ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2521850
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白山

灼熱急登の三方崩山

2020年08月22日(土) [日帰り]
 - 拍手
Jinbei その他1人
GPS
07:01
距離
9.4km
登り
1,315m
下り
1,298m

コースタイム

日帰り
山行
6:43
休憩
0:17
合計
7:00
距離 9.4km 登り 1,315m 下り 1,316m
5:00
243
登山口
9:03
9:20
160
12:00
登山口
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●三方崩山登山口駐車場
朝5時頃出発時には駐車車輌なし。戻ってきた時には1台の駐車車輌がありました。
国道156号から登山口駐車場まではすれ違い困難な場所が多く、道の凹凸も激しい為注意が必要。
コース状況/
危険箇所等
●登山ポスト:国道156号から登山口に向かって入りすぐ目の前に有
●トイレ:道の駅「飛騨白山」を利用させていただきました。

●登山口〜四等三角点
 樹林帯の中の急登が続きます(後半若干斜度が緩みます)。蒸し暑いですが、太陽が照り付けるような時には木陰となり多少は涼しいです。
●四等三角点〜稜線
 トラロープの張ってあるこの区間が登り・下りとも一番のしんどい箇所でしょう。
まっすぐ続く急登が、それを見るだけで疲れます。
●稜線〜山頂
 稜線に出ると視界が開け、お花も多くなってきます。途中ナイフリッジ的な箇所もありますが、その上を歩く訳ではないので、道は細いですが、注意して歩けば問題ないでしょう。
 山頂はそんなに広くはないですが休憩には適しています。西側の白山方面は眺望がありませんが、東側は開けていて北アルプス槍ヶ岳方面が見えます。

 全体を通して、登山道は良く整備され歩きやすくなっています。
その他周辺情報 ●下山後の温泉:道の駅「飛騨白山 - 大白川温泉しらみずの湯」
https://www.hidahakusan.jp/
店舗入り口にアルコール消毒液有

●下山後の甘味:道の駅 「桜の郷 荘川」
https://www.michieki.jp/eki/345/
国道156号沿いに登山口案内標識があります。
国道156号沿いに登山口案内標識があります。
入ってすぐ登山ポストがあります。
入ってすぐ登山ポストがあります。
記入用紙は在庫が切れていたようなので事前に自分で記入してご持参ください。
記入用紙は在庫が切れていたようなので事前に自分で記入してご持参ください。
明るくなってからのスタートです。稜線には低い雲があり、あまり天気はよくないです。
明るくなってからのスタートです。稜線には低い雲があり、あまり天気はよくないです。
登山口駐車場から目の前の階段で登山コースに入ります。気温は25℃。
登山口駐車場から目の前の階段で登山コースに入ります。気温は25℃。
頂上まで4.8km。コースタイムは4時間。距離の割にはCTが長く標高差と斜度の強さが想像できます。
頂上まで4.8km。コースタイムは4時間。距離の割にはCTが長く標高差と斜度の強さが想像できます。
登山コース入ってすぐにカウンターが設置されてました。
登山コース入ってすぐにカウンターが設置されてました。
まだ森の中は薄暗いです。
まだ森の中は薄暗いです。
フシグロセンノウ発見!お久しぶりです。
フシグロセンノウ発見!お久しぶりです。
フシグロセンノウが散見されます。
フシグロセンノウが散見されます。
森の中も明るくなってきました。
森の中も明るくなってきました。
倒木が何度かあります。
倒木が何度かあります。
ヤマアジサイ
モミジハグマ
ブナの木が多いです。どんぐりが多いことになり熊の大好物となります。
ブナの木が多いです。どんぐりが多いことになり熊の大好物となります。
緑が鮮やかになってきました。
緑が鮮やかになってきました。
毒々しいきのこ
ヤマアジサイが多いです。
ヤマアジサイが多いです。
オオカメノキの実
1
オオカメノキの実
大きな倒木(下もくぐれますが、迂回路があります)
大きな倒木(下もくぐれますが、迂回路があります)
これは蛾ですね。
これは蛾ですね。
頂上まで2.8km。斜度がとてもきついので時速1kmくらいで3時間でしょうか。
頂上まで2.8km。斜度がとてもきついので時速1kmくらいで3時間でしょうか。
朝日の木漏れ日
この鳥は?
稜線にでました!目の前に目標の三方崩山が見えます!ゴールが見える山って見えてからが長いのですよね・・・。気温は33℃。登山では危険な温度です。
1
稜線にでました!目の前に目標の三方崩山が見えます!ゴールが見える山って見えてからが長いのですよね・・・。気温は33℃。登山では危険な温度です。
崩れた崖の上を歩く登山道です。
1
崩れた崖の上を歩く登山道です。
ヤマボウシの実
ママコナ
ママコナがいっぱい
1
ママコナがいっぱい
これは何だろう?
これは何だろう?
オオカメノキの実
オオカメノキの実
標高があがるにつれて雲の上に出てきました。
1
標高があがるにつれて雲の上に出てきました。
オトギリソウ
ヤマハハコ
ミヤマホツツジ
ミヤマホツツジがいっぱい
ミヤマホツツジがいっぱい
アキノキリンソウ
アキノキリンソウ
カライトソウ
カライトソウがいっぱい
カライトソウがいっぱい
ハナニガナ
ツリガネニンジン
ツリガネニンジン
太陽と青空と雲海
1
太陽と青空と雲海
リンドウ
ヤマハハコ
リンドウ
アカモノの実
ナナカマドの紅葉
ナナカマドの紅葉
あと0.8km。まだ1時間くらいあるのですね。うぅ・・・。
あと0.8km。まだ1時間くらいあるのですね。うぅ・・・。
めざすは目の前、三方崩山!
めざすは目の前、三方崩山!
その前にこのピーク。栂海新道のようにすべてのピークを巻くことなくアップダウンで進むコースです。
その前にこのピーク。栂海新道のようにすべてのピークを巻くことなくアップダウンで進むコースです。
シラタマノキ
トリカブト
ツリガネニンジンと三方崩山
1
ツリガネニンジンと三方崩山
オミナエシ
三方崩山と同じくらいの標高まで上がってきました。
1
三方崩山と同じくらいの標高まで上がってきました。
ヤマハハコがいっぱい。
ヤマハハコがいっぱい。
細い尾根道が多いです。登山道の横が崖なことも多いので注意です。
細い尾根道が多いです。登山道の横が崖なことも多いので注意です。
ハナニガナ
白いツリガネニンジン
白いツリガネニンジン
白いツリガネニンジン
白いツリガネニンジン
アップダウンの激しい稜線を歩きます。
アップダウンの激しい稜線を歩きます。
三方崩山頂上に到着!気温は28℃。
2
三方崩山頂上に到着!気温は28℃。
頂上からの景色。
1
頂上からの景色。
北アルプスが正面に見えます!
1
北アルプスが正面に見えます!
赤とんぼ
バームクーヘンの先の槍ヶ岳
1
バームクーヘンの先の槍ヶ岳
凍らせて持ってきたゼリー。あまりの暑さに冷えたデザートは生き返ります!
凍らせて持ってきたゼリー。あまりの暑さに冷えたデザートは生き返ります!
ナナカマドの紅葉
ナナカマドの紅葉
この稜線を戻ります。
1
この稜線を戻ります。
天気予報は曇りのち雨でしたが、予想外の青空に!直射日光にかなり体力そぎ取られています。
天気予報は曇りのち雨でしたが、予想外の青空に!直射日光にかなり体力そぎ取られています。
カライトソウがいっぱい。
カライトソウがいっぱい。
マルバダケブキ
御母衣湖
オミナエシ
ツリガネニンジン
ツリガネニンジン
ツルリンドウ
キンミズヒキかな?
キンミズヒキかな?
クワガタ(雌)
登山口に戻ってきました!気温は31℃。
登山口に戻ってきました!気温は31℃。
登山口にゲンノショウコ咲いていました。
登山口にゲンノショウコ咲いていました。
登山口前の道の駅飛騨白山の温泉で汗を流します。
登山口前の道の駅飛騨白山の温泉で汗を流します。
渇ききった体に水分、塩分、リコピン、カリウム注入!ビタミンやミネラルを体が欲しています!
渇ききった体に水分、塩分、リコピン、カリウム注入!ビタミンやミネラルを体が欲しています!
朴葉味噌定食@道の駅飛騨白山大白川温泉しらみずの湯
1
朴葉味噌定食@道の駅飛騨白山大白川温泉しらみずの湯
積乱雲が育ってきました。このあと岐阜エリアを中心に大規模な雷雨となりました。
積乱雲が育ってきました。このあと岐阜エリアを中心に大規模な雷雨となりました。
荘川といえば桜!さくらミックスソフト@道の駅 桜の郷 荘川
1
荘川といえば桜!さくらミックスソフト@道の駅 桜の郷 荘川

