記録ID: 2093994
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無雪期ピークハント／縦走
白山
白山
2019年11月05日(火) [日帰り]
石川県
岐阜県
kakimosa
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 07:51
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,503m
- 下り
- 1,503m
アクセスを調べる
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日帰り
- 山行
- 6:52
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 7:43
距離 13.5km
登り 1,503m
下り 1,503m
14:15
ゴール地点
| 天候 | 晴れ！ もうただその一言。今年一番の晴天で、とにかく青空が美しく、清々しく、そして気持ちが良かった！ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 自家用車
下山後は福井駅まで戻り、贅沢？して特急サンダーバードで帰京。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
別当出合から砂防新道を通って室堂へ。コース全体整備が行き届いており、大変歩きやすい道のりだった。 室堂から白山・御前峰まではもうひと踏ん張り。山頂に立つと360°の絶景がお出迎え。 帰路は観光新道から。ザレて滑りやすく、また傾斜もきつく、後半でかなり疲れた足に堪えた…砂防新道に比べてとにかくハード。登り下りともあまりオススメできないが、このコースから見える別山の圧倒的なスケール感は最高！ |
写真
前夜、荒島岳から別当出合駐車場に移動。この広いスペースにたったの1台1人だけ！寂しく、寒い夜をなんとか乗り切る。この後、他の車が何台か来てようやく一安心。
11/5 6:12
前夜、荒島岳から別当出合駐車場に移動。この広いスペースにたったの1台1人だけ！寂しく、寒い夜をなんとか乗り切る。
この後、他の車が何台か来てようやく一安心。
この後、他の車が何台か来てようやく一安心。
ぐずぐずして準備に手間取る。
駐車場脇にある登山口から予定より30分遅れてスタート。
駐車場脇にある登山口から予定より30分遅れてスタート。
誰もおらず閑散とした別当出合登山センター。
建物の中に登山ポストあり。登山届を提出。
建物の中に登山ポストあり。登山届を提出。
砂防新道から室堂へ向かう。
スタート直後の長い吊り橋。踏み板に霜が付いてちょっと滑る。
スタート直後の長い吊り橋。踏み板に霜が付いてちょっと滑る。
朝の紅葉。
まだ太陽が出ていないのでくすんで見えるが、それでもやっぱりきれい。
まだ太陽が出ていないのでくすんで見えるが、それでもやっぱりきれい。
出発して30分、最初のポイントとなる中飯場に到着。トイレは封鎖、水道は蛇口が取られてともに使用不可。給水は次の甚之助避難小屋でしよう。
11/5 7:01
出発して30分、最初のポイントとなる中飯場に到着。
トイレは封鎖、水道は蛇口が取られてともに使用不可。給水は次の甚之助避難小屋でしよう。
トイレは封鎖、水道は蛇口が取られてともに使用不可。給水は次の甚之助避難小屋でしよう。
帰りに歩く観光新道の尾根が見えた。
すごく天気が良い。すごく青い。
すごく天気が良い。すごく青い。
火口から2km圏内を知らせる標識。
それにしてもよく整備されていて歩きやすい。この辺りでこの日初めて他の登山者と出会う。
それにしてもよく整備されていて歩きやすい。この辺りでこの日初めて他の登山者と出会う。
ちょっと中を拝見するも真っ暗。フラッシュを焚いて撮影。
一人で泊まるのは怖そう。でも知らない人と一緒にっていうのもなかなか…
