記録ID: 1828746
全員に公開
アルパインクライミング
白馬・鹿島槍・五竜
白馬岳主稜 2019年5月
2019年05月04日(土) [日帰り]


- GPS
- 07:31
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,694m
- 下り
- 1,694m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
猿倉荘の少し上からずっと雪の上を歩けましたが早朝から気温が高く午前7時を過ぎると足元が緩み始め、アックスのシャフトもピックもアイゼンもキマリが悪く滑りやすかったです。山頂までずっと腐った雪が続き不安定でした。 全体的に難しい所はなかったですが最後の雪壁よりも手前の狭く急峻な雪稜が今にも崩れそうで緊張しました。 山頂直下で順番を待っていると日差しに照らされた雪面がジリジリと音を立ててもの凄い勢いで溶けておりサーッと流れたり小さな落石が左の岩壁から頻繁に落ちていました。直下の雪庇もいつ崩落するか分かりませんのであまり長居したくなかったです。 大雪渓も無風で異常に暑く腐っていたので登りの人はさぞ辛かったと思います。お楽しみの尻セードは沈んでしまいほとんど不可能な状態でした。 |
写真
撮影機器:
装備
備考 | 暑いのでテルモスのお湯はいらなかったです。むしろ冷たく冷やした飲み物が欲しかった。 |
---|
感想
終始天気が良く藪もシュルンドも小さく、不安定ながら全行程トレースに助けられての山行でした。フリーソロなのでダブルストック&アックスがやはり正解でした。
雪が腐った状態での痩せた稜線の通過にかなり神経を使いましたので途切れない集中力が必要でしたが風もなく天候が良かったので意外とお気楽に楽しめました。
大雪渓は雪が緩くて尻セード出来ないのがもどかしく残念でした。気温が高い日はもっと早く出発するか、稜線上でビバークして朝7時位には山頂に着くようにすれば安全だし帰りの大雪渓も楽に下れるかと思います。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2180人
いいねした人