双子池テント2泊してピークハント(茶臼・縞枯・双子・蓼科・北横岳)


- GPS
- 54:30
- 距離
- 25.7km
- 登り
- 1,737m
- 下り
- 1,723m
コースタイム
7:30 麦草峠
↓ (0:37)
8:07 大石峠
↓ (0:59)
9:06 茶臼山
↓ (0:54)
10:00 縞枯山
↓ (0:30)
10:30 雨池峠
↓ (0:35)
11:05 雨池峠分岐 [休憩 10分]
11:15 出発
↓ (0:50)
12:05 双子池入口
↓ (0:10)
12:15 双子池ヒュッテ [テント泊申込]
↓ (0:09)
12:24 双子池キャンプ場 [昼食・テント設営]
【10月17日(月)】
5:30 双子池キャンプ場出発
↓ (0:10)
6:03 双子池ヒュッテ [水補給]
↓ (0:35)
6:38 双子山 [写真撮影など]
↓ (0:31)
7:09 大河原峠 [朝食 36分]
7:45 出発
↓ (1:01)
8:46 赤谷分岐
↓ (0:10)
8:56 蓼科山荘
↓ (0:39)
9:37 蓼科山 [写真撮影・昼食 60分]
10:37 出発
↓ (0:20)
11:00 蓼科山荘
↓ (1:15)
12:15 天祥寺原 [休憩 5分]
12:20 出発
↓ (0:05)
12:25 亀甲池分岐
↓ (0:24)
12:49 亀甲池 [休憩 11分]
13:00 出発
↓ (0:35)
13:35 双子池キャンプ場
【10月18日(火)】
5:20 双子池キャンプ場出発
↓ (0:20)
5:40 双子池ヒュッテ [水補給 13分]
5:53 出発
↓ (1:17)
7:10 天狗の露地
↓ (1:30)
8:40 大岳分岐 [ザックをデポ]
↓ (0:11)
8:51 大岳
↓ (0:09)
9:00 大岳分岐 [ザックを回収]
↓ (1:13)
10:13 北横岳北峰
↓ (0:15)
10:23 北横岳南峰
↓ (0:13)
10:36 北横岳ヒュッテ [昼食 46分]
11:22 出発
↓ (0:38)
12:00 ロープウェイ山頂駅 [休憩 25分]
12:25 出発
↓ (0:26)
12:51 五辻
↓ (0:26)
13:17 出逢の辻
↓ (0:25)
13:26 狭霧苑地 [休憩 22分]
13:48 出発
↓ (0:32)
14:20 麦草ヒュッテ
天候 | 10/16 ガスのち晴れ 10/17 晴れ 10/18 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自宅 → 佐野藤岡IC →(東北自動車道)→ 岩舟JCT → (北関東自動車道) → 高崎JC →(関越自動車道)→ 藤岡JCT →(上信越自動車道)→ 佐久IC → R141 → R299 → 麦草峠駐車場 【麦草峠駐車場】 駐車、トイレともに無料。20台ぐらい駐車可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【道の状況】 ◇麦草峠周辺 … 広範囲の水たまりが多々あります。 ◇雨池峠周辺 … 雨池方面への道はぬかるんでいて滑りやすいです。 ◇大石川林道 … 大岳東面からの落石に注意が必要。大きな水たまりもあります。 ◇大河原峠周辺 … ぬかるんでいます。 ◇蓼科山 … 蓼科山荘からの登りが巨岩の急斜面となっています。 ◇天祥寺原 … ぬかるんでいます。 ◇大岳 … 双子池からの登りは蓼科山以上の巨岩急斜面です。 【山小屋情報】 ◇麦草ヒュッテ … 営業中。食事可。縞枯山バッチ購入。 ◇双子池ヒュッテ … 営業中。飲み物は売っていますが食料はありません。 ◇大河原ヒュッテ … 休業。 ◇蓼科山荘 … 確認出来ず。 ◇蓼科山頂ヒュッテ … 営業中。食事可。蓼科山バッチ購入。 ◇北横岳ヒュッテ … 営業中。食料購入可。北横岳バッチ購入。 【温泉情報】 小海町の八峯の湯を利用しました。 一人500円、タオルは別料金、地元の野菜や果物を売っています。 |
写真
感想
今年3回目の八ヶ岳登山。今回は双子池にテントを張って2泊。2011年最後のテント泊になると思うので、山を満喫できる計画を立ててみました。朝晩冷え込むのは覚悟の上です!