一人で泊まるのは怖そう。でも知らない人と一緒にっていうのもなかなか…
小屋の裏にある水場。給水しようと蛇口をひねるも水は出ず。あれ、給水できない…この時点で水の残りはペットボトル1本と少し。室堂までもつか。ちょっと嫌な感じ。
11/5 7:54
小屋の裏にある水場。
給水しようと蛇口をひねるも水は出ず。あれ、給水できない…この時点で水の残りはペットボトル1本と少し。室堂までもつか。ちょっと嫌な感じ。
給水しようと蛇口をひねるも水は出ず。あれ、給水できない…この時点で水の残りはペットボトル1本と少し。室堂までもつか。ちょっと嫌な感じ。
甚之助小屋を出て20分、水量豊富な沢発見。見た感じは当然きれい。一口飲んでみる。うーん、普通に美味しい…万一に備え、とりあえずここの水を汲んでいく。
11/5 8:19
甚之助小屋を出て20分、水量豊富な沢発見。
見た感じは当然きれい。一口飲んでみる。うーん、普通に美味しい…万一に備え、とりあえずここの水を汲んでいく。
見た感じは当然きれい。一口飲んでみる。うーん、普通に美味しい…万一に備え、とりあえずここの水を汲んでいく。
「霊峰白山延命水」と書かれた立派な石柱に気付く。さすがにこれは飲んでも大丈夫そう！パイプから流れる水量は本当にチョロチョロのレベル。ペットボトル1本分溜めるのにそこそこ時間が掛かったものの、これで飲み水の心配はなくなった。
11/5 8:37
「霊峰白山延命水」と書かれた立派な石柱に気付く。さすがにこれは飲んでも大丈夫そう！
パイプから流れる水量は本当にチョロチョロのレベル。ペットボトル1本分溜めるのにそこそこ時間が掛かったものの、これで飲み水の心配はなくなった。
パイプから流れる水量は本当にチョロチョロのレベル。ペットボトル1本分溜めるのにそこそこ時間が掛かったものの、これで飲み水の心配はなくなった。
視界が開け、目の前に白山がドーンと現れた。
すごい！デカイ！
山頂へと続く登拝道を進む。
すごい！デカイ！
山頂へと続く登拝道を進む。
弥陀ヶ原を歩く。
標高は2,300mを越えて空はますます高い。うーん、本当に気持ちいい。
標高は2,300mを越えて空はますます高い。うーん、本当に気持ちいい。
冬支度が終わって静かな室堂ビジターセンター前で休憩。パンを食べつつ足にケアを施す。
白山比�弯声劼砲�参りしてから山頂を目指す。
登拝道は祈祷殿の横手に続く。
登拝道は祈祷殿の横手に続く。
疲れてきてペースが落ちる。
それでも景色は最高。休みつつ撮影を繰り返す。
それでも景色は最高。休みつつ撮影を繰り返す。
振り返って室堂と弥陀ヶ原。
その奥に聳える別山が実に雄大で見応え満点。
その奥に聳える別山が実に雄大で見応え満点。
そして白山最高地点・御前峰2,702mに到着。
はぁ、やれやれだわ。
はぁ、やれやれだわ。
御前峰から剣ヶ峰と大汝峰、その間の紺屋ケ池を眺める。池には氷が張っている。いやぁ、なんともすごい景色。この後「お池めぐり」に行こう。
2
11/5 10:09
御前峰から剣ヶ峰と大汝峰、その間の紺屋ケ池を眺める。池には氷が張っている。
いやぁ、なんともすごい景色。この後「お池めぐり」に行こう。
いやぁ、なんともすごい景色。この後「お池めぐり」に行こう。
山頂から見える山並みがまた立派。
ここでも方位盤を頼りに山座同定など…これは御嶽山かな。
ここでも方位盤を頼りに山座同定など…これは御嶽山かな。
雪を纏って白くなった槍ヶ岳から穂高連峰。槍ヶ岳は7月に登頂できたものの、9月に挑戦した穂高岳は天気が悪く結局北穂高しか行けず。その後も何度かリベンジしようと計画するもことごとく天気に恵まれなかった。来年こそは必ず奥穂高の山頂に立つ！
1
11/5 10:21
雪を纏って白くなった槍ヶ岳から穂高連峰。
槍ヶ岳は7月に登頂できたものの、9月に挑戦した穂高岳は天気が悪く結局北穂高しか行けず。その後も何度かリベンジしようと計画するもことごとく天気に恵まれなかった。来年こそは必ず奥穂高の山頂に立つ！
