入川真ノ沢〜甲武信岳（月光の千丈滝とベルグラの荒川源流）
埼玉県
山梨県
長野県
Neuron
- GPS
- 30:38
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 2,388m
- 下り
- 1,926m
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2日目 千丈ノ滝6:52-7:48木賊沢分岐-10:00三宝沢分岐-12:27荒川源流碑-12:55甲武信小屋13:42-13:54甲武信岳-16:51林道-17:15西沢渓谷入口
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス タクシー
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
柳小屋まではほぼしっかりとした道だが、多少わかりにくいところがあるので注意が必要。真ノ沢林道も含めて国土地理院の地図の記載と実際のルートは異なっている(GPS記録を参照)、エアリアマップの登山道は正しいもののようだ(真ノ沢林道は記載されておらず)。 写真撮影のため千丈の滝下に幕営し、2日目滝上で真ノ沢林道が沢を横切るところからから遡行開始。2段5mに続く7m滝は右岸から巻いた。このあたりから倒木にツララがみられ、水流脇は氷が張るようになり、慎重に登る。連瀑帯にはいり、階段状不動滝は左手からのぼった。三宝沢出合にかかる駒鳥の滝は、右岸から高巻いた。これ以外にもベルグラでのぼれず左岸を大高巻きした滝もあった。2000m付近からナメの廊下状となり標高2220mの二俣に荒川源流碑があり遡行終了、右手の山道を甲武信岳山荘に向かう。 後で気付いたが遡行図は、ガイドブックよりもすうじいさんのものが詳しくて参考になりそう。 |
写真
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感想
ガイドブックで適期が11月上旬までカバーされて、途中1泊必要な沢ということで甲武信岳に北面から突き上げる真ノ沢にでかけることとした。荒川の源流とのことだが入川流域はアプローチがバカみたいに長く、これまで敬遠してきた。しかし調べてみると電車やバスの乗り継ぎがうまくできており、計画段階では、当日都心を発っても9時半には入山可能なようであった。
だが西武線の秩父行きに乗ったところで、人身事故のアナウンス。飯能待機して急行に乗り換えて秩父駅に40分遅れて到着、バスの本数が少なく、出発が1時間ずれてしまった。初日は千丈ノ滝下で幕営して写真撮影をするつもりだったので、真ノ沢林道を使って沢の下部は省略することにした。
川又から十文字峠方面の入川の林道をたどると、道は森林軌道跡となる、結構遠回りをしながら柳小屋に着いたのは14時、小屋の整理のために入山していた方が出てきて御茶をご馳走になる。1週間くらい入山されているそうだ。真ノ沢林道は廃道に近い山道でエアリアマップには記載されていないが国土地理院の地図には載っている、しかしGPSをみるとどうも地図の山道の位置が違うようだ。千丈の滝手前で小尾根から武信白岩沢出合に下降して千丈の滝にむかう。トレランシューズのまま、何とか靴をぬらさずに滝下に到着し、左岸の砂地に幕営。
月の南中時刻、2時に起きて月光に照らされる千丈の滝を撮影してみた。そのまま寝ないで朝食の準備、撤収して出発は7時前、再び真ノ沢林道に登り返し、千丈の滝上で入渓。よく見ると水たまりに氷が張っている。左岸伝いに遡行していたら木賊沢に引き込まれてしまい軌道修正。沢は倒木にツララが下がるようになり、水流脇は薄氷が覆う、ベルグラ状態となる。標高1800m付近からナメが続き、奥秩父らしい良い雰囲気、でもうっかり足を置くと氷で滑ってしまうので水流中を選んで歩く。標高2000m付近からは傾斜のない廊下状のナメとなるが、この頃には周囲はうっすら雪が積もるようになる。氷と倒木に苦労しつつ標高2220m荒川源流碑に到着。ここからは山道をたどり甲武信小屋着、雪のこびりついたフェルト靴を脱いでトレランシューズに履き替え甲武信岳を往復。徳ちゃん新道を下山し、西沢渓谷の道路を歩くうちに日が暮れてしまった。
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Neuronさん、こんばんは。
月光に照らされる千丈の滝、素晴らしいですね。すごく
幻想的です。うっとりしてしまいます
真の沢は遡行してみたい沢の1つです。Neuronさんが言
うようにアプローチが悪いのでなかなか足が向きません
が、来シーズンは行ってみたいと思っています。
評価としては、奥秩父らしい苔むした原生林の中を静か
な沢歩きが出来るということですが、雰囲気は良かった
ですか？
ちょっと倒木が多いですが、なかなかよかったですよ。「通らず」が核心なので、もう一回下部から遡行したいですね。今は禁漁期で誰にも会いませんでしたが、普段は釣りの方が多いかもしれません。
写真撮影目的で、月光の沢登りってのも、新ジャンルとしてどうかなぁと考えてます。条件としては�‖譴�あり、�△△泙蠻┐譴覆ぁ↓�へつりで釜や渕に落ちる危険がない、�し邯�が差し込むくらいには開けていて、�ご�き道もわかりやすい。スッカン沢とかどうかと思うのですが、Yoshiさん、どこか心当たりはありますか。
なかなか条件が厳しくてすぐには浮かばないです・・
月光であんなにきれいに撮れるとは思いませんでした。
すごいですよね
来シーズンの新作を期待しております
Yoshiさん、いつも速攻記録拝見しております。
月光の滝は、何枚も試行錯誤の末なんとか撮影できました。
デジタル一眼のおかげです。
この時期、まだ沢登りか、雪山か迷うところです。
次の満月は11月29日、チャンスは來シーズンですかね。
Neuronさん、初めまして
月光下での千丈の滝
とても素敵ですね
思わずコメントさせていただきました
暗い沢の中、これだけきれいに撮れるとは驚きです
また一眼を沢に担いで入る勇気にも感嘆しています
私は沢の写真を撮るのが夢なのですが
落ちる自信たっぷりなのでとてもできません
まだ遡行するだけで精一杯です
またここの沢は単独での遡行も可能なのですか？
私が持つ資料では中級とあり難しいのかなと思ったのですが
秩父の沢はきれいと聞くので来シーズンいけたらいいなと思い質問させていただきました
よろしくお願いします
月夜見沢とマタニティハイキング拝見しました。
真の沢は、アプローチがなければ初級かとおもいますよ。ルートミスをした時に懸垂下降できるように一応ザイルは持って行きましたが、確保を要するような難しい滝はありません。地図の道の位置が違っているので、ルートファインディングに注意が必要と思いました。
一眼レフのカメラは防水袋にいれてここぞっていう時しかだしませんが、ミラーレス防水一眼が欲しいです(オリンパスからでてますね)。
コメントありがとうございます
また私の稚拙なレコまでみてくださってありがとうございます
ありますねオリンパスの防水ミラーレス
私にはまだまだ遠い夢です
今パナソニックの防水コンデジを使っているのですが、
暗い所で遠景を撮ると何となく白っぽくなってしまうのが悩みです
遡行に関して
貴重な情報ありがとうございました
よく事前状況を調べて入ってみたいと思います
この度はありがとうございました
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