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Yamareco

記録ID: 1732181
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

雪頭ヶ岳・鬼ヶ岳・王岳

2019年02月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
登山者D その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:24
距離
11.8km
登り
1,168m
下り
1,164m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:56
休憩
1:28
合計
7:24
距離 11.8km 登り 1,170m 下り 1,167m
7:30
7:33
2
7:35
7:36
119
9:35
9:40
20
10:00
10:12
54
11:06
11:54
13
12:07
12:12
44
12:56
13:10
43
13:53
34
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2019年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
西湖根場浜駐車場を利用(無料:トイレ有)
コース状況/
危険箇所等
・全体として
全体的に手厚い整備がなされているとは言えない状況です。
道中の下草が払われていてそこそこ明瞭な踏み痕があり、要所で指導標があるという程度の登山道が続きます。
ある程度登山に慣れてきた方であれば道としては十分でしょう。
しかし特に雪頭ヶ岳〜鍵掛までの区間は切れ落ちた箇所やアスレチックな岩場などもあり、慣れていない人にはお勧めできないルートかもしれません。
登山口〜雪頭ヶ岳の区間はそれほど顕著ではありませんので、雪頭ヶ岳までであればがっちり整備されてはいない里山の雰囲気というものを楽しみながら登ることができるでしょう。
2月ですので1500m程度から上では積雪・凍結箇所が出現します。
雪の量は多くありませんが、日当たりの悪い斜面では凍結していますので軽アイゼン程度の滑り止めはあったほうが良いと思います。

・休憩適地について
今回歩いたコースでは、休憩適地が少ないです。
道中にはトイレはもちろんありませんし、わりとよくあるベンチ等も一切ありません。
また、稜線上は基本的に岩場や痩せ尾根の連続であり広いスペースが少ないです。
ある程度開けた箇所も手ごろな岩が無かったりするため、レジャーシートの様なアイテムがあると役に立つかもしれません。
鬼ヶ岳・王岳の山頂はそこそこのスペースがありますが、それでも10人程度までという印象を受けました。

・駐車場〜雪頭ヶ岳
林道を歩き谷筋から九十九折で尾根に上がり、最後に急登を越えると雪頭ヶ岳山頂というコースです。
この区間は一か所だけロープのある岩場がありますが、迂回することも可能で危険度は低い区間と言えます。
とはいえ一定の登山道維持は行われているようですが、よくある階段整備や木道は存在しません。
斜面をトラバースするシーンなどでは、断崖絶壁ではありませんがなかなかの急斜面を20cm程度の細道で通過する箇所など緊張感のある場面も存在します。

・雪頭ヶ岳〜鬼ヶ岳〜鍵掛峠
この区間が今回のコースの核心部と言えます。
連続するハシゴ・痩せ尾根・ロープのある岩場・繰り返すアップダウン・切れ落ちたトラバースなど、アスレチック要素が盛りだくさんで緊張感のある区間です。
この辺りの岩質ですが礫岩が多いように感じました。
そのため岩が脆い箇所が多いのか、他の山であれば鎖が張られているような箇所がすべてロープとなっています。
なかなか太いロープではあるのですが、鎖と比べると強度的に不安になってしまうところも緊張感の増加につながっています。
岩場は日当たりの良い斜面であることが多く、今回は岩場の凍結はありませんでした。
鬼ヶ岳山頂はそれなりのスペースがありますので、この先のために休憩をはさんでおくと良いかもしれません。
鍵掛峠は広くはありませんが腰掛けるのにうってつけな形の樹木があり、2〜3人であれば快適に休憩できるでしょう。

・鍵掛峠〜鍵掛〜王岳
この区間はアスレチック要素は少なくなりますが、急登が繰り返し出現します。
鍵掛・吉沢山・王岳と三つのピークを踏みますが、いずれもシンプルな直登で一気に登るため今回のコースですと疲労の溜まった足にはなかなか堪える区間です。
幸いそれほど長くないので、集中力を切らさずに歩きましょう。
吉沢山・王岳は北側斜面に回り込んで直登するようなコースを取ります。
この箇所は吹き溜まりのように雪が残っているため、通過には注意が必要です。

