ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1890794
全員に公開
ハイキング
大山・蒜山

船上山☆千丈滝を訪ねて

2019年06月13日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
01:47
距離
5.2km
登り
740m
下り
736m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:22
休憩
0:24
合計
1:46
距離 5.2km 登り 740m 下り 747m
15:50
15:51
22
16:13
16:15
6
16:21
16:36
3
16:39
16:40
15
16:55
16:56
8
17:04
17:05
9
17:23
17:26
3
17:29
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2019年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東坂駐車場へ
横手道からの好展望
2019年06月13日 15:52撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/13 15:52
横手道からの好展望
登山路脇には多くのレンゲツツジや
2019年06月13日 15:58撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
6/13 15:58
登山路脇には多くのレンゲツツジや
ウツボグサも
2019年06月13日 15:59撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
6/13 15:59
ウツボグサも
屏風岩
2019年06月13日 15:59撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/13 15:59
屏風岩
斜面の孤木
2019年06月13日 16:00撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/13 16:00
斜面の孤木
振り返ると孤木越しに日本海
2019年06月13日 16:04撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
6/13 16:04
振り返ると孤木越しに日本海
樹林に入ると多くの紫陽花が咲いている
2019年06月13日 16:09撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
6/13 16:09
樹林に入ると多くの紫陽花が咲いている
2019年06月13日 16:10撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/13 16:10
左手の岩壁から流れ落ちる雄滝
2019年06月13日 16:14撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
6/13 16:14
左手の岩壁から流れ落ちる雄滝
谷の奥に雌滝の巨大な岩壁
2019年06月13日 16:16撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/13 16:16
谷の奥に雌滝の巨大な岩壁
岩壁に近づいて
2019年06月13日 16:17撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/13 16:17
岩壁に近づいて
雌滝
2019年06月13日 16:17撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/13 16:17
雌滝
雄滝に
2019年06月13日 16:25撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
6/13 16:25
雄滝に
滝の左手より
2019年06月13日 16:27撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/13 16:27
滝の左手より
下から見上げて
2019年06月13日 16:24撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/13 16:24
下から見上げて
緩やかな尾根を辿って船上神社へ
2019年06月13日 17:00撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/13 17:00
緩やかな尾根を辿って船上神社へ
船上神社
2019年06月13日 17:06撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/13 17:06
船上神社
立派な拝殿
2019年06月13日 17:08撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/13 17:08
立派な拝殿
2019年06月13日 17:07撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/13 17:07
笹の中を辿る
2019年06月13日 17:13撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/13 17:13
笹の中を辿る
トチノキの巨木が目立つ東坂を下る
2019年06月13日 17:21撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
6/13 17:21
トチノキの巨木が目立つ東坂を下る
屏風岩を見上げて
2019年06月13日 17:28撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/13 17:28
屏風岩を見上げて
屏風岩の手前の松の孤樹のシルエット
2019年06月13日 17:40撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/13 17:40
屏風岩の手前の松の孤樹のシルエット
香取の手前の牧場からの大山北壁
2019年06月13日 17:59撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
6/13 17:59
香取の手前の牧場からの大山北壁
遠くに黄金色に輝く中海を見ながら一路、米子へ
2019年06月13日 18:21撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/13 18:21
遠くに黄金色に輝く中海を見ながら一路、米子へ

感想

大山剣ヶ峰から下山してまだ時間的に余裕があるので、もう一山と行きたいところだ。時間的には夏山登山道から弥山を往復するということも可能かと思われたが、翌朝に同僚達と登山の予定である。ゴジラの背を訪れるのは時間的に余裕がなさそうだ。ということで、この日の二座目に選んだのは船上山である。
しかし、文殊堂からこの船上山の登山口は大山を挟んでほぼ反対側にあるので、車で周回するにはそれなりの時間がかかる。登山口に辿り着いて登り始めたのは?時であった。

