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Yamareco

記録ID: 1900740
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

天狗岳・にゅう/稲子湯より

2019年06月18日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
--:--
距離
17.7km
登り
1,376m
下り
1,379m

コースタイム

日帰り
山行
9:19
休憩
2:38
合計
11:57
2:45
78
4:03
4:13
10
5:33
5:39
59
中山峠
6:38
6:55
19
7:14
7:50
66
西天狗岳
8:56
29
9:25
9:41
5
黒百合ヒュッテ
9:46
24
10:10
10:12
18
10:30
10:34
12
中山展望台
10:46
10:51
46
11:37
12:30
9
にゅう
12:39
12:41
16
白駒池への分岐
12:57
13:03
99
シャクナゲ尾根・白樺尾根分岐
あちこちで撮影に相当時間を掛けてるので、特に天狗岳〜にゅうまでの稜線上ではペースが遅くなっています。
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2019年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
稲子湯・ミドリ池入口(唐沢橋・シャクナゲ尾根登山口)の駐車スペースを利用しました。
10台前後駐車可能。
コース状況/
危険箇所等
雪はほぼ消えて踏むところなく、軽アイゼンも必要ありません。
危険個所も特筆すべき場所はありません。ミドリ池登山口からの作業道の区間において倒木が数箇所ありますが、通過に苦労したり道迷いの原因になるほどではありませんでした。
その他周辺情報 自分は直帰しましたが、稲子湯で日帰り入浴可能です。
また付近に八峰の湯もあり。
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
2:45 稲子湯・唐沢橋登山口/ミドリ池入口より登山開始(1,570m)

作業道、登山道と交互に歩いていきますが、指導標やマーキング豊富で迷うようなところはありませんでした。

3:31 こまどり沢(1,880m) ※当写真

東の空が明るくなってきた頃、こまどり沢の分岐に到着。
みどり池まで頑張って40分!
2:45 稲子湯・唐沢橋登山口/ミドリ池入口より登山開始(1,570m)

作業道、登山道と交互に歩いていきますが、指導標やマーキング豊富で迷うようなところはありませんでした。

3:31 こまどり沢(1,880m) ※当写真

東の空が明るくなってきた頃、こまどり沢の分岐に到着。
みどり池まで頑張って40分!
3:57 しらびそ小屋まであと2分(2,030m)

周囲の光景が見えるほど明るくなってきた頃、しらびそ小屋まであと2分の指導標。
倒木が数箇所ありましたが、ここまでよく整備されていて歩きやすかったです。
1
3:57 しらびそ小屋まであと2分(2,030m)

周囲の光景が見えるほど明るくなってきた頃、しらびそ小屋まであと2分の指導標。
倒木が数箇所ありましたが、ここまでよく整備されていて歩きやすかったです。
4:02 しらびそ小屋(2,030m)到着

森に囲まれた良い雰囲気の山小屋です!
キャンプ指定地は小屋に着く手前にあり、ここでもいずれテントを張ってみたい。
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4:02 しらびそ小屋(2,030m)到着

森に囲まれた良い雰囲気の山小屋です!
キャンプ指定地は小屋に着く手前にあり、ここでもいずれテントを張ってみたい。
みどり池

神秘的な光景です。鏡のような水面が天狗岳を映しています。
ただ山頂付近は雲が掛かっているのが気がかりでした。
上に着くまでに晴れることを祈って出発します。

4:13 みどり池・しらびそ小屋出発
1
みどり池

神秘的な光景です。鏡のような水面が天狗岳を映しています。
ただ山頂付近は雲が掛かっているのが気がかりでした。
上に着くまでに晴れることを祈って出発します。

4:13 みどり池・しらびそ小屋出発
みどり池の南側を通過していきますが、今度は稲子岳が見えてきました。
渋の湯からのルートも良いけど、稲子湯から登るのも雰囲気が変わってすごく良いです。
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みどり池の南側を通過していきますが、今度は稲子岳が見えてきました。
渋の湯からのルートも良いけど、稲子湯から登るのも雰囲気が変わってすごく良いです。
かつて木材を運搬したという森林鉄道の軌道に沿って、平坦な森を歩いていきます。
かつて木材を運搬したという森林鉄道の軌道に沿って、平坦な森を歩いていきます。
4:23 本沢温泉への分岐(2,040m)

