杓子山 (破線ルートはかなりキツい)

- GPS
- --:--
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,068m
- 下り
- 1,040m
コースタイム
| 天候 | 快晴のち曇 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
寿駅からの取り付きまでの道がわかりにくい。 向原峠からは危険な痩せ尾根、岩場が至るところにあり、雨天時には通行不可。 ハングライダー出発点から不動湯への登山道は、土砂崩れや、倒木で道が塞がれて通行難。 |
写真
感想
寿駅からの取り付き道路で、途中工事中の箇所で道を誤り行止りで引き返して20分程ロス。工事のため、道がわかりにくくなっているので要注意。
その後、明見根元神社からの登山口を左側のゲートの方に、またもや誤って進み(本来は神社の右方向に行く)、踏み跡がかすかな登山道に取り付く。
かすかな尾根道に沿って登り、途中で道が無くなったところで間違いに気付く。コース上の尾根まではすぐかと思い、ヤブをかき分けて道無き道を進み、か細い植林道を見つけて、かなり危険な道を登り降りして、ようやく踏み跡確かな尾根道に出た。向原峠まで45分のコースタイムを30分オーバーしてなんとか復帰。
この時点で倉見山迂回も考えたが、なんとか挽回を期して杓子山の頂を目指した。
間違えて一つだけ良かったことは、通る予定ではなかった道に、すでに周りは落葉しているのに、数本だけ見事な紅葉のモミジが見られたこと。ほんとに癒される。
この尾根道、昭文社の山地図で「破線」のルートはやはり甘くなかった。
細い尾根道で両側断崖、岩場でもロープ、鎖の類は全く無い。木の枝や根っこに掴まって3点確保登る箇所多し。本当のチン寒ロード・・・
しかも、ゆうに高低差100mはあろうか、数え切れないほどのピークをアップダウン。広くなったピークでは、落ち葉に埋もれて踏み跡が無くルートを見失う。もちろん他に登山者はいない。精神的にもかなり厳しかった。。。途中見え隠れする富士山だけが支え。途中からはその富士山も山に隠れ、折れそうな心とツリそうな脚でひたすら登る。
迷ったとわかった地点で、一人じゃなかったら、まず引き返していただろう。でも一人だからこそ引き返さないといけないんじゃないか? 万一怪我でもしたらどうする? 事なきを得たのは偶々かも、自然相手に謙虚にならねば。(猛反省)
やっとこさ着いた山頂では、反対側からの登山者で大賑わい。20〜30人はいた。鐘を鳴らすのもはばかるほどの人の数に、それまでの孤独感が吹き飛ぶ。まるで食堂で相席をお願いするように、ここいいですか?と、テーブルベンチで恒例のアルコールストーブで湯沸し。カップ麺とスタバの粉末コーヒーであったまる。(陽が差している間は暑かったが、陽が陰ると急に冷える)
富士山は雲に見え隠れしていたが、前に遮る山が無いので富士山全景の絶景が拝める。
下山は、不動湯方面へ。しっかりした登山道になんと安心なことか。先人に感謝。
不動湯は、800円で入浴と水汲みがセット。内湯だけの小さい湯船だが、水は霊水とされ、関西からも水汲みに来る人もいるとか。神奈川から汲みに来た方に教えてもらった。とにかく軟水の清水。葭池温泉前駅までは車道を歩いて1時間以上かかるが、里歩きが気持ちよかった。この辺り本当に水量豊かで、川の音がデカい。
富士急行は1時間に1〜2本しかないので要注意。
SOMEBODY













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