鴨沢から雲取山 風雨のテント泊・・・


- GPS
- 23:00
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 1,170m
- 下り
- 1,601m
コースタイム
10/16 7:00テン場出発-8:10マムシ岩?-8:30堂所-10:00鴨沢駐車場
天候 | 15日早朝は雨、9時頃から曇り時々晴れ。日没から未明にかけて強い風と雨。 16日日の出から風雨ともに終わり、日中は暑いぐらいの晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車スペースの空きを心配してましたが、バス停そばの駐車場だけでなく林道にも10台ほど停めれる場所があるうえ、少々歩いても構わないならば駐車スペースは他にもありそうです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
トイレは、鴨沢登山口バス停・七ツ石小屋(100円)・奥多摩小屋・雲取山頂であります。 水場は七ツ石小屋のおいしい水をいただきました。奥多摩小屋近くの水場はいきませんでした。「小屋から3-5分」ですので距離はないと思いますが急坂を降りたところにあるようなので帰りはちょっときつそうです。 |
写真
感想
*ルートは、スタートでGPSロガーのスイッチを入れ忘れたのでちょっと先からスタートになってしまいました。
今回のテーマは、テント泊&山で鍋!!
と、いうわけで先週自宅でコッヘル&ストーブ使って鍋料理の予行演習、植村冒険館でテントレンタル、部屋の中で設営練習、と準備万端。でも、天気予報が思わしくない。。。という一週間を過ごし、いざ本番。
鴨沢の駐車場に着くと、スゴイ雨が。。。あと30分、もう30分、と停滞を繰り返したAM9時過ぎ、ようやく雨があがりました。
初のテン泊山行。
荷物の重さは約15kg。
迷った挙句、冷凍ビール500缶もザックに詰め込みました。
もう、歩きだしからキツイ!
最初っからコースタイム30分のところを40分。
一体いつ目指す奥多摩小屋テン場に着くんだろ。。。と絶望的でしたが、なんとか七ツ石小屋に辿り着き、うまい水と景色を眺めてHP回復。
七ツ石小屋から先はあまり厳しい傾斜もなく、大体予定通りに奥多摩小屋に到着。
植村冒険館から借りたエアライズ2を無事設営後、荷物を置いて雲取山ピークを目指しました。荷物を置いていけるっていうのは大きなアドバンテージですねー
ずーっと思わしくない天気でしたが、山頂ではガスに包まれながらも、幽玄な雰囲気でした。
何より、超人気の雲取山で、山頂誰もいない、というのは貴重かもしれません。
まあ、いつものとおり天気が悪いってだけですが・・・
でも、今回の目的は冒頭にもあるようにテント泊&山で鍋!!
担ぎあげた鶏肉、鶏肉団子、野菜に高野豆腐にマロニーに、おじやにはちゃんと生卵、そして焼酎お湯割り!!
と、山で鍋!!は申し分なく完璧に遂行です。
テント泊!!のほうは・・・
PM18:00過ぎ もう暗くなった寝る
PM20:44 いったん目が覚める トイレへ
PM23時ごろ ものすごい風の音と、テントをたたく雨の音で目が覚める。以降、あまり寝れず。
AM1時ごろ 前室に置いたブーツと、クロックスサンダルと、コッヘルとストーブの安否が気遣われるも、動く余力なし。
AM2時ごろ なんとなく手で触れた屋根から水が滴り落ちる!!とりあえず、撤収の段取りを本気で考え出す。
AM3:12 寝ることは完全にあきらめ、テントの中だからこんなにすごい雨風に感じるだけかもしれない、と逃避的な楽観思考に。
AM4:00 予定起床時間 kameを叩き起し、テント内の物から撤収準備を開始
AM4:30ごろ なんとなく片付け完了、意を決しトイレへ。あれ?やっぱり実はそんなにひどい雨風じゃないかも。テントに戻り、日の出までテントで寝ることに。
AM5:45 再起床。朝食を作り始める・・・
思い返すと、試練に満ちた一夜でしたが、かなりの経験値を稼ぐことができたような気がします。
起床後、なんとなく左股関節に力が入らず、でも持病の坐骨神経痛かな?と軽く考えてそそくさと下山し、もえぎの湯で温泉につかりまくっても状況は好転せず、帰宅後に行きつけの接骨院に行くと、「軽いギックリ腰みたいなもんですよ」と言われてしまった!!
あああああ情けない。
テント泊用の荷物を担ぐためには筋力が足りてなかったのか・・・
筋トレしてたつもりですが、さらに励むことにします。
いろいろと教えられた二日間でありました。
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日光の帰りに寄った佐野プレミアムアウトレットのフェニックスで買ったウエアで出陣です!新しいウエアで楽しい山行!
