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Yamareco

記録ID: 1540970
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

明神岳五峰のピッケル

2018年07月31日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:30
距離
10.4km
登り
1,358m
下り
1,350m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:11
休憩
1:18
合計
9:29
距離 10.4km 登り 1,364m 下り 1,357m
5:51
6
6:38
6:57
185
10:02
10:03
27
10:30
11:04
23
11:27
11:29
156
14:05
14:25
22
15:05
4
15:09
5
15:15
ゴール地点
天候 晴れ、山頂だけガスにまかれる
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
◎駐車場
 さわんど大橋駐車場(600円)
  ※梓湖畔の湯の駐車場で、温泉が100円割引になります
◎タクシー
 今回、行き帰りともタクシーを割り勘で利用したのでバス料金より安く済みました
コース状況/
危険箇所等
◎登山ポスト
 上高地バスターミナルにあります。担当者が記入の呼びかけをしているのですぐわかります。
◎コース状況
 ほとんどが急峻なルートで笹ヤブ、ハイマツ漕ぎ、ロープ帯があります。南西尾根の肩から上は岩稜帯になります。
◎危険個所
 トラロープ帯のなかでもヤセ尾根の部分は油断禁物、細心の注意を払って歩いてください。
 ※7番標識からは正規ルートではないので今回は誰にも会いませんでした。もし事故を起こしてしまうと人は助けに来てくれません。自己責任でそれなりの心構えが必要だと思います。  
その他周辺情報 ◎温泉
 梓湖畔の湯
 http://www.sawando.jp/
早朝の上高地バスターミナル
2018年07月31日 05:34撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
7/31 5:34
早朝の上高地バスターミナル
西穂高の山々に日が差してとても綺麗です
2018年07月31日 05:48撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
7/31 5:48
西穂高の山々に日が差してとても綺麗です
間ノ岳、天狗岩、ジャンダルム、ロバの耳
2018年07月31日 05:49撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
7/31 5:49
間ノ岳、天狗岩、ジャンダルム、ロバの耳
梓川沿いを山に向かいます
2018年07月31日 05:51撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
7/31 5:51
梓川沿いを山に向かいます
今日はこの山に登ります
2018年07月31日 05:52撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
7/31 5:52
今日はこの山に登ります
河童橋からお決まりの一枚を撮って出かけます
2018年07月31日 05:53撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
7/31 5:53
河童橋からお決まりの一枚を撮って出かけます
梓川沿いの山名表示板
今日登る明神岳5峰は右端でちょん切れて載ってません。
2018年07月31日 05:55撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
7/31 5:55
梓川沿いの山名表示板
今日登る明神岳5峰は右端でちょん切れて載ってません。
奥穂高の山々
2018年07月31日 05:56撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
7/31 5:56
奥穂高の山々
清流に朝靄
上高地らしい景色
2018年07月31日 06:04撮影 by  Canon IXY 650, Canon
6
7/31 6:04
清流に朝靄
上高地らしい景色
水が綺麗
2018年07月31日 06:07撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
7/31 6:07
水が綺麗
岳沢方面へ左折
2018年07月31日 06:07撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/31 6:07
岳沢方面へ左折
ここは歩きやすい登山道です
2018年07月31日 06:18撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
7/31 6:18
ここは歩きやすい登山道です
着きました。ここが登山口になります。
2018年07月31日 06:42撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
7/31 6:42
着きました。ここが登山口になります。
激登りが延々と続きます
2018年07月31日 08:03撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
7/31 8:03
激登りが延々と続きます
森林の中は花は少ない
2018年07月31日 08:05撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5
7/31 8:05
森林の中は花は少ない
ロープが出てきました
2018年07月31日 08:46撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
7/31 8:46
ロープが出てきました
掴めるものは何でも使う
2018年07月31日 08:50撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
7/31 8:50
掴めるものは何でも使う
西穂から奥穂高の稜線が見えてきた。
2018年07月31日 08:55撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5
7/31 8:55
西穂から奥穂高の稜線が見えてきた。
焼岳と上高地も
2018年07月31日 08:55撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
7/31 8:55
焼岳と上高地も
奥穂高岳
2018年07月31日 08:56撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5
7/31 8:56
奥穂高岳
コブ尾根ノ頭、ジャンダルム、ロバの耳、馬の背
2018年07月31日 08:56撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7
7/31 8:56
コブ尾根ノ頭、ジャンダルム、ロバの耳、馬の背
間ノ岳、天狗の頭
2018年07月31日 08:56撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
