上高地から西穂山荘宴会→独標



- GPS
- 28:00
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 1,820m
- 下り
- 1,839m
コースタイム
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 6:20
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 7:40
天候 | 週末はパッとしない予報。土曜日は雨に降られるが午後からあがる。日曜日は10時位までは晴れわたり,その後はガス。変わりやすい天気 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
新潟5:00−松本IC8:20−沢渡駐車場9:10 バス沢渡9:40−帝国ホテル前下車10:10 【復路】 上高地BT14:25−沢渡駐車場14:50 沢渡駐車場15:00(途中新井道の駅で夕食)新潟20:00 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地から西穂山荘までの上部に残雪あるが赤布整備され問題なし。 西穂山荘〜焼岳山荘間はしっかりしているが樹林で展望乏しく,スライド者もなし。 西穂山荘から独標までは一般コース。その先のピラミッドピークまで足を延したが,ヘルメットの世界の模様。 |
写真
感想
6月は梅雨らしい天気ばかりで,新潟を離れる前に 東鎌から槍,さらに西鎌から裏銀座をちょっと覗く3泊4日計画は断念。相方A夫妻の西穂山荘一泊計画に急遽相乗りさせてもらう。こちらの一泊二泊とて天気は良くない予報だが、ロープウェイで小屋入って飲む分には問題ないというプラン。
新潟から高速で松本に向かうが,意外にも天気はもっている。飲むなら少しは登らなくては,ということでロープではなく上高地から西穂高山荘に登ることに変更。
沢渡に車を置きバス乗換え。空いている。帝国ホテル前でバス降りるがヤマレコの表示がめちゃくちゃで上高地バスターミナルの近くまで行ってしまう。
戻って神社の登山口から樹林の登りに入るが,まもなく雨が落ちてきて雨具の上を着込むことに。蒸す時期の雨具は快適とはいえず,Tシャツ+雨具で。意外に花は咲いていて慰みになる。登山道はしっかり踏まれているが,人は少なく,下ってくる方何名かとスライド程度。
13時頃には小屋に入る。翌日は天気がさらに悪くなる予報で,時間的に余裕あるので,もう少し先に歩きたいところでもあったが,いざ小屋に入って,キレイな小屋でまったりし,着替えたりすると,もはや戦意喪失。
ビールとおでんとモツ煮という,文章だけならどこかの居酒屋行ってきたの?という世界。ロープウェイが近いせいか,小屋は広くてキレイだし,設備・メニューも充実。お金次第とはいえ,ありがたやありがたや。本日は一応下から登ってきたし,という言い訳をしつつ居酒屋モードに。近くのご婦人は「ビールだと酔っちゃうの」と升+コップに日本酒をなみなみと注いでもらっている。
1時間もすると雨もやみ明るくなり,みなさんもテラスで出始める。相方と丸山方向に散歩に出かける。奥方は部屋(個室)戻って休むと窓からお見送り。
丸山までちょいと登ると西穂がくっきり。予想しない好転についつい独標まで散歩してしまう。また,ガスはがでてきたたが明日は雨だしとのんびり堪能して戻る。奥方は布団でしっかり休んでいるので,書庫で今日見た花を特定。その後日本酒(柏崎の酒造)を飲みながら久しぶりにマンガをみてのんびりする。普段,せわしない生活なので,このような空いた時間などなく,人生にはこういう時間も必要で,スマホたテレビを見ることもない何もしない時間もとることになるのも山のよい所の一つだなあ〜と漫然となる。(酔ったせい?)
食事もハンバーグとクリームコロッケだが冷食なのだろうが,なんだがしっかりしていてキチンとした味。回りはソロが多いせいか,みなさん静かで飲む人も少ない。そのあとは居酒屋スペースに移動して,乾物で続き,19時閉鎖後は個室でしっかり飲む。ぞれぞれ500mlペットボトルに移し替えた焼酎,日本酒を飲み干し,記憶もどっかに行ってしまう。奥方によれば21時の消灯後22時前には寝たらしい。
2日目はお弁当の方も含め早立ち者が多い。天気は悪い予報でのんびりでいいやと思っていたらピーカン。そりゃないという言いたいところだがよい方に外れるのはありがたい。二日酔者2名+1名でまずは独標を目指す。予想通り二日酔者には登りがキツイ。独標からもう少し先に進む。痩せ尾根の通過もあり,これも予想通り酔いもどこかいってしまう。奥様も頑張ってピラミッドピークまでいき,引き返すことに。雷鳥とスライド。小屋まで戻って時間も早く天気も良いので焼岳への縦走路で周回することにする。残念ながら樹林で展望はなく,ガスも沸いてくる。アップダウンも思ったよりあって結構疲弊する。相方は西穂で膝を岩にあてて痛みもでており,ガスの焼岳はパスし,焼岳でコーラをドーピングしてから上高地に下る。開けた気持ちのよい草原を抜け,三段継ぎの梯子を降りると樹林に入る。長い樹林を下り,登山口からは作業道路になり,雑踏の河童橋経由でバスターミナルに着くと,たっぷり歩いたわ〜という実感。それぞれ売店でリフレッシュものを買い求めてから,バスで沢渡へ。ここからは相方の運転で新潟へのロングドライブ。タフです。新潟には遅い時間に着くので途中で夕食をとることにし,いろいろ調べてもらい,スマートICから歩いていける道の駅のなんでも食堂ミサに。ここだけがやたらと混んでいる,新潟らしい盛りのよい,がっちり系食堂。しっかり歩いた日は味の濃いがっちり系がやたら食べたくなる。とはいえ糖質制限者は野菜味噌ラーメン。相方はカツカレー。無性に食べたくなるものの一つだがやたら大量の盛りで回避したが,実物もご迫力。
天気は二日ともパッとしない予報でしたが,そこそこ晴れて,しっかり飲んで,しっかり歩いて,しっかり攀じて,しっかり食べて,西穂の稜線も雷鳥も楽しみ,小屋も快適でごはんもつまみもおいしく,天気予報に日和って出かけなかったら,こんな楽しい二日は過ごせませんでした。感謝感謝です。
7月1日からは仙台勤務で,その前に引っ越すことになり,これで新潟に居ての,相方夫妻との山行はこれでおしまいで,いったんお別れになるかと思いきや,まだ,そうではないのでした。
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