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記録ID: 208952
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トレイルラン
奥秩父

大菩薩、小金沢山系縦走

2012年07月21日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
41.7km
登り
2,174m
下り
2,350m

コースタイム

甲斐大和6:50-竜門峡7:30-栖雲寺8:15-上日川峠10:10-大菩薩嶺11:05-小金沢山12:20-黒岳13:15-大谷ヶ丸15:15-滝子山15:50-17:00初狩
天候 驟雨、霧
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
(往路)甲斐大和(復路)初狩
コース状況/
危険箇所等
大雨の後は、滝子山から初狩の間は渡渉覚悟で。
竜門峡にて:石割りというにはちょっと木が若すぎるような。
2012年07月21日 07:48撮影 by  DMC-FH8, Panasonic
7/21 7:48
竜門峡にて:石割りというにはちょっと木が若すぎるような。
紅葉しかけた木が、日川の対岸に。秋が近いことを想わせる風景。
2012年07月21日 08:41撮影 by  DMC-FH8, Panasonic
7/21 8:41
紅葉しかけた木が、日川の対岸に。秋が近いことを想わせる風景。
大菩薩嶺は視界ゼロ。どちらにせよ霧で何もみえないが。ここから南下開始。
2012年07月21日 11:04撮影 by  DMC-FH8, Panasonic
7/21 11:04
大菩薩嶺は視界ゼロ。どちらにせよ霧で何もみえないが。ここから南下開始。
大菩薩峠に向かう斜面。霧は濃いものの雨はほとんど降っていなかった。
2012年07月21日 11:09撮影 by  DMC-FH8, Panasonic
7/21 11:09
大菩薩峠に向かう斜面。霧は濃いものの雨はほとんど降っていなかった。
人気のない小金沢山山頂。この直後に小熊2匹に遭遇。
2012年07月21日 12:18撮影 by  DMC-FH8, Panasonic
7/21 12:18
人気のない小金沢山山頂。この直後に小熊2匹に遭遇。
北八ヶ岳を想わせる立ち枯れと、まだ花を残したシャクナゲ。
2012年07月21日 12:18撮影 by  DMC-FH8, Panasonic
7/21 12:18
北八ヶ岳を想わせる立ち枯れと、まだ花を残したシャクナゲ。
霧の中だからだろうか、なにかメルヘンチックな雰囲気の草原。
2012年07月21日 12:38撮影 by  DMC-FH8, Panasonic
7/21 12:38
霧の中だからだろうか、なにかメルヘンチックな雰囲気の草原。
針葉樹の森は次第に広葉樹へ。下草の笹は次第にシダ類に変わっていく。
2012年07月21日 13:02撮影 by  DMC-FH8, Panasonic
7/21 13:02
針葉樹の森は次第に広葉樹へ。下草の笹は次第にシダ類に変わっていく。
これまた何の変哲もない黒岳山頂。この山稜は山頂より稜線歩きが楽しい。
2012年07月21日 13:26撮影 by  DMC-FH8, Panasonic
7/21 13:26
これまた何の変哲もない黒岳山頂。この山稜は山頂より稜線歩きが楽しい。
高地湿原のような広々とした草原も。
2012年07月21日 13:56撮影 by  DMC-FH8, Panasonic
7/21 13:56
高地湿原のような広々とした草原も。
さすがに武田信玄公の足元だけあって、騎馬を源にした山の名前が。ここで訓練が行われたのだろうか?
2012年07月21日 14:31撮影 by  DMC-FH8, Panasonic
7/21 14:31
さすがに武田信玄公の足元だけあって、騎馬を源にした山の名前が。ここで訓練が行われたのだろうか?
空が白いので目立たないが、草原も木も白い花が満開。お花畑もいくつか点在。
2012年07月21日 14:47撮影 by  DMC-FH8, Panasonic
7/21 14:47
空が白いので目立たないが、草原も木も白い花が満開。お花畑もいくつか点在。
大谷ヶ丸分岐。ここで小金沢山の稜線をはなれ、滝子山へ。ひとときの間、霧の中に日が差し込んだ。
2012年07月21日 15:09撮影 by  DMC-FH8, Panasonic
7/21 15:09
大谷ヶ丸分岐。ここで小金沢山の稜線をはなれ、滝子山へ。ひとときの間、霧の中に日が差し込んだ。
最後の山の滝子山山頂。歩いてきた道を眺められたらと思ったが、ここも視界ゼロ。
2012年07月21日 15:48撮影 by  DMC-FH8, Panasonic
7/21 15:48
最後の山の滝子山山頂。歩いてきた道を眺められたらと思ったが、ここも視界ゼロ。
このような渡渉地点が5か所ぐらいあった。相当な雨が昨日降ったのか?
2012年07月21日 16:39撮影 by  DMC-FH8, Panasonic
7/21 16:39
このような渡渉地点が5か所ぐらいあった。相当な雨が昨日降ったのか?
山を下りきると大きい標識が。滝子山はこの道を300メートルぐらい上がった左手を入る。
2012年07月21日 17:00撮影 by  DMC-FH8, Panasonic
7/21 17:00
山を下りきると大きい標識が。滝子山はこの道を300メートルぐらい上がった左手を入る。
撮影機器:

感想

真夏だというのに関東は気温が低く雨の予報。山に行くか、どこに行くか散々迷ったが、上空の風が北西から南東へ流れていることから、風下で標高も二千メートル程度の大菩薩周辺なら少々の雨でも山を楽しめると思い、始発で中央線を西に向かう。
甲斐大和を降り立つと雨は降っておらず、気温も適温。想定通りと思いつつ地図で確かめながらR20から日川沿いの県道を上がっていく。竜門峡遊歩道はかなりの水量でなかなか迫力があったが、濁った水と木々の葉が邪魔になってあまり渓谷を楽しむ感じではなかった。やはり紅葉の頃がいいのだろう。

竜門峡を超え栖雲寺から再び林道へ。丁寧にも上日川峠までの距離標識が200メート単位で出ている。栖雲寺あたりでは残り13キロ強で舗装路歩きとしてはきつい距離。しかし車の通行があまりなく、また霧の中だったので体力の消耗は抑えられた。途中、大菩薩湖手前で地図にあった登山道を探すが見つからず、結局車道を延々と歩く羽目に。やはり地図は最新のものでないと。

上日川峠から大菩薩嶺、同峠を廻るコースは大勢の人たちが歩いていた。完全に霧の中だったので景色を楽しみに来た人たちにとっては残念だろう。

大菩薩嶺を11時過ぎにスタート後、30分程度で大菩薩峠へ、その後いよいよ目的の縦走が始まる。大菩薩峠を越えると道は苔むした森を進むようになり、前後に進む人は皆無になった。針葉樹の森はまさしく奥秩父の山。鬱蒼とした森は霧の中ではより原始の姿を思い起こさせる。しかし思ったより変化に富んだ山道で、森林、岩場、草原と目まぐるしく景色が変わる。また次第に標高が低くなり、南に下がってくると同じ森林でも優勢な木々の種類が変わってきて植生の推移をみるのも楽しい。このコースは富士山などの周辺の山々を眺めながら歩くのが楽しいコースなのだろうが、こうして霧の中を歩いていても十分に満喫できた。

また歩道はかなり整備されており、倒木などで通行に苦労するところはほとんどんなかった。この後初狩に下るまで違ったパーティは4組のみ。歩道があまり荒れてないのは山に入る人が少ないからだろうか。

17時ごろに初狩駅に到着。眺望は皆無だったが、山歩きそのものを楽しめた小金沢山だった。今後も四季を通じて訪れたい山域。

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