【1日目】
朝3時半に家を出発し、6時半過ぎに麦草峠駐車場へ。途中で牡鹿に遭遇。前回も鹿に出会いました。そのときは天候に恵まれたので、今回もいい天気になる気がしました。
麦草峠駐車場に到着したときは、雲の中にいるような状況。雨は降っていませんが風が強く視界も不良。鹿の御利益はどこへ?
準備を済ませて出発。麦草峠から北へ。麦草峠スタート地点には茶水ノ池がありますが、そこの水が溢れ出したかのような登山道の状況。まるで小川のようになっていました。所々深い箇所があり、靴の浸水が心配になります。そこはスカルパ頑張る!
大石峠から茶臼山への登山道も同様の状況。
天候も回復せず、強風の中、茶臼山山頂(2384m)に到着。近くに展望台がありますが、数メートル先の視界もないのに展望なぞ期待できぬ!ってことで縞枯山に向かいました。
縞枯山に向かう道中も雲の中。足下もぬかるんでいて歩きにくい。途中の展望台もスルーして山頂を目指しました。黙々と歩き続けて縞枯山山頂(2403m)に到着。ここでようやく晴れてきました。しかし、この山頂は林の中なので展望はなし。もう少し早く晴れてくれれば…。
次の目標地点は雨池峠。北に雨池山、南に縞枯山、東に雨池、西に縞枯山荘がある十字路となっています。我々は東へ向かい、大石川林道を北上して双子池に向かいます。
雨池峠からは下りですが、ぬかるみと苔の生えた岩が滑ります。荷物が重いのでバランスが難しい。妻が滑って転んで凹んでました。
ちょっと休憩して大石川林道を歩きます。西側の大岳斜面にはフェンスがあり落石を防止していますが、落石の破壊力が大きすぎてフェンス崩壊しています。足下は池のような水たまりになっている場所があり、危うく浸水するところでした。
木々に囲まれてきたところに双子池分岐があります。整備された道を少し歩いて双子池ヒュッテに到着。テント泊の申し込みを済ませ、テント場のある雌池へ。
湖畔にテントを設営して、水補給のために雄池へ。
双子池の雄池の水は飲料専用、雌池は洗顔などに使用するというルールがあるみたいです。両方とも透明度抜群!ちなみに池の水を飲むのは35年生きてきましたが初めての体験でした。妻もXX年生きてきて初めてとのこと。
夜は寒かったです。この時期のテント泊は寝るのも大変ですねぇ。ちなみにテント設営場所は若干傾斜があったようで、いまいちな寝付きとなってしまいました。反省。
【2日目】
早朝、風が強くて寒い中、登山開始です。ルートは双子山から大河原峠を経て蓼科山へ。そこから天祥寺原、亀甲池を通って双子池に戻るという計画。「八ヶ岳北端周回ルート」と名付けてみましょうかね。
まずは双子山へ。荷物が軽いため、登りも苦になりません。
登山道は林の中ですが、山頂(2223.8m)は草原になっていて、浅間山方向の展望が良かったです。西方向に蓼科山があり、その奥には穂高連峰が見えました。みんなのアイドル槍ヶ岳は蓼科山に隠れて見えません。
双子山から大河原峠に下ります。大河原ヒュッテは営業していませんでした。そこで朝食を済ませて蓼科山に向かいます。
蓼科山の前に前掛山があり、その登山道を上りますが山頂は通りません。赤谷分岐から山頂に行けますが見送りました。
将軍平にある蓼科山荘に着くと、別ルートから登ってきた方々が数人いました。さすが百名山ですね。そこから山頂への登りは大きな岩の急斜面となっています。
30分ほどで蓼科山頂ヒュッテに到着。山頂(2530m)はすぐ近くにあります。
山頂はすごく広くて、360度の大展望!北アルプス、御嶽山、中央アルプス、南アルプス、南八ヶ岳など全ては見渡せました。鹿の御利益はあったということですね!
