穴ノ平沢ノ頭北西尾根ー祠尾根ー石棚山北西尾根ー檜洞丸ー犬越路隧道

- GPS
- 08:53
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 2,251m
- 下り
- 2,245m
コースタイム
- 山行
- 7:48
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 8:53
| 天候 | 晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
<全般> 紅葉は1000m位が見ごろでした。 穴ノ平沢ノ頭北西尾根、大杉山北稜ルート、祠尾根、石棚山北西尾根は、登山地図に載っていないバリルートです。危険個所も有るので、バリルートに慣れていない方は、経験者に同行してもらって下さい。 <箒沢公園 〜 穴ノ平沢ノ頭北西尾根 〜 穴ノ平沢ノ頭> まだ少し暗かったせいか、穴ノ平沢ノ頭北西尾根への入口は不明瞭でしたが、石棚山へ登る登山道の右側の尾根と分かっているので、適当に歩きやすい所を尾根目指して登れば良いです。穴ノ平沢ノ頭北西尾根は踏み跡が無く、赤テープもほぼありませんでしたが、藪が無いので尾根に沿って登れば迷うことは無いと思います。 <穴ノ平沢ノ頭 〜 大杉山北稜ルート 〜 板小屋沢ノ頭> 穴ノ平沢ノ頭で大杉山北稜ルートにぶつかるのでこれを左側に進みます。大杉山北稜ルートも、数年前に歩いた時は薄い踏み跡がありましたが、歩く人が少ないのか今回は殆どありませんでした。ただここも藪が無いので尾根沿いに登れば迷わないと思います。このルートでは、緩やかな尾根から急斜面の登りに変わる所がキーで、左側は崖なので注意が必要です。逆回りでここを下る場合は、迷いやすく危険度も増すので、今回の様に登りで歩くことをお勧めします。 <板小屋沢ノ頭 〜 祠尾根> 所々で急こう配の細い尾根の下りが有るので、慣れた人で無いとちょっと危険なルートです。地図で見たとおりの入り組んだ尾根で迷い易いです。薄い踏み跡があり、この日も僕を含めて3人は歩いています。誰かが非常識な位、赤ペンキを塗りまくっているので迷うことは無いでしょうが、環境破壊といえる程でこの様な事は止めて欲しいものです(一般登山道で同じ事をやれば、登山道の管理者に厳重注意されるレベルです)。因みにこの赤ペンキは下りながら塗った様で、登りでは殆どが見えません。 <西丹沢ビジターセンター 〜 石棚山北西尾根> 東沢沿いに一般登山道を歩きますが、地図に書かれている木橋は台風19号で流されたのか見つかりませんでした。ただ水量が少なかったので濡れずに渡れました。石棚山北西尾根の入り口には赤いテープが有るので、そこから東沢を離れて登り始めます。ここも薄い踏み跡があり、途中で下って来る人に会いました。登りだったので中ほどまで気づきませんでしたが、ここにも同じ誰かによって、赤ペンキが塗りまくられていました。。。 <檜洞丸 〜 バイパスルート分岐 〜 犬越路遂道 〜 西丹沢ビジターセンター> 用木沢沿いの登山道が台風19号の被害を受けて通行止めになっている為、犬越路から下れないので、犬越路の少し手前のバイパスルート分岐で北に下り、林道から犬越路遂道で西丹沢ビジターセンターに戻ります。トンネルには灯りが有りませんが、晴れた日の日中なら、ヘッドランプを点けなくても歩けます。 |
写真
装備
| 個人装備 |
ヘッドランプ
地図
GPS
磁石
ペットボトル
雨具
熊鈴
笛
ザックカバー
|
|---|
感想
9月の始めの佐賀県の武雄市に始まり、千葉県、福島県、岩手県、宮城県と災害ボランティアの旅、ボラ旅に明け暮れたので久しぶりの登山でした。場所は台風19号の影響が気になる丹沢と直ぐに決まったのですが、あまり計画を練る時間が無くって悩んでいたら、isさんとgoechanさんの以下のレコ目につきました。安直ですが、面白そうなのでこれをベースに計画を立てました。isさん、goechanさん、ありがとうございます。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2094986.html
ただ全くこのままだと芸が無いのと、時間的にも早く終わってしまうので、大杉山方面のルートで、まだ歩いていない穴ノ平沢ノ頭北西尾根を前半に歩いて、この辺りのバリルートの台風19号後の状況を調査する事にしました。おかげで周回ルートが二つのちょっと欲張りな感じになりましたが、それなりに面白い山行でした。
意外だったのが、祠尾根と石棚山北西尾根を歩く人が、僕を含めて三人もいたことです。石棚山北西尾根では、僕が登っている時に下って来たソロの人で、ビジターセンターを出発したのが6時だということなので、駐車場でたぶん会っていた様です。小笄と大笄の間の尾根を登って来たというので、ユイバシ左岸尾根を登って檜洞丸〜と周回してきたようです。二年前に僕が歩いた以下のレコの前半の周回の登りの部分だと思います。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1153972.html
彼はビジターセンターに早く着きすぎるので、僕とは逆で祠尾根を登るそうです。
ところでコース状況の欄にも書きましたが、誰か同じ人が祠尾根と石棚山北西尾根に赤ペンキを塗りまくっています。同じ人と断定しているのは、塗り方や登りは考慮されていないところがそっくりだからです。本人は親切心で登山者が迷わないようにと思ったのかもしれませんが、分岐や迷い易い場所などに特定せず、どこでも何か所も描いているのは落書きのレベルです。ペンキを塗ることは自然破壊になりますから、一般の登山道でも迷い易い所に限定し、極力ペンキは塗らないようにしています。
ましてや登山道の管理者では無い人が、勝手にペンキを塗りまくって良いはずはありません。もうこの様なことはしないで下さい。丹沢のバリルートが赤ペンキだらけにされていくと思うとたまりませんのでお願いします。
風太郎


















長期のボランティア、お疲れ様でした。久々のお山ですね。
相変わらず元気一杯、疲れ知らずってところでしょうか
ペンキね。バリルートは、何もないからバリな訳で、印やらロープがあるとバリではなくなってしまうからよろしくないです。テープ等、印は、一切残さないことにしていますが、確保支点だけはどうにも仕方なくて残置しています。
確保支点すら許さないと言うのなら、それこそ事前に打つ高難度ルートの支点など論外で、ボルダリングしかできないことになるでしょう。
GPS+マップがあるご時世に、歩きのバリルートにペンキ印塗るのは困ったものです
misuzuさん、お久しぶりです。
まだ長野とか行っていない所で行きたい気持ちも有るのですが、今回は広すぎてきりが無いので止めてきました。最近の傾向から来年もボラ旅で山に行く時間が減りそうです
ペンキですが、これはバリで無くなるからよろしくないというレベルでは無く、一般道でも問題になる自然や景観破壊のレベルです。バリにも安全の為に赤テープ等をつけるという考えの人もいるでしょうが、その方々でも多くの人はあの赤ペンキを見るとやり過ぎだと思うはずです。下山する際にずっと下まで赤ペンキが連なって見えるのです。
富士山のご来光登山を麓から見ると灯りが線の様に連なって見えますが、それを思い出しました。ちょっとオーバーですが、そんなレベルです。
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