と意気込みましたが、kame・hibaともに担ぎ慣れないザックに足取り重。。始めの林道歩きで絶望的になりましたが
すれちがう皆さんとご挨拶してる間に少し元気になり、七ツ石小屋で美味しい水をいただきお昼を食べて頑張りました。
まさに体力不足、日頃の努力不足を思い知りました。
出発前に雨がやんでからは、曇りながらも雨降ることなく、無事テント設営をして
空身で頂上をめざしました。
空身ってすごいねー、軽いねーと感謝しながらhibaと登りました。実はあまりお天気もよくなかったし、
次の日の予報の方がよかったので「頂上は今日明日2回じゃなく、ご来光1回でよくね?」と怠け心が働いて、
「出発が遅くなったから、頂上は明日だけでもいいよー」なんてhibaの同意を期待しましたがあえなく却下。
でも登っておいてよかったです、hibaに感謝。
今回のメインイベント、鍋は大成功!卵入りのおじやも最高でした。焼酎のお湯割りで身も心も温まり、あとは明日の好天を待つのみ!
だったはずが。。夜中の雨と強風であっという間に身も心もブルーに。。慣れていない&ヘタレのせいだと思うのですが
風雨でウトウト寝しかできず、起きる度にやまない風雨に最悪ばかりを想像して益々ブルーに。だめですねー、もやしっこは。
結局日の出の頃には雨は止み、雨の中の撤収をせずに済んでよかったのですが今回の山行は「つらい」が多くて。
自然なんてこんなものなのに、まだまだ修行が足りません。hibaは「ちょー楽しかった」らしいです。まじでくやしいです。
顔を洗って出直すぞー、雲取山!
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《追記》
いつもより重いザックと風雨にやられて、すっかり紅葉について書くのを忘れました(汗)
山頂近くの紅葉は始まっていました。今週末くらいが見頃でしょうか?
大量にいたあの毛虫。毛虫ではなく「キシャヤスデ」のようです。8年毎に大量発生するそうです。
森林総研のページからの引用ですが
「湿度の高い夜または曇りや小雨の日中に集団で地表を這い廻る。これはヤスデの集団見合い」とあり、まさに私達がテント泊
した日はお見合い日和だったわけです。どおりで朝テントから出たらあたり一面足の踏み場もないくらい虫だらけだったはずです。
「落ち葉や土を食べ,森林土壌の肥沃化に役立っている」有益な虫でヤスデはムカデと違って刺したりしないそうです。
いやー、虫にしても花にしても知らないことが多過ぎます、kamehiba。。
おはようございます。
kamehibaさん。(kameさんhibaさん(´∀`))
テン泊で鍋っていいですねぇ〜
やってみたいですっ
ゲジゲジ毛虫がいっぱいとは
雲取にテント泊したいけどちょっと
怖気づいてます
山頂を二人占めできてうらやましぃ
貴重な体験ができたようでよかったですねっ
pentarouさん、こんばんは〜
鍋おいしかったですぅ。でもヤマレコみてるとpentarouさんも含め、皆さん凝った山ごはんを作ってらっしゃるんですよねー。鍋は料理か!?!違いますよねー。
追記にも書きましたがゲジゲジ毛虫は「キシャヤスデ」だそうで、集団お見合いは8-10月位までで寒くなると地表には出てこないそうですので、雲取テン泊大丈夫です!不明確な情報でご心配お掛けしました。ごめんなさい。(汗)
2日たって、すっかり「つらい」も忘れ、テント泊のできる山行を検索し始める始末。pentarouさんのおっしゃるとおり「貴重な体験ができて」よかったです!
それではよい山行を
kamehibaさん、ソロでテン泊すごいですねー
しかも、雨の中、よくぞ決行しましたね。。。
わたしなら、撃沈しそう。。。
わたしもいつか、山でソロでテン泊してみたいです。
毛虫わかります。
この前、本栖湖と朝霧でソロキャン&キャンプしたときにあっちこっちに、、、(汗)
嫌な汗がたっぷり出ました。
コメントありがとうございます。
せっかくお褒めいただいたのですが。。
実は「kame & hiba」の kamehiba でして、ソロではないのです。(汗)2人足しても半人前ハイカーなのでこんな登録の仕方をしております。すみません。
kinokoさんこそすごいですねー、ソロキャンプ!
私も「ソロで雨で虫でだらけ」だったら、尻尾を巻いて退散です。
それではよい山行を!
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