蝉しぐれの中を登り始めるとすぐに下山してこられる3人のパーティーとすれ違う。

まずは船上山の東側に聳える屏風岩の下をトラバースする横手道を辿り、千丈滝の雄滝と雌滝を訪れることにする。登山路の周りは丈の低い笹原であり、終始、好展望が広がる。横手道に入るとウツボグサやレンゲツツジが多く咲いている。斜面の下の船上ダムの方からは涼しい風が吹き上がってくる。笹原の中にポツンと生える孤木が広大な眺望の中にアクセントを添える。後ろを振り返ると孤木の彼方に青い日本海が目に入る。

谷が近づくにつれ、左手の岩壁から流れ落ちる雄滝が見える。やがて道は鬱蒼とした樹林の中に入ってゆくと、登山路の周囲には数多くの山紫陽花の花が咲いている。谷間が近づくにつれ滝の音が聞こえてきたかと思うと巨大な岩壁の左側を幾筋もの細い線条となって流れ落ちる雌滝が目に入る。最近の雨が少ないせいか滝の水量はわずかであるが、横に大きく広がる壮麗な岩壁が圧巻であり、静かに流れ落ちる滝はこの完璧に描かれた白い紋様のようにも思われる。

雌滝からは滝の左手から続く登山路を辿ると間もなく再び巨大な岩壁が現れる。こちらの雄滝も水量が少なく、落差109mあるというこの岩壁を流れ落ちる間に霧状となり、下には水流は辿り着かない。そのためかいわゆる滝壺はなく、滝の下には大きな岩がゴロゴロと転がっているばかりだ。

雄滝からは船上神社へと辿る道を辿るつもりであったが、道が見当たらない。滝から左手に伸びる道を辿るが、これは滝巡りの道であり、船上ダムに下りていく道だ。この登山路に入ると葉にトゲのある草がチクチクと大腿を刺す。棘には有毒成分でも含まれているのだろうか、棘が刺さった箇所には鋭い痛みが持続する。後にこの草はイラクサであることを知る。イラクサの棘にはアセチルコリンとヒスタミンを含む液体があり、痛みの原因となるということを知るのであった。

イラクサの棘に刺されながらGPSでルートが記されたあたりを探るもやはり見当たらない。地図をよくよく見て気がついた。このルートは滝の上で途切れており、滝の断崖の上から眺望をみるために船上神社から辿るルートなのであった。

辿ってきた横手道を戻り、直登ルートを登って船上山避難小屋に出る。登山路には山毛欅の大樹を多くみかける。時間は余裕があるので船上神社を訪れることにする。神社へは林床には笹が茂る山毛欅の樹林が続く。アップダウンのない平坦な尾根を辿るうちにまもなく船上神社に辿り着く。

神社はこんな山中にと驚くほど立派な社殿である。折しも神社の背後から西陽が差し込み、逆光のために写真を撮るのが難しいのだが、パワースポットと呼ぶに相応しい霊的な雰囲気が漂っている。

西陽が運ぶ暑さのせいか、尾根上は暑く感じられる。休憩所の近くでは設置された貯水槽の蛇口から水が勢いよく流れだしている。「飲料水ではありません」と書かれているが、湧き出した水に飲料に適さない成分でも含まれているのだろうか?冷たい水で項と頭を冷やす。尾根を直進してトチノキの巨木が目立つ東坂を下り、登山口に戻る。

登山口の先にある船上山展望台へと車を進めると、屏風岩よりもその手前の斜面で立ち枯れの松の孤樹のシルエットが気になる。大山環状道路を戻り、香取展望台の手前の牧草地に寄り道をすると先程、登ったばかりの大山が荒々しい北壁を見せている。寄り道している間に夕方に到着する同僚達を米子駅に迎えに行くのにギリギリの時間になる。正面に西陽を反射して黄金色に輝く中海を見ながら、米子市街へと県道を一直線に下るのだった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:403人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら