大菩薩、小金沢山系縦走

- GPS
- --:--
- 距離
- 41.7km
- 登り
- 2,174m
- 下り
- 2,350m
コースタイム
| 天候 | 驟雨、霧 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
大雨の後は、滝子山から初狩の間は渡渉覚悟で。 |
写真
感想
真夏だというのに関東は気温が低く雨の予報。山に行くか、どこに行くか散々迷ったが、上空の風が北西から南東へ流れていることから、風下で標高も二千メートル程度の大菩薩周辺なら少々の雨でも山を楽しめると思い、始発で中央線を西に向かう。
甲斐大和を降り立つと雨は降っておらず、気温も適温。想定通りと思いつつ地図で確かめながらR20から日川沿いの県道を上がっていく。竜門峡遊歩道はかなりの水量でなかなか迫力があったが、濁った水と木々の葉が邪魔になってあまり渓谷を楽しむ感じではなかった。やはり紅葉の頃がいいのだろう。
竜門峡を超え栖雲寺から再び林道へ。丁寧にも上日川峠までの距離標識が200メート単位で出ている。栖雲寺あたりでは残り13キロ強で舗装路歩きとしてはきつい距離。しかし車の通行があまりなく、また霧の中だったので体力の消耗は抑えられた。途中、大菩薩湖手前で地図にあった登山道を探すが見つからず、結局車道を延々と歩く羽目に。やはり地図は最新のものでないと。
上日川峠から大菩薩嶺、同峠を廻るコースは大勢の人たちが歩いていた。完全に霧の中だったので景色を楽しみに来た人たちにとっては残念だろう。
大菩薩嶺を11時過ぎにスタート後、30分程度で大菩薩峠へ、その後いよいよ目的の縦走が始まる。大菩薩峠を越えると道は苔むした森を進むようになり、前後に進む人は皆無になった。針葉樹の森はまさしく奥秩父の山。鬱蒼とした森は霧の中ではより原始の姿を思い起こさせる。しかし思ったより変化に富んだ山道で、森林、岩場、草原と目まぐるしく景色が変わる。また次第に標高が低くなり、南に下がってくると同じ森林でも優勢な木々の種類が変わってきて植生の推移をみるのも楽しい。このコースは富士山などの周辺の山々を眺めながら歩くのが楽しいコースなのだろうが、こうして霧の中を歩いていても十分に満喫できた。
また歩道はかなり整備されており、倒木などで通行に苦労するところはほとんどんなかった。この後初狩に下るまで違ったパーティは4組のみ。歩道があまり荒れてないのは山に入る人が少ないからだろうか。
17時ごろに初狩駅に到着。眺望は皆無だったが、山歩きそのものを楽しめた小金沢山だった。今後も四季を通じて訪れたい山域。
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