初のビバーク、聖岳撤退(東尾根 冬道)

- GPS
- 14:20
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,912m
- 下り
- 1,914m
コースタイム
| 天候 | 初日は12時前に風、雪粒強まり、慌てて、テント建てる。その後、夜半から未明に20m以上の風で人間がなかに居なければ完全にテントは吹っ飛ばされていました。。二日目朝も晴れていましたが風強く、稜線歩きはやめた方が良い予報をヤマテンでゲット。テントを撤収し下山しました。 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
ジャンクションピークから上(2200以上)アイゼン必要。 |
写真
感想
GW後半、天気がよい予報で3連休今年度はじめてとれるので、昨年同様、椹島に前泊。ただ、赤石岳、聖岳どちらを登るのかの最後まで決まらず。畑薙ダムでのバス待ちの方々と話していると聖岳の東尾根ルートを登る方々がグループ7〜10名、ソロの方もその道みたいです。但し正規ルートではないので登山口案内板がまったくないとのこと。昭文社地図でも冬季ルートとして、破線です。ソロの方と話しをすると夏でもその道は使われているとのこと。それを使えば、聖、赤石岳Wピークハントが可能かとも考えました。そして聖、赤石目指す東尾根ルートということにしました。翌日4:30出発。出足で案内板見逃し、烏ノ森山の方へ行ってしまいエネルギーをつかってしまいました。前日の送迎バスの中からみなさんが確認していた電信柱225をめざし、歩きました。そこからは送電線点検ルートで曲がるときには、あるいは登るときにところどころに黒いプラスチック製のステップがあり、わかりやすかったです。その先は赤ペイントを探しながら、また、雪解けで踏み跡の道を探しながらの登りでした。白蓬の頭手前で昨日、バスでお会いしたグループの休憩しているところに追いつきました。大人数なので白蓬の頭近辺でのテン泊とのこと。私はその先を進みました。しかし、予報通り、この季節外れの寒波マイナス20℃以下の寒波で大荒れの予報が早めにきました。白蓬の頭を抜けたところで風速20M以上の風とともに粒雪が吹き付ける状況で背負っている15キロが8キロ歩いてきたことにより、体力も尽きてきていました。疲れている中強風が吹き付け、冷静な判断もできず、風の影響の少ない樹林にテント設営が昼12時でした。そのあとは次の朝までテントから出たのは用を足す2回のみ、「テント、寝袋がなければ完全に低体温症だよな。」自然と登山での対処の大切さを改めて感じました。翌日、聖岳アタックの予定でしたが、スマホのヤマテン情報では風速20m以上で稜線での行動不可能になる可能性があるということでした。この朝は後ろ髪ひかれる思いで聖、赤石の絶景を見ながら下山しました。山で「二兎を追う者は一兎をも得ず」、はじめて感じました。そして、改めてチャレンジしたいとおもいました。稜線でしか、ケータイが通じませんでしたので早めに椹島に10時ごろ宿泊の予約をいれました。なんとか歩いていくと14時発の畑薙ダム行きバスにぎりぎり間に合いそう。着いたのが14時前だったのですが、10分くらい前に予約していた人たちがそろったのででてしまったということでした。泊りも覚悟していたのですが、宿の方がまだ時間前に出発してしまった運転手の方の不手際を謝罪しながらワゴン車で私一人、送迎していただきました。その中で、三連休の初日は電話問い合わせのみでは対応するそうですが定時のバスより一本前の5時近く発の臨時バスがでるということでした。これはインターネットでは公開されないということです。これを狙うと早めに」登山口につくことができるということですね。今度はハイシーズンにお邪魔することになるのでしょう。
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