槍ヶ岳は7月に登頂できたものの、9月に挑戦した穂高岳は天気が悪く結局北穂高しか行けず。その後も何度かリベンジしようと計画するもことごとく天気に恵まれなかった。来年こそは必ず奥穂高の山頂に立つ！
山頂からの景色を堪能した後はお池めぐりに。ところが、御前峰から下るコースがわかりづらくてルートロス。ザレて相当滑りやすい急坂を慎重に下りて行くことに。
1
11/5 10:31
山頂からの景色を堪能した後はお池めぐりに。
ところが、御前峰から下るコースがわかりづらくてルートロス。ザレて相当滑りやすい急坂を慎重に下りて行くことに。
ところが、御前峰から下るコースがわかりづらくてルートロス。ザレて相当滑りやすい急坂を慎重に下りて行くことに。
剣ヶ峰。
当初の計画では登ろうと考えていたが時間に余裕がなくなってきたので今回はパス。
当初の計画では登ろうと考えていたが時間に余裕がなくなってきたので今回はパス。
山頂から見えていた紺屋ケ池の淵までやって来る。近くまで来るとそれほど青く見えない。
氷を持ち上げる。冷たい。
氷を持ち上げる。冷たい。
それにしても翠ケ池のなんと青いことか。周囲には誰もおらず、どこか別の惑星にでも来たような錯覚を覚える。
しばらくの間絶景を堪能。
3
11/5 10:56
それにしても翠ケ池のなんと青いことか。
周囲には誰もおらず、どこか別の惑星にでも来たような錯覚を覚える。
しばらくの間絶景を堪能。
周囲には誰もおらず、どこか別の惑星にでも来たような錯覚を覚える。
しばらくの間絶景を堪能。
氷に閉ざされた千蛇ケ池。
他にも何個か池があるのだが、同じような標高にあるのに見た目が随分異なる不思議。
他にも何個か池があるのだが、同じような標高にあるのに見た目が随分異なる不思議。
お池めぐりを終え室堂に戻る。
別山が視界に入ってご機嫌な景色。
別山が視界に入ってご機嫌な景色。
室堂でトイレ休憩。
既に小屋閉めされているので売店もなし。白山のバッジ買いたかったなぁ。
既に小屋閉めされているので売店もなし。白山のバッジ買いたかったなぁ。
黒ボコ岩の分岐まで戻る。
帰りは予定通り観光新道から。きついという意見や記録が多かった観光新道。果たして。
帰りは予定通り観光新道から。きついという意見や記録が多かった観光新道。果たして。
別当に向け延々下る。
砂防新道に比べてガレ・ザレ多く、傾斜もあるような感じ。疲れた足で踏ん張る。
あー、確かにこれはしんどい。
砂防新道に比べてガレ・ザレ多く、傾斜もあるような感じ。疲れた足で踏ん張る。
あー、確かにこれはしんどい。
疲れてきたタイミングで殿ケ池避難小屋に到着。
暑くなってきたのでシェルを脱ぐ。
暑くなってきたのでシェルを脱ぐ。
こちらも中を拝見。
窓から日の光が射し込んで明るくきれい。
まぁ、夜になったら真っ暗で怖いだろうけど。
窓から日の光が射し込んで明るくきれい。
まぁ、夜になったら真っ暗で怖いだろうけど。
途中にある巨岩同士が重なった「仙人窟」というところ。
よーく見てみると岩と岩の間に隙間が空いている。
よーく見てみると岩と岩の間に隙間が空いている。
黒ボコ岩から約3km、市ノ瀬と別当の分岐まで下りてきた。別当出合駐車場の文字が嬉しいけれどあと2km…もう足の裏、及び指が限界痛い！
11/5 13:21
黒ボコ岩から約3km、市ノ瀬と別当の分岐まで下りてきた。
別当出合駐車場の文字が嬉しいけれどあと2km…もう足の裏、及び指が限界痛い！
別当出合駐車場の文字が嬉しいけれどあと2km…もう足の裏、及び指が限界痛い！
それでも続く急斜面…樹林帯に戻り展望もなくなってしんどい。
ペースも落ちて残り時間が気になりだす。
ペースも落ちて残り時間が気になりだす。
延々と、黙々と歩き続けて2時間、ようやくスタート地点の吊り橋が見えてきた。観光新道、本当しんどいコースだった。途中抜いたのはたったの2人だけ。推して知るべし。
そして…
11/5 14:06
延々と、黙々と歩き続けて2時間、ようやくスタート地点の吊り橋が見えてきた。