感想

♪灼熱急登の三方崩山♪

  事前の天気予報では、今週末の天気は曇りから雨ベースであまりよくなさそうな為、いったんは今週末はお休みしようかと考えていたが、直前になって少なくとも土曜日の午前中は予報ほど天気が悪くないようだ。それではどこの山へ行く?となった時に、以前計画をしたことがある「三方崩山」に行ってみよう、ということになった。コースタイム的には7時間30分、丁度良い感じなのだが、地図を見ると途中のポイントが何もない。登山口⇒山頂⇒登山口、どんな山だろうか?

 薄明が始まった頃から登り始めようとしていたが、登山口付近が思いのほか暗いのと、最近クマが各地で出没していることを考え、日の出の時間に合わせて登山口を出発。
 いきなり急登が始まり(この急登は延々と続くことになるのだが・・・)、単調な樹林帯を汗だくになりながら黙々と登ると、ようやく稜線に出た。
 ここからは涼しくなるかと思いきや、は風が吹けば多少はという程度で、逆に太陽の照り付けがキツく猛烈に暑い。それでも、お花が増えはじめ、景色も見えるのでややテンションは上がるが、急登と暑さで非常に辛い。一時は、異常な暑さと下山の体力も考慮して途中撤退も考えたほどだ。

 それでも何とかがんばって山頂に到着。日差しを遮る木陰もない山頂はやはり暑かったが、少し長めの休憩を取り、行動食で元気を出して下山開始。

 下山も登って来た急登を下るのでつま先にくる。身体を斜面下にまっすぐ向けると辛いので、ほぼ横向きになりながら急斜面をやりすごし、駐車場に戻ってきた時には、もってきたペットボトル4本は全部空になっていた。案の定、若干の頭痛とノドの渇きがあり軽い熱中症の症状だ。

 すぐさま温泉でトマトジュースを飲んで、空いたお風呂でゆったりくつろいだら、幸いにもすぐに熱中症の症状はなくなり一安心。猛暑の中の急登が続く山は要注意!という教訓を改めて実感した山行となった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:529人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら