名護岳

- GPS
- 02:24
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 547m
- 下り
- 550m
コースタイム
- 山行
- 2:11
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 2:25
| 天候 | 晴れ後曇り一時雨 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備された道 |
写真
感想
名護中央公園のせせらぎ広場駐車場で夜を明かした。沖縄の夜明けは遅く京都より20分ほど遅く7:08。明るくなる前に歩き出し名護神社の鳥居に達すると下から続く石段の参道には灯篭が並び琉球寒緋桜の並木が花を付けていた。流石は沖縄、本州では寒波が来ていると云うのに春を先取りしていた。石段の参道はまだ続き登り詰めると琉球建築の社殿が異彩を放っていた。
神社の裏手の登山道を登るとすぐに名護城趾の広場に達した。「なご」ではなく「なん」で沖縄では城のことは総じて「グスク」と言う。小広い山頂域は主郭の跡のようだが建物は一切残っていない。沖縄には「御嶽(うたき)」と云う聖地が随所にあり、小規模な拝所は無数にある。城跡にも拝所があり「この拝所は窪畑門中だけの拝所です 他人のお願いはご遠慮ください」と看板が出ていたのには驚いた。お祈りは人夫々の神聖なものだが拝所を占有する排他的な思いは何なのだろう。
城跡から名護岳への道がある筈と探してみたが谷への途中で途切れていたので諦めて階段の整備された北への道を下りた。名護岳への案内板もなく車道を辿って行き太陽の広場に達すると名護市内が一望できた。標高を上げビジターセンターを過ぎるとコンクリート造りの天上展望台があり、名護岳を谷越しに見ることができた。
展望台の先は名護岳林道となり車道歩きが続く。Aコース、Bコースなど分岐の標識があるが地形図に描かれず名護岳の登山道も不明、林道が名護岳の麓に至ると再びAコースの分岐があり近くに車が止められていた。事前調査が杜撰だったようで地形図だけではよく分からない。名護岳北の山麓を進むと「←名護岳」の標識があり登山道となった。120m程の標高差を登ると名護岳(345m)山頂に達した。3等三角点「名護岳」が置かれ山頂からの展望は素晴らしくこの後行く嘉津宇岳(452m)や古宇利島、普天間基地の移設で地元が抵抗する辺野古岬も望めた。
南西側にも明瞭な道があり階段を下り登り返すと前岳(330m)に達した。展望はなく西に続く登山道へと進んだ。左に分岐する道があったが何処に続くのだろうか。後で調べてみると1本南の稜線に続く道のようだった。送電線をくぐりキャンプ場に至り車道となり青少年センターに達すると案内図があり「三角山」と記されているので立ち寄って行こうと引き返して遊歩道に入った。谷へと下り登り返していくと往路に通った天上展望台に出てしまい三角山には辿り着けなかった。琉球寒緋桜の咲き揃ったさくらの園に達すると突然雨が降り出し東屋に逃げ込むとすぐに止んだ。一日晴れの予報だったが寒気の流れ込みが沖縄まで影響を及ぼしているのだろうか。
往路に通った車道に戻り、さくら橋を渡って通行止め部分を迂回し名護神社の鳥居に戻って来た。石段の参道を下ると上がって来る観光客と数組すれ違った。南口広場では桜を愛でる客を目当てに屋台が出ていた。せせらぎ広場の駐車場に戻り前半の山行を終えた。
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山キチどん













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