記録ID: 2082907
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾
50.雲取山(鴨沢バス停からピストン)
2019年11月01日(金) [日帰り]


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 07:17
- 距離
- 22.6km
- 登り
- 1,992m
- 下り
- 1,984m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 7:16
距離 22.6km
登り 1,992m
下り 1,984m
14:32
ゴール地点
天候 | 晴天、風弱し、午前11時頃の山頂避難小屋の温度計は14度 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(中央線)立川4:56着5:04発(青梅線 青梅行)青梅5:34着5:45発(青梅線 奥多摩行)奥多摩6:25着 奥多摩駅6:36発 西東京バス(鴨沢西行) 鴨沢BS 7:10着 <帰り> 鴨沢BS 15:56発 奥多摩16:52発(青梅線 青梅行) |
コース状況/ 危険箇所等 |
鴨沢バス停からピストンであれば、若干の倒木、崩れはありますが、問題ありません。ただ、七ツ石小屋の分岐は「下の段の巻き道」は桟橋が壊れて渡れないため通行止でした。 地下水がしみ出ているような場所や水場周辺以外は、ぬかるみもほとんどなく乾いていました。 秋の日帰登山は日没前に下山が鉄則ですが、この時期、登山口まであと20〜10分というところで死亡事故も含んだ滑落事故が3件も立て続けに発生という貼り紙に、日没時間の把握と下山時間厳守の重要性を再認識。それに麓に近い方が森深く暗くなるのも早いし、疲労も蓄積しているはずなので、日没前であっても油断はできないですね。 http://www.tabayama.jp/nanatsuishi/post-1222/ |
写真
このバスに乗ります。私を含め女性3人、男性2人。
バスは奥多摩湖沿いの道路を何度か短いトンネルをくぐりながら進みます。しばらくすると、車内アナウンスで平日はバス停以外でも自由に乗降できる区間になったことが知らされました。ところが、鴨沢バス停手前でまたアナウンスがあって東京都から外れるのでこのフリー乗降区間も終わりと。ここからは山梨県と分かって、ちょっと慌てました。コンパスに山行計画を登録する際の入山口、下山口の県を「東京都」にしてしまっていた…。「東京都で一番高い山は雲取山」っていうので、鴨沢バス停もてっきり東京都かと。地理音痴の私は地名は把握していてもそこが何県なのかに疎くて。山の稜線が県境というのが多いのに、反省。
バスは奥多摩湖沿いの道路を何度か短いトンネルをくぐりながら進みます。しばらくすると、車内アナウンスで平日はバス停以外でも自由に乗降できる区間になったことが知らされました。ところが、鴨沢バス停手前でまたアナウンスがあって東京都から外れるのでこのフリー乗降区間も終わりと。ここからは山梨県と分かって、ちょっと慌てました。コンパスに山行計画を登録する際の入山口、下山口の県を「東京都」にしてしまっていた…。「東京都で一番高い山は雲取山」っていうので、鴨沢バス停もてっきり東京都かと。地理音痴の私は地名は把握していてもそこが何県なのかに疎くて。山の稜線が県境というのが多いのに、反省。
この鴨沢コースで亡くなられた方の碑がありました。
この遭難を解説しているある方のブログを拝見したところ、「メジャーなコースでの道迷いの原因の多くがうつむいたまま歩いてる」という趣旨のことが書かれていました。これ、正に今回の下りで間違って登り返してしまった私のミスと重なります。過去の自分の道迷いの原因もこれが多いと思っていたので、とても腑に落ちる解説でした。つい夢中で歩いていたり足元が危険な場所は下ばかり見てしまいます。気を付けなくては。
この遭難を解説しているある方のブログを拝見したところ、「メジャーなコースでの道迷いの原因の多くがうつむいたまま歩いてる」という趣旨のことが書かれていました。これ、正に今回の下りで間違って登り返してしまった私のミスと重なります。過去の自分の道迷いの原因もこれが多いと思っていたので、とても腑に落ちる解説でした。つい夢中で歩いていたり足元が危険な場所は下ばかり見てしまいます。気を付けなくては。
「ここまでが1時間かかったら頂上まであと5時間」とあります。1時間15分かかっているのであと6時間はかかる?ってこの時は思って焦りましたが、よく見返すと「小袖登山口から」とあって、鴨沢BSより近いですが、用心するに越したことはないですよね。当初の計画通り12時までに山頂に着けなかったら、12時時点で引き返すことを自らに言い聞かせました。
ズームにしてぼやけていますが、富士の右側に見えた山並みは南アルプスの白峰三山でしょうか。右端が北岳その左が間ノ岳?やっぱり長い稜線ですねぇ。もう雪をかぶっています。丁度杉の木で隠れているのが農鳥?
