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記録ID: 296992
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無雪期ピークハント/縦走
石鎚山

四国遠征 アケボノツツジの赤石山系縦走と廃墟遺産別子銅山周回ルート

2013年05月11日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:14
距離
19.2km
登り
1,616m
下り
1,607m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

5:38日浦登山口−6:35筏津登山口−6:53瀬場登山道と合流−7:25赤石小屋分岐−8:35二回目の渡渉−9:31縦走路合流−9:53赤石越−10:05東赤石山三角点(1706.0m)昼食10:45発−11:10八巻山−12:05石室越−12:41物注頭−13:21西赤石山−14:28銅山越−15:35日浦登山口
天候 くもり時々小雨 風はない
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大永山トンネルから日浦登山口に23:30着 車中泊
翌日は筏津登山口まで歩く 帰路は15:40に出発して松山道、徳島道を通りかずら橋を経て奥祖谷へ
コース状況/
危険箇所等
筏津登山口に登山ポスト 日浦登山口、ダイアモンド水にトイレあり。
日浦登山口から東赤石山を経て物住頭の手前までは岩ゴロ又は岩場の道で歩きにくい。ルートははっきりしているが、八巻山の先で道が判らなくなって赤石小屋の赤い屋根を目指して岩場とブッシュを下るハメになった。
西半分は歩き易い道。アケボノツツジは東赤石山から銅山越まで多く見頃。
銅山越の手前に日本で一番南に自生しているツガザクラが咲いていた。
銅山越えからの下りは別子銅山の遺跡を巡るルート。石畳の歩き易い道。遺跡が多く退屈せずに下山できた。
朝の日浦登山口駐車場 ここは10台しか停めれません。帰りも5台だけでした。
2013年05月11日 05:38撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 5:38
朝の日浦登山口駐車場 ここは10台しか停めれません。帰りも5台だけでした。
別子ダム 石積みの年季の入った立派なダムです。
2013年05月11日 05:43撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 5:43
別子ダム 石積みの年季の入った立派なダムです。
筏津へ歩く途中の南光院 門のフジがきれい
2013年05月11日 06:10撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 6:10
筏津へ歩く途中の南光院 門のフジがきれい
筏津の鉱山跡
2013年05月12日 18:20撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/12 18:20
筏津の鉱山跡
別子銅山で最後まで採掘していた筏津坑 昭和42年に閉鎖されまた
2013年05月11日 06:30撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 6:30
別子銅山で最後まで採掘していた筏津坑 昭和42年に閉鎖されまた
筏津登山口 標高660m
2013年05月11日 06:35撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 6:35
筏津登山口 標高660m
八間滝
2013年05月12日 18:20撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/12 18:20
八間滝
橋を渡ったところで東赤石山と赤石山荘への分岐あり。コースタイムが山頂への方が短いので右に進む。正解だったのかどうかは不明
2013年05月11日 07:23撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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5/11 7:23
橋を渡ったところで東赤石山と赤石山荘への分岐あり。コースタイムが山頂への方が短いので右に進む。正解だったのかどうかは不明
二回めの渡渉地点 ここから岩ゴロの道になり歩きにくい
2013年05月11日 08:26撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 8:26
二回めの渡渉地点 ここから岩ゴロの道になり歩きにくい
東赤石山山頂 1706.6m
2013年05月11日 10:02撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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5/11 10:02
東赤石山山頂 1706.6m
東に50mほど離れた三角点
2013年05月11日 10:05撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 10:05
東に50mほど離れた三角点
平家平方面 
2013年05月11日 10:45撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 10:45
平家平方面 
八巻山の岩稜を越えて縦走する予定  でした。
2013年05月11日 10:57撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 10:57
八巻山の岩稜を越えて縦走する予定  でした。
八巻山山頂の祠
2013年05月11日 11:10撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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5/11 11:10
八巻山山頂の祠
東赤石山を振り返る
2013年05月11日 11:11撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 11:11
東赤石山を振り返る
赤石山荘の赤い屋根が見える
2013年05月11日 11:13撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 11:13
赤石山荘の赤い屋根が見える
こんなところを下りてきました。ここらあたりで道が判らなくなり赤い屋根を目指して下に下りる。
2013年05月11日 11:21撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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5/11 11:21
こんなところを下りてきました。ここらあたりで道が判らなくなり赤い屋根を目指して下に下りる。
右のピークが八巻山。真ん中のピークを過ぎて下に下りました。左のピークは登れませんでした。
2013年05月11日 12:00撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 12:00
右のピークが八巻山。真ん中のピークを過ぎて下に下りました。左のピークは登れませんでした。
石室越の道標 稜線の縦走路は悪路だそうです。そのとうりだと思う。
2013年05月11日 12:05撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 12:05
石室越の道標 稜線の縦走路は悪路だそうです。そのとうりだと思う。
山腹のアケボノツツジ
2013年05月11日 12:16撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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5/11 12:16
山腹のアケボノツツジ
前赤石山の巻道 中央の岸壁に水平に通路があります。
2013年05月11日 12:16撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 12:16
前赤石山の巻道 中央の岸壁に水平に通路があります。
黄色いスミレ
2013年05月11日 12:24撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 12:24
黄色いスミレ
石にピンクのテープが巻いてあるのがコースの目印です。
2013年05月11日 12:26撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 12:26
石にピンクのテープが巻いてあるのがコースの目印です。
アケボノツツジ
2013年05月11日 12:28撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 12:28
アケボノツツジ
やっと普通の道になる。
