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Yamareco

記録ID: 281536
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

西岳-編笠山( 腐れ雪に難儀 )

2013年03月30日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
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fermin その他1人
GPS
--:--
距離
10.6km
登り
1,210m
下り
1,207m

コースタイム

富士見高原-西岳-青年小屋-編笠山-富士見高原
天候 早朝ガス後晴れ後ラスト曇り
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
富士高原-西岳・編笠山はガチガチの凍結路。
アイゼンがないと何も出来ません。
西岳-青年小屋-編笠山は踏み抜き酷い。
全体的に印はしっかりしているが、西岳-青年小屋は若干少なめ。
2013年03月30日 06:42撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
3/30 6:42
2013年03月30日 07:22撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2013年03月30日 07:29撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2013年03月30日 07:42撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2013年03月30日 09:10撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2013年03月30日 09:22撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2013年03月30日 10:04撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2013年03月30日 10:24撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2013年03月30日 10:28撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2013年03月30日 10:30撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2013年03月30日 10:31撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2013年03月30日 11:13撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
3/30 11:13
2013年03月30日 11:58撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2013年03月30日 12:23撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2013年03月30日 12:59撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2013年03月30日 12:59撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2013年03月30日 13:27撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2013年03月30日 14:21撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
3/30 14:21
2013年03月30日 14:38撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
3/30 14:38
撮影機器:

感想

雪景色より花が見たいねぇ。
と連れと話をしていたが、土曜日は東京近辺天気悪かった。
というわけで、今回も雪山へ。
天気の良さそう、かつこの時期に行ったことがない編笠山、そもそも行ったことがない西岳に行ってきました。
春眠暁を覚えずと昔の偉い人は言った(書いた?)
その通り、この時期は理由なく眠い。
というわけで、運転中も眠くなるわけです。
途中途中で仮眠を取りながら進み、何とか6時過ぎに現地到着。
天気予報に反して、天気微妙。
というよりも滅茶苦茶ガスってる。
しかし、天気予報では良くなるはず!!
というわけで気にしない。

しかし、眠い。
というわけで、そこでも軽く数分仮眠を取った後、出発準備を整え、出発。
初っ端標識と伐採の印に惑わされ、一寸迷う。
しかし、何とか登山口のゲートに到着。
ここから少し進むと登山道。
緩やかに登っていくと、再び整備されて道に出る。
ここも通過し、更に進むと再び整備されて道に出る。
ここで西岳、編笠山との分岐。
今回は西岳経由の予定であるため、ここは無視し整備された道を進む。

少し進むと再び編笠山と西岳の分岐。
ここも当然西岳へ。
ここから再び登山道へ。
少し進むと不動清水。
特に喉が渇いているわけでもないので、手洗いだけして先を進む。
ここからが長かった。
とにかく樹林帯を真っ直ぐ進む。
息が切れるような急坂ではないが、緩やかな坂がひたすらなが〜く続く。
展望もないので、飽きが発生し、精神的にキツイ。
幸いなことは、予報どおり晴れてきて、頭上には晴れ間が広がっている。
晴れた晴れたと喜ばしいことだが、前方は変わらず坂が永遠と続いている。
流石にきつくなってきた。
というわけで途中のオフロードの林道?っぽいところで休憩。
今回の食事兼行動食はおにぎり2つにバナナ、デコポン。
初っ端の休憩でデコポンでクエン酸補給。
5分ほど休憩した後、出発。

再び緩やかな坂がず〜っとつづく。
しかし、進んでいくと景色が若干変化。
展望も場所によっては少し空けてきた。
そして、それ以上に凍結が増えてきた。
最初は回避しながら進んでいたが、段々回避が難しくなり、最終的には全面凍結。
仕方がないので、12本アイゼン装着。
装着もなれたもので、5分も掛からず装着完了。
特に休憩もせず、そのまま進む。
それまで慎重に回避しながら進んでた道も気にせず、アイゼンを突き刺しながら進んでいく。
こういう風に書くと最初からアイゼンを履けば楽では?と思われるかもしれないが、極力アイゼン装着は遅らせたい。
なぜなら、当然のことかもしれないがアイゼンは重い。
装着から1,2時間程度は重さもあまり感じず、全く問題ないが、実際は足筋をかなり消費するため、後半が辛くなる。
とはいえ、装着しなければ進むことも間々ならないため、選択肢はないのだが・・・
だが、装着したことにより、歩行のリズムも変わり、飽きがなくなったのは幸い。気持ちよく進めました。( この時点では・・・ )

