雲取山・石尾根縦走/至るところ富士山が見える石尾根

 埼玉県
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																				山梨県
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								- GPS
- 30:43
- 距離
- 35.3km
- 登り
- 2,564m
- 下り
- 2,755m
コースタイム
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 2:51
- 合計
- 9:41
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 9:03
8:30留浦BS・P
8:36鴨沢BS・P
9:05小袖P
10:24堂所
12:00ブナ坂
12:40奥多摩小屋14:00
14:50雲取山山頂15:15
15:40雲取山荘16:05
16:35雲取山山頂17:30
18:17奥多摩小屋
5/13
6:10奥多摩小屋
6:50七つ石山
8:08高丸山
8:40日陰名栗山9:05
9:20鷹巣避難小屋10:00
10:25鷹巣山10:35
12:08六つ石山12:13
14:55奥多摩駅
| 天候 | 私の主観天気 5/12 9:00晴れ→11:00曇り→15:00晴れ、富士山頂見えず→18:00富士山全開→20:00満天の星空 5/13 4:00快晴!→14:00晴れといえば晴れの薄曇り・・・ | 
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 | 
| アクセス | 利用交通機関: 
																				バス																				自家用車										
																																																 鴨沢・留浦の駐車場は7:45の時点で満車(その後1台空いたので駐車)。 小袖の駐車場は9:00の時点で満車。 奥多摩は電車・バスが比較的発達しているので、そちらを利用した方が良いのかもしれません。 三つ峰側はしっかりとした有料駐車場があります。 車の回収にはバスを使用しました。15時頃で1時間に1〜2本程度。 | 
| コース状況/ 危険箇所等 | 危険箇所は特になし。積雪無し。雲取山頂の巻道も雪は無いとの事。 避難小屋の宿泊者は17:30の時点でたったの2名のみ。その後避難小屋を目指す2人組とすれ違ったので最大で4名。空いてました。 奥多摩小屋のテントサイトは30張り程度。まだ場所を選ばなければ張れるのではないでしょうか?雲取山荘のテントサイトも大分混雑していたようで、かなり下の方へ張っていたようです。 | 
写真
感想
					 雲取山へは昨年4/29に初めてのテント泊として三峰からピストンしたのですが、その時は富士山が春霞でうっすらとしか見れなかった。
 またテントを背負う事も初めてでザックの調整も満足に出来ずザックの重さに振り回され、ザックを背負ったり降ろしたりする度によろけていた。また、昼から小雪のちらつく天気で夜寒くて眠れなかったりと、テント泊は大変だったなあという印象が強かった。
 その後泊まりで山へ行く機会は増えたのだが、仲間が小屋泊なので小屋へ泊まったり、避難小屋に泊まったりで、その後テントを使う機会が無く1年過ぎてしまった。
 GWに雲取山テント泊へ行く予定だったのだけど、天気予報があまりに悪かったため諦めた。今週末の天気予報が良くスケジュールが空いたため、決行しようと思ったのが金曜日の午後。前回三峰側から登っていたので今回は鴨沢から登る事にしました。
5/12
【駐車場】
 7:45に鴨沢へ到着。しかし駐車場は満車。車は何処に停めれば良いのか?もしかしたら今回はこれで敗退か?…と考えつつうろうろしていたら1つ離れた留浦Pに丁度1台分空きが出来たので停めさせてもらいました。車の方は早く来る事ですね。さもなくば登山口から離れた所に停める事になりそうです。小袖の駐車場は9時頃に通過しましたが、当然満車で途中の登山道脇にも路駐がたくさんいました。
【小袖でビール】
 小袖の駐車場でビールを売っている人がいました。300円なり。
 奥多摩小屋では売ってないようでしたので飲みたい人はここで買っていくと下から運ぶより少し楽です。私は雲取山荘までビールを飲みに散歩へ出かけましたが、酔っぱらって事故を起こしたらシャレになりません…
【奥多摩小屋までの登り】
 急な所は無くゆるゆると尾根と山腹をトラバースしていく感じです。
 ですのでいつの間にか七つ石山を巻いて石尾根に出ている感じです。
 そしていつもヤマレコで見るくねくねの木を過ぎるとヘリポートが見え奥多摩小屋に到着です。あれ、もう到着?でも時間は経っている。
 悪く言えばあまり変化が無く、三つ峰側の方が変化や眺望があって楽しいように思います。
【奥多摩小屋テントサイト】
 昭文社の地図で10張、と書いてあったのですが、石尾根の適当な場所に張って良いようなのでもっと張れそうです。4〜50位はいけそう。
 登って行く途中で「早く場所とらないと平らな所にテント張れませんよ」と聞いたので急いだのですが、早くならずにバテただけでした…は良いとして、12:40時点では場所は選べる状態でした。しかしテントを張っている間に次々に人が来て、私がテントを張り終わった14:00頃にはだいぶ埋まってきていた感じです。最終的には3〜40張りで、ヘリポートに隣接して張っている人もいました。ヘリが来たら飛ばされそうでしたが。
 テントは1年ぶり2回目でその間練習とかはやっていないので手際が悪いです。張っている途中で風向きがくるくる変わって、結果、出入り口の方が風上になるという悪い手本のような張り方になってしまいました。悪戦苦闘している間に周りには多数のテントが張られていました。皆さん手際の良い事。
