記録ID: 1900740
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
天狗岳・にゅう/稲子湯より
2019年06月18日(火) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,376m
- 下り
- 1,379m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:19
- 休憩
- 2:38
- 合計
- 11:57
5:33
5:39
59分
中山峠
7:14
7:50
66分
西天狗岳
9:25
9:41
5分
黒百合ヒュッテ
10:30
10:34
12分
中山展望台
11:37
12:30
9分
にゅう
12:39
12:41
16分
白駒池への分岐
12:57
13:03
99分
シャクナゲ尾根・白樺尾根分岐
14:42
あちこちで撮影に相当時間を掛けてるので、特に天狗岳〜にゅうまでの稜線上ではペースが遅くなっています。
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
10台前後駐車可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪はほぼ消えて踏むところなく、軽アイゼンも必要ありません。 危険個所も特筆すべき場所はありません。ミドリ池登山口からの作業道の区間において倒木が数箇所ありますが、通過に苦労したり道迷いの原因になるほどではありませんでした。 |
その他周辺情報 | 自分は直帰しましたが、稲子湯で日帰り入浴可能です。 また付近に八峰の湯もあり。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
2:45 稲子湯・唐沢橋登山口/ミドリ池入口より登山開始(1,570m)
作業道、登山道と交互に歩いていきますが、指導標やマーキング豊富で迷うようなところはありませんでした。
3:31 こまどり沢(1,880m) ※当写真
東の空が明るくなってきた頃、こまどり沢の分岐に到着。
みどり池まで頑張って40分!
作業道、登山道と交互に歩いていきますが、指導標やマーキング豊富で迷うようなところはありませんでした。
3:31 こまどり沢(1,880m) ※当写真
東の空が明るくなってきた頃、こまどり沢の分岐に到着。
みどり池まで頑張って40分!
3:57 しらびそ小屋まであと2分(2,030m)
周囲の光景が見えるほど明るくなってきた頃、しらびそ小屋まであと2分の指導標。
倒木が数箇所ありましたが、ここまでよく整備されていて歩きやすかったです。
周囲の光景が見えるほど明るくなってきた頃、しらびそ小屋まであと2分の指導標。
倒木が数箇所ありましたが、ここまでよく整備されていて歩きやすかったです。
みどり池からしばらくはなだらかな登りが続き、いつしか朝日を浴びる稜線がだいぶ近くに見えてきました!
去年6月には美しの森から県界尾根を経て赤岳に登りましたが、やはり東側から朝日を背に登るのは何とも心地良いものです。
去年6月には美しの森から県界尾根を経て赤岳に登りましたが、やはり東側から朝日を背に登るのは何とも心地良いものです。
5:34 中山峠(2,410m)
雪の有無の違いはありますが、何となく見覚えのある中山峠に乗り上げました!
稜線に出た途端に冷たい西風が吹き付けてきて寒いです!
稲子湯を出発して3時間掛からずに中山峠に着いたので、4時間近くとみていた所要時間はだいぶ短縮出来ました。
5:39 中山峠出発
防寒着代わりにレインウェアを着込んでから出発します。
中山峠から先は踏破済みながら、無雪期は初めて。
大きな岩がごろごろしていて、積雪期のほうが遥かに歩きやすい区間でした。
雪の有無の違いはありますが、何となく見覚えのある中山峠に乗り上げました!
稜線に出た途端に冷たい西風が吹き付けてきて寒いです!
稲子湯を出発して3時間掛からずに中山峠に着いたので、4時間近くとみていた所要時間はだいぶ短縮出来ました。
5:39 中山峠出発
防寒着代わりにレインウェアを着込んでから出発します。
中山峠から先は踏破済みながら、無雪期は初めて。
大きな岩がごろごろしていて、積雪期のほうが遥かに歩きやすい区間でした。
6:56 東天狗岳山頂出発
西天狗へ向けて吊り尾根を下り始めます。
同じ山なのに積雪期に比べると、なぜか近くに見える気がしました。
ところで前回、西天狗山頂から山スキーヤーが爽快に滑り降りるのを見たのも、山スキーを始めたきっかけの一つです。
西天狗へ向けて吊り尾根を下り始めます。
同じ山なのに積雪期に比べると、なぜか近くに見える気がしました。
ところで前回、西天狗山頂から山スキーヤーが爽快に滑り降りるのを見たのも、山スキーを始めたきっかけの一つです。
2,590mコルへ下り立ちました。
西天狗へのゴロゴロとした登り返しがよく見えてきます。
登り返しの標高差は50mほどなので、それほど大変ではありません。
それとこの時に気付きましたが、東天狗の西斜面の巻き道入口にはロープが張られて事実上の廃道状態?
