記録ID: 1638428
全員に公開
ハイキング
芦別・夕張
夕張岳（金山コース）
2018年11月03日(土) [日帰り]
北海道
kazu_VLX
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,633m
- 下り
- 1,651m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
11月のこの時季、1,000m付近から登山道は雪道。1,400m辺りから脛までの積雪と笹薮が行く手を阻む。斜面の細道は、分かりづらいので滑ること多数、注意願いたい。熊には遭わなかったが、小熊の足跡が雪の上に1か所あり。 |
| その他周辺情報 | 占冠に湯の沢温泉、塩化物冷鉱泉あり。加温・塩素ろ過しているが、冷え切って疲れた体を温めるには良かった。 |
写真
金山の駐在所の手前にある登山口まで9.8�劼鮗┐拘波帖�手前のふれあい広場でトイレを済ませる。富良野方面に向かって国道237号左折して林道へ向かう。
1
11/3 6:55
金山の駐在所の手前にある登山口まで9.8�劼鮗┐拘波帖�手前のふれあい広場でトイレを済ませる。富良野方面に向かって国道237号左折して林道へ向かう。
林道へ向かう一本道を直進すると、ゲートがある。開けたら必ず閉めるお約束。他の方のレコにあるように、登山口手前2�劼納嵶渉鵡垰澆瓩鮗┐紘充┐�あった。
11/3 6:59
林道へ向かう一本道を直進すると、ゲートがある。開けたら必ず閉めるお約束。他の方のレコにあるように、登山口手前2�劼納嵶渉鵡垰澆瓩鮗┐紘充┐�あった。
林道から眺める夕張岳山頂。雪化粧して綺麗だが、登るときはとても寒そう。早朝の林道では、周囲一面の草や木々が霜で真っ白。
登山口手前2�劼砲△觴嵶渉鵡垰澆瓩良充─�指示通りに駐車帯に駐車して、支度を整え林道を20分ほど歩いて登山口へ。
入山記入を済ませ、7：45登山開始。空気が冷たい。誰も入っていない様子なので一番乗り。下山して分かるが、快晴なのにこの日は私だけ…。
1
11/3 7:42
入山記入を済ませ、7：45登山開始。空気が冷たい。誰も入っていない様子なので一番乗り。下山して分かるが、快晴なのにこの日は私だけ…。
すぐに登山口を示す看板。800mぐらいまでやや急登が続き、高度を稼ぐ。尾根に出るまでの辛抱が続く。
10分も登ると汗が噴き出る。途中から見える雪化粧した十勝連峰の雲上の姿に心が癒される。雲に浮かんだ雪の衣をまとった山々は美し過ぎる。
3
11/3 8:24
10分も登ると汗が噴き出る。途中から見える雪化粧した十勝連峰の雲上の姿に心が癒される。雲に浮かんだ雪の衣をまとった山々は美し過ぎる。
途中、倒木が登山道を阻む。この後も、倒木を乗り越えたり、くぐったり、わき道で迂回するなど、アスレチックな感じが続く。
いよいよ雪が現れ始める。陽のあたる場所の気温は寒くないが、日蔭はとても涼しい。
再び雪化粧した十勝連峰と大雪山の山々。快晴の今日は、遠くの山々までくっきり。急登のキツさを忘れさせてくれる遠くの景色。
小夕張岳が見えてきた。尖がっている。登ってみたが、他の方のレコにある標識が山頂に見当たらなかった。
いよいよ山頂が近づいてきた。日本二百名山、どっしりとした存在感溢れる容姿が実に美しい。これまでも登山道に雪が結構あったので先行きが心配。
4
11/3 9:41
いよいよ山頂が近づいてきた。日本二百名山、どっしりとした存在感溢れる容姿が実に美しい。これまでも登山道に雪が結構あったので先行きが心配。
笹薮と雪の登山道。足元は全く分からず、笹の上に積もった雪を漕いで行くのが大変。すでに足先が冷たくなってきた。
雪道を辛抱しながら一歩一歩。尾根のアップダウンを繰り返して脚は疲労度いっぱい。頂上が近づいてくると、勇気が湧いてくる。
1,400m辺り。周囲は脛までの積雪。鹿の足跡どおりに倣う。目印のピンクテープを見失わないように笹薮の中をつぼ足で進む。
斜面のトラバース。小動物の足跡を辿っていく。不思議なことに登山道のルートを小動物がきちんと歩いている。特に、先行者の鹿の足跡には助けられる。
2
11/3 11:13
斜面のトラバース。小動物の足跡を辿っていく。不思議なことに登山道のルートを小動物がきちんと歩いている。特に、先行者の鹿の足跡には助けられる。
馬の背・冷水コース側との金山分岐にやっと到着。足先の感覚は寒さですでになくなっていた。山頂までもう少しだが、雪かきで脚がフラフラ。寒さで足先が山頂まで持つかどうか…。
1
11/3 11:27
馬の背・冷水コース側との金山分岐にやっと到着。足先の感覚は寒さですでになくなっていた。山頂までもう少しだが、雪かきで脚がフラフラ。寒さで足先が山頂まで持つかどうか…。
馬の背・冷水コース側を望む。釣鐘岩の山容が素敵。夕張岳は今回初めてだが、夏にはこちらのコースのお花畑を楽しみたい。風が強くなってきたので、長袖に1枚ベストを羽織る。
5
11/3 11:29
馬の背・冷水コース側を望む。釣鐘岩の山容が素敵。夕張岳は今回初めてだが、夏にはこちらのコースのお花畑を楽しみたい。風が強くなってきたので、長袖に1枚ベストを羽織る。
雲一つない青空の下、雪の芸術作品が美しい。寒いけど、初冬の登山も素敵だなと感じる。
山頂までもう一息。何とも膝までの雪が行く手を邪魔してくれる。脚が上がらなくなってきて、自分の体力のなさが悔やまれる。日頃のトレーニングが足りないなぁ。
1
11/3 11:42
