記録ID: 1589933
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間
前掛山(浅間山)・車坂峠より周回
2018年09月19日(水) [日帰り]

体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,341m
- 下り
- 1,339m
コースタイム
| 天候 | 晴れ時々曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
草すべり、Jバンドの急坂は滑落、落石注意。 |
| その他周辺情報 | 直帰しました。 |
写真
車坂峠・高峰高原ホテル前(1,970m)
激下りの草すべりを通過する頃に明るくなるように見計らって出発!
遂に宿願だった浅間山本峰へ登れるということで、前日から落ち着かない気持ちでした。
お盆終わりの頃の鹿島槍以来、1ヶ月ぶりの登山なのでゆっくりめのペースでスタートします。
久しぶりの山行だったからかトーミの頭までけっこうしんどい。
なお冷え込みは予想より大したことありませんでした。
レイヤリングの選択に迷いましたが、ベースは夏用で正解でした。
激下りの草すべりを通過する頃に明るくなるように見計らって出発!
遂に宿願だった浅間山本峰へ登れるということで、前日から落ち着かない気持ちでした。
お盆終わりの頃の鹿島槍以来、1ヶ月ぶりの登山なのでゆっくりめのペースでスタートします。
久しぶりの山行だったからかトーミの頭までけっこうしんどい。
なお冷え込みは予想より大したことありませんでした。
レイヤリングの選択に迷いましたが、ベースは夏用で正解でした。
前掛山登山口・賽ノ河原分岐点(2,080m)
遂にやってきました、賽ノ河原分岐点。
塞いでいたロープは撤去され、前掛山へ通じる登山道は開かれています。この時を待ってました!!
この先、標高差350mの登りとなるので、小休止を入れてから出発します。
遂にやってきました、賽ノ河原分岐点。
塞いでいたロープは撤去され、前掛山へ通じる登山道は開かれています。この時を待ってました!!
この先、標高差350mの登りとなるので、小休止を入れてから出発します。
立入禁止告示板(2,430m)
急登がふっと緩むと待望の浅間山頂上部の端に辿り着きました!
蓼科でも味わったような異世界感に包まれます。
ここから標高差80mほど直登すると火口縁に突き当たりますが、目の当たりにしたい思いを何とか抑えて前掛山へ向かいます。
急登がふっと緩むと待望の浅間山頂上部の端に辿り着きました!
蓼科でも味わったような異世界感に包まれます。
ここから標高差80mほど直登すると火口縁に突き当たりますが、目の当たりにしたい思いを何とか抑えて前掛山へ向かいます。
立入禁止告示板からすぐに2棟の避難シェルターに到着。
これが他の方のレポでよく見ていたシェルター…。
実際に噴火が発生した際、これで耐えられるのかは神々のみぞ知るところかも。
そして火口丘と前掛山へ通じる尾根(これも外輪山だった!)の間の荒涼とした光景にも目を奪われました!
これが他の方のレポでよく見ていたシェルター…。
実際に噴火が発生した際、これで耐えられるのかは神々のみぞ知るところかも。
そして火口丘と前掛山へ通じる尾根(これも外輪山だった!)の間の荒涼とした光景にも目を奪われました!
前掛山山頂(2,524m)に遂に立ちました!!
噴火警戒レベル2になる前に収録された「15分でにっぽん百名山」で浅間山の回を観て以来、自分にとってここへ登ることは宿願でありました!
あれから数年。兵庫から長野に引っ越したおかげで日帰りで容易に来ることが出来るようになりました。
ここに来るまでいろいろなことがあって長かった。
自分にとって本当に夢心地の前掛山山頂滞在でした。
前掛山からはほど遠くないところに、本当の浅間山山頂である釜山を見ることが出来ました。
聞くところによると昔は立入禁止区域の設定など無く自由に歩けたようです。
実際に噴火する時の規模とタイミングは、それこそ人間には分からないものであり、噴火警戒レベル1だからとか、前掛山に居るから安全であるとはいえません。
登山道以外は入れないルールは一応遵守するものの、釜山や火口縁に行ってみたいという気持ちは否定しません。
噴火警戒レベル2になる前に収録された「15分でにっぽん百名山」で浅間山の回を観て以来、自分にとってここへ登ることは宿願でありました!
