つなげてみたい 御坂山塊

- GPS
- 32:00
- 距離
- 36.8km
- 登り
- 3,119m
- 下り
- 2,812m
コースタイム
- 山行
- 4:20
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 4:25
- 山行
- 11:20
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 13:30
「今度は富士五湖の北側に聳える稜線(御坂山塊)を歩いてみよう。」
そして翌月、計画を立て帰りの本栖湖からの高速バスを予約しようとしたところ
「本栖湖便は季節運行のため今季の運行は終了してしまった。」との回答。
路線バスで河口湖駅まで出て、そこから高速バスまたは電車というルートもあるが、
なんか面倒くさくなり、翌年以降に先送りすることにして一旦計画を保留した。
平成から令和に変わり、いよいよ夏も終盤を迎え、眠っていた計画を実行する時が来た。
| 天候 | 26日 下は晴れ、上は曇り、夜は雨 27日 曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:富士急高速バス 本栖湖停留所 |
写真
感想
出がけにちょっとしたトラブルがあり、笹子駅に着いたのは14時過ぎ。
いつもの笹子餅を買いに行くが、酒粕まんじゅうが気になり試しに買ってみる。
そのまま追分方面へ向かう、食堂で早めの夕飯を食べてくか悩んだが先を急いだ。
この日は夜通し歩くつもりではあったのだが、暗くなる前に稜線に着きたい。
下界は晴れて暑いくらいの天気だが、山の上を見ると雲がかかっていた。
舗装路を追分トンネル、変電所と過ぎ、ようやく山道らしい道に入っていく。
このルートは春、秋、冬と通ったことがあるが、夏に通るのはおそらくはじめて。
ずいぶんと草木が濃くて、まるで別のルートを歩いているような気分になった。
標高を上げるにつれて雲の中に入っていき、前後左右を霧にとりまかれた。
清八山を三ツ峠方面へ進んですぐの分岐を右折、案内が無いので地図を見返した。
八丁山、八丁峠、御坂峠、御坂山、と進むうちに霧はいっそう濃くなっていき、
小屋跡のある旧御坂峠に着く頃には、しとしとと雨まで降りだしてきた。
廃屋となった小屋の軒先で雨宿りするものの、どうしても雨をかわしきれない。
小屋の裏手には、石仏を祀っている祠のような建物があり雨宿りに丁度よかった。
休んでいるうちに雨は強さを増して、この日はここで休んでいくことにした。
ビヴァークするつもりはなかったので、ツェルトや寝袋は持ってきていない。
持ってきた衣服を全部着こんで、レインポンチョを被り体育座りの姿勢で休む。
横たわれないままザックに持たれていたら、そのうちに眠ってしまったようだ。
23時頃一旦目を覚ますが、座った姿勢のまま寝たため足首と膝の関節が痛んだ。
もう一度軽く眠って、24時過ぎに再び目覚めてからはずっと起きていた。
そのうちに雨は上がり、霧も晴れてきて木々の陰から月明かりが射し始めた。
もともと夜は晴れる予報だったが、少し遅れて晴れ始めたのかもしれない。
まだ暗い時間だが、計画より遅れているため3時半に出発することに決めた。
食事をとり準備を済ませ、祠の主にひと晩のお礼をいい、旧御坂峠を出発。
1時間後に黒岳山頂に到着、展望台から湖畔の夜景を眺め明るくなるのを待った。
ここから先は稜線上を小さなアップダウンを繰り返して進んでいく。
金山をすぎたあたりからガスも晴れ始めて、眼下には河口湖や西湖が見えた。
鍵掛峠では念願の富士山も見えて、ようやくハイキングらしくなってきた。
もともとは三方山を通り、本栖湖を反時計回りに竜ヶ岳まで登る計画だった。
ビヴァークしたため、予定は大きく遅れてしまい計画を下方修正せざるを得ない。
せめて三方山には行きたかったが、地図を見るとコースタイムでちょうどくらい。
17時の高速バスに乗らないと帰りが大変になるので、無難に精進湖ルートをとる。
途中の水場は水量が潤沢な沢で、沢が集まり川となって精進湖へと流れていく。
沢沿いに下りていくと民家や神社が現れはじめて、やがて精進湖へと行きついた。
このまま道路沿いに本栖湖へ行くのはつまらないので、山を越えていく事にする。
パノラマ台ハイキングコースを通って、烏帽子岳山頂から本栖湖側へ下りた。
一旦道路を歩き途中から東海自然歩道を通って湖畔に出て、湖水に靴先を浸した。
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monkichikun
















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