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Yamareco

記録ID: 2010704
全員に公開
ハイキング
中国山地東部

岡山県美作市 船木山南西尾根巨岩ルート〜駒の尾山 ディアバンビ

2019年09月08日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 兵庫県 岡山県
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:02
距離
10.1km
登り
792m
下り
787m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:27
休憩
0:33
合計
5:00
距離 10.1km 登り 798m 下り 792m
8:48
9
後山キャンプ場駐車場
8:57
9
9:06
46
船木山南西尾根取り付き点
9:52
9:53
4
巨岩群その1
9:57
10:02
58
巨岩群その3
11:00
11:02
19
稜線上登山道合流点
11:21
11:22
24
11:46
12:03
43
12:46
18
駒の尾山登山口
13:04
13:11
36
子鹿と遭遇した側の沢
13:47
1
13:48
後山キャンプ場駐車場
展望や旬の動植物観察を楽しむコース
歩行距離10km、歩行時間4時間30分、歩行数20,100歩、消費カロリー2,300Kcal
天候 曇り後晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
後山キャンプ場に自動車が40台程停められる駐車場があります。今回は愛の村パークから北上し大規模林道に入りました。通行止めは解除になっていました。
コース状況/
危険箇所等
 後山キャンプ場西の取り付き点から稜線上の登山道合流点<写真12>までは登山道ではありません。たまにピンク色のテープや境界標柱があるものの、踏み跡はところどころしかなく、切った木が散乱し全体的に崩れやすい斜面が続きます。標高960m辺りのトラバースは、踏み跡がなく少し崩れやすくなっています。標高950mまで下ったら、トラバース道があったかもしれません。
 駒の尾山<写真17〜22>からの下りは、登山口にほど近い標高870m辺りから水がちょろちょろ流れていました。今回はいつもよりも少なく、苔むした石の上も滑らずにすみましたが、雨天や大雨後は気を付けたほうがいいかもしれません。
 その他は整備された登山道やアスファルト道でわかりやすく歩きやすいです。