硫黄岳を見上げる露天風呂で知られる本沢温泉。
行ってみたいところですが、今日は中山峠へ向けて直登します。
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4:23 本沢温泉への分岐(2,040m)

硫黄岳を見上げる露天風呂で知られる本沢温泉。
行ってみたいところですが、今日は中山峠へ向けて直登します。
みどり池からしばらくはなだらかな登りが続き、いつしか朝日を浴びる稜線がだいぶ近くに見えてきました!
去年6月には美しの森から県界尾根を経て赤岳に登りましたが、やはり東側から朝日を背に登るのは何とも心地良いものです。
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みどり池からしばらくはなだらかな登りが続き、いつしか朝日を浴びる稜線がだいぶ近くに見えてきました!
去年6月には美しの森から県界尾根を経て赤岳に登りましたが、やはり東側から朝日を背に登るのは何とも心地良いものです。
中山峠が近付くと一転して急登の連続。
でもよく踏まれていて歩きやすいし、朝日が射しこむ森の光景は本当に美しい。
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中山峠が近付くと一転して急登の連続。
でもよく踏まれていて歩きやすいし、朝日が射しこむ森の光景は本当に美しい。
暑くも寒くもなく、快適に中山峠へ向けて登り詰めていきます!
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暑くも寒くもなく、快適に中山峠へ向けて登り詰めていきます!
不意に視界が開け、いつしか稲子岳と肩を並べるくらいに登ってきました!
不意に視界が開け、いつしか稲子岳と肩を並べるくらいに登ってきました!
見上げれば稜線が既に間近!
少し前に中山峠まで40分の指導標がありましたが、もっと早く着けそうです。
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見上げれば稜線が既に間近!
少し前に中山峠まで40分の指導標がありましたが、もっと早く着けそうです。
5:34 中山峠(2,410m)

雪の有無の違いはありますが、何となく見覚えのある中山峠に乗り上げました!
稜線に出た途端に冷たい西風が吹き付けてきて寒いです!

稲子湯を出発して3時間掛からずに中山峠に着いたので、4時間近くとみていた所要時間はだいぶ短縮出来ました。

5:39 中山峠出発

防寒着代わりにレインウェアを着込んでから出発します。

中山峠から先は踏破済みながら、無雪期は初めて。
大きな岩がごろごろしていて、積雪期のほうが遥かに歩きやすい区間でした。
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5:34 中山峠(2,410m)

雪の有無の違いはありますが、何となく見覚えのある中山峠に乗り上げました!
稜線に出た途端に冷たい西風が吹き付けてきて寒いです!

稲子湯を出発して3時間掛からずに中山峠に着いたので、4時間近くとみていた所要時間はだいぶ短縮出来ました。

5:39 中山峠出発

防寒着代わりにレインウェアを着込んでから出発します。

中山峠から先は踏破済みながら、無雪期は初めて。
大きな岩がごろごろしていて、積雪期のほうが遥かに歩きやすい区間でした。
一登りで東西の天狗岳が見えてきました!
東側の雲でちょうど日が当たっていないけど、すっきりと晴れ渡っています。
それにしても吹きっ晒しの場所はとても寒いです。
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一登りで東西の天狗岳が見えてきました!
東側の雲でちょうど日が当たっていないけど、すっきりと晴れ渡っています。
それにしても吹きっ晒しの場所はとても寒いです。
ほぼ全てが雪に埋もれていた昨年3月の記憶とはかけ離れた光景となっています。
ここから天狗岳本体へ向けての登りが始まります。
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ほぼ全てが雪に埋もれていた昨年3月の記憶とはかけ離れた光景となっています。
ここから天狗岳本体へ向けての登りが始まります。
6:21 天狗の奥庭への分岐(2,570m)

積雪期にはピストンしたので、今日はこのあと天狗の奥庭を通る予定です。
この先は岩稜帯ですが、概ね西山腹をトラバースするので特に難しいところはありません。
1
6:21 天狗の奥庭への分岐(2,570m)

積雪期にはピストンしたので、今日はこのあと天狗の奥庭を通る予定です。
この先は岩稜帯ですが、概ね西山腹をトラバースするので特に難しいところはありません。
最後の岩塔を巻くと、いよいよ東天狗へのヴィクトリーロード!
稲子湯から変化に富んだ楽しい道のりでした♪
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最後の岩塔を巻くと、いよいよ東天狗へのヴィクトリーロード!
稲子湯から変化に富んだ楽しい道のりでした♪
6:39 東天狗岳山頂(2,640m)到着

