記録ID: 2156298
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無雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原
伊吹山《もう一つの日本武尊を訪ねて》
2019年12月28日(土) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 05:18
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,134m
- 下り
- 1,135m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:34
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 5:17
距離 12.3km
登り 1,138m
下り 1,137m
16:27
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレ水道完備でした。 なお、関ヶ原町方面へのアクセスは冬季閉鎖中です。揖斐川町方面からの相互通行となります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
伊吹山ドライブウェイは歩行者通行禁止とあるので、最低限のルールとして冬季限定のルートかなと思います。 ハイキングコースではないので安易な立ち入りは危険です。 今回歩いた遥拝峰南斜面は藪漕ぎだらけなのと、遥拝峰から伊吹山の尾根はヤセ尾根で危険です。 それから雪のつき方によっては難易度や装備が劇的に変わるのかなと思いますので、入念な下調べや準備が必要です。 |
写真
伊吹山ドライブウェイの空き地に乗り上げました。
このピークをどう登るかが課題だったのですが、北から巻くのがセオリーのようですが、擁壁は登れなくもなさそうだけど怪我したら怒られるやつだな…どうしよう。
と、地図を見ながらシンキングタイムです。すると、気づいてしまったのです、南に小径があることに。
ドライブウェイ歩かなきゃだけど、とりあえず行ってみるか。
このピークをどう登るかが課題だったのですが、北から巻くのがセオリーのようですが、擁壁は登れなくもなさそうだけど怪我したら怒られるやつだな…どうしよう。
と、地図を見ながらシンキングタイムです。すると、気づいてしまったのです、南に小径があることに。
ドライブウェイ歩かなきゃだけど、とりあえず行ってみるか。
息吹大岩不動尊 金明水
なんと小径の起点には擁壁の切れ目があり、祠がありました。奥には不動三尊の石仏も。
過去にドライブで通っているはずですが、完全に忘却してしまっていたようです。
興奮しながら周囲を探索していると…
なんと小径の起点には擁壁の切れ目があり、祠がありました。奥には不動三尊の石仏も。
過去にドライブで通っているはずですが、完全に忘却してしまっていたようです。
興奮しながら周囲を探索していると…
息吹大岩不動尊の脇には石祠もありました。
すると次の瞬間、鹿の気配と同時に落石の音がガラガラと聞こえてきました。ヤバイと直感的に斜面から離れると15mくらい離れたところに炊飯器サイズの岩が落ちてきて、衝撃波?を感じました。
一瞬で背筋が凍りましたが、少し休んでここを登ることにしました。
すると次の瞬間、鹿の気配と同時に落石の音がガラガラと聞こえてきました。ヤバイと直感的に斜面から離れると15mくらい離れたところに炊飯器サイズの岩が落ちてきて、衝撃波?を感じました。
一瞬で背筋が凍りましたが、少し休んでここを登ることにしました。
三重・津・山ねずみのプレート
日本武尊から直線距離で100m程ですが、藪漕ぎに苦戦し10分以上かかりました。
小径といい、思わぬ時間のロスです。ここで撤退を考えましたが、時間を見積もりしてギリギリ行けそうだったので、突撃です。
日本武尊から直線距離で100m程ですが、藪漕ぎに苦戦し10分以上かかりました。
小径といい、思わぬ時間のロスです。ここで撤退を考えましたが、時間を見積もりしてギリギリ行けそうだったので、突撃です。
△1206 遥拝峰
ここは、過去レコでは伊吹山を遥拝するところで、遥拝峰というところだそうです。(下山後編集過程で知りました。)確かに伊吹山の山頂が見えますね。
ここには三角点があるはずですが、雪に埋まり見つからず。
ここは、過去レコでは伊吹山を遥拝するところで、遥拝峰というところだそうです。(下山後編集過程で知りました。)確かに伊吹山の山頂が見えますね。
ここには三角点があるはずですが、雪に埋まり見つからず。
二箇所くらいよじ登るようなところはありましたが、意外に足場がしっかりしていたのと、雪付きのところは凍っていなかったので、見た目ほど難易度は高く無かったのかなと思います。写真撮る余裕はほとんどなかったですが。
この雪渓はヤバイと思いながらも、ノーマルで少し進んだら見事に滑り、危うく滑落しかけました。どこぞの動画が頭の中を駆け巡りました。
お守りで持ってきた、チェーンスパイクが役に立ちました。
お守りで持ってきた、チェーンスパイクが役に立ちました。
感想
恒例の東海(伊吹山は東海ではないですが)遠征です。伊吹山は大好きな山の一つなので、コースを変えて歩いています。今回は弥高尾根に挑戦するつもりでしたが、雪が少ないのと時間があまりなかったので、ヤマレコでも人気の笹又コースを歩くことにしました。
当初は伊吹山ドライブウェイを歩かせていただき、北巻きする予定でしたが、遥拝峰の神社マークが気になったのと、山歩きの醍醐味である尾根道を歩いてみたくなり、状況をみながら柔軟に対応することにしました。すると、藪漕ぎ、ヤセ尾根、雪渓と想定外の試練ばかりで、当初の想定より格段に難易度が高かったのかなと思います。時間もおしていたので、無事に達成できて嬉しかったです。
遥拝峰及び鈴岡神社の日本武尊は伊吹山ドライブウェイ開通前のものと考えられ、伊吹山の信仰を語る上で重要なのかなと思います。そんなもう一つの日本武尊を訪ね、伊吹山の信仰の一端にも触れることができ、探検気分を味わうことができました。
また違うコースを計画して再訪したいと思います。
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