【山頂・雲取山荘へ】
 テントを張って受付をしたら、サブザックで山頂へGoです。15kgのザックが無いとこんなにも楽だなんて!真面目に体重落とそうと思いました。
 他の人の記録を見ると、ザック15kgはテント泊では最軽量の部類と思いますので、○○が無いのでしょう。○○は「体力」です。情けないので伏字にしてみました。「根性」も足りないかもしれません。
 山頂へ着くと、富士山は下半分だけしか見えませんでした。ヘリポートから探した時は雲だらけで見つからなかったので、多少良くなっているようです。
 「こっちの方が眺めが良いんだけど、山頂はあっちなんだぜ!」という会話が数多く聞こえます。山頂=一番長めの良い所という刷り込みがあるようです。
 今日はもう食事して寝るだけなので雲が取れるまでずっと眺めていても良いのですが、雲取山荘へ行って○○する事にします。○○は「ビールを飲んで来る」です。駄目な大人と思われたくないので伏字にしてみましたが、どうやら逆効果のようです。しかし冷えたビールは最高に美味かった!
【雲取山頂避難小屋】
 山荘でビールを飲んでPM4:30に山頂に戻ってくると、先ほどまでは人が山のように居たのに閑散とした山頂でした。
 避難小屋をのぞいてみた所、今日は2名だけとのこと。GWがああいう天気だったあとの週末で天気予報も良かったので、避難小屋はギュウギュウだと思っていたところ、世の中全員がそう思っていたらしく、その2名の方も、1人は雲取山荘でテント泊するつもりが避難小屋に一人も居ないので泊まる事にしたとのこと。もう一人は避難小屋の少し下でテントを張ろうとしたのだけども、避難小屋を覗いたら誘われた(寂しいので引き留められた)とのこと。私もテント場を引き払って避難小屋に引っ越そうかな?と一瞬思いましたが、2時間かかるので止めました。そう言えば昨年10月に巻機山避難小屋で会った避難小屋慣れしている方も雲取山避難小屋はイチ押ししていたのを思い出します。また今度避難小屋泊で来よう。
 その2名の方は1人は前日酉谷小屋に泊まり長沢背稜を来たとのこと。もう一人の方は奥多摩から石尾根を登ってきたとのこと。
 石尾根と言えば、前日にヤマレコで雲取山の状況を確認した中で、あるユーザーさんのレコで見て、こんなに長い距離とアップダウンを歩くのは私には無理だと思いつつも、延々と尾根歩きするのも楽しそうだな、と思って一応奥多摩-鴨沢のバスの時間も頭に入れて置いたのです。
 翌朝起きて、体調が良ければ石尾根へチャレンジしようと決めました(体調がイマイチならば雲取山と七つ石山を踏んで鴨沢へ降ります)。
 日暮れにはまだ時間がありますが、寒くなってきた(気温3℃)のでテントに戻ります。昨日は-5℃まで下がったらしい。
 風も出てきました。風上に正面から向かっていくように設置したテントも心配です(ペグが1か所抜け掛かってました)。
 誰も居なくなった山頂でVRパノラマの素材写真を撮ったりした後奥多摩小屋へ下山。下山中に富士山の雲はどんどん取れてゆき、奥多摩小屋に着くころには全体がくっきり見れるようになりました。
【眠れない星降る夜】
 水を汲みに行ったり、晩飯を作って食べたりしていたらもう19時。暗くなってきたので寝ます。
 …が眠れません!。テント泊や小屋泊では私はどうも上手く寝付けないようです。テントから顔を出して空を見上げると満天の星空です。最近視力が落ちた事が悔やまれます。
 1時とか2時に撮った星空の写真がカメラに残っていました。
 夜中風が出ていたので、フライシートが飛んでいったりしないか不安でしたが大丈夫でした。
【寒さ対策】
 前回雲取山テント泊での一番の課題が寒さ対策でした。夜中足先が寒く、靴下を2重にして、ダウンジャケットを足に履いて、さらにはザックの中に足先を突っ込んで何とか凌ぎましたが、それでも寒さで何回も目が覚めました。そもそも夏用のシュラフなので氷点下の状況は厳しいのですが。
 今回は、モンベルのフリースの防寒スリッパとその中に入れるカイロを用意してきたので、足先は全く問題なしでした。フリースのシャツや重ね着できるアウトドアパンツも持って来たのでほぼ問題なしでした。しかし寝袋のジッパーの部分から寒気が侵入してきて少し寒かったので今度はシュラフカバーかツェルトを揃えよう。
5/13
【快晴無風の日の出】
 4時前にトイレに行きたくなり外に出ると、空が少し明るくなってきていました。夜中出ていた風も収まって鳥のさえずりが聞こえる以外は静かです。雲は無く快晴です。筋肉の疲れも何とかなりそうです。という事は今日は石尾根にチャレンジです。雲取山で日の出を見る人たちが暗い中出発していきますが小屋の近くで日の出を見て(残念ながら木立越しの日の出になってしまう)朝飯を食べたて七つ石山へ向けて出発します。
【石尾根縦走前半】
 七つ石山-高丸山-日陰名栗山-鷹巣山と辿って行く石尾根縦走の前半は、富士山側の見晴らしが素晴らしく、雲取山山頂よりも眺めは良いです。気が付けばカメラのメモリには富士山の写真だらけとなっていました。
 天気も良く最高の尾根歩きでした。折角なので巻き道を使わずにピークを踏んで行くことにしました。結構な急登・急降下の連続になるため巻き道を使う人も多いですが、疲れる分の価値はあると思います。特に今日のような天気ならばお勧めします。
【石尾根縦走後半】
 体力不相応な事をしたせいか、鷹巣山を過ぎたあたりから疲労を強く感じるようになりました。鷹巣山を過ぎると見晴らしも今一つとなり富士山もほとんど見えなくなり精神的にもきついです。
 六つ石山辺りからは新緑が綺麗になってきましたが、足が痛くて気持ちに余裕がありません。靴が足に合っていないかもしれません。ヘロヘロになりながらも15時に奥多摩駅に到着。15:10のバスで車を回収しに戻った後帰りました。
					
