チブリ尾根〜白山別山〜南竜山荘〜大汝峰〜別当出合
石川県
岐阜県
kyom4
- GPS
- 32:05
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 2,538m
- 下り
- 2,114m
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- 山行
- 7:30
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 8:25
| 天候 | 一日目 晴れ 二日目 霧後小雨後曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
県道33号線を道なりに13km走ると市ノ瀬野営場、 広い駐車場とトイレがあります 登山届提出が義務化され、ビジターセンター前で作成し、 備え付けの登山ポストに入れました |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・市ノ瀬〜別山 標識、登山道共に良く整備され 特に危険箇所はありません ・御舎利山分岐〜南竜山荘 尾根の縦走路の崩壊地点は滑落注意です 油坂の頭からの急坂はガレ、ザレ入り混じり 浮き石にも足を取られやすいので、捻挫に注意です ・南竜山荘〜御前峰〜大汝峰〜別当出合 特に危険箇所はありませんが 大汝峰の登山道は踏み跡が入り乱れた箇所があります 赤ペンキの丸印、矢印を見落とさないようご注意ください |
写真
市ノ瀬ビジターセンター前は、もうバスが動いていました。チブリ尾根から登り、別当出合に下るとバスに乗れ、歩行距離が短くなるのが助かります♪
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登山道左に少し入った場所のようです。先を急ぐので行ってみませんでした。
なんと久しぶりに仰ぎ見る御姿！美しい山容を見ることができて感激です!(^^)!
こうして避難小屋を見おろすと、小屋をいとおしく、愛らしく、そして頼もしく感じます
あの道を辿って南竜荘に向かうのですね！想像していたよりずっと険しい稜線(*_*;
山頂標識らしいものは見当たりませんでした。とにかくピークにようやく立て、ほっと一息！
一年前から登ろうと計画。ようやく思いが叶いました！大満足(*^^)v
別山山頂付近の人の多さに比べたら、格段に歩いている人は少なく、静かな山歩きを楽しめました♪
雲が足元に忍び寄って来ました。幻想的な雰囲気も良いですね♪殊に今日中に下山しなければならない切迫感がないので、こんな風に感じるのでしょう♪
振り返ると下って来た道が延々と笹原の中に刻まれていました。ガレ、ザレ入り混じり、浮石に足を乗せると滑りやすく、下りに使うと歩きにくい道。捻挫の恐れもあるので慎重に下りました。
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お世話になります！どんな小屋でしょうか？わくわく(^^♪
白山の山頂が北風を受け止め、風下の南面に木々が生育できる環境になったのでしょう。南竜山荘は麓の絶好の場所に位置していますね！
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標高二千メートルは、天にも近く、天国にいる気分！早々、明日に備えてお休みなさい♪
ポットにお湯を頂こうと思い、そのまま忘れて出発し、10分程で気が付き、取りに戻りました。改めて出発（気が付いて良かったですが、本当に最近忘れっぽくて情けないです）
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これまでの安全に感謝し、これから先の安全を祈願
あっという間に目の下に見えていた池が雲に隠されてしまい、慌ててシャッターを切りましたが、写真ではもうはっきりしません(T_T)
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もう殆ど視界のない中、大汝峰まで行っても仕方がないと思いましたけれど、もう二度と来る機会はないかもしれないと思い直し、池巡りへの道に進みました
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あまり人を恐れていない様子で、写真を撮らせてもらえました♪
室堂ビジターセンターまで下山。この程度の小雨なら雨具は要らないと判断し、ザックカバーだけ取り付け、ポットのお湯でカップヌードル休憩
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休憩中、ベンチにいらした方と話が弾んで、つい予想外の長居をしてしまいました(^^ゞ
広い休憩所です。下る人、まだこれから登る人、大勢の登山者が行き来していて、白山の人気を実感します！
感想
信仰の山「白山」には、信仰の山らしい名の付いた幾つもの参道があり、
避難小屋に一泊の長距離コースにも憧れていた時期がありましたけれど
もう、そんな長い参道を重装備で辿れる自信は無く、
せめて登り残した別山と大汝峰には是非詣でたいと、
登れる機会を伺っていました。
せっかくなので、未踏のコースを登りたいと記録を調べ、
チブリ尾根を経由して別山に登り、南竜山荘に一泊し、
翌日、大汝峰迄周回して、別当出合に下る計画です。
一日目は早朝より晴れ、最初は緩やかなチブリ尾根を辿る足取りも軽快♪
避難小屋を過ぎてからの登りは、白山釈迦ヶ岳を思い出させる急坂、
赤兎山から大長山へ縦走し、翌日登った白山釈迦ヶ岳は懐かしい思い出。
一緒に登った方々の顔や、風景を思い浮かべると、
懐かしさに登りの辛さも少し薄らぎます。
最後の急坂のガレ場をようやく登り、御舎利山山頂に着くと
縦走路のすぐ向こうに、白山別山と、山頂に立つ大勢の登山者まで見え
先刻までの静けさとは打って変わった雰囲気に圧倒されます！
広がる大展望に誘われ、のんびりと休憩する方々で
さほど広くない山頂は埋まりそうな気配！
早々に、今夜お世話になる南竜荘に向けて出発しましたけれど
その賑やかさに、やはり登ってみたいと思っていただけの
価値ある大展望の山と、再認識しました。
尾根道脇のお花畑はまだまだ様々な花が花盛り♪
人影の少ない道をゆっくり縦走が楽しめるのも、
今日中に下山しなければならないという切迫感がないからこそと
嬉しさがじわじわと込み上げてきます。
雲が稜線を覆いはじめ、ちょっと急かされる気分になりました。
足元に南竜山荘が見え、そして登り返しを目の当たりにすると
一気に疲れを感じ、一休みしたくなります。
地図を見ていただけではわからなかった笹原の間の急なザレ場や
渡渉してからの登り返しは、疲れた自分に想像以上の難度でした！
日曜日に宿泊すれば、多分ゆったり泊まれるだろうとの目論見通り
静かな雰囲気の山荘、そして美味しい食事に大満足♪
ゆったりと一晩過ごし、疲労回復できました。
翌日の出発時は、まだ日差しがあったものの白山山頂に着いた頃には
霧が辺りを瞬時に覆い始め、大汝峰まで行っても無意味と思いながらも
二度と来る機会はないかと、計画に従い、霧の中を大汝峰へ。
大勢の登山者が休憩中の室堂センターで、
持ってきたお湯で温かい飲み物を作り、冷えた身体を温め、休憩。
別当出合に下り始めると、予想外に次第に空は明るくなり
次々に登って来る人の多さに、ここでも圧倒されました。
途中の避難小屋前でお話しした方も、地元の方が多く
白山は何といっても地元の方々に愛される身近な山、
と印象を新たにしました。
また機会があったら別のコースを歩き、
今度こそ、青空を写す美しい池巡りをしたいと思います。
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