槍ヶ岳(白出沢に迷い、穂高‐西穂諦め正解)

- GPS
- --:--
- 距離
- 29.8km
- 登り
- 2,320m
- 下り
- 2,314m
コースタイム
- 山行
- 11:43
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 13:47
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
車中泊で早めに就寝 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
AM2:00出発 長い右俣林道歩きからです。 白出沢から穂高を目指し歩きだしましたが、100m程登った処で登山道が大量の石で埋まっており登山道を見つけられません。 何度も上り下りを繰り返し、疲れました。道迷いを恐れ引き返し、槍を目指す事に‥‥ 白出沢から槍ヶ岳までは本格的な登山道となりますが、危険箇所は特に有りません。 槍平小屋〜千丈乗越までの樹林帯を抜けると森林限界となり飛騨乗越へ急登が始まります。 槍の穂先は登りよりも下りの鎖場には十分注意が必要です。 |
| 予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
今回、奥穂〜西穂の日帰りを予定していましたが、土石流で白出沢に辿り着けずに途中断念。(これ以上時間を浪費すると、ロープウエイの最終時間4:00に間に合わない。又、仮に先に進めても更なる崩落場所もあるとの情報が有ったので、奥穂のピストンも下りが懸念される。)
白出沢出合から槍ヶ岳を目指すことにした。(登山届は、奥穂〜西穂の日帰りで提出。地図も持ってない。)
暗闇の中、不安定な石の上を何度も上下した割には怪我をしなかった事は幸いしたが、体力は消耗したので槍までたどり着けるか少し不安の山行となった。
槍平小屋に6:48到着
ここから槍ヶ岳山荘までは3時間あれば着くだろうからと思い、テン場で尋ねてみると、5時間かかるとの事。電波が届かないので過去の記録が見られないが、自分の足を信じ、急がず歩き始める。
樹林帯は景色が見えず、時間が気になるので降りて来る人達に山荘からの経過時間を尋ねまくった。(結構参考になる。)
千丈沢乗越分岐付近からは高山植物の花が咲いて元気付けてくれます。
写真を撮りたいが先を急ぎたい。
カール内は日が差してきたので暑く苦しい。
道迷いですぐに引き返せば涼しい内に上がれたものを‥‥
でも、上がるに従い風が強くなる。
飛騨乗越周辺の強風はかなり体温を奪われる。
不思議なもので丁度良い暑さの所はあまりにも狭い範囲だった。
飛騨乗越の標識が見えた時、よくたどり着いたと思った。
山荘付近で出会った方に、今日のいきさつを話した。
穂高に雲が掛かっている事を考えると槍が正解か…
(奥穂に辿り着けたかどうかも分らない)
槍ヶ岳山頂からの展望は言うまでもない。
山荘付近は風が強いが、山頂はそよ風程度。
雲が少しあるので穂高、笠は見え隠れ
白馬から鹿島槍の北峰までは雲で見えず。
今日は人が少ない為か(3年前のお盆に登った時は、順番待ちで1時間掛かった)非常に開放感が有ります。
何と言っても山岳展望の最高級の槍ヶ岳。
360°の展望に加え、俯角60°の素晴らしさ‥‥・
降りる途中、少し気分が悪くなる。
疲れと時差による高山病か‥‥
山荘に戻り昼食を軽く取ったら余計悪化
降り始めると少しずつ回復
登りは撮れなかった分、お花畑で花を撮りながら降る。
チングルマは梅雨の間に終わってしまった様子で、上部に少し残っていたのみ。
やっと夏が始まったのに、花の種類を見ると秋の気配が‥‥
良く見かける花
シオガマ、タテヤマリンドウ、トリカブト、ハクサンフウロ、エゾシオガマ、クルマユリ、イワツメクサ
景色も花も綺麗でやはり夏山は最高です。
出だしで挫かれましたが、良い山行でした。









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