Top of mt. Kumotoriyama
from Mt. Kumotoriyama view of mt.Fuji
top of mt.Takanosuyama
 sako59
								sako59
			
 
									 
									 
									 
									 
						 
										 
										 
										
 
							












 
					 
					 
					 
					 
					 
		
こんばんは
sako59さん
同じ時に同じ場所で
テン泊しました。
また、駐車場も同じところでした。
違うのは石尾根に向かったのと
止めたのとです。
石尾根は奥多摩湖が見下ろせて
いいですよね。
お疲れさまでした。
TODAYさん、こんにちは。
多分3つ隣のテントですよね。
石尾根は眺めが良くてお勧めですよ。
天気の良い日に是非どうぞ!
はじめまして。
テン場の写真(北尾根の赤&オレンジ)にも、避難小屋からの写真(グリーンの服・相方が)にも写っているのでコメ入れました。
この日は寒かったですね。(確かに・・・)
あと5℃程下がったら、ヤバかったかも知れません。
小屋の主との話では異常だったそうです。
また近傍の山でお会い出来たら今度は気さくにもお声をかけますね。(^^
grandemolaさん、初めまして。
あの寒さは異常だったのですか。
寒さ対策に念のため着る物やらカイロやら防寒スリッパやらを持っていったのですが、それらを総動員するハメになりました。
あれ以上気温下がったらきっと私も小屋に避難でしたね。
寒い一方空気は澄んでいて、景色は綺麗で良かったですよね。
またどこかでお会いしましょう!
そうですか、雲取でテントですか。奥多摩小屋には若いお兄さんが小屋番してましたか。
雪ないとこんあに違うんですね。楽しそう。
富士山きれいだし。
テントの夜は長いですからね・・・
夜の月、素晴らしいです
カメラと三脚が重いのでは
hagureさんこんにちは。
奥多摩小屋の小屋番は若いお兄さんでしたね。
テントの夜は本当に長いですね。普段1時とかまで起きているので8時に寝袋に入ってもなかなかまともに眠れません。
以前は早く寝ないと!と焦ってましたが、最近はいつもの事なので眠れなくてものんびりする事にしてます。
三脚は持って行かなかったし、最近のカメラは小さいので全然問題ありませんよ!テント等も最近のは小さく軽いので、行き会った人に「このザックにテントも入ってます」と言うと驚かれる事もありました。カメラや水2Lも含めてザックは15kgにしかなりません。
しかし、私には、充分重い…
鍛えねば
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