越後駒ヶ岳


- GPS
- 09:22
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,266m
- 下り
- 1,273m
コースタイム
- 山行
- 7:42
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 9:21
天候 | はれのちくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口に登山ポストがありました。 |
その他周辺情報 | ゆーぷる薬師、JAF割で550円。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
地図(地形図)
ヘッドランプ
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
晴れ予報の越後駒ヶ岳へ、百名山チョイスが続きます。
日帰りではきついコースですが、利尻岳のロングも歩いたので、今なら行けるかも!と思ってしまったのもあります。
ところが朝から、1時間寝坊。さらに出発してすぐ、免許証を忘れたことに気づき一度帰宅。
出足をくじかれるスタートでした。
登山口に着いたのは7時前。きれいな青空が広がっていて、暑い朝です。
登山ポストの横から、まずは緩やかにのぼっていきます。
途中で二ヶ所、滝雲ビューポイント、という看板がありました。
滝雲で有名なことは、事前にみなさんのレコで知っていたので、なるほど親切だなあと思いました。
それにしても、暑くて息が上がります。
ちょっと登るだけでも、ぜえぜえしてしまいました。
この調子ではとても無理かも、寝坊もしてるし。。と、この時点ですでに弱気になりました。
ところが歩き進めると、正面にきれいなみどりのお山が見えてくるではありませんか。
とても遠くに感じますが、あの稜線を歩いて山頂にたどり着きたいと思ってしまいました。
きつかったら小倉山で折り返そうと思っていましたが、どうしても山頂を目指したいと思ってしまうのでした。
時計を見て、コースタイムよりも巻いているのでいけるはず、と欲も出てきます。
だらだらと登ったり下ったり。そんな道が続いていきました。
雲ひとつない空は秋晴れのようでした。
でも気温は夏のそれで、体力を奪っていきます。
必殺技の凍らせペットボトルを首のしたに差し込み、クールダウンさせながらなんとか進みます。
道行山分岐で、下山中のグループがお休みしていました。
「道行山へ寄り道しないで先へ行った方がいいよ」と、教えていただき、素直に先へ進みます。
たしかに寝坊した1時間は大きく、時間が気になるところでした。
途中の日陰で冷たいゼリーを一気に流し込み、久々にストックを使いどんどん進んでいきます。
道はやや傾斜がついてきました。
歩いても歩いても、遠く山頂が近づいてくる感じはありませんでした。
「あついー」「疲れるー」とひとりごちながら、なんとか小倉山へ。
真っ正面に駒ヶ岳山頂が見える絶景ポイントでした。
意を決して、正面の頂を目指して休憩も取らずに歩き出します。
最初は緩やかな尾根道で、木道があったりしながら楽に登れている気がしました。
だんだんと急坂になり、大きな岩も出てきます。
暑さと疲れでげんなりしながら、少しでも日陰を選んで登っていきました。
百草の池の先、さらに道は急峻になりました。しかも斜面には容赦なく太陽が照りつけます。
それでも、山頂がやっと少し近づいて見えました。
この登りがほんとにだいぶきつかったです。
暑くて急で、ほとんど休みながらなんとか前駒までたどりつきました。
ここから一旦なだらかな尾根道になりますが、暑さでバテバテだったので岩陰で少し休憩。
ドリンクゼリーを一気に流し込みました。
そして、そのとき天はわたしに味方したのでしたo(^o^)o雲が日差しを遮りはじめたのです!
それだけで体感温度が下がるのがわかりました。
しばらくその場で動かず、涼みました。
ドリンクゼリーも効いてきて、元気が出たら再び登りにかかります。
駒ノ小屋直下は急な岩場なので、ペンキの印をたどり慎重に進みます。
時々さしてくる日差しに負けず、登りきるとじゃぶじゃぶと流れる水場が見えました。
水飲み放題、ときいていたので、飛び付いてのどを潤しました。
思ったより冷たくなかったのはショックでしたが、手をひたすのはとても気持ちよかったです。
小屋の脇のベンチで一休み。
見上げると山頂はもうすぐそこに迫っていました。
深呼吸をして、山頂へ向けて最後の登りにかかります。
その稜線は意外に涼しく、汗がひいていくようでした。
しかもお花が咲いていて、優しく見守ってくれるのもうれしかったです。
中ノ岳への分岐を右手に進むと、山頂に到着です!
遠かった、長かった、とにかく疲れました。
でもそれだけ、喜びもひとしおでした。
髭の神様がかわいらしい表情で鎮座し、標識が二つ立っていました。
見渡す山々はよく見えていましたが、苦手な山座同定はあいわらずできませんでした。
コースタイムよりもだいぶ巻きましたが、朝の寝坊があるため、早めに切り上げなくてはいけません。
山頂で少し涼んだのち、下山開始。
でもやはり少し休みたかったので、駒ノ小屋で長めの休憩を取りました。
トイレも借りたのですが、自転車をこいで撹拌するというバイオトイレでなかなか大変でした。
水場で水を汲んだり、タオルを濡らしてあたまを冷やしたり。
落ち着いたところで下りはじめました。
岩場が危なく慎重に下りましたが、そのあとはストックを使いテンポよく下っていきます。
午後の照りつける日差しが暑くて、水場で汲んだ水もどんどんなくなります。
また、日陰も少ないので休憩もあまりできずに歩き続けました。
それでも登山口は遠く、道行山分岐の先の登り返しでとうとう足が止まってしまいました。
手も痺れてきて、ナトリウム不足が疑われたのでタブレットを何粒かほおりこみ、深呼吸。
そうこうしているうちに、あたりが暗く曇ってきたので腰をあげて歩き出します。
曇ったおかげでずいぶんと歩きやすくなったのはよかったです。
ただ、遠くで雷鳴が響いてきたのにはちょっと慌てました。
何度か繰り返す登り返しに辟易しながらも、なんとか歩き続けられたのは、雷に追いたてられたからかもしれません。
明神峠を進むと、やっと駐車場が見えてきました。
滝雲ポイントの看板がなつかしく、長かった山行の終わりが近づいてきました。
夕立雲であたりは薄暗く、駐車場についた時にはポツポツと雨が降りだしました。
終わってみれば、ナイスタイミング。暑さで火照ったからだを、ガンガンのエアコンで冷やしながら温泉へと向かいました。
時間はかかりましたが、なんとか日帰り登山が叶い、達成感でいっぱいでした\(^_^)/
yukorikaiさん おはようございます
一度だけ越後駒ヶ岳に登ったことがありますが、それは紅葉の時期
でした。日の出前に峠の駐車所に着くと、すでに満車…凄い人気で
驚きましたが、来ていた方の多くは滝雲目当てのカメラマンの方々
でした。その日は気象条件が良く、日の出の時間になると眼下には
綺麗な滝雲が見られました。もちろん紅葉も綺麗だったので、是非
次回は秋に行かれることをお勧めします。本当は、残雪期も良いと
いうことですが、自分のスキルでは…まだ行くことができません。
埼玉のchii
chiiさん、おはようございます\(^_^)/
コメントありがとうございます!
滝雲目当ての人、多いみたいですよね。
わたしはとにかく、山頂が遠くで必死でした(*_*)。
秋の紅葉も見てみたいですね♪そのときは、小倉山まででいいかな、と弱気なわたしです(^o^;)。。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する