前回はしっかりトレースがあって、東天狗は通らずに黒百合ヒュッテへ下りられましたが、
無雪期には東天狗へ登り返さなくてはいけないようです。
西天狗へのゴロゴロとした登り返しがよく見えてきます。
登り返しの標高差は50mほどなので、それほど大変ではありません。
それとこの時に気付きましたが、東天狗の西斜面の巻き道入口にはロープが張られて事実上の廃道状態?
前回はしっかりトレースがあって、東天狗は通らずに黒百合ヒュッテへ下りられましたが、
無雪期には東天狗へ登り返さなくてはいけないようです。
7:13 西天狗岳山頂(2,646m)到着
東天狗より平らで広い西天狗に到着しました。
積雪期は本当に広大な雪原でしたが、周辺にハイマツが生繁っていて記憶よりも狭く感じます。
とりあえず東西の天狗岳を踏んだので、ちょっと時間をとってゆっくりしていきます。
東天狗より平らで広い西天狗に到着しました。
積雪期は本当に広大な雪原でしたが、周辺にハイマツが生繁っていて記憶よりも狭く感じます。
とりあえず東西の天狗岳を踏んだので、ちょっと時間をとってゆっくりしていきます。
7:50 西天狗岳山頂出発
下りのほうが行程が長いので、頃合いを見て出発します。
東天狗へ登り返した頃、虫のような音が聞こえると思ったらドローンが飛んでいました。
実際に山で飛んでるのを見たのは初めてでした。
下りのほうが行程が長いので、頃合いを見て出発します。
東天狗へ登り返した頃、虫のような音が聞こえると思ったらドローンが飛んでいました。
実際に山で飛んでるのを見たのは初めてでした。
9:25 黒百合ヒュッテ(2,390m)到着
自身2回目の黒百合ヒュッテに到着。天狗の奥庭でちょっとゆっくりしていたこともあるけど、東天狗から1時間半ほども掛かってしまいました。
とりあえず小屋の前で小休止。
自身2回目の黒百合ヒュッテに到着。天狗の奥庭でちょっとゆっくりしていたこともあるけど、東天狗から1時間半ほども掛かってしまいました。
とりあえず小屋の前で小休止。
黒百合ヒュッテにて
9:41 黒百合ヒュッテ出発
この時、テン場では4、5張りくらい。
自分は八ヶ岳でまだテントを張ったことがなく機会を伺っていましたが、6月に入ってから休日出勤や不安定な天候で実現出来ずにいます。
9:46 中山峠
木道をしばらく歩くとすぐに中山峠。ここからは中山へ向けて登っていきます。
9:41 黒百合ヒュッテ出発
この時、テン場では4、5張りくらい。
自分は八ヶ岳でまだテントを張ったことがなく機会を伺っていましたが、6月に入ってから休日出勤や不安定な天候で実現出来ずにいます。
9:46 中山峠
木道をしばらく歩くとすぐに中山峠。ここからは中山へ向けて登っていきます。
9:51 中山峠北の展望地(2,420m)
前回もここまで登ってきて天狗岳の二峰を眺めた展望地です。
だいぶ雲が増えてきたけど、周囲の山々はきれいに見えています。
それにしても東天狗岳の東斜面はだいぶ崩落が進んでいるように見えました。
前回もここまで登ってきて天狗岳の二峰を眺めた展望地です。
だいぶ雲が増えてきたけど、周囲の山々はきれいに見えています。
それにしても東天狗岳の東斜面はだいぶ崩落が進んでいるように見えました。
北側には北八ツの森林が見えています。
中山展望台からはにゅうとの分岐へ引き返していきます。
10:46 中山の東の分岐まで戻ってにゅうへ向かう
にゅうへ向かう樹林帯の登山道は北斜面だからか、けっこうマディーなところが多い。
でもスパッツを付けていればあまり気にせずに歩けます。
中山展望台からはにゅうとの分岐へ引き返していきます。
10:46 中山の東の分岐まで戻ってにゅうへ向かう
にゅうへ向かう樹林帯の登山道は北斜面だからか、けっこうマディーなところが多い。
でもスパッツを付けていればあまり気にせずに歩けます。
11:37 にゅう(2352.2m)到着
岩峰の上はそれほど広くはなく、南側は絶壁となっています。
北側には北八ツの壮大な森林が広がっていて感動しました!
