鳥海山スキーツアー 初日は吹浦口、2日目は矢島口から千蛇谷滑走 (2019残雪期東北遠征2-2)


- GPS
- 17:11
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 2,809m
- 下り
- 2,821m
コースタイム
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 7:36
天候 | 3日:曇りのち快晴 →午前中は風も強く、吹き付けによる下層雲Cuがへばりつく状態。午後になると風は収まり、徐々に雲は消散傾向、やがて消えてなくなる。 4日:快晴、雲量終日ゼロ。 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・どちらのルートも、グライドクラックや穴には注意が必要。斜面をよく観察して滑走するべし。 ・スキーブーツでのトラバースは危険… |
写真
感想
・残雪期東北地方スキー旅、急遽鳥海山の予定を1日前倒した。目標は千蛇谷を滑走すること。
・初日は道の駅尾花沢を5時起床、7時30分前にゲート開通待機列に。20〜30台目位だったと思われる。
・午前のうちは上部は吹き付けによる積雲へばりついた状態。移動中の下界からも確認できた。午後にはクリアになることを見込んで、時間が許す限り登行を続ける。途中、千蛇谷への七五三掛からのトラバースを視察しに行ったが、自分の装備では危険と判断して止めた。
・結局、文珠岳でいい時間になったのでここから滑走することにして、視界がクリアになるまで待機。食事中に良くなっていき、地形をよく観察して下降点とそこからの登り返しをイメージ。
・イメージ通りのラインを選び、鳥海湖への登り返しとなった。ログの通り、最後にゲート閉鎖時間ギリギリになりそうで焦ったため、ルートを見誤り鉾立へ下山しそうになった。反省点。
・2日目は祓川からアプローチすることを決めて、前夜のうちに登山口へ移動し車中泊。なぜか救急車両がいた。
・睡眠時間を優先してスロースタート、これが後に痛手となる。ものすごい人出で、七高山ピークは一度スルーして新山方面へ向かう。
・新山へは、一度外輪山を下降しなければならない。これが自分にとって問題で、登山靴ならあまり気にならないレベルでも、ウォークモード付きと言えどスキーブーツではキツイ急斜面の岩場と雪面トラバース。重いからという理由で、12本爪アイゼンやピッケルを置いていってはならない。一応、チェーンスパイクは持参した。慎重に歩いてなんとか通過、渋滞を作った。ステップがあって助かる。
・これで千蛇谷滑降が約束された!新山で休憩後、いざ滑走開始。斜度変化に富み、地形も素晴らしい。外輪山寄りを滑るのは、落石や落ちきれていない雪庇崩落の可能性があるため、危険である。千蛇谷ボトムで日本海眺めながらランチ休憩。
・登り返して再び七高山への核心部、今度は正面突破。時間は15時過ぎて、ほとんどの日帰り登山者は居なくなり静かな山頂を楽しめた。
・祓川への最後の滑走、日が傾き北斜面はガチガチ山でまともに滑ることができない。標高下げるにつれザラメが現れ始めほどなく下山。最高の鳥海山スキーツアーとなりました。
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