仁世宇からハッタオマナイ岳南東尾根


- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 815m
- 下り
- 828m
コースタイム
2/17:C1発(7:20)→ハッタオマナイ岳頂上(9:20-50)→C1戻り(10:20-35)→車戻り(12:10)
天候 | 2/16 冬型 ハレ時々曇り 2/17 冬型やや緩み ハレ時々曇り 朝-16℃ 頂上-8℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
昨年シュッタ山からの北望で、ハッタオマナイ岳からニセウ川へ落込む南東尾根に真っ白な大斜面が繋がっているのを確認した。道内の1000mそこらの山としては、珍しくスケールのある斜面だ。国道がこの山の北側をトンネルで貫き、そちら側からのアプローチが容易なようだが、いくら不便でも海側から遡っていくのが礼儀正しいアプローチのように思える。ちなみに「ハッタオマナイ」はアイヌ語で「淵にある川の奥山」の意味らしい。
いつものように沙流川流域から、その支流であるニセウ川を溯っていく。札幌は大雪の週末だが、こちらは気持ちよく晴れている。最奥人家を過ぎ、林道の除雪具合からシューター沢入口を越えたあたりがFF車の限界。その先、鹿撃ち重装備車の轍が延々と続き、その上にスキーを滑らせて進む。林道は標高280mまで鹿撃ちのトレースが入っていた。そこから先も伐採道跡をうまく繋いで目的の沢筋を溯る。歩き始めて2時間半、南東尾根末端に着いた。意外に早い。これなら日帰りも可能かもしれない。
沢横にイグルーを試みるが、積雪少なくかつグラニュー糖のような雪質で上手くいかない。ツエルト泊となったが、一晩中、沢音が心地よく響き、むしろ熟睡できた。 久々の焚き火も楽しめた。
朝は−16℃。くるぶし以下のラッセルで尾根に取り付く。尾根の下部は疎林、中間部の標高600mを越えたあたりから白い斜面となる。西日高の山々をバックにサンピラーが出現。大斜面を登りつめ、穏やかな冬の日差しを浴びながら頂上。ニセウ川最上流にある無名の双耳峰が目を引いた。
下りは早い時間なので雪質も良かった。1000mそこらの山でこのようなロング滑降はなかなかお目にかかれない。日勝峠熊見山の東斜面くらいか。まさに掘り出し物の尾根だったね、と話しながら帰りの林道にスキーを滑らせる。下山後、小松の追悼でオロフレへ。
コメント
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ミョウチクリンな山行ばっかぢゃあないですか、全く。
ノルマルな刺激じゃあ、、、ね。すんません。
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