赤岳 (県界尾根 - 真教寺尾根)



- GPS
- 13:34
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,387m
- 下り
- 1,571m
コースタイム
- 山行
- 6:18
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 6:45
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 6:47
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
9:00 小淵沢駅 - タクシー - 9:30 大門沢林道入り口 |
コース状況/ 危険箇所等 |
県界尾根 2400m 鎖場からは残雪あり。途中雪渓トラバースを4か所あり。 30mのザイル+セルフビレイで安全確保 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
レイン上下
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
ヘッドランプ
予備電池
iPhone
モバイルバッテリー
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
ポール
ヘルメット
ハーネス
スリング
カラビナ
軽アイゼン
補助ロープ
ツェルト
三角巾
サバイバルシート
|
---|---|
共同装備 |
ザイル
無線機
|
感想
あくまでも一般登山道から少しだけはみ出し始めた登山者の個人的な感想です。
開山祭のタイミングで、赤岳に登頂。清里側からの県界尾根から登り、真教寺尾根で下山。ヤマケイガイドブックにも掲載されている一般登山道としては上級者向けのルートとなっている。途中小屋もエスケープルートもなく、ひともあまり入っていないためであることと、途中に鎖場などがあるため、初心者は避けたほうが良いが、夏場は歩けないルートではないと思う。
岩場に関しては、ロープなどの確保がなくても十分に手掛かりがあるルートだったが、歩く人が多いであろうザイテングラードや八峰キレット、槍などに比べると難易度は上だと思った。時期的にまだ人が入っていない分、登攀中の中小落石などの発生も必然的に頻発するので、ヘルメットの装備も必須。
県界尾根は2400mあたりを過ぎると谷筋のトラバースで30mを超える残雪箇所が4か所ほどあった。我々の山岳会では、安全確保のため30mザイル使ってトラバースの仕組みを構築した。軽アイゼンまたはチェーンスパイクも装着してトラバースを行ったが、やはり足を踏み外したり、踏み抜きでバランスを崩し、斜面を滑るものがいた。ザイルとセルフビレイで確保されていたため、当然けが人は出なかった。
万が一の装備を持っていくことや、日頃の練習、現場での安全確保の作業を面倒と思う人は、この時期はまだ入らないほうが無難と思った。こういうあまり人の入らない厳しめのルートの時など、同行者が落ちたら一生悔やまれるので、こういった価値観のずれた相手との山行であれば、その時いくら気まずくても、撤退する勇気も必要だと感じた。
登山歴が浅いこともあり、経験者であれば、当然と思われることを少し認識できた、非常に勉強になった山行だった。
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