稲子湯から約4時間で東天狗に到着しました。
青空の下で西天狗の緑が目に鮮やかです。
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6:39 東天狗岳山頂(2,640m)到着

稲子湯から約4時間で東天狗に到着しました。
青空の下で西天狗の緑が目に鮮やかです。
東天狗でのあおいとひなた

かえでさん(回想シーンで単独行で登頂)に続いての登頂ということにしておきましょう。
東天狗でのあおいとひなた

かえでさん(回想シーンで単独行で登頂)に続いての登頂ということにしておきましょう。
西からどんどん雲が広がってきそうな気配なので、早めに西天狗へ向けて出発します。
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西からどんどん雲が広がってきそうな気配なので、早めに西天狗へ向けて出発します。
6:56 東天狗岳山頂出発

西天狗へ向けて吊り尾根を下り始めます。
同じ山なのに積雪期に比べると、なぜか近くに見える気がしました。
ところで前回、西天狗山頂から山スキーヤーが爽快に滑り降りるのを見たのも、山スキーを始めたきっかけの一つです。
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6:56 東天狗岳山頂出発

西天狗へ向けて吊り尾根を下り始めます。
同じ山なのに積雪期に比べると、なぜか近くに見える気がしました。
ところで前回、西天狗山頂から山スキーヤーが爽快に滑り降りるのを見たのも、山スキーを始めたきっかけの一つです。
2,590mコルへ下り立ちました。
西天狗へのゴロゴロとした登り返しがよく見えてきます。
登り返しの標高差は50mほどなので、それほど大変ではありません。

それとこの時に気付きましたが、東天狗の西斜面の巻き道入口にはロープが張られて事実上の廃道状態?
前回はしっかりトレースがあって、東天狗は通らずに黒百合ヒュッテへ下りられましたが、
無雪期には東天狗へ登り返さなくてはいけないようです。
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2,590mコルへ下り立ちました。
西天狗へのゴロゴロとした登り返しがよく見えてきます。
登り返しの標高差は50mほどなので、それほど大変ではありません。

それとこの時に気付きましたが、東天狗の西斜面の巻き道入口にはロープが張られて事実上の廃道状態?
前回はしっかりトレースがあって、東天狗は通らずに黒百合ヒュッテへ下りられましたが、
無雪期には東天狗へ登り返さなくてはいけないようです。
7:13 西天狗岳山頂(2,646m)到着

東天狗より平らで広い西天狗に到着しました。
積雪期は本当に広大な雪原でしたが、周辺にハイマツが生繁っていて記憶よりも狭く感じます。

とりあえず東西の天狗岳を踏んだので、ちょっと時間をとってゆっくりしていきます。
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7:13 西天狗岳山頂(2,646m)到着

東天狗より平らで広い西天狗に到着しました。
積雪期は本当に広大な雪原でしたが、周辺にハイマツが生繁っていて記憶よりも狭く感じます。

とりあえず東西の天狗岳を踏んだので、ちょっと時間をとってゆっくりしていきます。
西天狗岳山頂にて

天狗岳の二つの山頂を踏めて、二人もごきげんそうに写ります。
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西天狗岳山頂にて

天狗岳の二つの山頂を踏めて、二人もごきげんそうに写ります。
今年1月から2月にかけて踏んだ(右から)阿弥陀岳、赤岳、硫黄岳。
めちゃくちゃ寒かった冬から季節が過ぎて、もうすっかり雪が消えました。
夏の八ヶ岳もやはり良いです!
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今年1月から2月にかけて踏んだ(右から)阿弥陀岳、赤岳、硫黄岳。
めちゃくちゃ寒かった冬から季節が過ぎて、もうすっかり雪が消えました。
夏の八ヶ岳もやはり良いです!
7:50 西天狗岳山頂出発

下りのほうが行程が長いので、頃合いを見て出発します。

東天狗へ登り返した頃、虫のような音が聞こえると思ったらドローンが飛んでいました。
実際に山で飛んでるのを見たのは初めてでした。
7:50 西天狗岳山頂出発

下りのほうが行程が長いので、頃合いを見て出発します。

東天狗へ登り返した頃、虫のような音が聞こえると思ったらドローンが飛んでいました。
実際に山で飛んでるのを見たのは初めてでした。
8:22 東天狗北の分岐(2,570m)