・王岳〜駐車場
笹薮に覆われた狭い九十九折で一気に高度を下げた後、ゴーロまみれの沢沿いに降りて林道へ出ます。
笹薮九十九折では足元が泥濘易いうえに道幅がかなり狭く、藪が凄いので滑落はしないと思いますが転べば嫌な思いをするでしょう。
沢伝いに降りる箇所では何回かゴーロだらけの沢を渡渉(水は無い)しますが、ちょっとわかりにくいかもしれませんので、ピンクテープを見落とさないようにしましょう。
おはようございます。
ここは西湖根場浜駐車場です。
西湖は富士山の北北西の位置にある富士五湖の1つです。
2019年02月17日 07:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
2/17 7:17
おはようございます。
ここは西湖根場浜駐車場です。
西湖は富士山の北北西の位置にある富士五湖の1つです。
ちょうど案内MAPに現在地示されていました。
なおこの看板は南北が逆に描かれていますので下が北です。
今日は現在地から北にある山々の縦走を目指してやって参りました。
2019年02月17日 07:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/17 7:18
ちょうど案内MAPに現在地示されていました。
なおこの看板は南北が逆に描かれていますので下が北です。
今日は現在地から北にある山々の縦走を目指してやって参りました。
駐車場の出口付近になにやら怖いオブジェが…。
これは釣りバージョンですが車中では他のバージョンも見たので、町おこし的な何かなのでしょうか…?
2019年02月17日 07:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 7:21
駐車場の出口付近になにやら怖いオブジェが…。
これは釣りバージョンですが車中では他のバージョンも見たので、町おこし的な何かなのでしょうか…?
駐車場から少しだけ西に進むと、写真の分岐があります。
この根場民宿と呼ばれる地域からは、雪頭ヶ岳・鍵掛峠・王岳の三方向に放射状に登山道が伸びています。
今回はまず雪頭ヶ岳のぼり王岳まで縦走しここへ戻ってくる扇形のコースです。
2019年02月17日 07:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 7:22
駐車場から少しだけ西に進むと、写真の分岐があります。
この根場民宿と呼ばれる地域からは、雪頭ヶ岳・鍵掛峠・王岳の三方向に放射状に登山道が伸びています。
今回はまず雪頭ヶ岳のぼり王岳まで縦走しここへ戻ってくる扇形のコースです。
鬼ヶ岳登山口。
鬼ヶ岳は雪頭ヶ岳のすぐ奥にあるピークですので、雪頭ヶ岳へもここから登ります。
2019年02月17日 07:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
2/17 7:25
鬼ヶ岳登山口。
鬼ヶ岳は雪頭ヶ岳のすぐ奥にあるピークですので、雪頭ヶ岳へもここから登ります。
少し歩くとかなり巨大な堰堤前を通過。
見上げるほど大きい人口構造物は、自然物のそれとはまた違った独特の迫力というものがありますね。
ちなみに画像に写っている人物は今回同行のS氏。
2019年02月17日 07:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 7:29
少し歩くとかなり巨大な堰堤前を通過。
見上げるほど大きい人口構造物は、自然物のそれとはまた違った独特の迫力というものがありますね。
ちなみに画像に写っている人物は今回同行のS氏。
この季節は冬眠中だと思いますが、今年は暖冬なのでそうでもないかもしれません。
食料の無い冬に眠れないと獰猛になると思うので要注意。
2019年02月17日 07:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 7:30
この季節は冬眠中だと思いますが、今年は暖冬なのでそうでもないかもしれません。
食料の無い冬に眠れないと獰猛になると思うので要注意。
しばらくは林道歩きです。
そしてこの辺りの林道は非常に落石や土砂の流出が多いです。
なかなか管理の手も及ばないのでしょう。
2019年02月17日 07:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 7:35
しばらくは林道歩きです。
そしてこの辺りの林道は非常に落石や土砂の流出が多いです。
なかなか管理の手も及ばないのでしょう。
林道をしばらく歩きここから登山道となります。
指導杭には雪頭ヶ岳の文字、先ほどの鬼ヶ岳とは違います。
通常は地図を見て同方向とわかっているはずですが、この辺の統一性は欲しい所ですね。
2019年02月17日 07:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 7:38
林道をしばらく歩きここから登山道となります。
指導杭には雪頭ヶ岳の文字、先ほどの鬼ヶ岳とは違います。
通常は地図を見て同方向とわかっているはずですが、この辺の統一性は欲しい所ですね。
登山口からフェイクウッドの階段と手摺整備が続きます。
ここだけ見るとなかなかの整備度が期待できますが、この整備は速攻で終わってしまいます。
2019年02月17日 07:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 7:39
登山口からフェイクウッドの階段と手摺整備が続きます。
ここだけ見るとなかなかの整備度が期待できますが、この整備は速攻で終わってしまいます。
やたらと降りにくい階段。
見てる分には降り易そうなのですがなんでだろう?
人間工学的ななにかでしょうか。
2019年02月17日 07:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 7:42
やたらと降りにくい階段。
見てる分には降り易そうなのですがなんでだろう?
人間工学的ななにかでしょうか。
道中は写真のような崩壊箇所や倒木による封鎖が結構あります。
良く言えば自然のまま、悪く言えば荒れています。
画像ではわかりにくいですが、ここも1.5mくらいは落ちていますので注意。
2019年02月17日 07:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 7:43
道中は写真のような崩壊箇所や倒木による封鎖が結構あります。
良く言えば自然のまま、悪く言えば荒れています。
画像ではわかりにくいですが、ここも1.5mくらいは落ちていますので注意。
少し歩くと谷筋から尾根に向けて植林の斜面を登り始めます。
画像の通り、木段整備などはありませんが下草刈りや枝払いはなされていますので道が分かりにくいという事はありません。
2019年02月17日 07:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 7:45
少し歩くと谷筋から尾根に向けて植林の斜面を登り始めます。
画像の通り、木段整備などはありませんが下草刈りや枝払いはなされていますので道が分かりにくいという事はありません。