あれから数年。兵庫から長野に引っ越したおかげで日帰りで容易に来ることが出来るようになりました。
ここに来るまでいろいろなことがあって長かった。
自分にとって本当に夢心地の前掛山山頂滞在でした。
前掛山からはほど遠くないところに、本当の浅間山山頂である釜山を見ることが出来ました。
聞くところによると昔は立入禁止区域の設定など無く自由に歩けたようです。
実際に噴火する時の規模とタイミングは、それこそ人間には分からないものであり、噴火警戒レベル1だからとか、前掛山に居るから安全であるとはいえません。
登山道以外は入れないルールは一応遵守するものの、釜山や火口縁に行ってみたいという気持ちは否定しません。
前掛山山頂から南側も外輪山が続いていますが、立入可能範囲はここまでとなっています。
見た目には行けそうに思えますが、地形図を見ると幅が狭くて崖が迫っていて危ないようにも見受けられます。
また、地理院地図によるとこの先にあるはずの三角点表記がなぜか消えています。
実際に先へ進んで三角点の有無を確かめてみたいところですが…。
見た目には行けそうに思えますが、地形図を見ると幅が狭くて崖が迫っていて危ないようにも見受けられます。
また、地理院地図によるとこの先にあるはずの三角点表記がなぜか消えています。
実際に先へ進んで三角点の有無を確かめてみたいところですが…。
再訪を期して浅間山から下山に掛かります。
本来は浅間山荘起点の火山館コースのほうを選ぶべきかと思いましたが、今日は黒斑山の外輪山を通って車坂峠へ戻るので長い道のりが待っています。
それにしても初めて見る角度の外側外輪山は本当に美しいです。
本来は浅間山荘起点の火山館コースのほうを選ぶべきかと思いましたが、今日は黒斑山の外輪山を通って車坂峠へ戻るので長い道のりが待っています。
それにしても初めて見る角度の外側外輪山は本当に美しいです。
Jバンドへの急坂。ここの激登りは気合が要ります!
今回初めてJバンドを登りで通過したのですが、前回下った時と別ルートがあることに気づきました。
賽ノ河原から登っていくと道なりにここを登るようになりますが、下りの時はもう少し先で降りていました。
こちらからのほうが断崖絶壁を歩く距離が短いのでちょっと安全でしょう。
今回初めてJバンドを登りで通過したのですが、前回下った時と別ルートがあることに気づきました。
賽ノ河原から登っていくと道なりにここを登るようになりますが、下りの時はもう少し先で降りていました。
こちらからのほうが断崖絶壁を歩く距離が短いのでちょっと安全でしょう。
黒斑山まで登り基調のしんどい道のりです。気合を入れ直していきます。
半年前の積雪期にも歩いていますが、この外輪山(外側)も好きなルート。
前掛山まで登れるようになった今、この外輪山の魅力も増しそうです。
半年前の積雪期にも歩いていますが、この外輪山(外側)も好きなルート。
前掛山まで登れるようになった今、この外輪山の魅力も増しそうです。
黒斑山山頂(2,404m)
やっと黒斑山まで戻ってきました。初めて前掛山と合わせて歩きましたが、けっこうな歩きごたえです!
黒斑山もそれなりの数の登山者で賑わっていました。
今まではただ眺めるだけだった浅間山でしたが、やはり前掛山まで登っておくと気持ちが楽になりました。
やっと黒斑山まで戻ってきました。初めて前掛山と合わせて歩きましたが、けっこうな歩きごたえです!
黒斑山もそれなりの数の登山者で賑わっていました。
今まではただ眺めるだけだった浅間山でしたが、やはり前掛山まで登っておくと気持ちが楽になりました。
装備
| 個人装備 |
三脚
水筒
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
サングラス
タオル
カメラ
|
|---|
感想
8月末に3年ぶりにようやく噴火警戒レベルが1に下がったものの、秋雨前線や台風のせいで登頂は延期を重ねていました。
今回ようやく好天の日に登る機会を得て、やっと宿願の前掛山登頂を実現出来ました!
噴火警戒レベル2のままでも登るつもりで機会を伺っていましたが、やはり公式に許可された状態だと気分が違います。
(それでも絶対安全というわけではないのですが)
浅間山は活火山であり、またいつ噴火するか分からないので、早めに登頂出来て良かったです。
願わくば噴火警戒レベル1のままで長く続けばと思います。
今後も機会を見つけて再訪していきたいです。
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コメント
この記録に関連する登山ルート
積雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間 [日帰り]
浅間山(浅間山荘スタート、前掛山、Jバンド、黒斑山、草すべり、浅間山荘)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
loon_nz
















こんにちわ。
地図を小さくして 位置関係を拝見、
長野からだと 松本より 浅間山の方が近いようですね。
長野と言うと 白馬 松本 長野 茅野 ぐらいが 頭に浮かびます。(笑)
待望の 立ち入り禁止解除だったのですね。
ルーンさんも 嬉しさが伝わってまいりました。
おはようございます、mayasanpoさん。
浅間山は家から1時間30分弱で着くので、長野県の中でも近いほうです。
各地の山へのアクセスを考えると長野市は若干北寄りになってしまいますが、
それでも兵庫から夜通しで遠征してた時に比べると負担は比べものになりません。
松本や茅野だと八ヶ岳がホームになりそうですね!
噴火警戒レベル2のままでも、この秋には前掛山まで行くつもりだったので、
自分の希望が通じたというかなんともタイムリーなレベル下げでした。
浅間山は長年憧れの山だったので、登頂が叶って本当にうれしかったです。
噴火口、釜山は立入禁止になっていますが、ユーチューブでドローン映像が観られますので、
もし興味がおありでしたらご覧になってみてください。
浅間山レポをご覧いただきまして、ありがとうございました。
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