秋晴れの☆赤岳【地蔵尾根→文三郎尾根】で景色を堪能
山梨県
長野県
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体力度について
- GPS
- 07:05
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,288m
- 下り
- 1,272m
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標高グラフを拡大コースタイム
10:55行者小屋11:25→12:55やまのこ村
| 天候 | 快晴 台風の影響か尾根上でやや風が強かったものの山頂ではほぼ無風 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
美濃戸口からの路面状況が心配でしたが最低地上高150mmでもOKでした。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
やまのこ村〜行者小屋：若干の急登もあるが後半は緩い樹林帯と河原歩きで快適 行者小屋〜地蔵尾根〜赤岳：地蔵頭手前と赤岳直下の鎖場では慎重に(特に強風時) 赤岳〜文三郎新道〜行者小屋：赤岳直下の鎖場と樹林帯まで続く梯子の連続は慎重に 今回は地蔵尾根→赤岳→文三郎尾根の周回でしたが、下りが苦手な方は逆回りの方が楽かも…。 |
写真
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先行者はここをスルー
後でルート復帰してきました
感想
またまた台風が近付いているようですが、登山日和とのヤマテン予報を見て初秋の
赤岳に行って来ました。
美濃戸口からやまのこ村までの林道は予想していたほど荒れておらず、路面に注意
して走行すれば普通車でOKでした。
桜平への道と良い勝負か…。
連休後の平日のためか駐車場は到着時10台ほどでした。
美濃戸山荘から南沢に入り行者小屋へ向かいます。
なだらかな樹林の道を進むとすぐに最初の急登になりますが50mほど高度を上げれば
再び緩やかになります。先月の北岳に比べてザックも軽く快適に歩けます。
樹林を抜けて河原歩きになり、台風の影響か時折生暖かい風が吹いてきます。再び
道は右手の樹林へ入り左手の河原にヘリポートが見えれば行者小屋はもうすぐです。
行者小屋は阿弥陀岳・赤岳・横岳を間近に仰ぐ絶景ポイントに建っています。
その昔、ここにテント張って残雪期の南八ヶ岳を周遊したことがあったっけ。
などと思いながら小休止します。
数名の方がいましたが文三郎尾根を登られる方が多いようでした。
単独行の男性と天候の話などしたあと小屋裏を抜けて地蔵尾根を赤岳に向かいます。
分岐からまもなく急登が始まりどんどん高度が上がります。振り返ると槍・穂高方
面を始め遠くの山々が一望でき、登りの辛さを一時忘れさせてくれます。
鉄階段を登り鎖場を登ると左手にお地蔵様が現れ、安全祈願して手を合わせます。
時折強い風が吹き抜けるので緊張しますが、最後の岩場を登って地蔵の頭に出ると
日陰から一気に陽の光を浴びて高揚感に浸ります。
目の前にそびえる赤岳は堂々としていて八ヶ岳主峰の貫禄充分。ワクワクします。
赤岳展望荘を通り過ぎいよいよ最後の登りです。
直下の鎖場を慎重に登ると赤岳頂上山荘。目の前の山頂に数人の登頂者の姿が見えます。
山頂からは横岳・権現岳・阿弥陀岳に伸びる稜線はもちろん、360度の展望が開け、
遠くに後立山から槍・穂高、乗鞍、御嶽、中央アルプス、南アルプス、富士山、秩
父連山…etcが一望できます。
頂上では風もほとんどなく、久々の大パノラマにすっかり見入ってしまいました。
登頂記念写真を撮ったり撮っていただいたり、行者小屋で会い文三郎尾根から登ら
れた方と再会して会話を交わしたり、久しぶりに山頂でゆっくり過ごしました。
景色を堪能して頂上を後にします。帰りは文三郎尾根を行者小屋まで下り南沢経由で
美濃戸まで。
頂上直下からしばらく急な鎖場が続くので滑落や落石に注意して慎重に下ります。
鎖場を過ぎるとこれまた急な階段の下りが樹林帯まで断続して続きますが、この階
段のお陰で安全に下れることを感謝しながら、眼下に見える行者小屋を目指しました。
行者小屋で周囲の山を眺めながらランチタイムをのんびり過ごし、往路と同じ南沢
を美濃戸まで下りました。
今回は前日夜までどこに登るか決めかねていて、数年ぶりの赤岳に決定しましたが、
今日はどこに登っても天候に恵まれ展望を楽しめたことと思います。
おしまい。
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