道は人ひとり分の踏み痕程度の幅が続きます。
この辺りであればまだ踏み外しても即アウトになるような箇所ではありませんが、十分に気を付けて歩きましょう。
2019年02月17日 08:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 8:03
道は人ひとり分の踏み痕程度の幅が続きます。
この辺りであればまだ踏み外しても即アウトになるような箇所ではありませんが、十分に気を付けて歩きましょう。
緩やかな九十九折で尾根に上がると一気に日当たりが良くなりました。
木立の向こうには目指すピークがぼんやりと見えています。
今日は一日晴れ予報、見えている青空に期待が広がります。
2019年02月17日 08:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/17 8:38
緩やかな九十九折で尾根に上がると一気に日当たりが良くなりました。
木立の向こうには目指すピークがぼんやりと見えています。
今日は一日晴れ予報、見えている青空に期待が広がります。
尾根に上がってから少しづつ斜度がキツクなってきたことを感じていましたが、この指導標から著明に斜度が上がります。
山と高原地図でもこの先に急坂の表記がありますね。
2019年02月17日 08:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 8:53
尾根に上がってから少しづつ斜度がキツクなってきたことを感じていましたが、この指導標から著明に斜度が上がります。
山と高原地図でもこの先に急坂の表記がありますね。
しかしその分展望は一気に開けます。
右端に見えているのは本栖湖で、その背後に以前ダイヤモンド富士を見た竜ヶ岳・雨ヶ岳・毛無山が重なって見えています。
2019年02月17日 09:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/17 9:19
しかしその分展望は一気に開けます。
右端に見えているのは本栖湖で、その背後に以前ダイヤモンド富士を見た竜ヶ岳・雨ヶ岳・毛無山が重なって見えています。
ひとつ前の画像の左端。
雲がかかったこのお方こそ富士山です。
今日は晴れ予報、道中この雲が晴れることを祈りながら進行。
2019年02月17日 09:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 9:12
ひとつ前の画像の左端。
雲がかかったこのお方こそ富士山です。
今日は晴れ予報、道中この雲が晴れることを祈りながら進行。
道は岩成分が増えてきました。
左右が濃い灌木帯であるため危険はあまり感じませんが、それなりに切れ落ちています。
2019年02月17日 09:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 9:25
道は岩成分が増えてきました。
左右が濃い灌木帯であるため危険はあまり感じませんが、それなりに切れ落ちています。
そしてロープのある岩場が出現。
ここはそれほど難しくはありませんが、画像右に見切れたあたりに迂回路もありますので不安であればそちらも利用できます。
2019年02月17日 09:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 9:26
そしてロープのある岩場が出現。
ここはそれほど難しくはありませんが、画像右に見切れたあたりに迂回路もありますので不安であればそちらも利用できます。
岩場を登るS氏。
ロープはありますが鎖ほど信頼できないこともあり、なるべく使わずにセオリー通りに通過したいところ。
2019年02月17日 09:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 9:27
岩場を登るS氏。
ロープはありますが鎖ほど信頼できないこともあり、なるべく使わずにセオリー通りに通過したいところ。
そしてこの辺りから登山道をノイバラの灌木が侵食し始めます。当たり前ですが素肌では痛いですし、薄手の衣類は貫いてきます。
シェルをまとっていても油断はできませんし、穴があくのも嫌なのでかなり曲者。
2019年02月17日 09:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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そしてこの辺りから登山道をノイバラの灌木が侵食し始めます。当たり前ですが素肌では痛いですし、薄手の衣類は貫いてきます。
シェルをまとっていても油断はできませんし、穴があくのも嫌なのでかなり曲者。
雪頭ヶ岳までであれば危険個所は少ないのですが画像のように、結構な斜面をかなりの細道でトラバースする箇所があります。
また細道に雪も出現しているので、この辺りで滑り止め装備を使用するのも視野に入るでしょう。
2019年02月17日 09:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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雪頭ヶ岳までであれば危険個所は少ないのですが画像のように、結構な斜面をかなりの細道でトラバースする箇所があります。
また細道に雪も出現しているので、この辺りで滑り止め装備を使用するのも視野に入るでしょう。
そして雪頭ヶ岳(1710m)へ到着です。
ここはこの指導標以外の頂標は見つけられませんでした。
2019年02月17日 09:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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そして雪頭ヶ岳(1710m)へ到着です。
ここはこの指導標以外の頂標は見つけられませんでした。
雪頭ヶ岳は山と高原地図に「お花畑」「絶景地」と記載があるポイントです。
足元には西湖、正面には富士山。
間違いなく素晴らしい展望なのですが、雲が…惜しい…!
2019年02月17日 09:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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雪頭ヶ岳は山と高原地図に「お花畑」「絶景地」と記載があるポイントです。
足元には西湖、正面には富士山。
間違いなく素晴らしい展望なのですが、雲が…惜しい…!
雲の上から少しだけ出た頭をズーム。
今あそこに立っている猛者もいるのでしょう。
2019年02月17日 09:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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雲の上から少しだけ出た頭をズーム。
今あそこに立っている猛者もいるのでしょう。
雪頭ヶ岳を後にし次の目標地、鬼ヶ岳へ向かいます。
距離的には僅かなのですが、ここからが今日のコースの核心部となってきます。
