立山三山〜剱岳

- GPS
- 17:19
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 2,006m
- 下り
- 1,994m
コースタイム
- 山行
- 5:52
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 6:41
- 山行
- 7:46
- 休憩
- 2:48
- 合計
- 10:34
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
室堂ターミナル内に登山案内相談所があり、登山ポストがあります。 |
| その他周辺情報 | みくりが池温泉 |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
感想
この時期はやはり大混雑で、余裕を持って計画を立てなければならないと痛感しました。それでも手軽に3000m級の山々に登れるのは人気の理由なんでしょうね。念願の剱岳も危険がいっぱいのルートですが、整備されているため大勢の老若男女で溢れていました。Tシャツ短パンの軽装の方からアンザイレンのグループまで実に多種多様でした。
扇沢駅に7時に到着。既に長蛇の列で7:30(この時期の始発)のトロリーバスには乗れず、8時発に乗りました。始発はぎゅうぎゅうですが、二番手はそれほどでもないようです。結局、室堂到着はほぼ10時で予定より1時間遅れの室堂出発となりました。
雄山までは神社を目的にファミリーや団体さんが大勢登られてました。一の越から上は急でザレているのに大渋滞で、落石の危険性大でした。何とか雄山を抜けると大汝山へのルートは少し落ち着いて歩けました。さらに富士の折立、真砂岳、別山までは暑さとの戦いでした。時折吹く風は涼しいのですが、無風で日差しが照りつけると汗だくでした。剣沢小屋のテント場までは一気に300メートル近く下ります。テント場は小屋より少し手前で、トイレ二か所(一方はバイオトイレ)、水場は飲用と非飲用の水場が各々1ヵ所あり、剱岳を眺めながらの絶好のロケーションです。ただし、ビール等の買い出しは小屋まで10分ほど下ります。
翌朝は3時出発を計画していましたが、いつも通りのんびりと5時前出発。早い方は3時頃からヘッデンの明かりで登っていました。私もそのつもりだったのですが...
5時には十分明るくなり、日の出とともに剣山荘到着です。剣山荘ではヘルメットの貸し出しをしていました。剱岳へのルートではヘルメット装着率はかなり高く9割程度と思われます。足場の狭い所や細い所、落ちたら相当なことになりそうな箇所が多数ありますが、かなり整備されており、クサリやステップが打ってあり慎重に行けば問題ありません。ただし雨の日は難易度が相当に増します。悪天時は撤退必須でしょうね。往路にカニの縦バイ、復路にカニの横バイがありますが、案の定プチ渋滞が起こりました。それでももう少し後になればもっと混むらしく、お盆頃は1時間以上も待ったという話も聞きました。
剱岳山頂は感無量で、狭い山頂からこぼれ落ちそうなくらい大勢の方が登頂されていました。祠の前での写真撮影にも行列ができており、皆さん色々なポーズで写真に納まっていました。剱人Tシャツも見られましたし、ドローンも飛んでいました。
剣山荘まで戻り別山を眺めながらカレーライスをいただきました。剣沢でテントを回収してダラダラと1時間も過ごし、ようやく重い腰を上げて剣御前小屋まで200mほどを登り返し、そのあと雷鳥沢まで500m以上を下ります。ただ最も苦しかったのは雷鳥沢から室堂に至る石段地獄でした。整備された方々にはもちろん感謝ですが、思いの外長く、高低差もあり、そして苦手な硫黄臭に悩まされながら無事到着。スケールの大きな山旅でした。山は暑い暑いと思っていても気温17℃前後。しかし自宅に帰ってくると夜中にもかかわらずまだ30℃もありました。
zeps

















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