/access/page/shuttle/ |
| その他周辺情報 | 自分は、山中湖の西側にある「山中湖温泉 紅富士の湯」へ立ち寄りました。休憩室も広くてお薦め。 |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
装備
| 備考 | 富士山登山は防寒具必須。自分は薄手のダウンジャケット、毛糸の帽子、手袋を持参しました。 言うまでもなく、夜の登山道を登る場合はヘッドランプが必要。 須走ルートなどでは砂道を歩くので、ゲイターは必須と思われます。 晴れると日差しが強いので、サングラスもあると良いです。 日焼け止めも必須。(忘れてしまった…) |
|---|
感想
山にはときどき登っていましたが、ヤマレコには超久しぶりの投稿です。
さて、富士山登山は2014年、1015年に引き続き、今回が3回目となります。
これまでは9月に吉田ルートを登っていましたが、今回は新しい挑戦をしたいと考え、須走ルートで登ることにしました。
(1日目)
駐車場近くからのシャトルバスは30分間と思っていたら1時間間隔で、ギリギリ間に合った。乗客は、自分以外に中国人?家族しかいない。6合目で泊まるので、遅めのスタートだった。
日曜日の午後ということもあり、須走ルートを登る登山者は少ない。(下山者はそこそこ多かったが、)人が少なくて、快適である。外国人登山者も多いが、軽装の人がチラホラいるのが気にかかる。とりあえず、ジーパンで登るのは止めようや…と思いながら登る。
今回の宿泊場所は、本六合目の「瀬戸館」。マスターは大らかで気持ちの良い人だった。宿泊者は、自分を含めて5人の予定とのこと。快適な個室を得ることができた。夕食はカレーライスだが、サラダとお味噌汁とペットボトルの水がついてくるのは有り難い。そこで買ったビールと持参したワインを外で呑み、酔っぱらって眠る。
(2日目)
2時少し前に起床し、2時半にアタック開始。外へ出ると、眼下に街の灯り輝いている。その上空では、ときどき、音を立てずに雷が光っている。そのさらに上を見やると、オリオン座がまたたいている。写真に撮れない、素晴らしい景色だ。空は晴れている。ご来光への期待が高まった。
5時頃に本八合目、江戸屋に到着し、ここでご来光を拝むことにした。多くの登山者が外に出て外を眺めているが、大声でしゃべる人は誰もいない。皆が静かに、自然と対峙し、太陽が昇るその瞬間を待っている。
夜明けの空は刻一刻と変化し、全く見飽きることがない。そして、雲の間から太陽が昇る様を見ることができた。空は晴れており、下界には雲が流れている。
「これだ、この景色が観たかった…」何度もカメラのシャッターを切った。けれど、この感動は、写真では一部しか伝えることができない。山に行かなければ、この感動を味わうことはできない。
再び登頂を開始すると、ゾロゾロと大勢の登山者が下山道を下るのが見えた。夜明けの登山道は孤独に登っていたので、そのあまりの人の多さに驚く。月曜日とはいえ、やはり登山者は多かった。ちなみに、今回、登山道の混雑は全くなかった。
上までのぼり、雲海を眺めながら食事をとった後、お鉢巡りを開始。ガスに覆われる中、巨大な火口を眺めながら歩いた。強い風が吹いていて、涼しいというよりは寒い。ここでは薄手のダウンジャケットの上にレインジャケットを着て、頭には毛糸の帽子をかぶった。防寒具を忘れないで、良かったと思った。
剣ヶ峰での記念写真は、このとき20分待ちだった。並んでいる人が、お互いに写真を撮り合うルールになっていた。
ちなみに、その手前で、外国人二人組がドローンを飛ばしていたのだが、あれって許可されているんだろうか…。
雲海を眺めながら、下山道をたどった。道はガレていて歩きにくい。須走ルート下山同は、途中から「砂走り」と呼ばれる砂の道になった。軽装のトレイルランナーが、次々と走って下っていく。僕にはその元気はない…が、がんばって、ゲイターを装着し、走りながら下ってみた。速く下れるけど、披露で走り続けられない…。
13時15分に登山口に戻った。ベンチでうなだれていたら、売店のお兄さんに心配されてしまった。大丈夫、高山病にはなっていない。しかし下山の途中、何度か頭痛を感じて、「ヤバいこれは高山病かも…」と心配になり、一刻も早く下山しなけければと、やや急いで降りてきたので、非常に疲れてしまったのだった。
大変だったけど、やっぱり富士山から眺める景色は壮大で、苦労した甲斐がありました。これからも富士山には何度も登りたい。













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