朝日山(赤鞍ヶ岳)(鳥沢駅〜梁瀬橋)


- GPS
- 10:25
- 距離
- 36.0km
- 登り
- 2,798m
- 下り
- 2,859m
コースタイム
- 山行
- 9:55
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 10:25
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
踏み跡薄い箇所や倒木多数。 |
写真
たった数メートルですが、向かって右側が崩落していて切れ落ちています。左側も傾斜が急なうえ、登山道には低木が生えていて、通過するのも一苦労です。
感想
今回は、道志山塊デビューを果たすべく、昨年末に歩いた高畑山から朝日山(赤鞍ヶ岳1個め)をつなげ、そこからやまなみ温泉を目指すことにしました。
ところが、ルートの見通しが甘く、結果的に、厳道峠からエスケープし、長距離のロード歩きを余儀なくされました。
【ルート状況】
■鳥沢駅〜高畑山
・駅から登山口までは、住宅街を通ります。要所要所に道標があり、迷うことはないはずです。
・登山口からは一部沢沿いの踏み跡が不明瞭ですが、それ以外は迷うことはありません。
・沢を堰堤まで遡った場合は、右側に登れば登山道に出られます。
・基本的には、一部巻道以外は登りっぱなしです。
・高畑山山頂では、富士山がバッチリでした。
■高畑山〜サンショ平
・細かなアップダウンがあり、体力的・精神的にキツイ。
・全体的に踏み跡が不明瞭かつ落葉が多数のうえ、ザレ気味で滑りやすい。
・そのうえ、倒木だらけであるきづらい。
・901ピーク手前が今日一番の急登。木を掴みながらなんとか登る感じです。
・雛鶴峠近辺で若干のヤセ尾根あり。
■サンショ平〜赤鞍ヶ岳(1個め)
・今回の核心部を含む難ルート。
・サンショ平から赤鞍ヶ岳に登る尾根で、崩落地があります。
・この崩落地、足元が切れ落ちていて、滑落のリスクがあります。
・そのうえ、逆側も傾斜がキツく、しかも低木が生えていて、狭い登山道を通る必要があります。
・核心部は数メートル程度ですが、緊張を強いられます。
・さすがにここはロープくらいは張っておいたほうがいいと思います。
■赤鞍ヶ岳(1個め)〜厳道峠
・高畑山から赤鞍ヶ岳(1個め)までのルートに比べると、踏み跡は多少マシですが、相変わらず倒木が多いルートです。
・このルート、長い割にはまったく標高が下がりません。
・赤鞍ヶ岳(1個め)が1,299mであるにもかかわらず、厳道峠直前のピークの御牧戸山が1046mであり、その間、ひたすらアップダウンを繰り返します。
・どちらかというと、尾根ではなく、縦走路に近いです。
・尾根が広い箇所では、踏み跡をロストしがちです。ここは、GPS必携です。
・厳道峠には、標高差200mを一気に降ります。
■厳道峠〜秋山温泉〜梁瀬橋
・厳道峠に到着したのが16:00過ぎであり、そのままやまなみ温泉に向かうには、おそらくギリギリの時間。
・ただ、これだけ踏み跡が不明瞭な箇所が多いルートを、夕暮れはまだしも、初めてでナイトハイクはさすがにあり得ない。
・そのうえ、水が底を突きたため、あっさりエスケープ決定。
・そこからとりあえず秋山温泉を目指し、1時間30分のロード歩き。
・温泉に入りたかったものの、終バスの間に合わせるため、泣く泣く諦める。
・秋山温泉の送迎バスは日曜日は運休しています。
・そこで、藤野駅行きの路線バスを捕捉すべく、さらに歩きます。
・なんとか奥牧野バス停発のバスの終バスを梁瀬橋バス停で捕まえ、本日の登山は終了。
【まとめ】
・「道志山塊は初心者向けではない」という話は聞いていましたが、今回、その洗礼をモロに受けました。
・とにかく踏み跡が不明瞭、ピンクリボンが少ない、落葉と枝と倒木がそこかしこにある、整備がまったくされていない、とひたすら歩きづらいです。
・特に、高畑山から赤鞍ヶ岳(1個め)の区間は、一般道としては、難易度が高めです。
・ちなみに、この区間、やたらと野生動物のフンが多い(数メートルおきにあります)ため、これからの季節、単独での登山は危険な可能性もあります。
・また、全体的にピークが多く、アップダウンが非常にキツイルートです。ちなみに、撮影していないピークがいくつもあります。
・この多数のピークのせいで、結構な累積標高差となっています。
・少なくとも、初心者にはオススメできません。最低限、GPSや地形図とコンパスを使いこなせないと、立ち入るべきではないでしょう。
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