比良山系・10座一気狩りでまさしく十(縦)走


- GPS
- 10:04
- 距離
- 29.3km
- 登り
- 2,216m
- 下り
- 2,368m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
朽木のグリーンパーク想いでの森に駐車。 帰りは近江高島駅から安曇川駅までJR、そこから江若(こうじゃく)バスで朽木学校前まで。そこからシャトルバスあり。(今回逃したので徒歩2km追加) 帰り、夕方の17:30くらいで坊村の駐車場には5台くらいのみ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
蛇谷ヶ峰から武奈ヶ岳までは踏み跡が薄めなので、うっかりしているとコースを外れてしまいます。テープは十分にあるので、怪しいと思ったらすぐにルートを確認しましょう。 釈迦岳から寒風峠はヤセ尾根のスリリングなところも通ります。悪天候時は十分気をつけましょう。 岳山周辺は名前のとおり(?)岩場が多いです。 滝山と岩阿砂利山の間には林道が介在します。林道に出てからいずれも少し左手に登山道があります。 |
写真
感想
日記で予告どおり、比良山北部の10座を縦走してきました。登山道の歩行距離30km、ほぼ10時間。朽木のバス停から駐車場までの2km・30分というオマケもありましたので合計歩行距離と時間は32km・10.5時間になりました。
蛇谷ヶ峰
地蔵山
釣瓶岳
武奈ヶ岳
釈迦岳
ヤケオ山
滝山
岩阿砂利山
鳥越峰
岳山
さすがに後半のヤケオ山を過ぎたあたりから気持ちがへばってきました。足もたいがい疲れてましたが、登りはつま先で登り、下りは踵で下ることでペースを維持し、登りも終盤までグイグイ登りました。
水は2.8L持って行き、何とか足りました。あ、カップ麺用の0.5Lもあるので3.3L持って行ってますね。残念ながら水場はほとんど無く、比良峠に至るところで流れの悪い小さな沢、あとは岳山をしばらく降りると沢の水がたくさんあり、下山最後でカラカラになったらここで潤しましょう。
公共交通機関で来られる場合、逆ルートで近江高島から登山することになります。低山の縦走とはいえ釈迦岳まで心臓破りの急登があり、それなりにタフなルートになります。電車の始発だと登山開始が7時前になりますから、今回のペースで行ったとしても朽木到着は17:30くらいになります。朽木発の帰りのバスの最終が18:17なので、グリーンパークからのシャトルバスを利用できないとギリギリです。やばい場合はエスケープして早め(17時まで)に国道367号線に下りて、バス(手を上げればどこからでも乗れる)をゲットしてください。できれば北小松からのルートが安全です。
それか、坊村〜武奈ヶ岳〜釈迦岳〜鳥越峰〜近江高島、というお花観察ルートにしてもいいでしょう。
今回は帰りに朽木グリーンパーク内にある温泉を利用しました。(600円)
少し割高ですが、いかにも山行の後に来られた、という方も結構見かけました。スッキリサッパリですよ。でも温泉に入っていると時間的に厳しいので、今回のように車で朽木入りするのがベストだと思います。今回のルートの場合、朽木行きの最終バスは19:36とかなり余裕があります。もっともこのバスにしろ電車にしろ、1時間に1本だけです。そのため帰りのペース配分を考えないと無駄に近江高島駅で1時間近く待ちぼうけ状態になります。
今回は岳山で電車到着まであと1時間となったので、かなり頑張って下山しました。下道では少しだけですが禁じ手の「ラン」を使いましたし…そんな元気残ってないのですが、必死です。
ところで今回、釈迦岳あたりからキジがちょろちょろしだして、岩阿砂利山で団体さんを追い越した後はさすがに我慢できなくなってものすごく久しぶりにキジ射ちを行いました(昨日あまりお腹の調子がよくなかった)。団体さんにまた追いつかれるまでに済まさせないとまた追い抜くのが大変なので、忙しいキジ射ちでしたが何とか事なきを得ました。
この長いトレイルで印象に残っているのは、釈迦岳〜滝山のヤセ尾根ルート、岳山の岩場、鳥越峰〜岳山間のオウム岩の眺望、といったところです。
岳山〜釈迦岳のルートは結構登山者も多く、よく踏まれていて迷うことはないでしょう。逆に蛇谷ヶ峰〜釣瓶岳は登山者も少なめで、踏み後探しに苦労します。これは花が咲いているかどうかの差なのでしょうか。
これはさすがに明日は筋肉痛間違いなし。今も下半身がヘロヘロです。こうやって鍛えていつかは、早月尾根から剣山を日帰りで行きたいと思っています。
で、明日は明日で5時起きでドイツに旅立ちます…仕事なのが残念ですが。
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