広い山頂の中央にある蓼科神社で、今回の登山の無事を祈りました。
方位盤もあり楽しいです。
蓼科山頂ヒュッテで昼食を済ませて下山。将軍平から天祥寺原に向けて下っていきます。天祥寺原は湿原で、近くにきれいな川が流れています。
亀甲池分岐を亀甲池方面へ。この道は歩きやすかったです。
亀甲池もきれいな水でした。そこで玉座を発見したので記念撮影。なぜか盛り上がりました。
亀甲池から我が家のある双子池へ。途中に切り株の玉座を発見してテンションアップ!いまさらアップしてどうする??
傾斜がある我が家ですが、引っ越すことにしました。2区画となりのちょっと内陸地がフラットでいい物件と判断。フライシートを外し、ペグを抜いて、テントまるごと移動です。やっぱり土地は平らがいいですね!!
【3日目】
最終日。朝は前日より寒かったです。風はありませんでした。
テントを丸めてコンプレッションバッグに収納。結露しているので重いです。双子池ともお別れ。お世話になりました。
双子池ヒュッテから南にある大岳。巨岩で出来ています。岩と岩の間に大きな空間があり、落ちたら出てこられないと思うぐらい真っ暗。背負ったザックが重く、手を使ってよじ登るのがつらい。予定コースタイムより5割増の時間が掛かってしまいました。登りはじめは寒かったのに、あっという間に暑くなりました。着込んでいたフリースを脱いで体温調節します。大岳分岐にザックをデポして山頂に向かいます。山頂(2382m)も大岩が重なっていました。前日登った双子山、蓼科山、これから登る北横岳、遠くに穂高が見渡せます。
ザックを再び背負って本日最高峰の北横岳に向けて稜線を歩きます。大岩が続きますが、歩きにくくはないです。途中、亀甲池を見下ろすことができました。あの玉座には誰か座っているのだろうか?
しばらく進むと巨岩壁にぶつかります。横を抜けて登ると北横岳の北峰(2480m)に到着。蓼科山と同じように日本アルプスが一望できました。天候に恵まれて本当に良かった!
数分歩いて南峰(2471.6m)へ。こちらのほうが開放感があります。7月に登った赤岳、横岳、硫黄岳がよく見えました。また来年登ると思います。その時はテント泊で、赤岳からご来光という計画があります。
これから先は下山となります。
北横岳ヒュッテから坪庭を経てロープウェー山頂駅へ。こけもも大福を食べて五辻、出逢の辻を通過し、メルヘン街道を横断して狭霧苑地へ。コーヒーを飲んでから麦草峠へ。五辻からは御嶽山がよく見えます。朝がおすすめです。
長い旅もこれで終了。
テント2泊から下山して最初にしたいことは風呂ですなぁ。帰り道の途中に「八峯の湯」という看板があったので、小海町方面に向かいました。稲子湯分岐を東に向かうとありましたよ、温泉が!「ヤッホーのゆ」と読むようです。3日分の垢を落としてさっぱり♪
コメント
この記録に関連する登山ルート
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こんにちは。
僕もちょうど1週間前、北横岳〜大岳〜双子池〜双子山〜蓼科山とテン泊縦走してきました
お二人が1泊目に張ったブースに僕も張りましたよ。確かにあそこのブースはびみょ〜に傾斜でしたね。
双子池-大岳間、あそこきついですよね
僕は下りで通ったのですが、膝が壊れるんじゃないかと思いました。おまけに岩と岩の隙間にもズボっと落ちましたし…
テン泊装備であそこを通るのはかなり大変ですよね。
ともあれ、素晴らしい天気で良かったですね。
2泊3日のテン泊縦走、お疲れ様でした〜
コメントありがとうございます
大岳を下るのはつらかったでしょうね。岩と岩が結構離れていて危険ですし、段差もあるし。隙間に落ちるとは
ご無事でなによりです
テントを張る場所は傾斜ゼロに限りますね。落ち着かないです
僕の記録の方にコメントありがとうございました
二泊で北八ヶ岳を満喫されていたんですね
チキンがとても美味しそうです
玉座おもしろいですね、、僕は気づきませんでした
覚えていてくれてうれしいです。
山の中で誰かに出会う度に「ヤマレコやってるのかなぁ?」と思っていたりしますね。これからIDタグをザックに装着してみようかな
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