ここから北は自分はまだ蓼科しか登ったことがありません。
もしかしたら正面奥の北横の後ろに僅かに見えるのが蓼科っぽい?
岩峰の上はそれほど広くはなく、南側は絶壁となっています。
北側には北八ツの壮大な森林が広がっていて感動しました!
ここから北は自分はまだ蓼科しか登ったことがありません。
もしかしたら正面奥の北横の後ろに僅かに見えるのが蓼科っぽい?
12:40 白駒池との分岐を通過(2,290m)
傾斜が落ち着いたら白駒池との分岐。他の方のレポで見た“ニュー中山峠”の指導標があります。
新中尾峠のことを思い出しましたが、単に一文字空ければ良かったのに。
傾斜が落ち着いたら白駒池との分岐。他の方のレポで見た“ニュー中山峠”の指導標があります。
新中尾峠のことを思い出しましたが、単に一文字空ければ良かったのに。
12:57 白樺尾根との分岐を通過(2,180m)
周囲の木々が伐採されている白樺尾根との分岐に着きました。
これだけ指導標がしっかり整備されていれば間違いようがないです。
ここからはシャクナゲ尾根を経て稲子湯へ。標高差は600mほどあるのでゆっくりいきましょう。
周囲の木々が伐採されている白樺尾根との分岐に着きました。
これだけ指導標がしっかり整備されていれば間違いようがないです。
ここからはシャクナゲ尾根を経て稲子湯へ。標高差は600mほどあるのでゆっくりいきましょう。
14:41 稲子湯・シャクナゲ尾根登山口(1,570m)到着
早朝に登山開始したみどり池入口より少し下方に下りてきました。
周辺はそれほど広くありませんが駐車スペースになっています。
シャクナゲ尾根登山口では通行禁止の案内が出ていますが、もう雪は全く無いので普通に歩けます。
早朝に登山開始したみどり池入口より少し下方に下りてきました。
周辺はそれほど広くありませんが駐車スペースになっています。
シャクナゲ尾根登山口では通行禁止の案内が出ていますが、もう雪は全く無いので普通に歩けます。
装備
個人装備 |
三脚
水
ハイドレーションシステム
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
スパッツ
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図・山と高原地図)
コンパス
ガーミンGPS
笛
鈴
ラジオ
計画書
ヘッドランプ
予備電池
アマチュア無線機
ファーストエイドキット
補修キット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
登山保険証
健康保険証
スマホ
財布
サングラス
タオル
一眼レフカメラ
広角ズームレンズ
望遠ズームレンズ
ねんどろいど(あおい・ひなた)
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感想
ヤマノススメ・セカンドシーズンを見ていて、稲子湯から天狗岳へ登ってみようと思い立ちました。
天狗岳も無雪期は初めてであり、今回も殆どの区間が未踏で、八ヶ岳もまだまだ歩いていないところが多い。
にゅうは珍しい山名ということで、前々から気になっていたところです。
北八ツも蓼科以外は全く手付かずなので、にゅうでの絶景は感動しました。
今回も上手く周回行程でつないで、登山ルートの多い八ヶ岳の利点を大いに活用できました。
昨年とは打って変わって雨の多い梅雨でやりにくい中、しっかりと歩きこむことが出来て幸いでした。
八ヶ岳の光景はもう夏山といっても良いものでした。早く梅雨が明けてほしいですね。
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ルーンさんこんばんわ
風邪で拝見が遅くなりました。
天狗が見えてくるど興奮しますね!
また行ってみたくなります。
中山峠 天狗
クロユリフユツテ など懐かしいです
素晴らしい景色です。
あるける人のみゲットできますね
それも天気次第で様々に変化します、
見られた景色は
二度と巡ってこないかもですね。
懐かし景色をありがとうございました
こんにちは、mayasanpoさん。
風邪をひかれていたとのこと、お見舞い申し上げます。
自分がまだ八ヶ岳はどこも歩いたことがなかった頃、mayasanpoさんのレポで感銘を受けたのを覚えています。
硫黄〜天狗にかけてを歩かれていましたね!
八ヶ岳へは遠路となりますが、またいずれ登る機会が訪れるといいですね。
自分も黒百合ヒュッテの雰囲気はすごく良いと思いまして、
天気の巡り合わせが良ければこの6月にテント泊山行を予定していました。
また折を見て八ヶ岳では初のテント泊山行を計画したいと思います。
ご覧いただきましてありがとうございました。
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