雪頭ヶ岳〜鬼ヶ岳〜鍵掛峠の区間は油断ならない稜線が続きます。
2019年02月17日 09:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 9:47
雪頭ヶ岳を後にし次の目標地、鬼ヶ岳へ向かいます。
距離的には僅かなのですが、ここからが今日のコースの核心部となってきます。
雪頭ヶ岳〜鬼ヶ岳〜鍵掛峠の区間は油断ならない稜線が続きます。
さっそくロープで岩登り。
岩が脆いのか、全区間通して鎖は一つもありませんでした。
2019年02月17日 09:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 9:48
さっそくロープで岩登り。
岩が脆いのか、全区間通して鎖は一つもありませんでした。
岩場は垂直というほどではないですし足場も多いので、難しくはありません。
濃い灌木のおかげで高度感もそれほどではありません。
ただ転べば怪我は必至ですので緊張感をもって処理しましょう。
2019年02月17日 09:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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岩場は垂直というほどではないですし足場も多いので、難しくはありません。
濃い灌木のおかげで高度感もそれほどではありません。
ただ転べば怪我は必至ですので緊張感をもって処理しましょう。
緊張感のある稜線ですが、痩せ尾根や岩場が多いところは必然的に樹林が薄いので好展望が続きます。
画像は足和田山と思われます。
西湖の東側で五湖台とも呼びます。
2019年02月17日 09:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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緊張感のある稜線ですが、痩せ尾根や岩場が多いところは必然的に樹林が薄いので好展望が続きます。
画像は足和田山と思われます。
西湖の東側で五湖台とも呼びます。
雪や凍結はあるにはあるのですが岩も多く、まだ軽アイゼンの使用をためらっています。
しかしこの辺りから滑れば洒落にならないので、そろそろ付けたほうが良いかもしれません。
2019年02月17日 09:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 9:54
雪や凍結はあるにはあるのですが岩も多く、まだ軽アイゼンの使用をためらっています。
しかしこの辺りから滑れば洒落にならないので、そろそろ付けたほうが良いかもしれません。
このような感じの道が続いています。
ただここで装着しようにも適度なスペースがありません。
今回のコースはスペースがある休憩適地が限られています。
2019年02月17日 09:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 9:56
このような感じの道が続いています。
ただここで装着しようにも適度なスペースがありません。
今回のコースはスペースがある休憩適地が限られています。
梯子も見えてきました。
鬼ヶ岳はもうすぐですので、鬼ヶ岳までいって軽アイゼンを装着することにしました。
2019年02月17日 10:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 10:00
梯子も見えてきました。
鬼ヶ岳はもうすぐですので、鬼ヶ岳までいって軽アイゼンを装着することにしました。
ロープに比べたら格段の安心感があるハシゴ。
ただ全編通してハシゴはこの一か所のみでした。
もう少しあるといいのに…。
2019年02月17日 10:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 10:01
ロープに比べたら格段の安心感があるハシゴ。
ただ全編通してハシゴはこの一か所のみでした。
もう少しあるといいのに…。
これから歩いていく稜線が見えています。
右から鬼ヶ岳、ググっと降って鍵掛峠、少し上って鍵掛、ぐっと登って吉沢山、最後に丸っこい頭の王岳と思います。
背後には霞の上に南アルプスが勢ぞろいしています。
2019年02月17日 10:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/17 10:01
これから歩いていく稜線が見えています。
右から鬼ヶ岳、ググっと降って鍵掛峠、少し上って鍵掛、ぐっと登って吉沢山、最後に丸っこい頭の王岳と思います。
背後には霞の上に南アルプスが勢ぞろいしています。
鬼ヶ岳まではもうすぐなのですが、油断ならない道が続きます。
この辺りから東側の灌木が薄めになってくるので、その分視界は開けますが高度感も増してきます。
2019年02月17日 10:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 10:01
鬼ヶ岳まではもうすぐなのですが、油断ならない道が続きます。
この辺りから東側の灌木が薄めになってくるので、その分視界は開けますが高度感も増してきます。
そして鬼ヶ岳(1738m)登頂です。
お手製な感じの可愛い頂標がありました。
2019年02月17日 10:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/17 10:09
そして鬼ヶ岳(1738m)登頂です。
お手製な感じの可愛い頂標がありました。
鬼ヶ岳山頂は本コースでは貴重な広場。
それでも大人数の休憩には向きません。
というか今回のコースで大人数がゆったり休める箇所は存在しません。
2019年02月17日 10:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 10:19
鬼ヶ岳山頂は本コースでは貴重な広場。
それでも大人数の休憩には向きません。
というか今回のコースで大人数がゆったり休める箇所は存在しません。
鬼ヶ岳から雪頭ヶ岳と富士山。
先ほどより雲が取れてきています。
いい感じ!
2019年02月17日 10:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/17 10:02
鬼ヶ岳から雪頭ヶ岳と富士山。
先ほどより雲が取れてきています。
いい感じ!
富士山の頭をズーム。
今年は本当に雪が少ないですが、これはこれで紋様が美しい。
2019年02月17日 10:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7
2/17 10:02
富士山の頭をズーム。
今年は本当に雪が少ないですが、これはこれで紋様が美しい。
南アルプス方面。
いつかは行ってみたい厳冬期の南アルプス。
冬用のテントを買ったら鳳凰山に行ってみたいです。
2019年02月17日 10:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
2/17 10:03
南アルプス方面。
