檜洞丸 久しぶりの丹沢は少し寂しげな秋


- GPS
- 05:58
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,409m
- 下り
- 1,485m
コースタイム
- 山行
- 5:18
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 5:58
天候 | 曇天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今回のルート全体的に倒木がかなり多い。先の台風の影響もあるのか比較的新しいのもある。その都度、潜ったり、越えたり、迂回したりと対処しなければならない。 |
写真
感想
今月は遠征登山のために休みをまとめて取れなかったので、日帰りで近場の丹沢へ久々に行ってきました。
まだ薄暗い中、電車を乗り継いで新松田駅へ。駅に着く頃にはすっかり朝になるが、前日までの秋晴れとは打って変わっての曇天の空模様。なんというツキの無さか… 路線バスに乗り換えて、揺られること1時間で終点の西丹沢ビジターセンターに到着。登山届を書いて、身支度を整え、山神様に参拝して、いざ出発。
行動開始が遅くて既に10時前。最短ルートのツツジ新道を選択。ゴーラ沢出合までは緩やかな沢沿いの道を進む。
浅い沢を渡ると、本格的な登りが始まる。山頂まで3Kmで一気に高度を800m位上げることになる。案の定、ここから先は鎖や木階段も出てくる容赦ない急登が続く。
標高1300mを越えると、あたりの木々が色づき始める。ただ、天気のせいもあるのか、いまいち美しい紅葉という感じではない。
ゴーラ沢出合から1時間半ほどで、やっと急坂が終わり、稜線上に出る。ここからは木道(山頂に向かって2本あるが、東側の方は途中で破損していて通行不可)を歩いたりしながらの緩やかな道で、あっという間に山頂に到着。
山頂には3組ほど先客の登山者がいたが、周りは白々としており、寒々しい景色で物寂しい印象。当初はここで昼食を取るつもりだったが、なんとも居た堪れない気分になり、空模様も怪しくなってきたので、そそくさと下山することにする。
木道を戻り、ツツジ新道との分岐を今度は箒沢への尾根筋の道を下っていく。石棚山あたりまでは比較的緩やかな下り道で、色づいたブナ林が続いていて、今回の山行でこの辺りが唯一楽しげに歩けた。
標識が斜めってる石棚山からは一気に下る。岩場や鎖場、長い木階段もあるが、一番厄介なのはザレた急坂。滑らないように慎重に足を運ぶ。
1時間半ほど黙々と下ると沢に出る。また浅い渡渉をして進むと、まもなく箒沢公園橋に至り車道へ。橋から10分ほど歩くと、中川の箒杉という巨木がある。なんと推定樹齢が2000年という国の天然記念物である。全く衰えを感じさせない姿が圧巻。しばらくグルグル回って観察後、近くの箒杉バス停から帰路につく。
今回は、雨こそ降られなかったものの、展望は白く、富士山はおろか、丹沢の山々も望めず、なんとも寂しげな山行になってしまいました。次回は晴天の下で紅葉を楽しめる山行にしたいものです。
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