この分岐から初めて天狗の奥庭へ下りていきます。
いつしか蓼科辺りは雲に覆われていました。
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8:22 東天狗北の分岐(2,570m)

この分岐から初めて天狗の奥庭へ下りていきます。
いつしか蓼科辺りは雲に覆われていました。
下りるほどに天狗の奥庭がよく見えてきました!
少しわかりにくいけどスリバチ池も小さく見えています。
下りるほどに天狗の奥庭がよく見えてきました!
少しわかりにくいけどスリバチ池も小さく見えています。
天狗の奥庭付近にて

雲の流れが速く、晴れたり曇ったりとなってきました。
天狗の奥庭付近にて

雲の流れが速く、晴れたり曇ったりとなってきました。
天狗の奥庭は数多くの巨岩を乗り越えていく局面がずっと続きます。
光景としては本当に素晴らしくはありますが、なだらかなのに歩いていて疲れるところです。
天狗の奥庭は数多くの巨岩を乗り越えていく局面がずっと続きます。
光景としては本当に素晴らしくはありますが、なだらかなのに歩いていて疲れるところです。
天狗の奥庭の絶妙な位置に配されたスリバチ池。登山道は池の西側をぐるっと回っていきます。
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天狗の奥庭の絶妙な位置に配されたスリバチ池。登山道は池の西側をぐるっと回っていきます。
ようやく黒百合ヒュッテが見えてきました!
ここまで長く感じました。
前回は滑落停止の練習をしていた、最後の急坂を気を付けて下りていきます。
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ようやく黒百合ヒュッテが見えてきました!
ここまで長く感じました。
前回は滑落停止の練習をしていた、最後の急坂を気を付けて下りていきます。
9:25 黒百合ヒュッテ(2,390m)到着

自身2回目の黒百合ヒュッテに到着。天狗の奥庭でちょっとゆっくりしていたこともあるけど、東天狗から1時間半ほども掛かってしまいました。
とりあえず小屋の前で小休止。
9:25 黒百合ヒュッテ(2,390m)到着

自身2回目の黒百合ヒュッテに到着。天狗の奥庭でちょっとゆっくりしていたこともあるけど、東天狗から1時間半ほども掛かってしまいました。
とりあえず小屋の前で小休止。
黒百合ヒュッテにて



9:41 黒百合ヒュッテ出発

この時、テン場では4、5張りくらい。
自分は八ヶ岳でまだテントを張ったことがなく機会を伺っていましたが、6月に入ってから休日出勤や不安定な天候で実現出来ずにいます。


9:46 中山峠

木道をしばらく歩くとすぐに中山峠。ここからは中山へ向けて登っていきます。
黒百合ヒュッテにて



9:41 黒百合ヒュッテ出発

この時、テン場では4、5張りくらい。
自分は八ヶ岳でまだテントを張ったことがなく機会を伺っていましたが、6月に入ってから休日出勤や不安定な天候で実現出来ずにいます。


9:46 中山峠

木道をしばらく歩くとすぐに中山峠。ここからは中山へ向けて登っていきます。
9:51 中山峠北の展望地(2,420m)

前回もここまで登ってきて天狗岳の二峰を眺めた展望地です。
だいぶ雲が増えてきたけど、周囲の山々はきれいに見えています。
それにしても東天狗岳の東斜面はだいぶ崩落が進んでいるように見えました。
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9:51 中山峠北の展望地(2,420m)

前回もここまで登ってきて天狗岳の二峰を眺めた展望地です。
だいぶ雲が増えてきたけど、周囲の山々はきれいに見えています。
それにしても東天狗岳の東斜面はだいぶ崩落が進んでいるように見えました。
10:03 中山峠北の展望地出発

これから天狗岳を離れていくので、しっかりと目に焼き付けておきました。
10:03 中山峠北の展望地出発

これから天狗岳を離れていくので、しっかりと目に焼き付けておきました。
10:11 分岐より一旦、中山へ向かう(2,450m)

東側は絶壁の樹林帯をしばらく進むと、中山・にゅうの分岐。
なだらかな山ですが中山も近いのでついでに寄っていきます。
10:11 分岐より一旦、中山へ向かう(2,450m)