7/31 8:56
間ノ岳、天狗の頭
西穂の稜線
2018年07月31日 08:56撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
7/31 8:56
西穂の稜線
明神岳三峰
2018年07月31日 09:06撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
7/31 9:06
明神岳三峰
ロープ帯が続く
2018年07月31日 09:04撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
7/31 9:04
ロープ帯が続く
両側切れ落ちてます。
高所恐怖症だったことを再認識
2018年07月31日 09:12撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
7/31 9:12
両側切れ落ちてます。
高所恐怖症だったことを再認識
登山道脇の林
2018年07月31日 09:25撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
7/31 9:25
登山道脇の林
トウヤクリンドウ
2018年07月31日 09:33撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
7/31 9:33
トウヤクリンドウ
これは南西尾根の肩のようです。
五峰はその向こう側です。山頂はまだまだ遠い。
ゲッソリ(''Д'')
2018年07月31日 09:48撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
7/31 9:48
これは南西尾根の肩のようです。
五峰はその向こう側です。山頂はまだまだ遠い。
ゲッソリ(''Д'')
上高地全景
綺麗な景色です。人気の理由が解ります。
2018年07月31日 09:49撮影 by  Canon IXY 650, Canon
6
7/31 9:49
上高地全景
綺麗な景色です。人気の理由が解ります。
河童橋アップ
皆さん、橋の上で景色見たり写真を撮ったりしてるのかな?
2018年07月31日 09:49撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5
7/31 9:49
河童橋アップ
皆さん、橋の上で景色見たり写真を撮ったりしてるのかな?
霞沢岳
2018年07月31日 09:50撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
7/31 9:50
霞沢岳
雲が出始めた!山頂に着くまで晴れていてくれ〜
2018年07月31日 09:50撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
7/31 9:50
雲が出始めた!山頂に着くまで晴れていてくれ〜
明神岳主峰方面はガスってきた。
嗚呼(*´Д`*)
2018年07月31日 09:50撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/31 9:50
明神岳主峰方面はガスってきた。
嗚呼(*´Д`*)
今のうちに写真を撮っておくことに
大正池
2018年07月31日 09:53撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
7/31 9:53
今のうちに写真を撮っておくことに
大正池
明神橋
2018年07月31日 10:00撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/31 10:00
明神橋
明神橋のアップ
2018年07月31日 10:00撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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7/31 10:00
明神橋のアップ
眼下に明神池
2018年07月31日 10:00撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
7/31 10:00
眼下に明神池
西南尾根の肩に出ました。
頂上に向かっていますがガスが降りてきた。ガッカリ
2018年07月31日 10:11撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
7/31 10:11
西南尾根の肩に出ました。
頂上に向かっていますがガスが降りてきた。ガッカリ
登りやすそうなルートを探しながら登る。
2018年07月31日 10:18撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
7/31 10:18
登りやすそうなルートを探しながら登る。
はるか先にピンクテープが見えたので少し安心
2018年07月31日 10:36撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
7/31 10:36
はるか先にピンクテープが見えたので少し安心
ここにも赤テープ
2018年07月31日 10:36撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/31 10:36
ここにも赤テープ
おっ、ピッケルだ‼
2018年07月31日 10:42撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5
7/31 10:42
おっ、ピッケルだ‼
明神岳五峰やっと、着きました。
2018年07月31日 10:43撮影 by  Canon IXY 650, Canon
13
7/31 10:43
明神岳五峰やっと、着きました。
しかし、五峰はガスっているので周囲の視界ゼロ
ガッカリ(*_*)
2018年07月31日 10:44撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
7/31 10:44
しかし、五峰はガスっているので周囲の視界ゼロ
ガッカリ(*_*)
ピッケルの後ろは絶壁
2018年07月31日 10:44撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
7/31 10:44
ピッケルの後ろは絶壁
これが明神岳五峰のピッケルです。
ピッケルの銘柄は錆びている上にピンボケで字が読めません。
2018年07月31日 10:46撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
7/31 10:46
これが明神岳五峰のピッケルです。
ピッケルの銘柄は錆びている上にピンボケで字が読めません。
頭上を綺麗な羽の鷹?が優雅に飛んでいます。気持ちよさそう〜
2018年07月31日 10:49撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5
7/31 10:49
頭上を綺麗な羽の鷹?が優雅に飛んでいます。気持ちよさそう〜
山頂だけガスってるようです。
2018年07月31日 10:52撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
7/31 10:52
山頂だけガスってるようです。
ガスが抜けないので下り始めます。
