蛭ヶ岳〜菰釣山〜山中湖へ


- GPS
- 27:13
- 距離
- 47.4km
- 登り
- 4,354m
- 下り
- 3,677m
コースタイム
- 山行
- 3:34
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 3:37
- 山行
- 11:07
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 12:12
- 山行
- 9:28
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 11:18
天候 | 29日 晴れ、30日晴れ、1日 午前霧後曇り、午後は晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
焼山手前で登山道崩壊のため通行止めとなってますので、通行はあくまで自己責任です。コース通りに進むと階段の先で崩壊。そこから樹林の中を登り、崩壊部上部でトラバースしました。上り慎重にのぼればなんとかなりましたが、下りはおすすめできません。 |
その他周辺情報 | 山中湖周辺のバスはコロナの影響でかなり間引き運転。 御殿場経由を諦め、河口湖経由で帰省。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
テントマット
シェラフ
ツェルト
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感想
9/29
平日の昼時のローカル線のバスなので乗客はほとんどいないと思っていたが、途中梶野のキャンプ場に行く大学生の団体と乗り合わせて座席はほぼ埋まっていた。そこで乗客を下ろすと、焼岳登山口までは一人となってしまった。神社にて安全祈願をして林道を進むとやがて登山口に。ヤマビルに注意の看板とともに、昨年の台風による土砂崩壊のため通行止めの看板が設置されている。
あるき出して早々にヤマビルの攻撃にあう。休憩した途端に体温に敏感に反応してヤマビルたちが私の靴に何匹も這い登りだし、あるものスパッツの縫い目、靴の縫い目から侵入を試みておりこちらも必死にそれらを取り除いたが、どうも侵入を許したようで左の足首がむず痒くなるが、ここで靴を脱ぐわけにもいかず多少の出血は諦めた。その後もしばらくは足底からひっきりなしに登ってくるが、高度をあげるにつれてその数も収まった。
平日でこのコースでは登山者に会わないと思ったが、崩壊箇所の手前で1名(この方は崩壊部を通過できずに、危険と思い引き返してきたようだ。)さらに崩壊部を通り過ぎ平丸分岐先で1名いずれも女性の単独行の下山者とすれ違う。
崩壊部はかなり危険な状態なので、あえて通行するならば上りにすべきで、下りは避けた方が方が無難だ。尾根沿いの踏み跡を辿るルートの記録がヤマレコで紹介されていたが、私はそのままコース通りに進み、階段の先で樹林帯に逃げ崩壊上部でトラバースして通過したが、いずれにしろ慎重を要する。初心者には無理ですし、あくまで自己責任で計画してください。この日は黍殻山避難小屋泊まりとなるので、手前の水場で明日の分も考えて2.5リットル満水にする。この小屋は数年前に建て替えをしており、水洗トイレ付きの大変綺麗な施設で、小屋の前面は草っ原が開ており、そこに鹿が餌をあさりにやってきていた。山にとっては害獣だが、こうやってみると可愛いものだ。
9/30
この日は蛭ヶ岳、檜洞丸、大室山と三つの峰を超え、各峰の間は神ノ川乗越、犬越路の鞍部まで降りるので、いずれも400m前後のアップダウンとなるので丹沢のルートとしては一番キツイ。記録をみると累積標高も上り2,200m、下リ2,000mあり、おまけに途中神ノ川乗越では翌日分の水補給をしたので、ザックがずしりと重くなりかなり堪えたが、この日は一日中天気が良く、富士山から南アルプス、八ヶ岳と見渡せ気分的にはだいぶ紛れた。
ただしうつ状態の影響か、途中犬越路の手前で急に睡魔に襲われ出し疲れを感じ犬越路避難小屋泊まりも考えたが、犬越路のベンチで30程休憩を入れて気持ちを入れ替え大室山への上りにかかる。ザックの重たさもゆっくりとコースタイム通りであればあまり負担とならず体力は持続する。予定より1時間程遅くなったが、なんとか日没前に加入道山避難小屋に到着。この日も避難小屋は1人だけの静かな夜となった。
10/1
加入道山避難小屋では携帯の電波が通じたため、ヤマテン、SWCで明日の天気を確認。いずれも、午前中は霧ないし小雨、午後からは雲がなくなり出し晴れ間が覗く予報となっており、明日の行動が思いやられる。明日のルートでは唯一菰釣山だけが展望が期待できるだけで、後は全て樹林帯、しかも100m未満のアップダウンが頻繁に続くので、雨模様では気が滅入ってしまうので、天気次第では西丹沢に下山も考えた。
朝起きると霧も薄く雨も降っていなかったが、夜露で下草が濡れている事を想定して、下だけ雨具そしてショートスパッツを装着する。途中もろくぼ沢の頭にて、ポツリと水滴を感じたので、上も雨具、ザックカバーを装着し展望の全くない甲相国境尾根を籠坂峠に向けて出発する。時間的にも体力的にもこの時点では篭坂峠まではなんとか行けると鷹を括っていたが、昨日と同様途中城ヶ尾山を過ぎる頃から睡魔に襲われ出し、スローダウン。途中何度も休憩を取り、漸く菰釣山避難小屋到着したが予定時間を2時間近くオーバー。この時点で篭坂峠は諦め、避難小屋でフリーズドライのスープを作り、30分程のランチタムをとる。
予報通り11:00位より、雲は切だし雲間に太陽が出てきて明るくなってきたものの、菰釣山から富士山が望めるほどには回復はしない。一度スローダウンするとなかなかそこから切り替えがきかず、テーブル・ベンチがある毎に休憩して、漸く切通し峠に到着する。
予定を大幅に短縮して、17:00前に山中湖湖畔平野に到着する。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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私には未踏の領域です。
参考にさせていただきます。
山梨の現場でヤマビルに悩まされた事を思い出しました。
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