東側は絶壁の樹林帯をしばらく進むと、中山・にゅうの分岐。
なだらかな山ですが中山も近いのでついでに寄っていきます。
樹林帯ではドロドロのところもありましたが、この木道のあるところは日当たりが良いからか乾いていました。
行く手には中山が近付いてきました。
樹林帯ではドロドロのところもありましたが、この木道のあるところは日当たりが良いからか乾いていました。
行く手には中山が近付いてきました。
中山へ登っていくと、樹林帯の向こうににゅうが見えました!
小ぶりながらもれっきとした岩峰で目立っています。
中山へ登っていくと、樹林帯の向こうににゅうが見えました!
小ぶりながらもれっきとした岩峰で目立っています。
10:25 中山山頂(2,496m)到着

指導標が無ければ普通に通り過ぎてしまいそうな中山山頂でした。
山頂は展望無しですが少し西へ進むと展望地があります。
10:25 中山山頂(2,496m)到着

指導標が無ければ普通に通り過ぎてしまいそうな中山山頂でした。
山頂は展望無しですが少し西へ進むと展望地があります。
10:30 中山展望台(2,480m)

山頂から少しだけ下ったところが広大な中山展望台。
でも雲がだいぶ湧いてきて、見通しはもう一つでした。
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10:30 中山展望台(2,480m)

山頂から少しだけ下ったところが広大な中山展望台。
でも雲がだいぶ湧いてきて、見通しはもう一つでした。
北側には北八ツの森林が見えています。

中山展望台からはにゅうとの分岐へ引き返していきます。



10:46 中山の東の分岐まで戻ってにゅうへ向かう

にゅうへ向かう樹林帯の登山道は北斜面だからか、けっこうマディーなところが多い。
でもスパッツを付けていればあまり気にせずに歩けます。
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北側には北八ツの森林が見えています。

中山展望台からはにゅうとの分岐へ引き返していきます。



10:46 中山の東の分岐まで戻ってにゅうへ向かう

にゅうへ向かう樹林帯の登山道は北斜面だからか、けっこうマディーなところが多い。
でもスパッツを付けていればあまり気にせずに歩けます。
最低コル(2,320m)を過ぎたので、これからがにゅうへの登り返し。
でも標高差は全然大したことはありません。
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最低コル(2,320m)を過ぎたので、これからがにゅうへの登り返し。
でも標高差は全然大したことはありません。
地形図を見ていても二重山稜があるように思えなかったので、意外な光景でした。
この少し先で右側の尾根へと移ります。
地形図を見ていても二重山稜があるように思えなかったので、意外な光景でした。
この少し先で右側の尾根へと移ります。
久しぶりに天狗岳が見えるとだいぶ遠くなりました。
ここはもう2,350mピークなので、にゅうへは近いはず。
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久しぶりに天狗岳が見えるとだいぶ遠くなりました。
ここはもう2,350mピークなので、にゅうへは近いはず。
行く手に大きくにゅうが見えてきました!
もう山頂の登山者も見えます。岩峰の大きさは蝶槍くらい?
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行く手に大きくにゅうが見えてきました!
もう山頂の登山者も見えます。岩峰の大きさは蝶槍くらい?
11:32 にゅう付近(2,340m)

にゅうの手前の分岐まできました。にゅうまで最後の登りです。
1
11:32 にゅう付近(2,340m)

にゅうの手前の分岐まできました。にゅうまで最後の登りです。
この指導標を見てる限りでは分かりにくいですが、ここで白駒池・稲子湯方面へ向かう登山道が分岐しています。
この指導標を見てる限りでは分かりにくいですが、ここで白駒池・稲子湯方面へ向かう登山道が分岐しています。
雲行きがちょっと心配でしたが、何とか好天の下でにゅうに立つことが出来そう!
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雲行きがちょっと心配でしたが、何とか好天の下でにゅうに立つことが出来そう!
11:37 にゅう(2352.2m)到着

岩峰の上はそれほど広くはなく、南側は絶壁となっています。
北側には北八ツの壮大な森林が広がっていて感動しました!
ここから北は自分はまだ蓼科しか登ったことがありません。
もしかしたら正面奥の北横の後ろに僅かに見えるのが蓼科っぽい?
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11:37 にゅう(2352.2m)到着