2018年07月31日 10:58撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
7/31 10:58
ガスが抜けないので下り始めます。
トウヤクリンドウがいっぱい咲いています。
2018年07月31日 11:04撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
7/31 11:04
トウヤクリンドウがいっぱい咲いています。
ミヤマダイコンソウ
2018年07月31日 11:07撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
7/31 11:07
ミヤマダイコンソウ
チシマギキョウ
2018年07月31日 11:09撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
7/31 11:09
チシマギキョウ
雲が降りてきてしまった。帰り始めて正解かな?
2018年07月31日 11:10撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
7/31 11:10
雲が降りてきてしまった。帰り始めて正解かな?
振り返って見上げる。
ハイマツと岩のコントラストが綺麗ですね
2018年07月31日 11:16撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
7/31 11:16
振り返って見上げる。
ハイマツと岩のコントラストが綺麗ですね
急峻な下りが続きます。
2018年07月31日 11:33撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/31 11:33
急峻な下りが続きます。
眼下に2263m峰がせり出しています。
梓川も直下に見えます。
2018年07月31日 11:33撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
7/31 11:33
眼下に2263m峰がせり出しています。
梓川も直下に見えます。
痩せた尾根のロープ帯まで戻ってきました。
両側は切れ落ちた崖、左側の崖にはペットボトルが2本引っかかってます。
2018年07月31日 12:10撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
7/31 12:10
痩せた尾根のロープ帯まで戻ってきました。
両側は切れ落ちた崖、左側の崖にはペットボトルが2本引っかかってます。
ここもロープの左側(次の写真)は絶壁です。
2018年07月31日 12:12撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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7/31 12:12
ここもロープの左側(次の写真)は絶壁です。
絶壁
2018年07月31日 12:15撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/31 12:15
絶壁
ロープ帯の下り
写真では緩い所に見えますが実はかなりの急傾斜です。
2018年07月31日 12:16撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
7/31 12:16
ロープ帯の下り
写真では緩い所に見えますが実はかなりの急傾斜です。
ロープ帯終了
2018年07月31日 12:35撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/31 12:35
ロープ帯終了
危険個所は過ぎたけれど急峻な下りは続きます
2018年07月31日 12:54撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
7/31 12:54
危険個所は過ぎたけれど急峻な下りは続きます
激下りの笹薮
笹を掴みながら下る
2018年07月31日 13:57撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/31 13:57
激下りの笹薮
笹を掴みながら下る
花を見ながら休憩
2018年07月31日 14:15撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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7/31 14:15
花を見ながら休憩
雲が上がって山が見えるようになってきました
2018年07月31日 14:16撮影 by  Canon IXY 650, Canon
7/31 14:16
雲が上がって山が見えるようになってきました
無事登山道に合流
2018年07月31日 14:18撮影 by  Canon IXY 650, Canon
2
7/31 14:18
無事登山道に合流
散策路に合流
清流に癒される
2018年07月31日 14:48撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
7/31 14:48
散策路に合流
清流に癒される
六百山と岳沢湿原の清流
いつ見ても美しい景色です。しかし右下におじさんが・・・
2018年07月31日 14:51撮影 by  Canon IXY 650, Canon
6
7/31 14:51
六百山と岳沢湿原の清流
いつ見ても美しい景色です。しかし右下におじさんが・・・
明神岳と吊尾根
2018年07月31日 15:02撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5
7/31 15:02
明神岳と吊尾根
河童橋から梓川の清流
2018年07月31日 15:05撮影 by  Canon IXY 650, Canon
4
7/31 15:05
河童橋から梓川の清流
河童橋から見た明神岳五峰
登れてよかった(^^)
2018年07月31日 15:06撮影 by  Canon IXY 650, Canon
5
7/31 15:06
河童橋から見た明神岳五峰
登れてよかった(^^)
バスターミナルに着きました。
タクシーは親子連れの方と蝶ヶ岳へ行かれたご夫婦と御一緒になりました。感じのよい方達でした。今日も良い一日が過ごせました。
2018年07月31日 15:13撮影 by  Canon IXY 650, Canon
3
7/31 15:13
バスターミナルに着きました。
タクシーは親子連れの方と蝶ヶ岳へ行かれたご夫婦と御一緒になりました。感じのよい方達でした。今日も良い一日が過ごせました。
おまけ
昨年、上高地を散策した時に写した明神岳五峰
この方向からの姿が凛々しくて好きです。
2017年06月06日 14:14撮影 by  iPhone 7, Apple
6
6/6 14:14
おまけ
昨年、上高地を散策した時に写した明神岳五峰
この方向からの姿が凛々しくて好きです。
おまけ
明神橋からの明神岳五峰
2017年06月06日 13:59撮影 by  iPhone 7, Apple
3
6/6 13:59
おまけ
明神橋からの明神岳五峰
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 携帯 時計 サングラス タオル ストック ウインドブレーカー ヘルメット