山頂までもう一息。何とも膝までの雪が行く手を邪魔してくれる。脚が上がらなくなってきて、自分の体力のなさが悔やまれる。日頃のトレーニングが足りないなぁ。
夕張岳山頂神社に到着。社殿の朱塗りがかなり剥げている。ここまで登れたことに深く感謝し、心から御礼を伝える。風が強く寒すぎるので防寒着を羽織る。足先の感覚がほとんどない…。
4
11/3 11:47
夕張岳山頂神社に到着。社殿の朱塗りがかなり剥げている。ここまで登れたことに深く感謝し、心から御礼を伝える。風が強く寒すぎるので防寒着を羽織る。足先の感覚がほとんどない…。
山頂目前の急登。ラストスパートと行きたいが、残された体力で一歩一歩進む。積雪のため、道はもう適当。
夕張岳山頂に11：50到着。バックに十勝連峰と、鉢盛山・芦別岳。独り占めの山頂、贅沢すぎる。登れて良かったと涙が出そう。嬉しさのあまり標識に抱き着く。
11
11/3 11:53
夕張岳山頂に11：50到着。バックに十勝連峰と、鉢盛山・芦別岳。独り占めの山頂、贅沢すぎる。登れて良かったと涙が出そう。嬉しさのあまり標識に抱き着く。
日高山脈の山々も雪化粧。自分の目で観る青空と雪の白さとのコントラストが美しい。登頂した人だけが味わえる醍醐味とはこのことか。
4
11/3 11:53
日高山脈の山々も雪化粧。自分の目で観る青空と雪の白さとのコントラストが美しい。登頂した人だけが味わえる醍醐味とはこのことか。
十勝連峰をアップで。私に今年から始めた登山の素晴らしさを教えてくれた美しい山々、心から深く感謝したい。
表大雪をアップで。旭岳もすっかり雪化粧。今朝の道新の朝刊で大雪の雪景色が掲載されていた。カムイミンタラ(神々：熊の遊ぶ庭)も冬支度。
4
11/3 11:54
表大雪をアップで。旭岳もすっかり雪化粧。今朝の道新の朝刊で大雪の雪景色が掲載されていた。カムイミンタラ(神々：熊の遊ぶ庭)も冬支度。
芦別岳方面。芦別岳(旧道コース)は2週間前に登ったが、その時よりも今回の夕張岳は、雪が圧倒的に多く、疲労度が大きい。
札幌方面を望む。快晴のため、遠くの景色まで望める。実に贅沢なひと時。登って良かったと心から思う。
ここから後方羊蹄山を観ることができるなんて、とても感動で胸がいっぱい。この360°の景色は忘れられない。
寒すぎるので足早に下山。確実に斜面で滑るので、軽アイゼンを装着。標高が下がるにつれて、足先の感覚が復活。でも靴の中は濡れてぐちゃぐちゃ状態。早く下りたい気持ちで焦る。
1
11/3 12:50
寒すぎるので足早に下山。確実に斜面で滑るので、軽アイゼンを装着。標高が下がるにつれて、足先の感覚が復活。でも靴の中は濡れてぐちゃぐちゃ状態。早く下りたい気持ちで焦る。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図（地形図）
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
軽アイゼン
|
|---|
感想
2週間前の芦別岳の山頂付近がシャーベット状態の積雪であったため、積雪を覚悟しての登山。軽アイゼンと防寒着と防寒手袋テムレスを持参。熊の存在に怯えながらの登山だが、登山道の足跡のほとんどが鹿と小動物のもの。1か所だけ小熊と思われる足跡が雪の上にあり。笹薮の中の大きなモノ音が3回ほど、正体は不明。
寒さで澄んだ空気と雲一つない晴天の下、山頂から望む360°の景色を独り占めできたのは格別。冷たさで足の感覚がマヒする事態は避けたかったが、足元の防寒対策を甘くみてしまい反省が大きい。来年は、花のある夏山の夕張岳を楽しみたい。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数：1488人
拍手
コメント
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山登りをみんなが安全・安心に楽しむために、あなたの貴重な情報が役立ちます。
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
夕張岳の最新記録
夕張岳 （↑馬の背コース↓冷水コース）北海道遠征
2025年09月28日 (日帰り) [A]
夕張岳
2025年09月28日 (日帰り) [B]
夕張岳
2025年09月28日 (日帰り) [C]
夕張岳 2025/09/27
2025年09月27日 (日帰り) [B]
夕張岳（登り冷水コース 下り馬の背コース）
2025年09月27日 (日帰り) [C]
小夕張岳の最新記録
夕張岳、小夕張岳
2025年08月10日 (日帰り) [B]
小夕張岳
2024年10月13日 (日帰り) [C]
エバナオマントシュベツ川〜夕張岳
2024年09月14日 [S]
夕張岳 金山ルート
2024年09月07日 (日帰り) [B]
夕張岳(金山ルートで藪漕ぎバンザイ)
2024年08月14日 (日帰り) [C]
風栄山の最新記録
夕張岳、小夕張岳
2025年08月10日 (日帰り) [B]
エバナオマントシュベツ川〜夕張岳
2024年09月14日 [S]
夕張岳 金山ルート
2024年09月07日 (日帰り) [B]
夕張岳(金山ルートで藪漕ぎバンザイ)
2024年08月14日 (日帰り) [C]
二百名山：夕張岳。ヤブヤブの金山コース
2024年08月11日 (日帰り) [B]
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する