岩峰の上はそれほど広くはなく、南側は絶壁となっています。
北側には北八ツの壮大な森林が広がっていて感動しました!
ここから北は自分はまだ蓼科しか登ったことがありません。
もしかしたら正面奥の北横の後ろに僅かに見えるのが蓼科っぽい?
岩峰から少し東へ進むと小海町側の森が広がります。
朝は見えていた金峰山も雲に隠れているようです。
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岩峰から少し東へ進むと小海町側の森が広がります。
朝は見えていた金峰山も雲に隠れているようです。
三角点「乳岩」
このあと下りで知ることになりますが、にゅうはいろいろな読み方や字が充てられています。
2
三角点「乳岩」
このあと下りで知ることになりますが、にゅうはいろいろな読み方や字が充てられています。
にゅうにて

二人も蓼科は登ったことがあるので、自分と同じような段階といえるかも。
1
にゅうにて

二人も蓼科は登ったことがあるので、自分と同じような段階といえるかも。
名残惜しいけど昼も過ぎたし、そろそろ降りますか。
初めてのにゅうでずっと晴れていて幸いでした。
名残惜しいけど昼も過ぎたし、そろそろ降りますか。
初めてのにゅうでずっと晴れていて幸いでした。
12:30 にゅう付近の分岐を出発

稲子湯まで約2時間半の下り。
分岐の多い初めてのルートなので、気を抜かずにいきます。
にゅうの直下はやや急な下りでスタート。
12:30 にゅう付近の分岐を出発

稲子湯まで約2時間半の下り。
分岐の多い初めてのルートなので、気を抜かずにいきます。
にゅうの直下はやや急な下りでスタート。
12:40 白駒池との分岐を通過(2,290m)

傾斜が落ち着いたら白駒池との分岐。他の方のレポで見た“ニュー中山峠”の指導標があります。
新中尾峠のことを思い出しましたが、単に一文字空ければ良かったのに。
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12:40 白駒池との分岐を通過(2,290m)

傾斜が落ち着いたら白駒池との分岐。他の方のレポで見た“ニュー中山峠”の指導標があります。
新中尾峠のことを思い出しましたが、単に一文字空ければ良かったのに。
白樺尾根との分岐までは膝に優しい緩やかな下りが続きます。
白樺尾根との分岐までは膝に優しい緩やかな下りが続きます。
12:57 白樺尾根との分岐を通過(2,180m)

周囲の木々が伐採されている白樺尾根との分岐に着きました。
これだけ指導標がしっかり整備されていれば間違いようがないです。
ここからはシャクナゲ尾根を経て稲子湯へ。標高差は600mほどあるのでゆっくりいきましょう。
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12:57 白樺尾根との分岐を通過(2,180m)

周囲の木々が伐採されている白樺尾根との分岐に着きました。
これだけ指導標がしっかり整備されていれば間違いようがないです。
ここからはシャクナゲ尾根を経て稲子湯へ。標高差は600mほどあるのでゆっくりいきましょう。
実際にシャクナゲ尾根に乗るまでは山腹道主体の区間が続きます。
木々の向こうには硫黄岳が格好良く見えています。
実際にシャクナゲ尾根に乗るまでは山腹道主体の区間が続きます。
木々の向こうには硫黄岳が格好良く見えています。
シャクナゲ尾根も道中ではやはり美しい森林風景を満喫出来ます!

たまに僅かに登り返しはありますが、概ね歩きやすいルートと感じました。
シャクナゲ尾根も道中ではやはり美しい森林風景を満喫出来ます!

たまに僅かに登り返しはありますが、概ね歩きやすいルートと感じました。
シャクナゲ尾根のシャクナゲは残念ながらまだ開花前でした。
下るにつれてようやくつぼみの状態が観られたのが精いっぱい。
まあ花は観られればラッキーとします。
シャクナゲ尾根のシャクナゲは残念ながらまだ開花前でした。
下るにつれてようやくつぼみの状態が観られたのが精いっぱい。
まあ花は観られればラッキーとします。
尾根に笹が見られるようになってくると、だいぶ標高を下げたと感じます。
尾根に笹が見られるようになってくると、だいぶ標高を下げたと感じます。
尾根上を巨岩が塞いでいますが、左側を巻いて通れます。
尾根上を巨岩が塞いでいますが、左側を巻いて通れます。
14:19 作業道に出る(1,720m)

下りに下ってシャクナゲ尾根下部を通る作業道に出てきました。
ここから作業道を通って尾根の南側へ出ます。
14:19 作業道に出る(1,720m)