感想

明神岳5峰に行って来ました

山を趣味にしている人には是非行ってみたいという山が幾つかはあると思います。
私の行きたい山の一つが明神岳5峰でした。主峰ではなく5峰なのはそこに気になるピッケルが立っているからです。

明神岳のレコで五峰のピッケルを初めて見た時、岩の山頂に立つピッケルは周囲の景色に馴染んで実によい絵になっていました。
その後もレコの中でピッケルを見るたびに何時か見に行きたいという思いは募りました。
この山は去年の夏に登ろうと思っていましたが、長雨と我が家の事情で断念しました。
しかし、これ以上馬齢を重ねると体力的に絶対に行けなくなってしまう恐れがあるので、今年満を持して?行くことにしました。

上高地バスターミナルを出発して前穂高岳方向に進み7番標識を目印に登山道を右にそれて登ります。
ここは正規の登山道ではありませんが意外と踏み跡があるのでルートを間違えることはありません。ただし、かなりの急登なので体力を消耗します。
トラロープ帯に入るとさらに急峻になり岩や木の根も使って登ります。そしてこの場所は狭い上に両側が切れ落ちている所もあるので転落しないように細心の注意を払って登りました。
ロープ帯を過ぎると危険な場所は無くなりますが急登は相変わらず続きます。なので、歩みは遅く山頂はなかなか近づきません。
一度勘違いで西南尾根の肩を5峰山頂と信じて登っていた時、その向こう側に5峰が現れた時にはガッカリして心が折れそうになり、一瞬帰ってしまいたくなりました。
しかし、そこは気持ちを切り替えてヒーコラゼーゼーしながら登り続けました。
そして、南西尾根の肩に出ると岩とハイマツの綺麗な景色の中を登ります。ここは踏み跡が薄くなります。しばらく登ると岩稜帯になるので自分の登りやすい所を探しながら登りました。
この場所が上高地や西穂高方面の景色も綺麗で登っていて楽しい場所でした。

暫らくすると遠くにピッケルが見えてきました。
近づいてみると、それは錆びて茶色くなってましたが毅然と立っていました。
多分、様々な経緯の中でこのピッケルは立てられたのでしょうが念願のピッケルに会えて感無量でした。
当初の目的の明神岳5峰のピッケルを確認するという目標はクリア出来たのでとても良かったと思っています。
しかし、朝、快晴だった天気はすっかりガスってしまい周囲の山も眼下の風景も何も見えなくなってしまいました。あと一時間早く着けたら快晴だったと思うと残念な思いがしますが今の自分の体力ではこれが限界なので納得するしかありません。

明神岳5峰は静かな山で誰にも会いませんでしたが、下山すると上高地は老若男女、外国の方も含めてとても賑わっていました。
あの大きな山を独り占めして楽しんでいた私はある意味、贅沢な時間を過ごせて至福の一日となりました。
今年一番楽しめた山歩きになりましたが、酷使した老人の足はヨレヨレです。

今回は私の希望の山を登ったので次回は嫁さんの行きたい山に行ってみようと思っています。

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コメント

ピッケル
Alzhikerさん、こんばんは。

明神岳ではなく明神岳五峰なんですね。行きたい山のひとつに行けて完登できて念願のピッケルみられてよかったですね。おめでとうございます。

明神岳は昨年槍ヶ岳から上高地下山する時、横を通って、この山を登る人もいるんだろうな、大変そうと思った気がします。Alzhikerさんは結構マニアックなところがお好きなんですね。
あとはどこ狙っているのか気になるところです。
2018/8/10 19:01
Re: ピッケル
Etsunoさん、こんばんは。

いつもコメントありがとうございます。
ハイ、念願のピッケルに逢えてよかったです。欲を言えば眼下に見えるはずの明神池や主峰から四峰までの景色も見たかったのですが叶いませんでした。
Etsunoさん級の体力があればガスる前に着けたんですけどね〜

マニアックなんて言うと明神五峰に叱られますよ。静かないい山でしたよ。
Etsunoさんも目標に向けて頑張ってください。
応援してますよ
2018/8/10 20:02
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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この記録に関連する登山ルート

アルパインクライミング 槍・穂高・乗鞍 [2日]
奥穂高岳南稜(重太郎新道から下山)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
5/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

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どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
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