明神平

- GPS
- 06:00
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 721m
- 下り
- 702m
コースタイム
| 天候 | 曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
大又の在所を過ぎて、しばらくすると路面凍結あり。 終点まではスタッドレスまたはチェーン必須。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
大又の在所まではチェーン無しで行くことが出来ましたが、 大又の在所と終点の間で路面凍結をしており、チェーンを装着。 (チェーン装着の際に後続車に迷惑をかけてしまいました・・・) 林道に到着した頃には、すでに多くの車が駐車していました。 遅めの出発ということもあり、明神平までは、しっかりと踏み後もあり、 迷うことはありませんでした。 明神平まではアイゼン装着で行くことが出来ましたが、 明神岳に向かうにはスノーシューが必要です。 今回のコースにはトイレはありません。 |
写真
感想
昨年のゴールデンウィークに一泊した明神平。
前々から行きたいと思っていた冬の明神平に行ってきました。
タイヤチェーンとスノーシュー、おまけのヒップソリも揃ったという事で
ずっと気になっていた冬の明神平に・・・。
大阪7:30に出発し、2時間程度で着く予定が、大又の在所を過ぎたところで
路面が凍結・・・。
坂の途中で慌ててタイヤチェーンを着けていると、後ろから車が・・・。
チェーン装着に四苦八苦して後ろの方々に迷惑をかけてしまうといった
最低な事に・・・。
チェーン装着に20分ほど時間かけて、ようやく動きだして、後続車に道を譲るとことが出来ました。
本当にご迷惑をおかけして、スミマセンでした・・・。
そんな状態でようやく林道終点に到着。
すでに多くの車が止まっており、雪の積もった車もあったことから
もしかしてテント泊された方もおられたのではないだろうか・・・。
とりあえず、準備を行ってアイゼンを着けずにスタート。
駐車場から少し進んだところで、アイゼンをつけようと立ち止まっていると、
進行方向から大きな物音が・・・。
見ると立派な角を持った鹿が山側から転げ落ちてきて、走り出そうとしたかと思うと
3匹の猟犬が現れて鹿と大格闘・・・。
進行方向で繰り広げられる凄まじい光景に進むことも出来ず、ただただ見守るばかり・・・。
猟犬が牡鹿を仕留めるまでをリアルタイムで目撃。
牡鹿が虫の息になったところで、1匹が自分たちの横を通り過ぎたかと思うと、
興奮した残り二匹が激しい噛みつきあいの喧嘩をしながら、自分たちの横へ。
この時は、ホントに身の危険を感じました・・・。
猟犬が自分たちの横を通り過ぎたため、虫の息の牡鹿と猟犬に挟まれるようになったので、
慌ててアイゼンを装着し、血を流しながら倒れている牡鹿の横を通り過ぎて、
歩き出しました。
かなりテンション低めの歩き出しとなりましたが、
コース途中の氷瀑などの景色の美しさに徐々にテンションアップ。
景色を堪能しながら、かな時間をかけて明神平へ。
その為、早めに動き出していた多くの方々とすれ違うことに・・・。
「上はもっと素晴らしい景色だよ」「かなり寒いよ」と
声をかけてもらいながら明神平に到着。
すれ違った皆さんに言うとおり、とても美しい世界が広がっていました。
ただ、あいにくの曇り空に強風・・・。
チェーン装着と壮絶シーンのおかげで予定よりもかなり遅い時間になった為、
小屋の脇で寒さに震えながら早々に昼食を済ませ、少しだけソリを楽しんでから、
時間ぎりぎりまでスノーシューを装着して明神岳方面に向かう事にしました。
スノーシューを装着して明神岳方面に向かうと
みんなの願いが通じたのか青空が・・・。
「帰りたくない・・・」としみじみとつぶやいてしまうような、
美しい景色を楽しむことが出来ました。
気付いた時には、明神平には、我々を除いて一組のみになっていました。
時計を見ると3時を過ぎており、さすがにこれはマズイと少しペースアップで下山。
そろそろ例の壮絶シーンの現場に近づき、さすがに牡鹿はもう持ち帰られているだろうと
話していたら、目の前のミラーに牡鹿の姿が・・・。
「えっ、まだ持ち帰られてない?これってほったらかし?」
帰りも思わず見てしまい、目が合ってしまった・・・。
なんで片付けないんだろうって話してると、下から地元の人が鹿を見に来られ、
その人から路面凍結によってマイクロバスが動かなくなり、道を塞いでるため、
まだ帰ることが出来ず、みんな途方に暮れてるとお聞きしました。
駐車場に着くと、地元の方が言われた通りの状態。
多くの方が、そこで待ちぼうけの状態に・・・。
まあ、コーヒーでも飲みながら待とうかと話しつつ、帰る準備をしていると
車が動き出し、通れるようになったとのこと。
待ちくたびれた皆さんが皆さんが帰り始めたと同時に下から鹿を処理しに来た軽トラが・・・。
マイクロバスのせいで鹿の処理が出来なかったようでした。
結局、僕達は明神平で最後まで粘っていた為、待たされることも無く帰ることができましたが、
多くの方々が災難に遭遇されていたようです。
朝、自分達も迷惑をおかけしたこともあり、気を付けないといけないと思いました。
今回もとても楽しい大満足な山行でしたが、と同時に反省の多い山行になりました・・・。







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