いつかは行ってみたい厳冬期の南アルプス。
冬用のテントを買ったら鳳凰山に行ってみたいです。
八ヶ岳方面。
今日はあちらも晴れ予報ですが、かなりの強風予報にもなっているので止めておきました。
写真で見てもなんとなく風が強そうな感じがする不思議。
2019年02月17日 10:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
2/17 10:03
八ヶ岳方面。
今日はあちらも晴れ予報ですが、かなりの強風予報にもなっているので止めておきました。
写真で見てもなんとなく風が強そうな感じがする不思議。
金峰山。
今日は去年断念した金峰山へリベンジする計画もあったのですが、やはり強風予報で見送りにしています。
こっちへ来てよかった!
2019年02月17日 10:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/17 10:09
金峰山。
今日は去年断念した金峰山へリベンジする計画もあったのですが、やはり強風予報で見送りにしています。
こっちへ来てよかった!
正面には節刀ヶ岳。
その奥は大菩薩嶺と思われます。
雪頭ヶ岳と間違えそうな読みの節刀ヶ岳へは、鬼ヶ岳から金山を経由し行くことができますが今回は行きません。
2019年02月17日 10:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/17 10:11
正面には節刀ヶ岳。
その奥は大菩薩嶺と思われます。
雪頭ヶ岳と間違えそうな読みの節刀ヶ岳へは、鬼ヶ岳から金山を経由し行くことができますが今回は行きません。
さて鬼ヶ岳山頂を後にし鍵掛(ちょうど木で隠れてしまっている)方面へ向かいます。
この指導標は設置位置が微妙で、鍵掛方面へは山頂広場を少し戻って分岐します。
2019年02月17日 10:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 10:08
さて鬼ヶ岳山頂を後にし鍵掛(ちょうど木で隠れてしまっている)方面へ向かいます。
この指導標は設置位置が微妙で、鍵掛方面へは山頂広場を少し戻って分岐します。
今回の滑り止め装備は6本爪アイゼンなのですが、チェーンスパイクのほうが歩き易そう。
実は今回は「雪山フル装備シュラフもあるよ」という修行仕様の大荷物で来ていますが、むしろチェーンスパイクはありません。
2019年02月17日 10:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 10:20
今回の滑り止め装備は6本爪アイゼンなのですが、チェーンスパイクのほうが歩き易そう。
実は今回は「雪山フル装備シュラフもあるよ」という修行仕様の大荷物で来ていますが、むしろチェーンスパイクはありません。
今日は雪が少ないですが、例年は腰高程度まで積雪するそうです。
この先なかなかのアスレチックゾーンになるので、雪が多いとかなり難しいコースになるのではないでしょうか。
2019年02月17日 10:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/17 10:25
今日は雪が少ないですが、例年は腰高程度まで積雪するそうです。
この先なかなかのアスレチックゾーンになるので、雪が多いとかなり難しいコースになるのではないでしょうか。
まずは鍵掛峠まで一気に下っています。
かなりの急降下なので、重い荷物が足にきます。
2019年02月17日 10:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 10:29
まずは鍵掛峠まで一気に下っています。
かなりの急降下なので、重い荷物が足にきます。
このようにズザッといったらヤバイ箇所が増えてきます。
この辺りの山域では十二ヶ岳のアスレチックが有名ですが、鬼ヶ岳周辺もなかなかのものです。
2019年02月17日 10:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 10:38
このようにズザッといったらヤバイ箇所が増えてきます。
この辺りの山域では十二ヶ岳のアスレチックが有名ですが、鬼ヶ岳周辺もなかなかのものです。
稜線はなかなかアップダウンが多く足を削ってきます。
雪頭ヶ岳・鬼ヶ岳とここまですでに3時間ほど歩いてきていますので、足の疲れにも注意が必要です。
2019年02月17日 10:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 10:41
稜線はなかなかアップダウンが多く足を削ってきます。
雪頭ヶ岳・鬼ヶ岳とここまですでに3時間ほど歩いてきていますので、足の疲れにも注意が必要です。
緊張感のある痩せ尾根。
しかしこういうところは総じて展望ポイントです。
カメラを構えて踏み外すなんてことが無いようにしましょう。
2019年02月17日 10:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/17 10:54
緊張感のある痩せ尾根。
しかしこういうところは総じて展望ポイントです。
カメラを構えて踏み外すなんてことが無いようにしましょう。
そしてこれがその展望ですが、凄すぎて言葉がでません。
富士山もだいぶ出てきてくれました。
2019年02月17日 10:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/17 10:36
そしてこれがその展望ですが、凄すぎて言葉がでません。
富士山もだいぶ出てきてくれました。
歩いてきた雪頭ヶ岳と鬼ヶ岳。
2019年02月17日 10:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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歩いてきた雪頭ヶ岳と鬼ヶ岳。
ここが今回のコースではもっとも緊張しました。
S氏が写っているので道幅の狭さが分かると思います。
さらにS氏の位置からもう一段ロープで岩下りがあります。
2019年02月17日 10:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 10:55
ここが今回のコースではもっとも緊張しました。
S氏が写っているので道幅の狭さが分かると思います。
さらにS氏の位置からもう一段ロープで岩下りがあります。
ロープを使って下っていきますが、ロープは上段から一本でつながっています。
先行者が見えないといって上段の人がロープを手繰ってしまうと、先行者の岩下りが危険になるので声を掛け合って通過すると良いでしょう。
2019年02月17日 10:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 10:56
ロープを使って下っていきますが、ロープは上段から一本でつながっています。
先行者が見えないといって上段の人がロープを手繰ってしまうと、先行者の岩下りが危険になるので声を掛け合って通過すると良いでしょう。
