和佐又-大普賢岳-行者還岳-無双洞


- GPS
- 08:48
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,621m
- 下り
- 1,613m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
無双洞〜和佐又は落石注意 登山ポストは和佐又登山口および和佐又山ヒュッテ内にあります 温泉(日帰り入浴は早い時間に終了する所が多いので注意) 入之波温泉元湯山鳩湯:川上村(日帰り入浴は10時〜16時受付) 湯盛温泉 ホテル杉の湯:川上村(日帰り入浴は11時〜14時受付) 中荘温泉:吉野町(日帰り入浴は正午〜18時) |
写真
感想
久しぶりにふーさんを誘っての山行となりました。
和佐又から大普賢岳-七曜岳-無双洞を周回するルートを歩くつもりでしたが、歩き倒し専門のふーさんにはちょっとモノ足らないかな?と行者還岳まで足を伸ばすことにしました。
和佐又山ヒュッテには6時半過ぎに到着。テント泊の人たちが次々と出発していくところでした。ヒュッテに入って駐車場代を支払い、登山届を提出しました。
7時前に和佐又登山口を出発。週末は寒かったのでそれなりに寒さ対策をしていたのですが今日は暖かく、結果裏目に出ることになりました。先頭を歩くふーさんのペースは相変わらず速く、暑くて早々にシャツ1枚になりました。
今日は展望が良く石ノ鼻からは大台ケ原(東)、釈迦ヶ岳,仏生ヶ岳〜八経ヶ岳,弥山(南西)が良く見えました。
石ノ鼻から小普賢岳に向かう途中にあるトラバースの残雪はわずかでした。今年は早く溶けてしまったようです。
小普賢岳は登ってもつまらないのは分かっていましたが取り敢えず立ち寄りました。私にとってはガスの中初めて登った時に大普賢岳と勘違いしてそのまま引き返してしまった思い出の場所。
大普賢岳には予定の2時間を切るタイムで到着。兎に角喉が渇いたので水分補給をし、ランチパンク(ピーナッツ)でカロリー補給。大普賢岳は360度の展望。山上ヶ岳、稲村ヶ岳〜大日山がくっきりと見えました。15分の休憩で再スタート。先はまだまだ長いです。
七曜岳は展望は良いけれど山頂は狭いので水分補給だけですぐに出発。本日最後のピーク、行者還岳を目指して奥駈道を歩きます。行者還岳には初めて登ります。
途中すれ違った人は我々と同じようなルートを設定していたようですが「面倒くさくなって途中で引き返した」と言っていました。そんなに「面倒くさい」コースなのか?
行者還岳に向かう奥駈道は高低差150メートルの馬の背になっており確かに面倒くさいコースでした。
歩行開始から4時間20分、予定より15分早く行者還岳に到着しました。ここまでの歩行距離は8km程度ですが疲労感はその2倍歩いたくらいありました。やはり大峰のルートはきついです。
それでもこの山域は猛者だらけ。20kgを超えるザックを背負っている人がゴロゴロ歩いています。「那智の滝まで行く」というトレラン走者にも出会いました。行者還岳山頂で昼食を取っている時に上がってきた小学生くらいの男の子はお父さんと大川口から登ってきたと言っていました。
40分休憩して元来た道を引き返します。しっかり食べたのでパワーは回復しましたが、今日は暑いので水が不足してきました。さっき食べた塩ラーメンが辛くてすぐに喉が乾きそう。何とか無双洞まで保たせねば。
七曜岳の手前の分岐を東に入り無双洞まではひたすら下り。途中で90度左に折れる箇所が有りました。真正面に看板があったので気がつきましたが、これを見落としていたらちょっと大変でした。
無双洞の上部はザレており、石を落とさないよう慎重に歩きました。今日はここまであまり花を見なかったのですが、沢に下りるといくつか花が咲いていました。
無双洞に到着。既に飲料水はなくなっていたので沢の水をガブガブ補給。無双洞は和佐又山ヒュッテよりも200mも低いのでこれから先はずっと登り。底無井戸からの激登りに備えしっかりと水分補給をしました。
鎖場付近まではふーさんと声をかけながら歩いていましたが、その先のトラバースはほぼ無言。疲労がピークに達してきました。それまで何ともなかった腰もちょっと痛い。それでも何とか和佐又のコルまで戻ってきました。元気が残っていれば帰りは和佐又山を越えて下りるつもりでしたが迷わずそのまま下山しました。
下山は15時半過ぎ。日帰り温泉に寄って帰ろうと和佐又林道を車で下りている時に土手に生えているミヤマキケマンを多量に採取しているおっちゃんを発見。でも食用じゃなかったよなー?
川上村の温泉は日帰り入浴の終了時間が早いので吉野の中荘温泉に行きました。
帰り際、ふーさんが「今度はもうちょっと楽な山行しましょう」ってあはは、やっぱりきつかったんやなー。そうですね、いつもいつも「歩き倒す」のはやめましょう。
コメント
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PaPa さん、今晩は。 mesner です。
GPSはちゃんとはたらいてますか?
行者還岳まで往復とは元気ですね。
私も数年前和佐又の小屋に泊まって同じルートを歩いた事があります。懐かしいですね。
8時間ルートと言ってました。朝は7時前に出て、3時前に帰って来た様に思います。勿論七曜岳の先で左折しました。とても立派な道標ができてますね。
無双洞の水量が少ないですね。私の時はあの口一杯から水が吹き出ていました。凄い迫力でした。だから滝ももっと豪快だったと思います。兎に角いいコースですね。
小屋の食事が鹿の肉ばっかりだったのには閉口しました。
おはようございます。
おかげさまでGPSは問題なく作動しております。
和佐又からの周回ルート(8時間ルート)は5年前にも歩いたことがあるのですが今回、無双洞にて以前と何かが違うと感じながらもそれが何なのかわかりませんでした。
水量だったのですね。ありがとうございました。
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