下りに下ってシャクナゲ尾根下部を通る作業道に出てきました。
ここから作業道を通って尾根の南側へ出ます。
14:24 稲子湯への登山道入口(1,700m)

尾根の南側から再び登山道が始まっています。
作業道まで下りてくると稲子湯はもう遠くありません。
14:24 稲子湯への登山道入口(1,700m)

尾根の南側から再び登山道が始まっています。
作業道まで下りてくると稲子湯はもう遠くありません。
14:41 稲子湯・シャクナゲ尾根登山口(1,570m)到着

早朝に登山開始したみどり池入口より少し下方に下りてきました。
周辺はそれほど広くありませんが駐車スペースになっています。

シャクナゲ尾根登山口では通行禁止の案内が出ていますが、もう雪は全く無いので普通に歩けます。
1
14:41 稲子湯・シャクナゲ尾根登山口(1,570m)到着

早朝に登山開始したみどり池入口より少し下方に下りてきました。
周辺はそれほど広くありませんが駐車スペースになっています。

シャクナゲ尾根登山口では通行禁止の案内が出ていますが、もう雪は全く無いので普通に歩けます。
稲子湯・唐沢橋登山口/ミドリ池入口(1,570m)

まだ暗いうちに出発したミドリ池入口。ゲート横には登山ポストもあります。
なお稲子湯の温泉宿はここよりもう少し下にあります。

ちょうど計ったかのような12時間にわたる周回でした。
歩き応え十分でスッキリしました!今回も充実感に包まれて帰途に就きました。
稲子湯・唐沢橋登山口/ミドリ池入口(1,570m)

まだ暗いうちに出発したミドリ池入口。ゲート横には登山ポストもあります。
なお稲子湯の温泉宿はここよりもう少し下にあります。

ちょうど計ったかのような12時間にわたる周回でした。
歩き応え十分でスッキリしました!今回も充実感に包まれて帰途に就きました。

装備

個人装備
三脚 ハイドレーションシステム 長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 スパッツ グローブ 雨具 日よけ帽子 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 地図(地形図・山と高原地図) コンパス ガーミンGPS ラジオ 計画書 ヘッドランプ 予備電池 アマチュア無線機 ファーストエイドキット 補修キット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 登山保険証 健康保険証 スマホ 財布 サングラス タオル 一眼レフカメラ 広角ズームレンズ 望遠ズームレンズ ねんどろいど(あおい・ひなた)

感想

ヤマノススメ・セカンドシーズンを見ていて、稲子湯から天狗岳へ登ってみようと思い立ちました。
天狗岳も無雪期は初めてであり、今回も殆どの区間が未踏で、八ヶ岳もまだまだ歩いていないところが多い。
にゅうは珍しい山名ということで、前々から気になっていたところです。
北八ツも蓼科以外は全く手付かずなので、にゅうでの絶景は感動しました。

今回も上手く周回行程でつないで、登山ルートの多い八ヶ岳の利点を大いに活用できました。
昨年とは打って変わって雨の多い梅雨でやりにくい中、しっかりと歩きこむことが出来て幸いでした。
八ヶ岳の光景はもう夏山といっても良いものでした。早く梅雨が明けてほしいですね。

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コメント

遅くなりました
ルーンさんこんばんわ
風邪で拝見が遅くなりました。
天狗が見えてくるど興奮しますね!
また行ってみたくなります。
中山峠 天狗
クロユリフユツテ など懐かしいです
素晴らしい景色です。
あるける人のみゲットできますね
それも天気次第で様々に変化します、
見られた景色は
二度と巡ってこないかもですね。
懐かし景色をありがとうございました
2019/6/29 1:08
Re: 遅くなりました
こんにちは、mayasanpoさん。
風邪をひかれていたとのこと、お見舞い申し上げます。

自分がまだ八ヶ岳はどこも歩いたことがなかった頃、mayasanpoさんのレポで感銘を受けたのを覚えています。
硫黄〜天狗にかけてを歩かれていましたね!
八ヶ岳へは遠路となりますが、またいずれ登る機会が訪れるといいですね。

自分も黒百合ヒュッテの雰囲気はすごく良いと思いまして、
天気の巡り合わせが良ければこの6月にテント泊山行を予定していました。
また折を見て八ヶ岳では初のテント泊山行を計画したいと思います。

ご覧いただきましてありがとうございました。
2019/6/29 16:29
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