猿ヶ馬場山:思わぬ激ラッセルでも敗退はあり得ない

- GPS
- 10:19
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,574m
- 下り
- 1,579m
コースタイム
- 山行
- 9:07
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 10:05
| 天候 | 雪が降ったり止んだり |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
一日1,000円 営業は8時〜ですが、早朝でもゲートが開いており、朝早くからスタートできます。 終了は17時までとなっております。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
正規ルートを間違わないように。 今回の登りのルートは決して真似しないように。 |
| その他周辺情報 | 「しらみずの湯」 大人600円のところJAFカードで500円になります。 |
写真
装備
| 個人装備 |
ザック(mhmパウダーケグ32)
スキー板(BDリバート 173cm)
ビンディング(BDオーワン)
スペアキット(BDオーワンバックカントリーキット)
クトー(BDテレクランポン)
テレマークブーツ(スカルパT2X)
セルフアレストピック(BDウィペット×2)
ヘルメット(クライミングテクノロジーイクリプス)
ビーコン(マムートエレメントバリーボックス)
プローブ(オルトボックス320cm)
スコップ(BDディプロイ)
ヘッドランプ(BDストーム)
クランポン(BDセラッククリップ)
サングラス(オークリーレーダーパス)
ゴーグル(オークリーAフレーム2.0)
日焼け止め
リップクリーム
ビーニー(BD)
ヘルメットビーニー(テルヌア)
ヘッドバンド(マムート)
バラクラバ(ホグロフス)
テムレス
インナーグローブ
予備グローブ(マウンテンハードウェア)
スキーシール(G3アルピニストハイトラクションスキン)
シールワックス
スキーワックス
カメラ(CANON IXY32S)
GPS(ガーミンeTrex20J)
スマホ
携帯
予備電池(単3
単4
モバイル用)
予備ランプ
財布
保険証
ドライバー(+
-)
コンパス
笛
ナイフ(ビクトリノックススイスチャンプ)
飲料
行動食
非常食
防寒着(ユニクロウルトラライトダウンジャケット)
ファーストエイドキット
|
|---|
感想
せせらぎ公園駐車場からであい橋を渡り、神社裏から林道を進んでいく。
宮谷林道から取り付くところを一つ間違え、沢筋を進むとあらら滝の登場。
沢登りなら待ってましただが、スキーではそりゃないでしょうと。
何とかスキーのまま巻こうとするが、傾斜が急で、岩場に新雪が乗っており、非常に滑りやすく危険。
板を担いで進むものの、それでも滑る滑る。
滑るのはスキーだけにしてって感じです。
何とか高巻き、再び沢へ下りると後は徐々に傾斜が緩やかに。
再び林道へ出た時にはほっと一息。
でもここまで無駄な時間を消費してしまった。
正規ルートへ戻ると、先行者のトレース発見。
でもスキーヤーには今日は誰も会わず。
対岸の山々から聞こえる雪崩の轟音に怯えながら、所々雪崩の危険なところは間隔を開けて、沢も度々割れているので注意しながらラッセルを繰り返す。
この時期まさかスーパーファットはいらないでしょうと高を括ってファットスキーでしたが、今日はponの方が良かったと思います。
また一つ教えられました。
本日の敗退はあり得ないが、天気も雪が降ったり止んだりで気温は然程低くはないものの、湿った雪で体が冷えていく。
山頂に着いた時にはかなり気温も下がり、真冬の様相。
春スキーに慣れた体には堪えました。
皆さんで記念写真を撮り、寒いので早く滑走に取り掛かる。
少し標高を下げると青空が出てきてここで一休み。
重い新雪に腿の筋肉が悲鳴を上げるが、皆さん楽しそうに滑っていく。
白川郷の村内へ帰ると、観光客は外国の人ばかりでびっくり。
もの珍しそうにカメラを向けてくるので、思わずこちらもガッツポーズだぜ。(笑)
駐車場に着き、皆さん本日はどうもありがとうございました、と労をねぎらった。
いろいろ反省の多い僕の一日だった。まずは、出発時間がやや遅すぎたこと。午後からの天候回復を期待しての設定であったが、山頂で一時冬型には遇ったが、中間部では青空だったがやはり下山時間が遅くなってしまった。その一番の原因はルートミス。今まであまり苦労した印象が無かった山だけにタカを括ってしまった。間違え谷を猛進してしまい、滝の高巻などで時間が掛かった。防寒装備も甘かった。グローブや服が凍りついて寒い思いをした。そして僕の日頃の不摂生で足が攣りかけ、滑走に時間が掛かった。そして極めつけは職場からの頻回の電話。仕事の詰めが甘く、トラブル要件が頻発・・・・総合的に帰還時間が遅くなってしまい余裕のない山行になってしまった。結果的にはktn91さん・maoyukiさんのナイスカバーで敗退無き山行で大満足でしたが、スピーディ・快適・安全な山スキー山行とは程遠い内容な気がしました。皆さん済みません・・・
コメント
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ktn92
maoyuki














maoyukiです
同行させていただきありがとうございます。
ルートミス、以前自身がやってます。ケアもせずすみませんでした。
宮谷を離れて尾根に取りついた時が11時目前。
届くだろうかと心配しましたが取り越し苦労でしたね。さすがです。
ー以下は雪豹のコメントですー
ありがとうございました。
まさか、JUN先生、それにktn92さんともお会いできるなんて。
天気は期待できなくても行く気満々・・・
殿様方々に守られてなんて幸せなんでしょう!
でも、山は甘くなかった・・・藪、滝に進路妨げられてずり落ちそうになったり。
簡単に登れたはずとタカをくくっていましたが、
泣かずに諦めずに山頂たどり着けたのも、
皆さんのおかげと感謝!ありがとうございました。
殿3人衆・・・頼もしく、優しく、かっこいい〜
また、お会いできる日を楽しみにしています。
何だかんだ言っても皆さんチームワークの勝利です。
全員いてこその登頂です。
滝が出てきても敗退という文字は全く浮かばなかったです・・・。(笑)
沢登りの経験でしょうか?
逆にトレースを辿っての自動運転より楽しかったです。
しかし、雪豹さんも初めてのご同行でしたが、あの可愛らしい体格でも見た目以上のパワフルさでしたね。
自分よりも多くの山行を熟しているなんて恐れ入ります。
また、皆さんどこかへ滑りに行きましょう!
皆さんの力で山頂まで届いたのが実感できた良い山行でした。頼もしいmaoyukiさん、気合のktn92さん、過酷な状況でも笑顔の雪豹さん、百戦錬磨の皆さんの強さに自分の力不足を痛感しました。本当に同行いただき有難うございました。自分の体力不足が露呈し、本日からランニング再開しました。今週末も天候は不安定のようです。陸トレに励んで昔の燃えるような山行ができるように頑張ります。
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