2013年05月11日 12:31撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 12:31
やっと普通の道になる。
物住頭 赤石山系の山頂看板は銅製でした。
2013年05月11日 12:41撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 12:41
物住頭 赤石山系の山頂看板は銅製でした。
前赤石山と山腹の巻道 20名くらいのツアーパーティーが歩いてます。あの道は苦労すると思う。
2013年05月11日 12:48撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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5/11 12:48
前赤石山と山腹の巻道 20名くらいのツアーパーティーが歩いてます。あの道は苦労すると思う。
アケボノツツジ 実際はもっと濃いピンクだったと思う
2013年05月11日 12:55撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 12:55
アケボノツツジ 実際はもっと濃いピンクだったと思う
西赤石山 普通の山頂です。楽勝の道が続いている。
2013年05月11日 12:57撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 12:57
西赤石山 普通の山頂です。楽勝の道が続いている。
西赤石山山頂 1625.7m 賑わってます。
2013年05月11日 13:21撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 13:21
西赤石山山頂 1625.7m 賑わってます。
笹ヶ峰とちち山が見えました。
2013年05月11日 13:22撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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5/11 13:22
笹ヶ峰とちち山が見えました。
斜面のアケボノツツジ
2013年05月11日 13:26撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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5/11 13:26
斜面のアケボノツツジ
アケボノツツジのつぼみ もっと真っ赤だった印象でしたが
2013年05月11日 13:28撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 13:28
アケボノツツジのつぼみ もっと真っ赤だった印象でしたが
いちばん綺麗だったアケボノツツジ
2013年05月11日 13:30撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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5/11 13:30
いちばん綺麗だったアケボノツツジ
さくらも咲いています
2013年05月11日 13:40撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 13:40
さくらも咲いています
西赤石山の下りはアケボノツツジが多い
2013年05月11日 13:57撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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5/11 13:57
西赤石山の下りはアケボノツツジが多い
アケボノツツジ アップで
2013年05月11日 14:09撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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5/11 14:09
アケボノツツジ アップで
東山付近のツガザクラ 特殊な気候や土壌やらの関係で日本最南端の貴重なツガザクラだそうです。丁度咲いています。
2013年05月11日 14:20撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 14:20
東山付近のツガザクラ 特殊な気候や土壌やらの関係で日本最南端の貴重なツガザクラだそうです。丁度咲いています。
銅山越え 左が日浦登山口 右は東平を経て新居浜へ
2013年05月11日 14:28撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 14:28
銅山越え 左が日浦登山口 右は東平を経て新居浜へ
銅山越えの峠の茶屋のような跡でしょうか
2013年05月11日 14:28撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 14:28
銅山越えの峠の茶屋のような跡でしょうか
2013年05月11日 14:29撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 14:29
石畳の道を下山する
2013年05月11日 14:35撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 14:35
石畳の道を下山する
別子銅山の原点 歓喜間歩 
2013年05月11日 14:38撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 14:38
別子銅山の原点 歓喜間歩 
もちろん閉鎖されてます。
2013年05月11日 14:38撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 14:38
もちろん閉鎖されてます。
隣の歓東間歩
2013年05月11日 14:39撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 14:39
隣の歓東間歩
坑道の通気口です
2013年05月11日 14:44撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 14:44
坑道の通気口です
銅を製錬して残った酸化鉄らしい
2013年05月11日 15:00撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 15:00
銅を製錬して残った酸化鉄らしい
下山途中 小足谷川の滝
2013年05月12日 18:21撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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5/12 18:21
下山途中 小足谷川の滝
ダイヤモンド水 水量豊富 とてもおいしい水です 
2013年05月11日 15:04撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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5/11 15:04
ダイヤモンド水 水量豊富 とてもおいしい水です 
道の山側は石垣が続く
2013年05月11日 15:10撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 15:10
道の山側は石垣が続く
対岸は住友病院跡 橋があったらしい
2013年05月11日 15:11撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 15:11
対岸は住友病院跡 橋があったらしい
別角度から アーチ型の橋の基礎が残ってます
2013年05月11日 15:11撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 15:11
別角度から アーチ型の橋の基礎が残ってます
劇場跡
2013年05月11日 15:16撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 15:16
劇場跡
劇場跡への階段
2013年05月11日 15:17撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 15:17
劇場跡への階段
学校と測候所跡
2013年05月11日 15:18撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 15:18
学校と測候所跡
接待所跡
2013年05月11日 15:23撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 15:23
接待所跡
住居と醸造所跡
2013年05月11日 15:25撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
5/11 15:25
住居と醸造所跡
撮影機器:

感想

この春2回目の四国遠征。土曜日の天気予報は良くなかったが有名な赤石山系のアケボノツツジは見頃のようなので出発。雨でも花は大丈夫。
ナビ通り三島川之江ICから銅山川沿いで行く予定だったが途中のトンネルが工事中で1時間のうち10分しか通れない状況。運悪く次の開通まで40分とのことなので新居浜まわりで大永山トンネル経由に変更。四国らしくない立派な道で結果的に正解だった。

赤石山系を東から西に縦走したかったので筏津から登ることにした。日浦に停めて筏津までの車道を下ってから登山開始の予定、
日浦登山口の駐車場は別子銅山への入り口にもなっている。センサーで照明の点くきれいな水洗トイレあり。車中泊したのは1台だけ。

夜中は結構降っていたが、朝には止んでおり、行動中は幸い雨もほとんど降らなかった。(山頂部で少し小雨あり)

筏津からの登山道は標高差も1,000m以上あり結構ハードだった。橋をすぎての稲妻坂と最後の岩ゴロの登りが堪えた。ほぼコースタイムどおりで山頂到着。風も無かったので三角点でお湯を沸かしてカップラーメンとコーヒーで昼食。

西赤石山に向かって出発し八巻山までは順調だったが、その先の岩場で道が判らなくなり前に進めなくなって岩場のカモシカ状態になってしまう。下に赤石小屋の赤い屋根が見えて人が下りて行った跡もあるのでなんとか、岩場・ガレ場・ブッシュを下りて巻道の縦走路に合流できた。

石室越での道標には悪路と書いてあった。初めてで一人で歩くのは無理だったみたい。その先の絶壁の巻道も怖く見える道。歩いてみると危険は無かったが普通はクサリが設置してあるレベルの怖さ。岩が濡れているので気持ち悪かった。

物住頭からは普通の登山道に変わる。登山道や斜面のアケボノツツジも多くなる。雨も止んで笹ヶ峰ぐらいまでの展望はあり。西赤石山からは登山者多い。

濃いピンクのアケボノツツジは綺麗だった。斜面にまとまって咲いているところが遠目にも目立つ。つぼみは真っ赤。

別子銅山の遺構が多く残っていた。明治時代が最盛期だったようで、町があったのが廃墟になってた。大変な苦労をして銅を掘って製錬しており犠牲者や自然破壊も多かったと思うが、地下資源に恵まれていない日本で外国に頼らずに明治期の産業の発展を支えていたようだ。今の日本でも地下資源は無理でも食料ぐらいはなんとかならないものかと思う。

天気はいまいちだったが、アケボノツツジの赤石山を堪能きた。奥祖谷に移動して明日は矢筈山に登る予定。






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無雪期ピークハント/縦走 四国 [日帰り]
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技術レベル
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体力レベル
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無雪期ピークハント/縦走 四国 [日帰り]
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利用交通機関: 車・バイク
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