ひとつ前の写真にも写っていますが、先ほどの長いロープ場を降りるとすぐに今度はロープで登ります。
ただここはそれほど難しくありませんでした。
2019年02月17日 10:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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ひとつ前の写真にも写っていますが、先ほどの長いロープ場を降りるとすぐに今度はロープで登ります。
ただここはそれほど難しくありませんでした。
正面に鍵掛と思われるピークが見えてきました。
名前の由来を調べようとすると、伯耆大山のほうの鍵掛峠がヒットしてしまうため謎でした。
2019年02月17日 11:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 11:03
正面に鍵掛と思われるピークが見えてきました。
名前の由来を調べようとすると、伯耆大山のほうの鍵掛峠がヒットしてしまうため謎でした。
鍵掛峠山頂と書いてありますがどちらかというとここは鞍部なので若干違和感が…。
ここは広場ではありませんが、いい塩梅のベンチ状樹木があります。
日当たり良好・展望も悪くないので、ここでお昼ご飯休憩にしました。
2019年02月17日 11:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 11:58
鍵掛峠山頂と書いてありますがどちらかというとここは鞍部なので若干違和感が…。
ここは広場ではありませんが、いい塩梅のベンチ状樹木があります。
日当たり良好・展望も悪くないので、ここでお昼ご飯休憩にしました。
鍵掛峠からは状況次第でスタート地点にエスケープすることもできます。
今回は特に問題も無く時間も余裕があるので、予定通り王岳を目指します。
まずは鍵掛にむけて登り返しから。
2019年02月17日 12:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 12:03
鍵掛峠からは状況次第でスタート地点にエスケープすることもできます。
今回は特に問題も無く時間も余裕があるので、予定通り王岳を目指します。
まずは鍵掛にむけて登り返しから。
そして少し上ると鍵掛(1589m)に到着です。
鬼ヶ岳から続いた緊張感のある道は鍵掛峠で終わり、穏やかな稜線となっています。
2019年02月17日 12:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/17 12:15
そして少し上ると鍵掛(1589m)に到着です。
鬼ヶ岳から続いた緊張感のある道は鍵掛峠で終わり、穏やかな稜線となっています。
稜線からの展望も相変わらずの美しさ。
360°の展望ではありませんが、この景色だけで非常に高い満足度となります。
2019年02月17日 12:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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稜線からの展望も相変わらずの美しさ。
360°の展望ではありませんが、この景色だけで非常に高い満足度となります。
まだ少し雪はありますが、鍵掛峠で6本爪アイゼンは外しました。
だいぶ気温もあがって雪よりも泥濘が増えてきたためです。
2019年02月17日 12:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 12:28
まだ少し雪はありますが、鍵掛峠で6本爪アイゼンは外しました。
だいぶ気温もあがって雪よりも泥濘が増えてきたためです。
倒木により登山道が埋まっています。
ここは右に迂回路がありますが、跨がなければならない箇所も何ヶ所かありました。
2019年02月17日 12:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 12:36
倒木により登山道が埋まっています。
ここは右に迂回路がありますが、跨がなければならない箇所も何ヶ所かありました。
そして王岳の手前、地図には名称記載がありませんが地形図では無名ピーク状に表現されている吉沢山への登りがはじまります。
2019年02月17日 12:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 12:42
そして王岳の手前、地図には名称記載がありませんが地形図では無名ピーク状に表現されている吉沢山への登りがはじまります。
この登りが直登であるため結構急登で、かつ道が狭く左側は灌木のブッシュに守られているだけで結構切れ落ちています。
ブッシュに引っかかるとは思いますが、泥濘で滑るので特に注意が必要です。
2019年02月17日 12:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 12:43
この登りが直登であるため結構急登で、かつ道が狭く左側は灌木のブッシュに守られているだけで結構切れ落ちています。
ブッシュに引っかかるとは思いますが、泥濘で滑るので特に注意が必要です。
そして吉沢山(1600m)通過。
けっこうしっかりとピークしているので、ちゃんと地図に名前を載せてあげたらいいのに。
2019年02月17日 12:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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そして吉沢山(1600m)通過。
けっこうしっかりとピークしているので、ちゃんと地図に名前を載せてあげたらいいのに。
この傷はおそらくアレでしょう。
登山道の最初のほうにあった看板を改めて思い出します。
今朝というほど直近の爪痕には見えませんが、かといって秋と言えるほど前でもなさそう。
2019年02月17日 12:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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この傷はおそらくアレでしょう。
登山道の最初のほうにあった看板を改めて思い出します。
今朝というほど直近の爪痕には見えませんが、かといって秋と言えるほど前でもなさそう。
さてルートはいよいよ終盤となりました。
本日最後のピーク、王岳へ向かってグイグイっと登っていきます。
2019年02月17日 12:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 12:52
さてルートはいよいよ終盤となりました。
本日最後のピーク、王岳へ向かってグイグイっと登っていきます。
王岳もシンプルな直登でのぼっていくので斜度がキツイ箇所はありますが、ここまでくれば残りはそれほど長くはありません。
しかし私の場合は、自分で選択した事ですが修行仕様のフル装備ザックが重くてキツイ。
2019年02月17日 12:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 12:53