このまま暫く進むと、山頂まで30分の標識。
もっと時間が掛かっていると思っていたが、意外に標準?
後ちょいだ〜とやる気を出し、進んでいく。
少し進むと展望が空けた箇所に出る。
編笠山が良く見える。
本当に笠のように緩やかな三角錐。
そして、後方にはアルプスの山々。
下界は曇っているらしい。
雲海の上に雪の峰が出ています。
綺麗です。
しかし、一寸霞が掛かり、シャープがイマイチ。
やはりこの時期は遠方の展望は・・・

空けた箇所は雪の融雪が進んでおり、雪がない、もしくはぐちゃぐちゃな箇所。
それを登ると再び樹林帯。
しかし、山頂は近そう。
再び、展望が空けると山頂到着。

編笠山、南アルプスの展望が良い。
記念撮影をした後、周りの撮影をしていると、連れが遅れて到着。
撮影を一通り済ました後、バナナを食す。
一寸細い。
その後、再び記念撮影。
そして、出発。

ここから先は地図を見ると等高線もあまりないため、アップダウンは殆どないはず。
時間も青年小屋まで1時間掛からないはずであるため、楽勝と思っていた。
しかし、大変だった・・・
最初、西岳から下りは若干急であったが、距離も短く、直ぐに平坦な道のり。
後は楽勝!と思っていたが、融雪が進んでおり、踏み抜きが酷い。
樹林帯内は未だマシだが、日向に出ると酷すぎる。
トレースを辿ってもずぼっと腿付近まで潜る事もざら。
また、腐れ雪のため、アイゼンに付着し、足が重い事。
気温上昇、踏み抜き、足の重量増加、そして、今まで歩いたことがないため、青年小屋までの距離感がつかめない不安。
様々な要因が積み重なり、疲労が一気に襲い掛かる。
途中、引き返そうかとも思ったが、時間的にも余裕があるし、再び踏み抜き地獄に戻ることを考えると億劫だった。
しかし、これ以上疲労をためると後々厄介。
そこで、アイゼンを外すことにした。
トレースを見るとアイゼンを履いてない人も多そうであったし、道自体も不要な感じであった。
これにより足の重量が減り、かなり楽になった。
その代わり、雪による滑りが発生したが、足が軽いほうが良い。
そんな感じで進んでいくと、いつの間にか水場(水ないけど・・・)に到着。
そこから少し進むと青年小屋に到着。

ここで休憩。
後は編笠山に登れば下りのみ。
少し気が楽に。
おにぎりの一つを食す。
遠方を見ると西岳が思ったより遠い。
あそこから歩いてきたのか・・・
風も吹いているため、寒くなってきた。
そろそろ出発。
ここから山頂まではそれ程距離はないはず。
アイゼンを履かずに出発。
岩場は雪にほぼ埋もれていたが、踏み抜きは相変わらず。
結局岩の上を歩くのが、一番楽。
靴の裏の雪により滑るのはご愛嬌。
岩場を過ぎると後は急坂を登るだけ。
しかし、融雪による踏み抜きと融雪を生み出している暑い気温で体力削られる。
そんなときは後ろを振り向き、権現岳やその周りの景色を眺め、心身を休ませる。
積雪期の権現岳も楽しそうだが、日帰りでは難しそう。
また何時か・・・
そんなこと考えながら進んでいくと、山頂に何とか到着。

山頂は360度の展望。
既に雲が上がってきており、時折展望を隠すこともあったが、少し待つと再び空ける。
ここでも休憩。
記念撮影をした後、周りの景色撮影。
その後、最後のおにぎりを食す。
そこに居た人の情報で下は凍結でガチガチとの事。
そこで、この場でアイゼンを装着。
そして、出発。

しかし、直ぐに外す羽目に・・・
直下は岩場でした。
流石にここをアイゼン装着した状態での下りは困難。
外した後、ゆっくり安全に下っていく。
岩場を通過し、樹林帯に入った後、アイゼン再装着。
ここから先はアイゼンがないと確かに無理。
最初の方はなくてもいけるかな?と思っていたが、先に進むと綺麗に全面凍結。
凍結具合は西岳よりも酷い。
アイゼンを利かせながら下っていく。
そして、凍結がなくなった辺りでアイゼンを外し、後は駐車場まで一気に・・・
と、行きたかったが、長い下りで足の親指の横が当たっていたようで、痛みが酷い。
途中、ストップし、おっかなびっくり両足の靴下を脱いで見ると、
・・・幸い流血しているわけでもなく、特に問題なさそう。
処置を施した後、靴を装着し、駐車場まで一気に下る。

そして、帰路に着いた。

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