 後山キャンプ場から西に向かい、船木山登山口<写真01>をスルーしてさらに西の尾根に取り付きました。前回(2018年6月4日)と同様、取り付き点周辺の斜面にはステップがありました。
 基本、下草がまばらなので、切った木が散乱している他はどこでも歩けます。たまに境界標柱があり、地籍調査が行われているようです。崩れやすい斜面なので上りのほうが安全です。
 標高885m辺りの分岐には今回は気づきませんでした。去年の豪雨で踏み跡がわからなくなったのかもしれません。
 標高900m手前で広い道に出合いました。北北東に延びており、前回の標高900mの壁のような大岩を回避できました。
 しかし、標高900mで倒木が道をふさいでおり、西北西に細い踏み跡を辿りました。前々回(2016年10月16日)のピンクテープのある細道に合流することはなく、登りやすい所を選んで歩いているうちに、標高960mまで行ってしまいました。
 ここからトラバースを開始、植林帯で下草がなく、乾いていたのであまり崩れることもなく、思ったよりは歩きやすかったです。連れが2,3回、もう少し南下できそうな踏み跡らしきもの、トラバース道らしき平坦な部分、ピンクテープなどを見たというのですが、そのままトラバースを続けると巨岩群その1<写真07>とピンクテープがありました。
 3年前の道はこのすぐ下(南)にあったのかもしれませんが、そのまま適当に歩き、巨岩群その3<写真09>から石が埋まり小枝が散乱した少し崩れやすい斜面を上りました。標高1000m辺りからは歩きやすくなり、明瞭な踏み跡もところどころありました。
 標高1190m辺りから高さ10cm程のササなどがまばらに生え始め、標高1270m辺りから高さ数十cmで密になってきました。そのままササやススキの中の不明瞭な踏み跡を辿ると、稜線上登山道合流点<写真12>です。GPSを持った連れは今回はススキを避けて北上したはずでしたが、結局、ススキやササの間から登山道に出てきました。
その他周辺情報 今回利用した後山キャンプ場から数km離れた山間部に「愛の村パーク」があります。アフター登山として、温泉(展望温泉「ゆらりあ」)や食事、買い物を楽しむことができます。宿泊施設もあります。なお、好評だったランチバイキングはなくなりました。
01船木山登山口西の滝
本来はこの滝の横にある沢沿いの山道が船木山への正規ルートです。
01船木山登山口西の滝
本来はこの滝の横にある沢沿いの山道が船木山への正規ルートです。
02シラヤマギク
秋の山地に咲く白い野菊の一つです。下の方の葉がハート形なのでわかりやすいです。
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02シラヤマギク
秋の山地に咲く白い野菊の一つです。下の方の葉がハート形なのでわかりやすいです。
03ツリガネニンジン&
 スズキフタモンハナアブ?
ソバナよりも小さく、長さ2cm程です。サイヨウシャジンに似ていますが、釣鐘型の花は先端がすぼまらず、めしべの花から突き出て見える部分が短いです。
03ツリガネニンジン&
 スズキフタモンハナアブ?
ソバナよりも小さく、長さ2cm程です。サイヨウシャジンに似ていますが、釣鐘型の花は先端がすぼまらず、めしべの花から突き出て見える部分が短いです。
04マツカゼソウ
26種ぐらいある日本のミカン科の仲間はほとんどが樹木ですが、このマツカゼソウだけが草です。林道沿いにしばしば群生が見られました。咲き始めなので、これからが楽しみです。
1
04マツカゼソウ
26種ぐらいある日本のミカン科の仲間はほとんどが樹木ですが、このマツカゼソウだけが草です。林道沿いにしばしば群生が見られました。咲き始めなので、これからが楽しみです。
05フシグロセンノウ
日本古来の花で、節が太くて黒紫色を帯びることからその名が付けられました。船木山南西尾根取り付き点までところどころ咲いていました。
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05フシグロセンノウ
日本古来の花で、節が太くて黒紫色を帯びることからその名が付けられました。船木山南西尾根取り付き点までところどころ咲いていました。
06ニホンマムシ
上から見ると頭が三角形なのでアオダイショウの幼体と区別できます。一瞬、我々に気が付いてフリーズしましたが、気が付かれないようにゆっくりと去っていきました。動画も撮りました。
2
06ニホンマムシ
上から見ると頭が三角形なのでアオダイショウの幼体と区別できます。一瞬、我々に気が付いてフリーズしましたが、気が付かれないようにゆっくりと去っていきました。動画も撮りました。
07巨岩群その1
標高960mに巨岩群ワールドが広がっていました。実は、かなりの急斜面で崩れやすく、右端に踏ん張っている連れがいます。ピンクテープがあったのですが、踏み跡はわかりませんでした。
07巨岩群その1
標高960mに巨岩群ワールドが広がっていました。実は、かなりの急斜面で崩れやすく、右端に踏ん張っている連れがいます。ピンクテープがあったのですが、踏み跡はわかりませんでした。
08巨岩群その2
密集しており、壁のように見えました。動画も撮りました。3年前のルートとこの辺りで合流するはずですが、やはり踏み跡がわからずさらにトラバースしました。
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08巨岩群その2
密集しており、壁のように見えました。動画も撮りました。3年前のルートとこの辺りで合流するはずですが、やはり踏み跡がわからずさらにトラバースしました。
09巨岩群その3
動画を撮り、この上で休憩しました。結局、3年前とは違う巨岩群を見ながら歩いたようです。隠れ家的な場所として、再訪したときはさらに領域を広げて散策しようと思います。
09巨岩群その3
動画を撮り、この上で休憩しました。結局、3年前とは違う巨岩群を見ながら歩いたようです。隠れ家的な場所として、再訪したときはさらに領域を広げて散策しようと思います。
10ニホンアカガエル
ヤマアカガエルやタゴガエルは背中の線が内側に折れ曲がりますが、ニホンアカガエルはまっすぐに伸びます。
3
10ニホンアカガエル