王岳もシンプルな直登でのぼっていくので斜度がキツイ箇所はありますが、ここまでくれば残りはそれほど長くはありません。
しかし私の場合は、自分で選択した事ですが修行仕様のフル装備ザックが重くてキツイ。
北側斜面は相変わらずの雪道。
しかしここまで来ればアイゼンの再装着は不要と思われます。
2019年02月17日 12:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 12:55
北側斜面は相変わらずの雪道。
しかしここまで来ればアイゼンの再装着は不要と思われます。
雪の坂を少し上れば平坦に。
王岳は丸っこい頭でしたので、これはそろそろ山頂の気配。
2019年02月17日 13:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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雪の坂を少し上れば平坦に。
王岳は丸っこい頭でしたので、これはそろそろ山頂の気配。
そして王岳(1623.3m)登頂です!
これにて本日の縦走路は全ピーク踏破となりました!
王岳は山梨百名山にも選定されています。
2019年02月17日 13:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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そして王岳(1623.3m)登頂です!
これにて本日の縦走路は全ピーク踏破となりました!
王岳は山梨百名山にも選定されています。
王岳からの展望。
右に富士山、足元に西湖と足和田山。
2019年02月17日 13:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/17 13:06
王岳からの展望。
右に富士山、足元に西湖と足和田山。
富士山をズーム。
朝は雲の中でしたが徐々に雲が晴れ、今は僅かな雲を残してほぼ姿を現しています。
この微妙な雲のかかり方もかっこいい。
2019年02月17日 13:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/17 13:06
富士山をズーム。
朝は雲の中でしたが徐々に雲が晴れ、今は僅かな雲を残してほぼ姿を現しています。
この微妙な雲のかかり方もかっこいい。
二つ前の写真から少し左へ向いた展望。
左端には歩いてきた鬼ヶ岳・雪頭ヶ岳、足和田山をはさみ河口湖、その奥に黒岳・三ツ峠、さらに山中湖をはさみ甲相国境尾根まで見えています。
写真ではわかりづらいですが、肉眼では箱根の金時山も見ることができました。
2019年02月17日 13:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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二つ前の写真から少し左へ向いた展望。
左端には歩いてきた鬼ヶ岳・雪頭ヶ岳、足和田山をはさみ河口湖、その奥に黒岳・三ツ峠、さらに山中湖をはさみ甲相国境尾根まで見えています。
写真ではわかりづらいですが、肉眼では箱根の金時山も見ることができました。
展望を堪能したら、あとは下山です。
山頂から少し進んだところに西湖根場浜へ降りていく分岐があります。
2019年02月17日 13:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 13:16
展望を堪能したら、あとは下山です。
山頂から少し進んだところに西湖根場浜へ降りていく分岐があります。
分岐の先しばらくは笹薮の九十九折で一気に高度を下げます。
この笹薮が曲者で、ドロドロの足元を見えにくくしています。
滑って転ばないようにかなり気を使います。
2019年02月17日 13:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 13:17
分岐の先しばらくは笹薮の九十九折で一気に高度を下げます。
この笹薮が曲者で、ドロドロの足元を見えにくくしています。
滑って転ばないようにかなり気を使います。
九十九折ゾーンを抜けると緩やかな尾根筋に出ました。
この辺りまで来ると足元が乾いておりとても歩き易いです。
2019年02月17日 13:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 13:28
九十九折ゾーンを抜けると緩やかな尾根筋に出ました。
この辺りまで来ると足元が乾いておりとても歩き易いです。
そして尾根から谷筋に降りていきます。
この谷は西入川の上流にあたるゴールまみれの枯れ沢で、何回か渡渉するのですがそのポイントが若干わかりにくいです。
ピンクテープを見落とさないようにしましょう。
2019年02月17日 13:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 13:42
そして尾根から谷筋に降りていきます。
この谷は西入川の上流にあたるゴールまみれの枯れ沢で、何回か渡渉するのですがそのポイントが若干わかりにくいです。
ピンクテープを見落とさないようにしましょう。
そして林道へ合流。
登山道としてはここで終わりになります。
2019年02月17日 14:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 14:00
そして林道へ合流。
登山道としてはここで終わりになります。
この林道、なかなかに荒れており落石・土砂流出のオンパレードです。
去年の台風の影響か、あるいはもともとこうなのかわかりませんが、自然の力の凄さが垣間見えます。
2019年02月17日 14:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2/17 14:02
この林道、なかなかに荒れており落石・土砂流出のオンパレードです。
去年の台風の影響か、あるいはもともとこうなのかわかりませんが、自然の力の凄さが垣間見えます。
ダラダラと歩いて根場スポーツ広場横を通過。
もう駐車場は間近です。
この辺り、茅葺民家の野外博物館があるためそこそこの人数の観光客の方がいらっしゃいました。
2019年02月17日 14:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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ダラダラと歩いて根場スポーツ広場横を通過。
もう駐車場は間近です。
この辺り、茅葺民家の野外博物館があるためそこそこの人数の観光客の方がいらっしゃいました。
そして駐車場からは本日もっとも雲の少ない富士山が見えました。
お疲れさまでした!
2019年02月17日 14:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/17 14:43
そして駐車場からは本日もっとも雲の少ない富士山が見えました。
お疲れさまでした!