雲取山山頂につきました〜。楽しかったけど、長かった…。
雲取山は2017年にすごくにぎわったそうです。西暦と標高が同じで登山者には記念バッジが配布されたそうです。と、避難小屋にいらした登山者が会話されていました。
雲取山は2017年にすごくにぎわったそうです。西暦と標高が同じで登山者には記念バッジが配布されたそうです。と、避難小屋にいらした登山者が会話されていました。
この水場を渡った先で下ばかり見ていたら七ツ石小屋への下り道に気づかず七ツ石山へ直登する道に行ってしまい。あれ、こんなに登り返す道だっけと思いながら一登りしてしまい。危うくまた雲取山に向かうところでした。我ながらアホです。
水場まで戻ってきて。ここです、この道を上がっていってしまったのでしたが、視線をもう少し下げれば下る道があったのに全く気づきませんでした。ピストンだからと気が緩んでいると登りと下りでは視線の位置が違って景色が違うということをつい忘れてしまいました。葉原峠(No.7の記録)でも同じ事やってしまっていたのに。
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖Tシャツ(替も)
レインスーツ
厚手トレッキングパンツ
ライトダウン上着
ウィンドブレーカー
防寒手袋
スポーツ用タイツ
リュック
2本ストック
キャップ
ニットキャップ
タオルマフラー
インナー汗取タオル
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
アルミシート
保険証(写)
パスモ
スマホ
コンパス
GPS
熊鈴
ココヘリビーコン
地図
行動食(魚肉ソーセージ2本
甘栗
バナナチョコチップス
スモークチーズ
塩タブレット)
昼食(赤飯おにぎり
カニカマ寿司おにぎり)
飲料1500ml
ウエットテイッシュ
トイレットペーパー
|
---|---|
備考 | 急に冷え込んだできたので、ウィンドブレーカーやライトダウン上着、長袖Tシャツの替えなども持っていきましたが、朝の登り始めが肌寒く手袋※やウィンドブレーカーを身に着けましたが、歩行中はほとんど必要がありませんでした。ただ、15:56のバスに乗り込むまでバス停で休んでいるときが一番寒く、ウィンドブレーカーやライトダウン上着を着こみ手袋をして丁度良いくらいでした。 ※手袋は滑止付で指先が出せる手袋と防寒手袋の二つを持って行ったのですが、愛用していた滑止付手袋をパンツのポケットに入れていたら、どこかで落としたらしく、いざ嵌めようとしたときになかったのは悲しかった。 |
感想
台風19号の影響で奥多摩の山域はアクセス不能と思い込んでいましたが、ヤマレコを確認すると雲取山は電車とバスで登山口まで行くことができ、一部通行不可のコースもあるものの、通行可能な登山道はそれほど荒れていないと知りチャレンジすることにしました。実は富士山と雲取山は「辛いだけで面白くない山」ってイメージを勝手に抱いていて敬遠していたのですが、皆さんの記録を拝見すると魅力的な写真と感想がたくさんあってとても惹かれました。昨年15年ぶりに本格的に山歩きを再開してから今日が一番天気が良かったと思えるような快晴に恵まれて、至福の山歩きができました。特にずっと富士山を眺めながらの石尾根歩きは最高でした。
ただ、歩く距離も累積標高も私にとってはなかなか厳しいものがあったので「昼までに山頂に到着しなかったら、昼になった時点で引き返す」ということを決めて出発しました。鴨沢バス停まで戻ってきたときには足の裏がジンジンするほど痛くなっていました。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:477人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する