烏帽子岳ー野口五郎ー祖父岳ー双六岳ー笠ヶ岳


- GPS
- 78:54
- 距離
- 46.8km
- 登り
- 4,244m
- 下り
- 4,403m
コースタイム
- 山行
- 9:01
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 9:56
- 山行
- 10:19
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 10:41
- 山行
- 5:39
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 6:37
- 山行
- 9:02
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 9:27
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
帰り:新穂高 |
写真
感想
今年は山小屋の閉鎖、山道の通行止め、山小屋の人数制限による早めの予約をしたほうが良いこともあり連泊登山のコース選びには迷った。赤牛から入るか烏帽子から入るか悩んだが、縦走らしい裏銀座ルートを選択した。祖父岳を選んだのは昨年尾根ルートはすでに終わっていたからである。
初日、高瀬ダムからすぐにトンネルに入るのだが、かなり暗いのでヘッドライトを探すが、まさか昼間にいるとは思わず暗がりであたふたしてしまった。烏帽子小屋までの登りは三角点辺りまで、ひたすら急坂で、そこからはいくらか楽になる。烏帽子小屋で宿泊手続きを済ませて、ペットボトルだけを持ち、烏帽子岳を目指した。偽烏帽子を越えて降ってから烏帽子に登るが頂上付近は険しく、最後の登りは上がった先に足場がなく、岩に登るのは断念して足幅しか無い右端まで行った。そのまま烏帽子小屋に戻りゆっくりし昼食に結びを3つ食べた。夕飯の時、家では着火確認していたガスの着火がうまくいかずライターを借りてマジックスパと結びを食べる。次回からライター必携である。
二日目朝もライターを借りてマジックライスを食べた。山準備を整えて三ッ岳を目指した。三角点があったので通常ルートを外れて三角点を目指すもの見つからず、その付近で二羽の雷鳥に出会ったので納得して先に進むことにした。眺めは素晴らしかった。野口五郎岳は思ったより楽に山頂にたどり着けた。こちらも眺めは素晴らしかった。次の真砂岳は野口五郎の降る途中にあり山頂と気付かずスルーしてしまった。その後登り下りを繰り返し最後の坂にヘロヘロになりながら水晶小屋にたどり着いた。水晶岳は昨年登ったから良いと、リラックスモードになったので、昼飯にカレーを食べた。夕飯は時間もあったので試しにマジックライスを水で戻して食べたが、やはり暖かい方が美味しい。行動食セットを売っていたので買った。パン二個、チーズ、ミックスナッツ、パックジュースだった。消灯前にパンを一つ食べた。
三日目は暑いのは嫌だったので早めに四時に起き、昨日買ったパン、チーズ、ジュースを食し、4時半の暗い時間にスタートした。途中三羽の雷鳥らしい鳥に遭遇するが暗くて撮影出来ず。分岐から祖父岳に登る。ここも眺めはいうことがなかったが、あまりに良い景色が続くので少し食傷気味になる。雲の平手前を左に回り、黒部川源流を目指した。最初は二本の木道だが濡れていたので少し滑りそうと警戒しながら進んだ。最後の降りは思ったより長く、何とか川に降りて来た。川を渡るのは飛び石を使うのだがロープがあるので注意すれば大丈夫である。分岐に出たが源流標識がないので、源流は上流だろうと思い川を遡ってみたがあまりにないので、戻って三俣山荘方面に行くとすぐにあった。三俣山荘までは思ったより楽に登れた。このルートは山影ということもあり涼しかった。その後の三俣蓮華岳、双六岳の登りは疲れた足には応えた。眺めは良かったが暑いので、それどころでなかった。降って双六小屋に着いた。乾燥室が強力で、更衣室がその中にあったので着替えと全身の汗拭きとでかなり汗だくになった。昼飯にカレーを食べた。夕食は天ぷら等で美味しかった。明日の天気は微妙で晴れるかもしれないし、途中雨に合うかもしれないと言うことだった。無理は禁物と思い。笠ヶ岳はまた今度ということで、明日はまっすぐ降りることにした。
四日目は快晴だったのでやはり予定を変更して笠ヶ岳に登ることにした。こんなことなら朝飯を五時半では無く、4時半にすべきだったと悔やみつつ、山行を始めた。四日目にしては快調で足取りも軽かった。弓折岳、抜戸岳では三角点を探す余裕さえあった。しかしそこから笠ヶ岳は遠く、槍ヶ岳が見えなくなっていきテンションも下がり始めた。何とか笠ヶ岳の頂上に辿り着く頃には穂高も見えなくなって来て、ゴロゴロと雷も鳴り始めた。急いで降りなければと急ぐが歩が進まなかったが、幸いこちらには雨は来なかった。降りもひたすら長く、100m高度が下がる下がらないに一喜一憂しながら、降りなのでとりあえず足を前に進めれば良いと考えたが、中々高度が下がらなかった。その後何とかゴールできた。川沿いに出たところの水が冷たく美味しかったので、ついつい飲み過ぎてしまった。
今回も、何とか怪我もなく山行を終えることが出来たことに感謝である。訓練登山が不十分の割に無理をし過ぎてしまった。
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