記録ID: 1331551
全員に公開
雪山ハイキング
京都・北摂
丹波篠山 弥十郎ヶ嶽
2017年12月09日(土) [日帰り]
兵庫県
クマ
Masayan69
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 04:11
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 583m
- 下り
- 592m
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日帰り
- 山行
- 3:41
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 4:11
距離 8.0km
登り 592m
下り 592m
8:29
26分
辻集落
8:55
45分
北尾根取付き
9:40
9:41
34分
ジャンクションP573
10:15
7分
北峰
10:22
10:25
10分
コル（T字路）
11:05
15分
コル（T字路）
11:20
11:23
28分
弥十郎の洞窟
11:51
24分
吹越峠（T字路）
12:15
25分
畑市集落
12:40
辻集落
| 天候 | 曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
・辻集落から北尾根取付き 幅広めの山道を登っていって北尾根に乗る。今回は少し行き過ぎたようで、末端から乗っていくのがいいようだ。 ・北尾根から北峰 北尾根に登山路があるのかどうか、雪が積もっていて判らなかった。少し急斜面な場所もあるが、おおむね登りやすい稜線だと思った。 ・北峰から弥十郎ケ嶽 しっかりした登山路が雪の下にあるようだ。いったん弥十郎ケ嶽とのコルに降りて、また登る感じとなる。コルはT字路になっていて、案内板もある。今回は洞窟へ行くために再度コルに戻ってきた。 ・コルから洞窟 しっかりした登山路が雪の下にあるようだ。途中、直進が通行止めの部分を左側の谷へ降りて行く。その後は、谷沿いを下る。洞窟は標高565mあたりの左岸にある。山名のいわれとなった山窩(＊)弥十郎が住んだ場所だと伝えられている。 ・洞窟から畑市集落 雪が覆ってヤブになっている部分や、雪が融けてドロドロになっている谷ぞいに西へ下っていくと吹越峠のT字路となる。左(南方向)は四十九院跡・曽地方面で、右(北方向)は畑市方面へ降りれる。今回は右に進路とって周回とした。 - (＊)山窩（サンカ）とは 山窩とは、日本の山間部を生活の基盤とし、夏場の川魚漁、冬場の竹細工を主たる生業としながら山野を渡り歩く漂泊民のこと。郷の住民とは基本的に相いれないものがあって、歴史的に差別の対象になってきた。山岳信仰と関わりあっているらしくて、歴史学者の柳田国男なども研究対象としている。なお、マタギは、単なる猟師であり、帰る家は郷にあり、山窩とは全然違う。定住しないで山で生活するという意味では木地師と似ているが、木地師とは、山林伐採御免を主張しながら、生産した椀、皿等を農民らに供給することで、米などを手に入れて生活したというので微妙に異なる。山窩について詳しくは、以下のレポートがおもしろい。 http://www63.tok2.com/home2/ahonokouji/sub1-23.html - |
| その他周辺情報 | 王地山公園ささやま荘 まけきらいの湯 11〜22時、600円 http://www.sasayamaso.com/onsen.html - |
写真
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弥十郎ヶ嶽とその北峰とのコル。案内板の雪を取り除いておいた。
洞窟の最奥は少しあがっていて、カメラのレンズが曇るほど生暖か〜いのだ。
装備
| 備考 | これからの季節、 低山でもアイゼンやワカン、スパッツ類は携行したほうが望ましい。 |
|---|
感想
冬のピリッとした土曜日の朝、近所なのに登り残していた弥十郎ヶ嶽に登ってきました。金曜日の夜に降雪があったことは知っていましたが、移動中に、丹波篠山の山々がほとんど真っ白になっていて驚きました。
初めての場所に若干不安を覚えながら、トレランシューズで積雪の上を登っていきました。時折、太陽が出てきて暖かくなり、木の上に積もった雪の爆弾が落ちてきます。なんどか大きな爆弾の直撃を食らってしまいました。そのため、結構、濡れ鼠になってしまいましたが、山窩（サンカ）・弥十郎の歴史を感じながら、雪山ハイクを楽しむことが出来ました。
なお、今回の山行にあたっては、mikimikiさんの周回コース1328643を参考にさせていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
-
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