雌阿寒岳、阿寒富士周回

- GPS
- 06:59
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,176m
- 下り
- 1,161m
コースタイム
- 山行
- 6:23
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 6:52
| 天候 | 曇り時々晴れ、山頂付近はガスガス |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
雌阿寒岳は8合目より上は落石注意。とても活動的なので、火山情報は事前に得た方がいいです。 阿寒富士はずっとざれてて、とても登りにくいです。 |
| その他周辺情報 | 野中温泉。350円です。シャンプー、ボディソープはありません、というか役に立ちません。。。ご注意を。 |
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ(薄)
Tシャツ
ズボン
靴下
キネシオロジータープ
グローブ
雨具(上下)
日よけ帽子
タオル
登山靴(夏)
ゲイター(薄)
ストック
ザック
昼ご飯
ガス
コンロ
コッヘル
行動食(チョコ・塩キャラメル・柿ピー)
ハイドレーションキット+飲料(3リットル)
地形図
筆記用具
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
保険証
JRO登録証
携帯
高度計付腕時計
サングラス
カメラ
熊鈴
熊スプレー
ビニール袋数枚
ティッシュ3つ
ウェットティッシュ1つ
携帯トイレ
虫刺され薬
マスク
ツェルト
細引き
エマージェンシーシート
ファーストエイドキット
痛み止め
お風呂道具
着替え
サンダル
日焼け止め
虫除けスプレー
|
|---|
感想
【お山紹介】
今回は久しぶりの雌阿寒岳と阿寒富士。標高は、雌阿寒岳が1499m、阿寒富士が1475.8m。ちょっとだけ雌阿寒岳が高いですね。大雪山、日高の山々からも見えるため、一つのランドマークになっています。
皆さんご存じの通り、日本百名山です。深田久弥さんは噴火のため雌阿寒岳に山頂まで登っておらず、代わりに雄阿寒岳に登頂しています。なので、二つのお山を阿寒岳として百名山にしたようです。なので皆さんどちらに登るか悩みますね。
【地質】
以前にも書きましたが、一級品の活火山で、火山活動が非常に活発です。近年では2006年、2008年と噴火しています。小規模で被害はほとんどありませんでしたが、山頂へ行かれたことがある方はご存じと思いますが、噴気活動も活発です。登山時は事前に情報収集の上、気をつけて山行してください。
↓気象庁HP
https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/sapporo/105_Meakan/105_index.html
【移動】
札幌からは道東自動車道で足寄(終点)まで行き、そこからは国道241号を阿寒湖方面に走ります。阿寒湖手前で野中温泉方面へ右折。数分走ると野中温泉、駐車場が見えてきます。公共交通機関はありませんのでご注意ください。
【山行】
前日の斜里岳は悪天でキャンセルに。その後の天気予報もあまり良くないとの情報に「起きた時点の天気予報で山行を決めよう」ということに。
翌朝起きてすぐに「てんくら、GPV、天気図」をチェック。午後から回復傾向とのことで、一安心。山行決定です。
今回のルートは野中温泉→雌阿寒岳→阿寒富士→オンネトー→野中温泉のぐるっと周回です。5時前に野中温泉到着。すぐに準備して山行開始です。
登山口からしばらくは森林浴を満喫。ちょっと傾斜があり、汗が吹きでる。標高1000mあたりで視界が開け、雌阿寒岳がこんにちは。ってガスで山頂は見えていません。山頂は風が強そうだ。ふと振り返ると下界は晴れており、オンネトーがお見送り。いい眺めだ。
高度を上げていくと徐々に森林がなくなっていき、8合目にはすっかり森林限界を超える。ガスにもたまに飲み込まれる。斜面もガレており、落石には注意が必要だ。
更に高度を上げ、9合目に到着。ここは噴火口の縁だね。シューシュー音がとても良く聞こえ、活火山にいることを実感。火口縁沿いに進み、10分ほどで、祝、登頂!ガスに包まれているが、たまに現れる晴れ間に、皆レリーズチャンスを待つ。しばしのレリーズタイム、休憩の後、次なる山、阿寒富士を目指す。
火口縁を下りていくと、青池がうっすらと見えだした。今日は晴れないのかな・・・。
ガスが濃いため、阿寒富士へ向かう分岐をロスト。7合目に行ってしまいました。みんな、またまたごめん。。。少し登り返して阿寒富士登り口に到着。そう、ここで登山道の色が変わるんですよ。みなさん気がついてますか?阿寒富士は真っ黒なんです。
徐々に傾斜がきつくなり、ジグは着られているがザレていることもあってとにかく登りにくい。ヒーコラヒーコラ登って、祝、阿寒富士登頂!少し待ってみましたが、ガスが晴れることもなく、標識、記念撮影を行ってすぐに下山しました。
帰りはオンネトー経由です。これが意外と長い。急斜面、足下が不安定な箇所もあり、足に堪える。そんな足を何とか前に出してオンネトーキャンプ場に到着。ふうぅっっ。
ここで同行者の一人が膝の不調を訴えたため、後ほど車で迎えに来ることとしてここに残ってもらい、もう一人の同行者と野中温泉へ急ぐ。
オンネトーから山道に曲がるとだらだら登りになり汗が滝のように噴き出す。ここまで汗をかくのは久しぶりだな。1時間ほど小走りで歩き続け、無事に駐車場に到着。すぐに仲間を回収し無事全員下山となりました。
岡山の山友2人とのコラボ。毎回楽しすぎ!今回は斜里岳は断念しましたが、リベンジネタができました。次回はどこになるのかな〜。「いつ来てもいいよ、案内するよ」。
貴重な連休を登山に使わせてくれた家族には大感謝。「また行くからそのときもよろしく」、なんて恐ろしくて言えません。次回はどうやって説得しようかな。。。さてさて、次回は何処に〜。












yo-sha様
こちらこそ大変お世話になりありがとうございました。
相変わらず、ヤマレコのコメントや文面の丁寧さ旨さには驚かれます!
引き続き北海道の山行レコを楽しみにフォローさせて戴きます。
お陰様で北海道を十二分に満喫でき、山々では大変有意義な時間を過ごすことができました。花の名前はこれから徐々に覚えていきたいので、ご教示宜しくお願いします。今後は本州でお会いしましょう!
tenjinyamaさん、おはようございます。コメント、ありがとうございます!
遠路遥々、お越しいただき、ありがとうございました。二日目の悪天候で斜里岳をご案内できなかったのは残念でしたが、羅臼岳、雌阿寒岳とまずまずの天候で良かったです。とても楽しく過ごさせていただきました。
レコについては褒めていただき、大変恐縮です。誤字脱字で治すこともしばしば。変な箇所がありましたらご指摘ください。
次回も楽しみにしてますね。これからもよろしくです!
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