感想

2月の中旬、関東甲信越地方は広い範囲で晴れ予報となり何処かへ行きたくなるような快晴となりました。
しかしながら風は強い予報が出ており、標高の高い山々はちょっと行けないかなぁと悩んでおりました。

そこで、今回は快晴予報を信じて特大の富士山を見に行こうという計画を立てました。
さらに、1月からまともに登山ができていないS氏のリハビリも兼ねて、そこそこの行動時間・そこそこの標高差・富士山の大展望の条件を満たす場所として、雪頭ヶ岳〜王岳の縦走を選びました。

このコースは西湖湖畔の駐車場を起点とし周回縦走が可能なコースで、山頂や稜線からは遮るものの無い特大の富士山を見る事ができるコースとして結構前から着目していたコースです。

実際に歩いてみるとガチガチに整備されている山とは違うひっそりとした里山という雰囲気の森から始まり急登あり岩場ありのなかなか濃い内容のコースで、さらに期待していた絶景は期待を裏切らない素晴らしいもので、とても充実感のある登山となりました。
冬季ですので雪の状況によっては撤退も考えていたのですが、今シーズンはそもそも降雪量が少なく、軽アイゼンのひとつもあれば問題なく歩ける状況でした。

今回私はガチの雪山でビバークしなければならないような場合にも対応できる装備で行ったので、明らかに過剰装備で重量もテント泊装備と変わらないものとなっていました。
はっきりいって無駄が多いのですが、次の夏に向けてしっかりと体を刺激しておきたいと目的もあったので、キツかったですが結果オーライと考えています。

今回歩いたコースは山と高原地図では実線ルートですが、整備度や危険箇所を考えると万人にオススメできるものではありません。
しかし、量的にも質的にも悪くないコースだと思います。
また、春になれば花が咲き誇るコースであるとも聞いております。
それほどメジャーな場所ではありませんが、だからこその良さがあり、そういう感じが好きな方にはオススメできるコースだと思いました。



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