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Yamareco

記録ID: 1877756
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

赤岳 (県界尾根 - 真教寺尾根)

2019年06月01日(土) 〜 2019年06月02日(日)
情報量の目安: B
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
sawasemi その他12人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
13:34
距離
14.8km
登り
1,387m
下り
1,571m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:18
休憩
0:27
合計
6:45
距離 6.5km 登り 1,130m 下り 67m
10:01
10:02
92
11:34
11:46
2
13:08
13:22
182
2日目
山行
6:05
休憩
0:42
合計
6:47
距離 8.3km 登り 264m 下り 1,518m
6:57
36
7:33
7:34
6
7:40
7:55
7
8:02
5
8:07
8:24
145
10:49
25
11:14
11:16
62
12:23
12:26
5
13:12
10
13:36
13:38
6
13:44
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2019年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
7:00 新宿発 - あずさ1号 - 8:53 小淵沢駅
9:00 小淵沢駅 - タクシー - 9:30 大門沢林道入り口
コース状況/
危険箇所等
県界尾根 2400m 鎖場からは残雪あり。途中雪渓トラバースを4か所あり。
30mのザイル+セルフビレイで安全確保

装備

個人装備
Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 レイン上下 日よけ帽子 ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 ヘッドランプ 予備電池 iPhone モバイルバッテリー 時計 サングラス タオル ストック ナイフ ポール ヘルメット ハーネス スリング カラビナ 軽アイゼン 補助ロープ ツェルト 三角巾 サバイバルシート
共同装備
ザイル 無線機

感想

あくまでも一般登山道から少しだけはみ出し始めた登山者の個人的な感想です。

開山祭のタイミングで、赤岳に登頂。清里側からの県界尾根から登り、真教寺尾根で下山。ヤマケイガイドブックにも掲載されている一般登山道としては上級者向けのルートとなっている。途中小屋もエスケープルートもなく、ひともあまり入っていないためであることと、途中に鎖場などがあるため、初心者は避けたほうが良いが、夏場は歩けないルートではないと思う。

岩場に関しては、ロープなどの確保がなくても十分に手掛かりがあるルートだったが、歩く人が多いであろうザイテングラードや八峰キレット、槍などに比べると難易度は上だと思った。時期的にまだ人が入っていない分、登攀中の中小落石などの発生も必然的に頻発するので、ヘルメットの装備も必須。

県界尾根は2400mあたりを過ぎると谷筋のトラバースで30mを超える残雪箇所が4か所ほどあった。我々の山岳会では、安全確保のため30mザイル使ってトラバースの仕組みを構築した。軽アイゼンまたはチェーンスパイクも装着してトラバースを行ったが、やはり足を踏み外したり、踏み抜きでバランスを崩し、斜面を滑るものがいた。ザイルとセルフビレイで確保されていたため、当然けが人は出なかった。

万が一の装備を持っていくことや、日頃の練習、現場での安全確保の作業を面倒と思う人は、この時期はまだ入らないほうが無難と思った。こういうあまり人の入らない厳しめのルートの時など、同行者が落ちたら一生悔やまれるので、こういった価値観のずれた相手との山行であれば、その時いくら気まずくても、撤退する勇気も必要だと感じた。

登山歴が浅いこともあり、経験者であれば、当然と思われることを少し認識できた、非常に勉強になった山行だった。

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訪問者数:727人

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無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
杣添尾根と真教寺尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

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