鉢伏山(飯森山は断念)


- GPS
- --:--
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,301m
- 下り
- 1,294m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
21,006円 約740km ガソリン 27.8L @141 3,921円 22.9L @138 3,155円 高速代 往路5,340円 復路5,010円 合計 38,432円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
方向指示板・ピンクリボン等はほぼないです。 下山時、見晴台からの下降で道に迷わないように。 コースタイムはやや厳しめ。 ↑全部積雪期の話です。 |
写真
ストリートビューではこの辺に駐車場があったはずなので、ここに車を置いて出発します。
後から登ってくる人が来るだろうと思って目一杯寄せましたが、意味なかったみたいでした。
去年の高妻みたいに、ラッセルを交代する人がいないから自分一人で登るしかねぇ!
・・・とか何とか気合を入れていると、フレーム外から雲が押し寄せてきてしまい、この写真を撮った10分後には山頂は雲の中・・・
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
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感想
2週連続の登山のこの日は、福島の飯森山を訪ねる山旅。
土曜日の昼に東京を出発。高湯温泉と喜多方ラーメンを堪能し、翌日曜日は飯森山に臨んだ。
ヤマレコの記録では夏冬共に投稿数が少なく多少の不安もあったが、取り付き部を除けばほとんどのルートで尾根歩きとなるため、トレースがなくとも迷う可能性は低いと踏んで登ることに決めた。
先週登った四阿山は標準CTよりも速いタイムで歩けていた事もあり、その時と同じくらいのペースで歩いていたが、ふとGPSで現在位置を確認してみると思った以上に進んでいないことに気がついた。
積雪期ゆえ、マーキングや道標等が雪の中に埋まっており、尾根上にいること以外に自分の居場所を確認できず、更にスマホのGPSが起動するまでに4時間以上もかかった事もペースの遅さになかなか気付けなかった原因となった。
百名山の標準CTと飯森山のそれを同じくらいのものと考えていたのも間違いだったのかもしれない。
山頂到達の直前、厚い雲が上空を覆い、それまで青かった空が一瞬で白一色になった。
木や山頂碑すらない雪の鉢伏山の頂上。360度の絶景は間違いないはずだった。
もし晴れていれば、最高の雰囲気となったであろう事は容易に想像がつく。
とても悔しかったが、計画よりも遅れていた事もあり飯森山には向かわず、下山の途に就いた。
下山時、見晴台と思しき場所から登山口に戻る途中、朝に登ってきた道がどうしても見つけられず道に迷ってしまった。
GPSは作動しているが現地で尾根が探し当てられず、違う尾根をしばらく降りてからトラバースして正規の尾根に乗る事ができ、ゴールすることができた。
ルート上のトレースは1人分のみだったので、この日に山に入った人は自分のみだという事が分かる。
下山しているうちに気温が上がるため、自分の付けた足形もだんだんと形が崩れていき、ついには見失うという状況。
更に、雪が柔らかくなり踏み抜きも多くなると足をとられ、想像以上に体力を使う事となった。
14時半頃に車に着くと、東日本大震災の祈念式典の中継がラジオから流れてきた。
震災からちょうど7年になる今日、衣食住に不自由せず悠々と登山ができる自分の環境がありがたく感じられた。
車でしばらく走って温泉に入り、近くの食堂で夜ご飯。
食堂のおばちゃん曰く、震災以降客が戻らないとの事。
福島に来てくれてありがとうと言われ、安達太良山や磐梯山、そして東北のまだ見ぬ数々の名峰を訪ねてみようという思いが一層高まったような気がした。
コメント
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初めまして
遅コメですが、絶景の素晴らしいレコ楽しく拝見しました。👌特にこの時期会津盆地を北から見下ろす飯森鉢伏山は飯豊じゃなくて、いいですね。👍
スマホのGPSは冬山でも大丈夫ですか?レコ拝見しながら少し不安になりました。雪山では日帰りでも往路のトレースは当てになりませんね。状況にもよりますが、トラバースの復帰探しもやはり危険です。カモシカのようには歩けませんね。😊
tonkaraさん、初めまして。こんにちは。
コメントありがとうございます。
山頂にいた時以外はなかなか絶景だったと思います。
レコには書いていませんが、山頂から離れると晴れるという山あるあるでした。
GPSは、自分はスマホのやつしか使った事がないのですが、この日は普段にも増して調子が悪かったみたいです。
それでも、いつもはGPSをonにしてから30分くらいは待つんですけどね。
今回は、下山で尾根が探し当てられず難しい所もありましたが、記憶力のなさも迷った原因になったのではという気もしてきました。難しいですね。
トラバース時は、岩陰から熊が出てきたらどうしようとか結構不安な気持ちが出ちゃいました。
残雪期は厳冬期よりも難易度は下がるものの、残雪期なりの難しさがある事を今回知ることができたと思います。
これからもどうぞ宜しく
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