伊豆ヶ岳周回(正丸駅→正丸峠→伊豆ヶ岳→子の権現→西吾野駅)



- GPS
- 08:13
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,058m
- 下り
- 1,119m
コースタイム
- 山行
- 7:13
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 8:12
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
西吾野駅→正丸駅 電車代・大人150円(現金キップ)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース自体に問題なし。ただ梅雨の季節、当日の降水はなくても連日の雨によってできた道の泥濘はもちろん、踏み固められて露出した滑りやすい粘土層や、ツルツルとした木の根などが気になって普段のスピードは出づらいかも。 |
その他周辺情報 | 新型コロナが一応は気になるので周辺への観光目的の立ち寄りはなし。温泉も自重。 西吾野駅→正丸駅の電車移動はどうしようもないので乗車中はできるだけ口を開かず無言。 物資補充については、飯能側より国道299を進むと、左手側にファミリーマート飯能東吾野店が見えてくる。道路沿いだとここが最後のコンビニ(24時間営業)と思われるので、何か買うならこちらでどうぞ(googlemap座標:35°53'26.3"N 139°16'12.4"E)。道を挟んで逆側にドラッグストアもあるので利用時間次第で使い分け。 |
写真
感想
例年だと登山はじめの3月、テント泊はじめの5月連休なのだが、コロナ禍のステイホームで山行は完全自粛。漸く解除となるも季節は既に梅雨突入で週末は雨だらけ。そんな中、今週土曜は快晴とはいかないまでも曇り予報で、奥秩父周辺は天暮ら予測だと登山A判定!ということで急遽、前日直前ながらも両神山(日向大谷)に行く予定を立てていたのだが、朝の準備に手間取って出発時刻を40分オーバー。出発して15分程走ったところで登山靴を忘れたのに気が付いて取りに戻ったことなどがあり、この時間からだと駐車場に限りのある両神山は間に合わないと判断、途中の伊豆ヶ岳に計画変更。
正丸駅の横にある駐車場に5時50分頃到着。クルマはすでに3台止まっているので4番目。今日は梅雨時期の希少な雨でない週末なので、もっと人が多いかと思ったけどこんなもんか。駐車場が前払いだと気づかずそのままスタートしてしまったが、他の方もお気を付けを(自分は戻ってきて清算しようとした際に気づいたので、慌てて料金を支払い、さらに念のため管理者に連絡をして事情説明。管理の方お手数をおかけいたしました)。
最初は舗装道路で「馬頭さま」周辺まで。直接伊豆ヶ岳へ方面へ行くか、正丸峠方面へ行くかの分岐になるが、自分たちは正丸峠経由にしたため舗装道路をさらに進む。
道端にはアジサイやユキノシタなど、この時期ならではの花も咲いていて、普段梅雨時期は登山しない自分にとっては見慣れない珍しい景色。
正丸峠と旧正丸峠の分岐に着くが、旧正丸峠だと大回りすぎるかなと感じて、以前来た際と同様に正丸峠方面へ。大雨の際には雨水と土砂の通り道となるような登山道を進むと仮設の橋があって、これがかなり傾いでいる。昨年の台風19号の影響でまだ直しきれていないのかなと想像しながら渡る。正丸峠手前の急登を一気に登って正丸峠へ。無風且つ湿度100%と思われる、爽やかさが一遍もない蒸れ蒸れの森の中を歩いてきたため、水の中を溺れながら登っているようでいつになく息苦しく、峠に着いた際には景色を見ながらおにぎりを齧ってほっと一息。
尾根伝いに伊豆ヶ岳方面へ。尾根の割に風がない! ガスも濃い! オノレ天暮ら!謀ったな(泣) 小高山、五輪山を越え伊豆ヶ岳へ。伊豆ヶ岳登山で一番のヤマ場、男坂だがトラロープで侵入禁止?状態。クサリ場中央付近で落石が発生しやすく危険なため女坂へ誘導する看板が立っていた。メイン中のメインなのでぜひとも男坂を登りたかったが、迂回を促す看板に加えて連日の雨でスリッピーな状況も考えると強行するのはダメだなと、結局女坂を経て伊豆ヶ岳山頂へ。
休憩もそこそこに伊豆ヶ岳を出発。古御岳、高畑山を通過。相変わらずのむせ返るような湿気の中を進む。時折微風はあるものの場所次第で無風のため山遊びに来てるのになぜか溺れそう。鉄塔で空が開けて雰囲気が一瞬かわったもののまたも森の中へ。ここで大休憩してご飯を食べようと思ったが、他さんが休憩していたこと、同行の嫁さんがさっさと進みたそうだったこともあり特に休憩することなく通過。どうも疲労が溜まってきつかったのでサッサと進んで下山し早く終わらせたかったらしい…。
次のポイント、天目指峠の読み方はアマメザストウゲ。以前来た時も読めなくて調べて覚えたはずなのに、今回またも忘れてて「てんめざし」だとか「あまのめざし」だとか。我が記憶力の無さよ。ここまで尾根伝いで歩いてきたが、急登こそないものの登っては降りてと、地味なアップダウンが延々と続く。
子の権現に着く直前、有名な「手」。嫁に「もうすぐ手があるよ」と伝えたら「手ってなによ」と返してきたが「手」は「手」としか言いようがないので「手。見たら分かる。見たらきっと「ああ…確かに手だね…」と言う」と伝えて自分の目で現物を確認してもらう。だって「手」だし。子の権現、檀家のいないお寺だそうで、皆様からの心づけで運営している云々。余裕のある方、周辺整備に感謝している方は、賽銭及び店売があるのでなんか買っていってください。
以前通ったときも同様だが、子の権現から先の関東ふれあいの道のルートが分かりづらい。おそらく看板の位置が悪いのだと思う。矢印を素直に読んでそのまま矢印方面へ進んでい行ってしまうと子の権現の駐車場へ行ってしまう。矢印の看板のところを「降りる」が正解。あの矢印は「方向」の意味ではなく降りる場所そのものを矢印で指し示しているという解釈。でも、ぱっと見だと「方向」で読んでしまうと思う。ご注意ください。
子の権現を降りた直後、吾野駅、西吾野駅の分岐で嫁の登山靴のソールが剥がれそうになる。吾野駅方面へ行こうと思っていたが少しでも距離の短い西吾野駅ルートへ変更。こっち方面は通ったことがなかったので道路状況がわからないながらも、オール舗装道だとソールが剥がれた際にはありがたいなぁなどと思ってたら結局はただの登山道。まあ当然といえば当然なので仕方ない。針金はあるので最悪括り付けて…などと考えていたが何とか無事西吾野駅までもったのはありがたかった。
西吾野駅の手前の登り、これはどうにかならんのだろうか。もはや気持ちは本日の登山終了、あとは電車にのって帰るだけという状況で、駅へ続くあの登りは酷い詐欺に思える。
今回、コロナ自粛で長期引きこもっていた割には歩けたと思うが、次の予定はいまのところまだないのでまた暫く引きこもり。今年は登山いく回数が減って毎回登山の度にリハビリになりそう。なんとも我慢の続く一年になりそうで中共のアホーと思わずにはいられない。どこの国でも可能性があるので発生自体は仕方ないにしても隠匿して後手に回って蔓延とかホントはた迷惑。
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