2013年登り始め 鍋割山(小丸尾根から下山)

- GPS
- 10:20
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,080m
- 下り
- 1,081m
コースタイム
| 天候 | 終日晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
日の当たる場所はぬかるみがひどいですが、おおむね、危険箇所はありません。 アイゼンを持参しましたが必要性は全くありませんでした。 大倉までだらだらと長い下山を強いられる大倉尾根を嫌い、 選んだ「小丸尾根/訓練所尾根」は看板以外(トレイルもはっきりしないほどの) 全く整備されていない尾根道でした。 遭難の危険も時に感じるほどの丹沢らしからぬ(?)ワイルダネスを堪能させて もらいました。 初心者・ソロ登山者にはお勧めできません。 冬は日が短いので特にヤバイです。 |
写真
感想
1月11日快晴。
天気予報が終日晴れの日を選び丹沢(鍋割山)へ2013年の登り始めです。
風もほとんどなく、清々しい山日和の中、鍋割山山頂を目指してのんびり
ハイキングに行ってきました。
農地と住宅地を抜けて、後沢乗越までは西山林道という舗装された林道が続きます。
沢の渡渉を何度かしているうちに高校時代の山岳部時代にここを訪れた記憶が蘇りました。
丸木橋をいくつか渡りつつ、山頂を目指します。
沢を越えるといよいよ本格的な登りが始まり、後沢乗越へ。
途中、急登と緩登を織り交ぜて、徐々に高度を稼いでいきます。
樹林帯の切れ目から冬ならではの雪をたくさんかぶった富士山を見ることが
できました、その間だけ、息も切れ切れの状態がちょっとだけ和らぎました。
ショートの休みを何度か織り交ぜて山頂に到着。
鍋割山荘では、念願の鍋焼きうどんを食べました。
下界でも鍋焼きうどんは\1000以上する事が多いのに、山でありながら、
ここでは@\1000で食べられるなんて。
運び上げる手間を考えると、、、、@\2000の価値はある。
(実際、@\2000だとかなり手が出なくなりますが、、、)
ここを訪れるほとんどの人がこのうどんを食べており、ハイシーズンだと
1時間待ちとも聞きました。
今の日は混んでいないので、5分ほどで出来上がりました!
ピーカンの空の下、アツアツ具だくさんで美味しい!
納得のうまさです!!
下山はだらだらと長い下りが続く大倉尾根を嫌い、小丸付近から伸びる
研修所尾根(小丸尾根)を下ることに、、、、これが後のトラブルの始まりとも
知らず。。。
塔ノ岳方面へ尾根道を歩く。
進行方向右側に踏み跡が明確な尾根道が始まっているはずと勝手に思い込み、
一度、小丸尾根を通り過ぎてしまい、気がつくと金冷シまで来てしまっていた。
同行者と相談し、小丸尾根へ戻ることに、、、この時点で往復で約1時間ロスしてしまう。。。
やはり小丸の分岐看板のところから急角度に下り始まっている尾根が小丸尾根でした。
どうりで気がつかなかった訳だ。
二俣まで降りれれば、そこからは舗装路なので、足・膝への負担は減らせるだろうと言う事で下山開始。
しかし、すぐに表丹沢に似つかわしくない未整備の尾根であることに気がつく。
急角度で崩落が激しく、土砂部分は掘れまくっているし、ほとんど歩く人がいないためトレイルが認識出来ないただの破線でしたね。
その時点でPM2時くらいだったので、日没に備えヘッデンと食料、水を確認の上、先へ進みました。
看板もほとんど無く(登りの人用の小丸まで、2000m、1500m、1000mの看板3枚だけ有)、トレイルも認識出来ない尾根道というか、破線というか、
(ただの崩落地&樹林帯だ!)山道は遭難の2文字を何度か認識させられました。
途中、木材の切り出しに使われていたであろうワイヤーの残骸、林業の衰退・放棄地であることを認識させられましたし、今回はなんとか日のあるうちに、舗装路(二俣)まで降りれたので事なきを得ましたが、詳細地図、コンパス必須です。
ほどなく日没を迎え、西山林道(二俣→大倉バス停までの90分)は樹林帯のため、月明かりもなく、真っ暗でヘッデンのライトだけが頼りでした。
心細さと足腰の負担を考えると素直に大倉(バカ)尾根を下った方がよかったかもしれません。
小丸尾根、、破線好き以外はお勧めしませんね。







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