ヤマアカガエルやタゴガエルは背中の線が内側に折れ曲がりますが、ニホンアカガエルはまっすぐに伸びます。
11オトギリソウ
花弁に黒線が多く、葉の縁にも黒斑があります。枝先から下に次々と側枝を出して花がつきます。一日花です。
1
11オトギリソウ
花弁に黒線が多く、葉の縁にも黒斑があります。枝先から下に次々と側枝を出して花がつきます。一日花です。
12稜線上登山道合流点
合流直前は踏み跡が不明瞭なササヤブです。ここから駒の尾山<写真17〜22>に向けて中国自然歩道を歩きます。
12稜線上登山道合流点
合流直前は踏み跡が不明瞭なササヤブです。ここから駒の尾山<写真17〜22>に向けて中国自然歩道を歩きます。
13標高1235.1m三角点
      <点名:粟倉>
鍋ヶ谷山<写真14>の南東尾根上にあります。道から少し逸れたところです。
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13標高1235.1m三角点
      <点名:粟倉>
鍋ヶ谷山<写真14>の南東尾根上にあります。道から少し逸れたところです。
14鍋ヶ谷山頂上
稜線を歩いていると通過点としか思えませんが、北麓の兵庫県宍粟市のせせらぎランドから見ると、きれいな山容の山です。標高1,253mの頂上標識が(>_<)誰かリフォームを!
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14鍋ヶ谷山頂上
稜線を歩いていると通過点としか思えませんが、北麓の兵庫県宍粟市のせせらぎランドから見ると、きれいな山容の山です。標高1,253mの頂上標識が(>_<)誰かリフォームを!
15ガスで幻想的な駒の尾山
ここまでは周辺の景観を望むのは難しい状態でした。これはこれできれいなので動画も撮りました。
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15ガスで幻想的な駒の尾山
ここまでは周辺の景観を望むのは難しい状態でした。これはこれできれいなので動画も撮りました。
16薄日が差す駒の尾山
頂上が近づくにつれ、魅力的な駒の尾山がその全容を現しました。ソウシチョウが鳴いていましたが姿は見えず、代わりに見物に来たカケスにわめかれました(-_-;)この辺りから歩きながら動画を撮りました。
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16薄日が差す駒の尾山
頂上が近づくにつれ、魅力的な駒の尾山がその全容を現しました。ソウシチョウが鳴いていましたが姿は見えず、代わりに見物に来たカケスにわめかれました(-_-;)この辺りから歩きながら動画を撮りました。
17駒の尾山頂上
    ストーンサークル
石をベンチ替わりに休憩し、360度パノラマ展望を楽しむことができます。
17駒の尾山頂上
    ストーンサークル
石をベンチ替わりに休憩し、360度パノラマ展望を楽しむことができます。
18駒の尾山より後山三山
一番奥から後山、船木山、鍋ヶ谷山<写真14>です。人気の縦走コースです。
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18駒の尾山より後山三山
一番奥から後山、船木山、鍋ヶ谷山<写真14>です。人気の縦走コースです。
19駒の尾山より日名倉山
南南東方向に兵庫県佐用町、宍粟市千種町、岡山県美作市の境にある日名倉(ひなくら)山が見えました。右に見える白く四角い建物はリュバンベール鐘楼です。
19駒の尾山より日名倉山
南南東方向に兵庫県佐用町、宍粟市千種町、岡山県美作市の境にある日名倉(ひなくら)山が見えました。右に見える白く四角い建物はリュバンベール鐘楼です。
20駒の尾山より
 大海里山&ダルガ峰&東山
北方向に手前に大海里(だいかいり)山、そのすぐ向こうにダルガ峰(なる)、そして奥に富士山のような東山(とうせん)が見えました。
20駒の尾山より
 大海里山&ダルガ峰&東山
北方向に手前に大海里(だいかいり)山、そのすぐ向こうにダルガ峰(なる)、そして奥に富士山のような東山(とうせん)が見えました。
21駒の尾山より
   ダルガ峰&沖ノ山
北北西方向に手前に平らなダルガ峰、奥に鳥取県智頭(ちづ)町にある沖ノ山(せん)が見えました。
21駒の尾山より
   ダルガ峰&沖ノ山
北北西方向に手前に平らなダルガ峰、奥に鳥取県智頭(ちづ)町にある沖ノ山(せん)が見えました。
22駒の尾山より氷ノ山
北北東方向奥に兵庫県最高峰の氷ノ山が見えました。微妙な天気の割には視界がクリアでした。
22駒の尾山より氷ノ山
北北東方向奥に兵庫県最高峰の氷ノ山が見えました。微妙な天気の割には視界がクリアでした。
23駒の尾山より南西方面
下山を開始すると、南西方面がよく見えました。歩きながら動画も撮りました。
23駒の尾山より南西方面
下山を開始すると、南西方面がよく見えました。歩きながら動画も撮りました。
24駒の尾山より南西の集落
黄色くなった田んぼの周辺に建物が点在しています。振り返って駒の尾山から後山三山、日名倉(ひなくら)山までを動画に撮りました。
24駒の尾山より南西の集落
黄色くなった田んぼの周辺に建物が点在しています。振り返って駒の尾山から後山三山、日名倉(ひなくら)山までを動画に撮りました。
25シコクママコナ
紅紫と白と黄色が絶妙な色合いで花を染めています。ミヤマママコナに似ていますが、苞に鋸歯があります。船木山南東尾根でも咲き始めていました。
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25シコクママコナ
紅紫と白と黄色が絶妙な色合いで花を染めています。ミヤマママコナに似ていますが、苞に鋸歯があります。船木山南東尾根でも咲き始めていました。
26イグチ科のキノコ
この反り返りと肉厚にインパクトがありました。傷んで黒ずんでいます。
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26イグチ科のキノコ
この反り返りと肉厚にインパクトがありました。傷んで黒ずんでいます。
27アカヤマドリ?幼菌
カサの直径は大きい方が8cm、表面は全体的にビロードのように見えました。
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27アカヤマドリ?幼菌
カサの直径は大きい方が8cm、表面は全体的にビロードのように見えました。
28テングタケ科のキノコ
駒の尾山南尾根の標高1,000m前後はキノコがたくさん生育していました。
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28テングタケ科のキノコ
駒の尾山南尾根の標高1,000m前後はキノコがたくさん生育していました。
29ウチワタケの仲間
カサはとても薄く、かたくなっています。一本の倒木に群がっていたので動画も撮りました。
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29ウチワタケの仲間
カサはとても薄く、かたくなっています。一本の倒木に群がっていたので動画も撮りました。
30カバイロツルタケ
直径6cm程の小さなカサの上に雨がたまりそうです(*_*;
30カバイロツルタケ
直径6cm程の小さなカサの上に雨がたまりそうです(*_*;
31サキグロムシヒキ♀
自分より大きな昆虫も平気で襲い、黒い口吻を刺してその体液をじっくりと吸います。仲間のシオヤアブは、オオカマキリ、オオスズメバチとともに昆虫界最強と言われています。
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31サキグロムシヒキ♀
自分より大きな昆虫も平気で襲い、黒い口吻を刺してその体液をじっくりと吸います。仲間のシオヤアブは、オオカマキリ、オオスズメバチとともに昆虫界最強と言われています。
32アキアカネ♀
1ヶ月前には頂上近くにいたアキアカネもその多くが麓まで下りてきていました。
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32アキアカネ♀
1ヶ月前には頂上近くにいたアキアカネもその多くが麓まで下りてきていました。
33ツマグロバッタ♂
ツマグロイナゴ、ツマグロイナゴモドキともいいます。後脚を前翅にこすりつけて鳴いていました。
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33ツマグロバッタ♂
ツマグロイナゴ、ツマグロイナゴモドキともいいます。後脚を前翅にこすりつけて鳴いていました。
34林道沿いの沢
林道を横断するように流れているのが道からよく見えます。小滝の連続が美しかったです。動画も撮りました。
34林道沿いの沢
林道を横断するように流れているのが道からよく見えます。小滝の連続が美しかったです。動画も撮りました。
35子鹿と遭遇した側の沢
これを撮ろうと下りかけると、すぐ側に一頭の子鹿<写真36〜38>がいました。詳細は感想にて。
35子鹿と遭遇した側の沢
これを撮ろうと下りかけると、すぐ側に一頭の子鹿<写真36〜38>がいました。詳細は感想にて。
36ディア バンビその1
(子鹿)誰か隠れてる?
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36ディア バンビその1
(子鹿)誰か隠れてる?
37ディア バンビその2
(子鹿)あいつ、気づいてないよね?
4
37ディア バンビその2
(子鹿)あいつ、気づいてないよね?
38ディア バンビその3
(子鹿)お母さんまだかな? 全て空想です(´・ω・`)動画も撮り過ぎ?(*^^*)
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38ディア バンビその3
(子鹿)お母さんまだかな? 全て空想です(´・ω・`)動画も撮り過ぎ?(*^^*)
39回転エナガその1
(エナガ)ツバメ返しならぬエナガ返し!
2
39回転エナガその1
(エナガ)ツバメ返しならぬエナガ返し!
40回転エナガその2
(エナガ)軽い(6〜8g)ので自由に動けるよ!
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40回転エナガその2
(エナガ)軽い(6〜8g)ので自由に動けるよ!
41回転エナガその3
(エナガ)…着地も決まった!全て空想です(´・ω・`)動画には、好物のアブラムシを探してちょこまか動く様子が映っています。
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41回転エナガその3
(エナガ)…着地も決まった!全て空想です(´・ω・`)動画には、好物のアブラムシを探してちょこまか動く様子が映っています。
42林道より
  駒の尾山&鍋ヶ谷山
駒の尾山<写真17〜22>と鍋ヶ谷山<写真14>の全容が見える唯一のスポットです。動画も撮りました。この少し南でキセキレイが2羽、舗装道路上で餌を探しているところを動画に撮りました。
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42林道より
  駒の尾山&鍋ヶ谷山
駒の尾山<写真17〜22>と鍋ヶ谷山<写真14>の全容が見える唯一のスポットです。動画も撮りました。この少し南でキセキレイが2羽、舗装道路上で餌を探しているところを動画に撮りました。
43ホンドタヌキ頭骨
道端で体の骨も散乱していました。目立つ場所だったので猛禽類等の肉食系動物によるものでしょうか⁈タヌちゃんに合掌。
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43ホンドタヌキ頭骨
道端で体の骨も散乱していました。目立つ場所だったので猛禽類等の肉食系動物によるものでしょうか⁈タヌちゃんに合掌。
44ヒロバネヒナバッタ♀
オスはもっと黒っぽく、腹部の赤みが目立ちます。舗装林道に下りてからゴールが遠かった〜(^_^)
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44ヒロバネヒナバッタ♀
オスはもっと黒っぽく、腹部の赤みが目立ちます。舗装林道に下りてからゴールが遠かった〜(^_^)

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 軍手 雨具 日よけ帽子とフード 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 サブザック ザックカバー 地形図 コンパス マップケース 筆記用具 携帯 時計(防水) タオル カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(山使用可能) eTrex30(GPSナビゲーター)

感想

 出発点は後山キャンプ場です。現在、岡山県側から後山・駒の尾山系にアプローチ可能な登山口は、ここと大茅(おおがや)スキー場(崩壊した中国自然歩道に注意)だけです。大半の方はこのキャンプ場の近くにある船木山登山口から沢沿いの山道を登ります。
 しかし、今回はそこからアスファルト道を西に進んだ船木山の南西から南南東に延びている尾根を直登することにしました。
 最初は尾根伝いに1016.6m三角点「中筋」に向かいました。ここ経由は去年6月4日に歩いていますが、途中の大岩の辺りが歩きにくかったです。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1488931.html
そこで、途中から3年前の2016年10月16日に歩いたトラバース道に入るつもりでした。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-984167.html
 しかし、倒木を避けて西寄りについている踏み跡を辿っているうちに、標高950mトラバース道に合流し損ねてしまったようです。以前ははっきりしていた踏み跡やピンクテープには気づきませんでした。
 標高960m辺りからトラバースを開始、多少崩れやすい斜面の南にたまにピンクテープが見えましたが、下らずそのまま東進、3年前とは別の巨岩群に辿り着きました。しばらく巨岩ワールドを楽しみ、再び船木山南西尾根に合流、兵庫県との県境まで尾根を詰めていきました。
 地図上に山道は描かれていませんが、ヤブコギもなく、尾根上を歩く限りは迷うような所もありませんでした。

 県境に出てから駒の尾山までの中国自然歩道を歩く道は、高度差もあまりない快適な山行が続きました。
 ソウシチョウがあちこちで鳴いていましたが、なかなか姿を現してくれません。代わりに、見物にやってきたカケスにわめかれました(-_-;)
 また、体長1cm程のコオロギのエゾスズや同じく体長1cmのコモリグモなど、小さな生き物が多数動き回っていたので足の踏み場に困りました(*_*;アキアカネは涼しくなり麓に下りたせいか、ほとんど見られず、代わりに小さなハエやアブにまとわりつかれました(-_-;)

 駒の尾山頂上は相変わらず360度パノラマ展望を楽しめるスポットで、岡山、兵庫、鳥取3県の名峰が見えました。駒の尾山頂から西粟倉村と美作市(旧東粟倉村)の境の南尾根を下るルートもしばらく展望が効き、さらに下っていくとキノコロードとなり、バラエティーに富んでいました。

 舗装道路まで下りてくると、もう山行は終了モードになっていました。ところが、ここから動物が次々と現れ、我々の目を楽しませてくれました。
 沢を撮ろうと下りかけていると、ヤブからニホンジカがのぞいていました。ニホンジカは成獣でも夏毛にはバンビのような白斑がありますが、この個体は小柄で顔が幼く、子鹿のようでした。
 木陰に隠れて動画を撮っていると、なぜかたまにしか目が合いませんでした。姿を見られている連れのほうは、「人畜無害オーラ」全開で「気づいていないふり作戦」を決行、山行メモに目を落としじっとしていました。
 子鹿の最大の関心事は母親。襲ってくる心配がなく動きのない我々にはすぐに興味を失い、耳をバンビ、いや、ダンボにしてきょろきょろしたり、臭いを嗅いだりして母親の気配を察知しようとしているようでした。おそらく、ここで待っているようにといわれたのでしょう。我々が林道に出て歩き始めても、ボーッとこちらを眺めているだけで立ち去る気配がありませんでした。
 シカにシッカりシカトされたおかげで、普段見られない子鹿の可愛い仕草や表情をずっと観察できました。加えて、その後にエナガの超可愛い動きも目にしました。最後にこうした動物たちの癒し効果でハッピーエンドとなりました!(^^)!





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