観光新道、本当しんどいコースだった。途中抜いたのはたったの2人だけ。推して知るべし。
そして…
観光新道、本当しんどいコースだった。途中抜いたのはたったの2人だけ。推して知るべし。
そして…
無事下山完了！
あぁ〜お疲れ、自分。登山客の少ない、ゆったり静かな山行を満喫できた（朝は人が居な過ぎて寂しかったけど）。
あぁ〜お疲れ、自分。登山客の少ない、ゆったり静かな山行を満喫できた（朝は人が居な過ぎて寂しかったけど）。
駐車場まで戻る。朝と台数それほど変わらず。ここでしばらくゆっくり休憩して…という訳にはいかず、大急ぎで片付けと帰る用意に取り掛かる。
17時までに福井駅まで戻り、京都まで帰らなければならぬ。明日は仕事！
11/5 14:15
駐車場まで戻る。朝と台数それほど変わらず。
ここでしばらくゆっくり休憩して…という訳にはいかず、大急ぎで片付けと帰る用意に取り掛かる。
17時までに福井駅まで戻り、京都まで帰らなければならぬ。明日は仕事！
ここでしばらくゆっくり休憩して…という訳にはいかず、大急ぎで片付けと帰る用意に取り掛かる。
17時までに福井駅まで戻り、京都まで帰らなければならぬ。明日は仕事！
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図（地形図）
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
|
|---|
感想
北陸遠征2日目は霊峰・白山へ。
本当に天気が良かった！その一言に尽きました。
前日の荒島岳も大概良かったけれど、今回の白山登拝登山は雲一つない真っ青な快晴。既に小屋の営業も終了したシーズン最終盤の山行でしたが、その分登山客も少なく、静かな登山を満喫。心から満足できました。御前峰からの絶景も本当に最高で、お池めぐりの独特な雰囲気も堪能できました。
今年は本当に天気に恵まれず、予定しても台風、予定しても荒天の繰り返しで、8〜10月の3ケ月で山行できたのはわずか1回2日間のみでした。それが今回、ほんの少し取り返せたような気がします。
心残りは白山の登山バッジが入手できなかったこと。これはまたいつか白山にやって来て達成したいと思います（ネットで購入はしない！）。
今回はメインの移動にバスではなく電車を利用しました。まぁ、比較的近かったのもあるけど。駅からはレンタカーで登山口まで。夜は持ち込んだシュラフに包まり車中泊。バスよりはゆっくり寝れました。タイミングや条件が合い、かつ山の中で1人ぼっちの寂しく怖い夜さえクリアできるのなら、これはなかなか使える山行スタイルになりそう。
もちろん、反省すべきこともありました。
今回は下山で相当手こずってしまいました。プランが厳しめであったため、レンタカーの返却時間や京都まで帰る時間を意識した結果、急いでしまってペース配分がまずかったのが原因。足は相当疲れてプルプルしてしまい、裏や指は擦れて痛めてしまいました。これまでもそういうことは結構ありましたが、今回はちょっときつかったです。疲労や痛みから転倒・滑落するケースが多い下山においてこれは大いに反省しなければ…尚、この記録を書いている下山3日後の今でも太ももの筋肉痛が治らりません。無理したせいか、2ヶ月のブランクのせいか、はたまた寄る年波のせいなのか…
まっ！
今回も無事登って下りて来て、ちゃんと家まで帰れたので良かった！
季節はどんどん冬に向かっていく中で、この後どんな山に行けるのか、山行ができるのか、まだまだ楽しみは続きます。
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利用交通機関：
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技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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