蝶ヶ岳 雪景色の槍・穂高を望む


- GPS
- 07:48
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,551m
- 下り
- 1,542m
コースタイム
- 山行
- 6:13
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 7:49
5:31 三股駐車場到着 2℃
5:50 三股駐車場出発
6:01 三股登山口到着
6:03 三股登山口出発
6:27 ゴジラみたいな木到着
7:10 まめうち平到着
8:25 第二ベンチ到着
8:50 最終ベンチ到着
9:04 大滝山分岐到着
9:12 蝶ヶ岳テント場到着
9:15 蝶ヶ岳山頂到着
10:02 蝶ヶ岳山頂出発
10:40 蝶槍到着
11:22 蝶槍出発
11:53 蝶ヶ岳テント場到着
11:58 大滝山分岐到着
12:05 最終ベンチ到着
12:15 第二ベンチ到着
12:53 まめうち平到着
13:14 ゴジラみたいな木到着
13:29 三股登山口到着
13:39 三股駐車場到着 11℃
平面距離 13.9km
沿面距離 14.5km
記録時間 07:48:48
最低高度 1,274m
最高高度 2,680m
累計高度(+) 1,688m
累計高度(-) 1,699m
平均速度 1.9km/h
最高速度 11km/h
登り歩行時間
三股登山口〜蝶ヶ岳テント場:3時間9分 6:03〜9:12(3度の着替え、チェーンスパイク装着等で10分程の休憩含む)
下り歩行時間
蝶ヶ岳テント場〜三股登山口:1時間36分 11:53〜13:29(休憩なし)
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
まめうち平の先登りから積雪が見られ、木の階段や登山道にザラザラとした凍結あり チェーンスパイクを装着した |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
ゲイター
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
GPS
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
10月17日に積雪して各所で初冠雪が観測された。自身も18日に美ヶ原からビーナスラインを走って浅間山、八ヶ岳、南アルプス、北アルプスの初冠雪を見ることが出来た。特に八ヶ岳はかなり下まで冠雪し、真っ白に輝いていた。
SNSの情報では蝶ヶ岳で50cm以上の積雪があったとのこと。
19日に麓から見ると蝶ヶ岳は6月に見られる蝶の雪形が再び現れるのではと思えるほどに積雪面積が広い。しかし北に位置して冬の積雪の多い爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳にはほとんど積雪の様子が見られない。
当初まだ今年行けていない鹿島槍ヶ岳に行こうかと考えていたが、積雪した槍・穂高を見に行くことにした。
笠ヶ岳山行時のアキレス腱の靴擦れによる痛みも足を休ませていないためかまだ残っているので、鹿島槍ヶ岳のような長距離山行は控えておいた方が良いとも考えた。
安曇野は2日連続で霧に包まれている。堀金から国営アルプスあづみの公園に登る途中で霧が晴れた。明るければ雲海が見えていて好天が期待出来る。
どうしても平日山行では高を括って出発が遅くなってしまうが、日曜日に5時半の時点で満車だったという三股第一駐車場は3割程度の駐車率だった。初めてトイレより登山口側に車を駐車した。
車中で朝食をとり、ヘッドランプが必要ない程に明るくなってきたので出発することにする。
半袖Tシャツに長袖シャツさらにパーカーを着込んで来たが、車を出ると寒い。毛の手袋をした。帽子を今日は自宅に忘れてきてしまった。最近あまり忘れ物をしていなかったので気が緩んだのか、次回からはザックに入れてから出発することにしよう。
力水まで来てようやく暖かくなったのでパーカーを脱いだ。さらに進んで長袖シャツを脱いで半袖Tシャツになった。
まめうち平を過ぎて再び登りが始まる辺りで積雪が見られるようになった。まめうち平の平坦歩きで体が冷えてしまったので、薄手のウィンドブレーカーを上に着込んだ。
足下は木の階段、登山道ともに溶けた雪が凍ってザラザラしているので滑らない。
稜線まで登りはこのままで行けそうだったが、12本爪アイゼンをつけて下山して来る方とすれ違ったり、別の方からしばらく雪道が続いているという話を聞いたので途中でチェーンスパイクを装着した。
チェーンスパイクなら爪が短く積雪していない場所でも問題ないので、下山時にここより下にくだるまで装着していた。
積雪量は稜線に出るまでさほど増えることはなく、踏み固められた状態だった。この踏み固められた雪はとても歩きやすく快適だった。
木の階段は前回来た8月下旬の時よりも増えて、稜線に出る直前まで整備されていた。
山頂に到着すると途中でパスして行かれたトレランの方2名が居て、「お疲れ様」と迎えてくれた。同じ松本から来たそうな。
常念岳を周回するかと訪ねると、これで下山するとのこと。9時台に山頂にいて、こんなに好天だともったいないですねと話すと、逆に周回するかと問われたので年寄りは年に1度周回すれば十分だと答えた。
二人が下山するとしばらく山頂は無人となった。上にパーカーを着たが日差しが強く寒さを感じることはなかった。
蝶槍への稜線の積雪は残雪期と異なり、全体に稜線までの登山道よりも積雪量が多く、完全に消えている部分、少し残っている部分、圧雪となっている部分、未踏でほとんど溶けていない部分があった。
残雪期なら登山道にはたっぷりの積雪があって稜線にほぼ雪はない。
トレースはしっかりあるが、ハイマツの上を通っていて雪が締まっていない部分も複数あった。
ちょうど左右の足を並べた程の幅に圧雪された場所で、狭くていやだなと思っていたらバランスを少し崩して左足を圧雪部の左脇に置いてしまい、膝がすっぽり埋まる位に踏み抜いてしまった。
膝まで踏み抜いてしまうとそのままでは足が抜けず、座り込んでから足を抜き、ゲーターを着けていなかったので靴の中に雪が入り込んでしまった。
ここはまだ50cmの積雪が溶けずに残っていたようだ。
蝶ヶ岳山頂からウィンドブレーカーを着たまま来てしまったが、暑くて額から汗が流れ落ちてくる。蝶槍までさほど距離がなかったのでそのままで無人の蝶槍に到着した。
蝶槍から蝶ヶ岳に戻る際は日差しを真正面に受けるので日焼け止めをたっぷりと塗り直し、Tシャツになって出発。
蝶槍でパノラマ写真を撮り忘れたので少し下ってから撮影。稜線到着時よりも少し霞んで来たので、蝶ヶ岳ヒュッテを通過後そのまま下山を開始した。
下山中は自身の息が白く見える程の気温だったが、帽子をかぶっていない額からは汗が落ちるので終始肩ベルトに付けたタオルで汗をぬぐいながら小走りでくだった。
稜線までの登りコースタイムは8月の時よりも少し良くなっていた。下りは少し遅かったが、途中までチェーンスパイクを装着し氷の着いた階段や登山道歩きだったので、いつも通りの歩きが出来たと思う。
蝶槍までの稜線歩きは、歩きにくい部分もあってのんびりだったため、コースタイムの係数に影響しているようだ。
久しぶりにガスの無い晴天に恵まれてとても気持ちが良かった。ただし、笠ヶ岳山行以降気がゆるんでトレーニングをサボリ気味なので軽い筋肉痛になってしまった。
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